【ワールドトリガー】辻新之助はクールだけどかわいい？女性が苦手な理由とは？

『ワールドトリガー』に登場する辻新之助とはどのような人物なのでしょうか。ここでは、辻新之助の基本的なプロフィールを見ていきましょう。

辻新之助は、8月16日生まれの高校2年生です。B級1位である二宮隊のアタッカーで、A級隊員に引けを取らない援護能力を持っています。黒髪にアシンメトリーの前髪がトレードマークの、クール系イケメンです。好きなものは恐竜、シュークリーム、バターどら焼きで、女の子が極端に苦手という性格も相まって、最近ではかわいいキャラが定着しつつあります。

『ワールドトリガー』とは葦原大介（あしはらだいすけ）氏による『ジャンプSQ.』で連載中のSFバトル漫画です。1体1で闘うバトル漫画とは異なり、複数人で協力して闘うチームバトルが特徴的です。知力を使った心理戦や、弱い隊員でも自分の強みを生かしてチームの勝ちに貢献するところが作品の見どころとなっています。

人口28万人の三門市（みかどし）は、ある日異世界からの近界民（ネイバー）の攻撃を受けてしまいます。ゲートと呼ばれる異世界の門が開き、そこから怪獣のような兵器が次々とやってきたのです。地球の武器がきかない彼らに絶望する中、界境防衛組織（ボーダー）と名乗る組織が現れ近界民を撃退します。それから4年半が経過しても、近界民は度々出現していました。そんな中三門市に住む中学生である三雲修(みくもおさむ)は、転校してきた空閑遊真(くがゆうま)が近界民であることを知り、物語が大きく動き出していきます。

『ワールドトリガー』の辻新之助は、スーツが似合うクールな見た目とは対称的にかわいい魅力がたくさんあります。ここでは、彼のクールだけどかわいい魅力に迫ります。

辻新之助は、戦闘中も含め基本的にクールな性格をしています。突然話しかけられると「え？」と聞き返すことが多いため、どちらかと言うと口下手なタイプです。恐竜やシュークリームが好きという情報は以前から公開されていましたが、最近になり女の子が極端に苦手という情報がプラスされたことで一気にかわいいキャラの仲間入りを果たしました。

どれくらい女の子が苦手かと言うと、目を合わせられないのはもちろん、話すだけで赤面してしまうレベルです。普段はクールな雰囲気を出しているのに、女の子に話しかけられると赤面してあたふたしてしまうのは、ファンにはたまらないギャップであり、彼の最大の魅力となっています。

辻新之助が女性に苦手意識を持つ理由は、現在のところ明らかにされていません。しかし、家族構成が父、母、兄、弟であり男兄弟であることが関係していると推測されます。また、女子3人と焼肉に来ていた三雲を羨望の眼差しで見つめているシーンがあり、そこで「（圧が強い母親がいるという）環境で鍛えられるんだね…」と言っていることからも、男兄弟だから慣れていないと捉えることができます。

ただ、高校は宇佐美栞（うさみしおり）と同じ共学の進学校に通っていますし、人並みに女性と関わる機会はあるため、彼が元々持っている性格である可能性も大きいです。

辻新之助にも普通に話せる女の子が2人います。一人は二宮隊オペレーターの氷見亜紀（ひやみあき）で、本人曰く「付き合いが長いから」とのことです。彼自身、最初は氷見に対して壁を感じていたようなので、時間をかければどんな女の子とも普通に話せるようになると推測されます。もう一人は、以前二宮隊にいた鳩原未来（はとはらみらい）で、本人曰く「最初から優しかったから」話せていたようです。

ここでは、辻新之助がどれだけ女の子が苦手なのかが分かるシーンを2つ紹介します。どちらも『ワールドトリガー』ファンの間でもかなり話題となった魅力的な名シーンです。

辻新之助が二宮隊のメンバーで焼肉屋に訪れた際、偶然にも玉狛支部の三雲、宇佐美栞（うさみしおり）、小南桐絵（こなみきりえ）、雨取千佳（あまとりちか）と遭遇します。にこやかに話しかけてきた玉狛女子に対して、彼は赤面しながらおどおどしてしまい「お疲れ様です」すらまともに言えなくなってしまいます。女の子が苦手というのは有名らしく、宇佐美と小南はわざと近づいてからかいます。氷見が守ってあげているのも含めて、彼の新たな一面を知れた名シーンとなりました。

遠征組を選抜する閉鎖環境試験では、王子一彰（おうじかずあき）率いる王子2番隊に入ります。メンバーは、王子、仁礼光（にれいひかり）、生駒達人（いこまたつひと）、帯島ユカリ（おびじまゆかり）に辻新之助を加えた5人なのですが、女子が2人入っていることから「辻くん大丈夫？」と心配したファンも少なくありません。

案の定、挨拶の時点から赤面し目も合わせられない状態で、それを知ってか知らずか王子から「ハルニレとオビ・ニャンを賢さの面で助けてあげてね」と頼まれてしまいます。一方で、生駒に対しては良いツッコミができており、時に褒めてあげるなどフォローもしているため良い関係が築けているように見受けられます。

『ワールドトリガー』の辻新之助と女の子との関係は分かりましたが、他のキャラとの関係はどうなのでしょうか？ここでは、二宮隊のメンバーとの関係を見ていきましょう。

二宮隊の隊長である二宮匡貴（にのみやまさたか）は、冷静かつ優れた洞察力を持った隊員です。二宮隊は元々A級チームで、鳩原の規律違反のせいでB級へ降格処分となった経緯もあり、二宮自身もA級隊員と同等の優れた戦闘力を備えています。二宮も口数が多いわけではないため、二人の絡みはあまり多くは描かれていません。しかし、チームで定期的に焼肉屋を訪れており、しっかりコミュニケーションはとれているようです。

戦闘では、二宮が確実に攻撃できるようサポートしているのが辻であり、お互いの動きや考え方を理解し切っているところからも、二人には絶大な信頼関係があります。また、二宮は才能のある人間が好きなので、辻にも才能を感じてチームを組んでいるものと推測されます。

二宮隊のガンナーである犬飼澄晴（いぬかいすみはる）は、辻新之助とは違い少しチャラさがある隊員です。コミュ力が高く女子との会話も難なくこなしてしまいます。辻と一緒に二宮のサポートをする一方で、時に二宮と組んで攻撃手にもまわります。

辻との緻密な協力プレイを得意としており、個々の能力の高さはもちろん、これまで培われてきた信頼が高度な連携攻撃に繋がっているものと推測されます。実際、B級ランク戦では試合直前までシミュレーションルームにて二人で攻撃の練習をしている様子が描かれています。

『ワールドトリガー』の辻新之助には、どれほどの能力や強さがあるのでしょうか。ここでは、辻新之助のアタッカーとしての能力や強さを見ていきましょう。

ボーダーでは、8,000ポイントを超えるとマスタークラスになることができます。辻新之助は、弧月使いのアタッカーとしてマスタークラスに達しており、B級ながらA級隊員に匹敵する強さと能力を有しています。

辻新之助のトリガーセットは、メインが弧月、旋空、シールドで、サブがシールドとバックワームです。通常トリガーセットには、メインとサブ合わせて8つのトリガーを設定することができるのですが、彼には半分近くの空きがあります。弧月をメインに据えたシンプルなセッティングで、これはボーダー隊員の中でも非常にレアなトリガーセットになっています。

辻新之助の強さの秘訣として、視野の広さが挙げられます。レーダーの情報を頭に入れた上で、戦闘時には瞬時に状況を把握し、自分の役割を見極め実行することができます。基本的には二宮の攻撃が効果的に発動するよう、敵の合流をブロックする役割が多いのですが、可能と判断すれば一瞬で敵を一刀両断します。視野の広さを活かした、状況判断の早さが彼の能力であり強みとなっているのです。

ここからは、『ワールドトリガー』辻新之助の活躍シーンを見ていきましょう。辻新之助の登場シーンはあまり多くはないのですが、登場する度「強すぎる」「優秀すぎる」とファンを驚かせています。

B級ランク戦Round4では、二宮隊、影浦隊、東隊、玉狛第二（三雲隊）の四つ巴の対戦となります。東隊が設定した雪上ステージの中、辻新之助は犬飼と合流し東隊の奥寺、小荒井と対峙します。奥寺、小荒井は個々の能力はそれほど高くないものの、連携して辻と弧月対決を繰り広げます。

3人の接近戦となったことで、ガンナーの犬飼は攻撃できなくなってしまいますが、三雲が狙撃されたことにより一時撤退します。影浦隊の攻撃によって犬飼が落とされたあとは、影浦、空閑、東隊のアタッカー二人との乱戦となりますが、最後は東隊隊長の狙撃によって辻は落とされてしまいます。

ガロプラ襲来では、緑川と共に本部屋上に襲来したトリオン兵ドクと闘います。地上部隊が追撃戦に移行すると、辻新之助も追撃に加わりました。ガロプラ兵ヨミによる遠隔操作のトリオン兵に苦戦を強いられる中、辻は諏訪隊の笹森と協力して一体倒すことに成功します。

B級ランク戦Round8では、二宮隊、生駒隊、弓場隊、玉狛第二の四つ巴となります。ここでは、二宮のホーネットによって追い込まれた隠岐を辻新之助が旋空で撃破しています。その後は、雨取千佳の狙撃をレッドバレットと勘違いし、アイビスで打たれてベイルアウトしてしまいます。レッドバレット対策で素早く瓦を取っていたのですが、雨取の覚悟が辻の思考を上回った形となりました。

遠征組を選抜する閉鎖環境試験では、王子2番隊に入ります。王子一彰曰く、「走れて、剣が使えて、組み合わせが面白いメンバー」を集めたそうで、思惑通りトークだけでも笑えるシーンが満載となっています。女性陣に対してあわあわしているのはもちろん、生駒に対するフォローやツッコミもかわいいと好評です。

アニメ版『ワールドトリガー』の辻新之助は、内匠靖明（たくみやすあき）さんが声優を務めています。ここでは、内匠靖明さんの簡単なプロフィールや他の出演作品を見ていきましょう。

アニメ版『ワールドトリガー』辻新之助の声優は、東京俳優生活協同組合所属の内匠靖明さんです。ワールドトリガーファンの間では、「落ち着いた声が辻くんに合ってる！」「イケボすぎ！」と好評です。

内匠靖明さんは、1982年10月23日生まれの40歳（2023年3月時点）です。趣味は野球、スーパー銭湯、カラオケで、特技はアクションという多彩な声優です。

内匠靖明さんの主な出演作品は、『シャドーバースＦ（雷同タツミ）』『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ（昭弘・アルトランド）』『プラスティック・メモリーズ（水柿ツカサ）』『ゴールデンカムイ（寅次）』『アイ★チュウ（バベル）』『薔薇王の葬列（ジョージ）』などがあります。

『ワールドトリガー』の辻新之助は、女の子が苦手というギャップから特に女性に人気のキャラクターです。ここでは、ツイートを元に辻新之助の評判を見ていきましょう。

辻新之助のギャップがかわいいというツイートが多数見つかりました。戦闘時はクールで隙がないのに、女子の前では動揺して言葉が出てこなくなるのは、あまりにもずるいギャップであり彼の魅力です。

アニメで声や動きが加わると、より一層可愛さが増したといったツイートもいくつかありました。「お疲れ様です」すら言えないところや、目を逸らしてしまう姿にキュンとした女性ファンも少なくありません。

『ワールドトリガー』の辻新之助の強さや活躍シーンを見てきましたが、戦闘中の隙の無さからは想像できないギャップがかわいい魅力的なキャラクターであることが分かりました。ストーリーでも最近発覚した弱点だけに、女性陣相手の戦闘時にはどうなってしまうのか？話せる女性は増えていくのか？など辻新之助の今後が気になるファンも多いです。彼の今後の成長や活躍に期待しながら、続報を待ちましょう。