【テニスの王子様】仁王雅治の能力や魅力は?名言や声優なども紹介!
テニスの王子様に登場する仁王雅治はエキセントリックで掴みどころのない、能力や魅力の持ち主です。そこで今回は仁王雅治の特徴や魅力、名言や声優を徹底解説していきます!テニスの王子様きっての異端児仁王雅治はどんな人物なのか、彼の正体を暴いていきましょう。
目次
【テニスの王子様】仁王雅治(におうまさはる)とは
テニスの王子様に登場する仁王雅治は、数多くいる魅力的なキャラクターの中でも、一際異色でインパクトある存在です。親しみやすいと思いきや掴みどころがなく、変幻自在な仁王雅治に心奪われたというファンも少なくありません。今回はそんな仁王雅治に注目に注目ということで、まずは基本的なプロフィールを振り返っていきましょう。
仁王雅治のプロフィール
仁王雅治は176cm、体重60kg、12月4日生まれのAB型です。利き腕は左で足のサイズは27cm、視力は2.0、両親の他に姉と弟がいます。ちなみに好きな科目は数学で苦手なのは音楽、好みのタイプは「素顔を見せてくれる人」ということも明かされています。学校は神奈川県にある立海大付属中学校に通っており、3年生です。銀髪のやや長い髪をいつもひとつに結っており、飄々とした雰囲気を醸し出しています。
仁王雅治はテニスの王子様のペテン師キャラ
テニスの王子様に登場する仁王雅治の二つ名は「コート上の詐欺師」で、部長である幸村精市からは「悪魔をも騙せる男」と呼ばれています。そう呼ばれる理由には、仁王雅治の10手、20手先も読み、相手を騙すような「イリュージョン」と呼ばれるプレイをすることが関係しています。
先読みで相手を騙すだけでなく、時にはモノマネや変装などの模倣も得意とし、相手を欺くのです。模倣できる技の範囲は非常に幅広く、多少威力は劣るものの、脅威であることには変わりありません。
漫画『テニスの王子様』をおさらい
テニスの王子様は、テニスの名門校青春学園の入学した越前リョーマがテニス部とともに全国大会優勝を目指す物語です。当初は越前リョーマや青春学園にスポットが当たることが多かったものの、今では数々の学校やキャラクターを中心に描かれることも少なくありません。テニスに詳しくない読者にもわかるような解説が含まれる他、到底実現が難しそうな技も出るなど、ただのテニス漫画ではないのもテニスの王子様の魅力のひとつです。
ちなみに今回注目している仁王雅治が所属する立海大テニス部は、全国中学テニス部の頂点に立つほどの実力があります。テニスの王子様の原作ではいわゆるラスボス的な立ち位置で、関東大会と全国大会の決勝で青春学園の前に立ちはだかりました。
アニメや実写版などテニスの王子様シリーズも人気
テニスの王子様は原作漫画だけでなく、アニメや映画、実写映画、2.5次元舞台、キャラクターソングなど、広いメディアで人気を博しています。ゲームも多数開発されており、テニスを楽しむものもあれば、女性向けの恋愛シミュレーションゲームもあるなど、男女問わず多くのファンを魅了しているのも人気の理由のひとつでしょう。また、2008年には中国で実写ドラマ化も放送され、続編も制作されていました。
【テニスの王子様】仁王雅治と登場キャラの関係
続いて、仁王雅治とテニスの王子様に登場するキャラクターとの関係を振り下げていきます。今回は特に仁王雅治と関係のある3人のキャラクターをピックアップしてみたので、彼の魅力をさらに知りたいという人はぜひ注目していきましょう。
柳生比呂士との関係
仁王雅治と柳生比呂士との関係は、ダブルスのペアです。古くからの付き合いがある親友で、言わなくとも相手の考えていることが手に取るようにわかると言われています。真面目なタイプの柳生比呂士と飄々とした仁王雅治の性格は真逆です。しかしその一方で一緒にコート上では相手を騙すことも多いことから、似た者同士とも評価されています。
柳生比呂士とは
仁王雅治のダブルスのペアである柳生比呂士は、「紳士」と称されるほど言動が紳士的です。物腰が丁寧であり、根っからの真面目な性格で、後輩に対しても丁寧な姿勢は崩しません。勝利への執着心は非常に貪欲であり、勝つためへの努力は惜しまないのも柳生比呂士の魅力でしょう。
得意技は「レーザービーム」と呼ばれる超高速バッシングショットです。試合によって、仁王雅治と入れ替わるようなペテンを見せ、相手を欺くこともあります。
柳生比呂士との相性バッチリエピソード
仁王雅治と柳生比呂士の相性バッチリエピソードを挙げるのならば、「入れ替わり作戦」は外せないでしょう。テニスの王子様の原作にて、青春学園と立海大付属が関東大会の決勝戦で試合をしたことがありました。相手はゴールデンペアと呼ばれる菊丸英二と大石秀一郎であり、結果を明かすと立海大付属は見事勝利を収めています。実はこの試合で仁王雅治と柳生比呂士は、お互いを入れ替えて戦っていました。
仁王雅治は柳生比呂士のフリを、柳生比呂士は仁王雅治のフリをして、ゴールデンペアを出し抜いていたのです。お互い性格が真逆で一見相性が悪いのでは?と思う二人ですが、試合中に相手を騙せるほど入れ替われるということは、それだけ相性が良いということになります。お互いの癖や性格を熟知していないとできないため、入れ替わり作戦はこの二人にしかできないことだったと言えるでしょう。
丸井ブン太との関係
仁王雅治と丸井ブン太の関係は、チームメイトです。丸井ブン太も立海大3年の同級生であり、さらに3-B組の同じクラスメイトでもあります。丸井ブン太のダブルスのペアはジャッカル桑原であるため、基本的に仁王雅治と丸井ブン太がダブルスを組むことはありません。しかし同じクラスメイトであり、さらにレギュラーメンバーということもあり、普段から仲良くしている様子が度々描かれています。
丸井ブン太とは
丸井ブン太は「ボレーのスペシャリスト」と評される、前衛プレーヤーです。いつも口にはガムを含んでおり、試合中でも度々膨らましている様子が描かれています。丸井ブン太が使う技は、わずかなネットの上にボールを転がせる「綱渡り」が代表的で、他の技も繊細な力加減が求められるものばかりです。そのテクニックは氷帝学園の芥川慈郎も憧れており、自他ともに認める天才的な妙技だと言えるでしょう。
丸井ブン太との仲良しエピソード
もともとダブルスのペアが異なるため、作中で仁王雅治と丸井ブン太が仲良くしているエピソードは大々的に描かれていません。しかしテニスの王子様の舞台では度々仲良しなシーンが垣間見えるようで、ベンチに座りながら二人でずっと喋っていたり、丸井ブン太からもらったガムを仁王雅治が食べていたりしています。
代表的なエピソードはないものの、日常的に垣間見える仲の良い感じが「クラスメイトの仲のいい友達感」を感じさせ、多くのファンを歓喜させていました。
切原赤也との関係
仁王雅治と切原赤也の関係は、立海大付属テニス部の先輩後輩です。立海大付属テニス部のレギュラーは基本的に3年生で構成されており、切原赤也は唯一の2年生となっています。仁王雅治はダブルスで活躍し、切原赤也はソロで活躍することが多いため、試合中に絡むことはあまりありません。しかし、普段は人懐っこい切原赤也のことを先輩として仁王雅治が可愛がる様子が、度々描かれています。
切原赤也とは
立海大付属テニス部の唯一の2年生である切原赤也は、自他共認めるエース的存在です。とにかく勝つことに対して執着しており、試合中、熱くなって我を忘れることは珍しくありません。また「悪魔」と評されるほど、凶悪的で冷酷、相手を徹底的に負かすをプレイすることでも知られています。切原赤也は黒髪のくせ毛が特徴的であり、「ワカメ」と呼ばれることも多々あります。
切原赤也とのワカメエピソード
作中で度々悪魔化する切原赤也ですが、最初に悪魔化したのは全国大会の対名古屋聖徳戦でのことでした。切原赤也と戦ったのは外国人留学生のリリアデント・クラウザーで、クラウザーは英語で「本当に去年の王者か?我々の国なら小学生だぞ」と切原赤也を茶化します。しかし切原赤也は英語がわからず、代わりに柳生比呂士が翻訳をして伝えてあげました。その翻訳には実際に言われていない「ワカメ野郎」と付け加えられていたのです。
柳生比呂士は切原赤也が馬鹿にされたら悪魔化に成功すると考え、意図的にワカメ野郎という言葉を付け加えたのでした。切原赤也はその言葉を信じ、怒り、クラウザーを圧倒して勝利を収めます。この出来事から、仁王雅治は度々切原赤也のことを「ワカメ野郎」と茶化すことが増えました。
【テニスの王子様】仁王雅治の学校やプレイスタイル
続いて注目していくのは、仁王雅治の普段の学校での振る舞いや、テニスのプレイスタイルについてです。さまざまなトリックで味方をも惑わす仁王雅治は、普段どのように過ごしているのでしょうか?早速注目していきましょう。
立海大附属中学校テニス部に所属
仁王雅治は立海大附属中学校テニス部に所属しています。立海大付属は文武両道が精神の名門校であり、テニス部だけでなく、他の部活も「常勝」をモットーにしているのが特徴です。テニス部は全国中学テニス部で2連覇をしており、国内でも圧倒的強さを誇る名門校として名を馳せています。
プレイスタイルは「オールラウンダー」
仁王雅治のプレイスタイルはオールラウンダーです。もともと仁王雅治は誰かを模倣するプレイスタイルであるため、攻守ともに得意という器用さが特徴だと言えます。基本的に大半の技は模倣できる他、年齢的に自身の実力より勝るはずの高校生プレイヤーも見事模倣し、その所業はチートと言われることも少なくありません。
また、仁王雅治は「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」「同調」「無我の境地」のオーラを使いこなすことでも知られています。作中で「百錬自得の極み」と「才気煥発の極み」の両方を使えるのは仁王雅治の他、青春学園の越前リョーマ、手塚国光しかいません。プレイスタイルの特徴だけでなく、多くのオーラを使いこなせることから、「バランスブレイカー」と呼ばれることもあります。
仁王雅治の愛用テニスラケットやシューズ
仁王雅治が愛用しているテニスラケットは、prince(MORE POWER 1150 S)だと明かされています。またシューズはYONEXパワークッションワイド271(SHT-271W)です。ちなみにテニスラケットはすでに生産終了しています。
【テニスの王子様】仁王雅治のテニス能力
テニスの王子様と言えば、テニスの試合で見せる特殊な能力も見逃せない魅力のひとつです。特に仁王雅治のテニスの能力は非常に不思議で奇怪、一度見たら忘れられないインパクトがあります。そんな仁王雅治のテニスの能力を、より深く解説していきましょう。
テニス能力①イリュージョン スクリーン
仁王雅治の代表的なテニス能力と言えば、イリュージョンでしょう。イリュージョンは、試合中、相の姿に変装したり、雰囲気を真似したりして、相手を翻弄する技のひとつです。作戦によっては仲間と入れ替わることで、敵を欺くこともありました。また、新テニスの王子様で厳しい合宿を終えた後のイリュージョンでは、「相手に変身する」といったチート能力も身に付けています。
テニス能力②メテオドライブ
仁王雅治の特技である「メテオドライブ」は、非常に掴みどころがない技のひとつです。実はこの技、当初は不二周助との戦いで見せた技と思いきや、実は乾貞治の夢の中で見た技でした。実践で繰り広げていたのは、不二周助の技「星花火」に似てます。星花火は「高く打ち上げ打球を視界から消す」「ボールに不規則な回転を与える」「コートに落ちてから客席へとバウンドして落ちていく」という、いわゆるチート技のひとつです。
しかし、新テニスの王子様のドイツ戦では、実際に仁王雅治はメテオドライブを発動しています。ドイツ戦の相手は、巨人化し、コートを全てを見下ろす能力の持ち主でした。しかし仁王雅治はメテオドライブを発動することで、見下ろす視点を見上げる視点へと変え、能力を解除します。そして相手が油断した隙に、ペアを組んでいるデュークの一撃によって、見事勝利を収めたのでした。
テニミュでも翻弄健在でヤバい?
仁王雅治の変幻自在の技は、テニミュ(テニスの王子様ミュージカル)でも健在です。舞台装置を上手く利用した演出もさることながら、見事仁王雅治のイリュージョンを再現し、観客すべてを翻弄するほどのクオリティを持ちわせています。特にテニミュは何年も上映されているため、回を追うごとに役者、そして演出のクオリティが上がることでも知られており、見れば見るほど虜になる出来栄えとなっています。
【テニスの王子様】仁王雅治の性格や魅力
仁王雅治のテニスの能力に注目したところで、次は彼自身の性格や魅力をより掘り下げていきましょう。仁王雅治は一体どのような性格をしていて、どんなところが魅力的なのか、早速注目していきます。
仁王雅治は謎めいた性格?
仁王雅治の性格は非常に謎めいています。試合中もそうであるように、普段から飄々としており、何を考えているのかよくわかりません。相手に本心を悟られないように振る舞うことも多い反面、いたずら好きとしても知られており、よくチームメイトをからかったりしています。ただ、さすが常勝を掲げる立海大付属テニス部のレギュラーということもあり、勝利に関しては貪欲で、真面目に取り組む一面も見せています。
魅力①ヘアスタイル
仁王雅治は銀色で、襟足が少し長めのヘアスタイルをしています。長い襟足部分はいつもひとつに結んでおり、めったに髪を解くことはありません。また、髪全体は少しくせっ毛であり、ところどころはねているところもチャームポイントとして知られています。
魅力②ホクロ
中学3年生とは思えないほどの色気を出している仁王雅治といえば、口元にホクロがあるのも特徴のひとつです。そのホクロはいつも飄々として掴みどころのない仁王雅治を、よりミステリアスに感じさせる魅力を放っており、特に多くの女性ファンを虜にしています。
魅力③誕生日はフェイク?
公式で仁王雅治の誕生日は12月4日の射手座だと明かされています。しかし、以前まで「誕生日はフェイクなのではないか?」と噂されたこともあるようで、しばらくはファンの間で謎めいていたようです。これは仁王雅治がピエロのような存在であり、私生活も謎めいていることから、誕生日もウソなのではないかと疑う人が多いことから出た噂のようでした。
魅力④口癖や方言
仁王雅治と言えば、独特な口癖が特徴的な人物でもあります。「プリッ」「ピヨッ」などの口癖を良く言ったり、語尾には「~みんしゃい」「ぜよ」とつけてみたりと、非常に独特な言葉遣いをします。
ちなみに仁王雅治の出身地は明かされておらず、一応「南の方の学校に通っていた」ということまでは明かされています。語尾の「みんしゃい」や「ぜよ」は広島・高知方言に当たるため、西~南の土地で幼少期育ち、方言が身についたのではないかと考察されているようです。
仁王雅治のグッズやフィギュアなども調査
仁王雅治に限らず、テニスの王子様は数多くのグッズやフィギュアを販売しています。そのため、全てのグッズを紹介するのは非常に難しく、特に仁王雅治は人気キャラクターであるため、グッズの数はかなり膨大です。その中でも特に挙げるのならば【アクリルスタンド】【ポスター】【文房具】【キャラクターソング】等は鉄板で、多くのファンが手に入れています。
また【フィギュア】や【抱き枕カバー】も人気商品として挙げられます。フィギュアの種類はかっこいいものから可愛らしいものまであり、今までにはさまざまなフィギュアが販売されてきました。また、抱き枕カバーは少し色っぽい雰囲気があり、女性ファンをドキドキさせる一品となっています。
【テニスの王子様】仁王雅治の名言&セリフ集
テニスの王子様と言えば、作中でかっこよく放たれる名言やセリフも魅力のひとつです。仁王雅治も今までには数々の名言を残してきており、その度にファンを歓喜させてきました。そんな仁王雅治の特にかっこいい名言やセリフを紹介していきましょう。
名言&セリフ「これはダブルス・・・」
新テニスの王子様で仁王雅治は、氷帝学園の跡部景吾とダブルスのペアを組みました。敵対するのは高校生ダブルスペアであり、珍しく二人とも余裕がない戦いを強いられることになります。そんな中で仁王雅治は跡部景吾と同調し、力を合わせて立ち向かおうとします。その際自身を奮い立たせるために言った「これはダブルスぜよ」と言葉が、ファンの間で名言として囁かれるようになりました。
名言&セリフ「よう見てみん・・・」
「よう見てみんしゃい」は、青春学園の菊丸・大石ペアとの試合で放った名言となります。この試合では、仁王雅治と柳生比呂士は「入れ替わり作戦」を遂行しています。そして試合終盤、まんまと騙されていた菊丸英二と大石秀一郎は、本物の柳生比呂士が放つレーザービームを受けて呆然としてしまいました。その時仁王雅治が二人を皮肉るようにこの名言を言ったのです。
名言&セリフ「本当のカバンの中身を・・・」
「本当のカバンの中身を見られたら終わりだっちゃ」謎めいた仁王雅治の一面が、さらに謎めくことになった名言のひとつです。立海大付属テニス部で抜き打ち持ち物検査をした際、仁王雅治が明かしたカバンの中身は、まるで縁日帰りの子供のようなものでした。
勉強にもテニスにも関係のないものばかりが明かされる中で、仁王雅治はこの意味深な言葉を残しています。ミステリアスで掴みどころのない、謎めいた男仁王雅治をそのものを表したかのような言葉は、ファンの間で名言として掲げられるようになりました。
名言&セリフ「怖いねぇうちの・・・」
「怖いねぇうちの参謀は…」は、よく仁王雅治が柳蓮二に言うセリフであり、名言です。立海大付属テニス部の参謀的存在である柳蓮二は、相手選手のデータをとにかく集め、思わぬ作戦を練ることに長けている人物です。そんな柳蓮二の策を見てこの名言を言う仁王雅治はいつもどこか楽しそうで、彼のミステリアスな一面がより際立つ瞬間だと言われています。
ナンパの王子様としてのセリフも話題に
新テニスの王子様にて、「日本男児たるもの金髪女に気後れするようでは世界は捕れん」ということで、ナンパ合戦が行われたことがありました。ちなみにこの時の作品タイトルも「新ナンパの王子様」と変えられる徹底っぷりが話題となっています。また、仁王雅治以外にも数々の名言(迷言)が誕生した回となっているため、気になる人はぜひ本編をご覧ください。
作中でもイケメンと言われている君島育斗は余裕でナンパを成功させていました。そして仁王雅治はイリュージョンで君島育斗に変身し、見事ナンパを成功させました。また、この回ではアメリカ代表になった越前リョーマとばったり出くわすシーンがあります。この時跡部景吾もいましたが、格好は水着で、一見パンツ一丁にしか見えません。その場には大石秀一郎や切原赤也、そして越前リョーマの知り合いがいました。
越前リョーマの知り合いは水着姿を見て「誰?このパンツの人、変態?」と英語で話しています。ちなみにあの跡部景吾を「変態」といったこの言葉も迷言のひとつとなっています。英語がわからない大石秀一郎や切原赤也はなんて言っているんだろう…と疑問の表情を浮かべていました。そこに仁王雅治が名言となった「キングのパンイチについてナリ」と明かし、一同は跡部景吾のことを大笑いします。
普段のテニス回とは全く異色が異なる話の展開、ナンパを成功させるテクニック、数々の名言の誕生、そして皇帝跡部景吾を「パンイチ」呼ばわりする度胸…そんな今までにない仁王雅治の姿に、多くのファンが歓喜したようです。
【テニスの王子様】仁王雅治の声優は?実写版の俳優も
テニスの王子様と言えば、原作漫画やアニメだけでなく、実写も人気の理由のひとつになっています。今までには数え切れないほどの実写公演を果たしており、2.5次元舞台人気の先駆けになったと言っても過言ではありません。
もちろんアニメの声優も仁王雅治の人気に火を付けた人物であり、低音ボイスと独特な口癖を演じきれたのは、実力派声優がいたからこそだと言えます。そんなテニスの王子様の実写版の俳優、そしてアニメで魅力的な声を吹き込む声優についても触れていきましょう。
仁王雅治の声優は増田裕生
テニスの王子様のアニメで仁王雅治の声優を務めるのは、増田裕生です。独特の低音ボイスが特徴的で、仁王雅治のミステリアスな魅力を引き出す、彼にぴったりの声優だと言っても過言ではありません。
増田裕生のプロフィール
仁王雅治の声優を務める増田裕生は、1979年9月12日、東京都出身です。現在はフリーランスとして活動しており、以前は劇団日本児童、リベルタ事務所に所属していました。もともと子役から声優になっており、声優デビューは12歳の時に出演した「PRG伝説ヘポイ」です。
増田裕生の主な出演作品
仁王雅治の声優を務めている増田裕生の代表作品も紹介していきましょう。仁王雅治の声優の他、増田裕生はアイシールド21の甲斐谷陸や家庭教師ヒットマンREBORN!のG、Angel Beats!の藤巻などを務めています。どのキャラも基本的に落ち着いていて、低音ボイスが魅力的です。
実写版(ミュージカル)の俳優:1st篇
声優に続いて、続いてはミュージカルで仁王雅治を演じた俳優を紹介していきます。
1st仁王雅治役の俳優①中河内雅貴
ミュージカル1stで仁王雅治を演じたのは、中河内雅貴です。数々の舞台に出演しており、2.5次元舞台では「黒執事」「薄桜鬼」などの人気作品にも抜擢されています。中河内雅貴の仁王雅治はキリッとした強い眼光が魅力的で、その男らしい一面に多くのファンが釘付けになりました。
1st仁王雅治役の俳優②和田泰右
同じく1stで仁王雅治を演じたのは和田泰右です。和田泰右はパフォーマンスグループダイアモンドドッグスのメンバーであり、ヒップホップダンスやストリートダンスを得意としています。動きがあるテニミュにはぴったりの存在であり、アクロバットな演技で見事仁王雅治を演じきっていました。
実写版(ミュージカル)の俳優:2nd篇
続いて、テニミュ2ndで仁王雅治を演じた俳優について、紹介していきましょう。
2nd仁王雅治役の俳優は久保田秀敏
2ndで仁王雅治を演じたのは久保田秀敏です。テニミュ出演をきっかけに2.5次元舞台に数多く出演しており、過去には「私のホストちゃん」や「文豪とアルケミスト」「戦国BASARA」などでも活躍しています。甘く爽やかなフェイスはミステリアスで色っぽい仁王雅治にぴったりであり、女性ファンをドキドキさせていました。
実写版(ミュージカル)の俳優:3rd篇
続いて、テニミュ3rdで仁王雅治を演じた俳優について、紹介していきましょう。
3rd仁王雅治役の俳優は後藤大
3rdで仁王雅治を演じたのは後藤大です。後藤大はまだ若手の俳優で、本格的に俳優活動を始めたのは2015年以降です。その後2017年に仁王雅治役に抜擢され、以降「仮面ライダー」や「黒執事」といった舞台で活躍を見せています。まだ若々しい演技は非常に新鮮であると同時に、掴みどころのない飄々とした仁王雅治を見事演じきっており、多くのファンを魅了しました。
テニミュ俳優達の演技の評判も調査
テニミュは元祖2.5次元舞台と言われることも多い存在であるため、なにかと他作品から比べられることも多いのが事実です。しかし、やはり2.5次元火付け役となっただけあり、抜擢された俳優たちの演技や評判は非常に良く、数多くのファンを唸らせる実力を持つ人が大半でしょう。原作も声優も俳優もみんな推せるというファンも少なくないと言われています。
【テニスの王子様】仁王雅治の世間での評判や人気
続いて、仁王雅治の世間での評判や人気について注目していきましょう。
いつも飄々として余裕ある笑みを浮かべている仁王雅治ですが、ふとした時に見せる真剣な表情に心奪われる人は少なくありません。彼のギャップに魅了され、仁王雅治の虜になってしまったファンは多いことでしょう。
あまりのかっこよさに、かっこいいと言えなくなってしまっているファンもいるようです。たしかに人は、あまりにも感情が高ぶってしまうと言葉を失ってしまうものでしょう。「も~~~~!」と声を荒げたくなる気持ちもわかる…という人は決して少なくはないはずです。
テニスの王子様には数多くのキャラクターが登場しますが、仁王雅治の能力を「最強」「チート」だと評価する人は少なくありません。イリュージョンは合宿を経て進化をしていますし、もともとポテンシャルも高く頭の回転も早いため、非常に強いキャラクターであることは間違いないと言えるでしょう。
【テニスの王子様】もしも仁王雅治が◯◯だったら
もし仁王雅治がテニスプレイヤーではなかったら、みなさんはどんな職業についていると思いますか?多才で面白い仁王雅治ならば、きっとどんな職業に就いてもその個性と魅力を発揮してくれるに違いありません。そこで注目していくのは、仁王雅治が「スパイ」「俳優」「マジシャン」だったらどうなっていたのかについてです。ぜひみなさんも、「自分ならきっとこう思う!」と考えながら見ていきましょう。
仁王雅治「スパイ」篇
仁王雅治ほどスパイに向いている存在はいないかもしれません。イリュージョンによって誰にでも変身できる能力を持っているため、容易くターゲットの陣地に入り込み、余裕で任務をこなしてくれること間違いなしでしょう。頭の回転も非常に早いため、完全に相手を出し抜くことに長けていそうです。
仁王雅治「俳優」篇
仁王雅治が俳優だったら、イリュージョンの能力を使うことから「カメレオン俳優」と呼ばれる可能性が非常に高いと言えます。どんな役でも見事に演じきるその能力は、ドラマや映画だけではなく、舞台や声優といった、演じる仕事全てで力を発揮してくれるに違いありません。もともとのルックスも良く、ユーモアもあるため、バラエティにも引っ張りだこの存在となるでしょう。
仁王雅治「マジシャン」篇
仁王雅治がマジシャンになったら、世界一有名で実力のあるマジシャンになっているのではないでしょうか?他人に変身できる能力「イリュージョン」は、さまざまなマジックに応用でき、見るものをあっと驚かせること間違いなしです。また、マジシャンとして実力を磨けば、自分だけではなく、別の人やモノも変身させる能力を身に付ける可能性もありそうです。
【テニスの王子様】仁王雅治はMr.イリュージョン
テニスの王子様に登場する仁王雅治は、個性的、天才で、まるでピエロのような振る舞いをする掴みどころのない存在です。その掴みどころがない様子はテニスの試合中だけでなく、普段の生活からも垣間見え、周りの人たちを良くも悪くも楽しませてくれています。
そんな仁王雅治はまさしく、Mr.イリュージョンと言っても過言ではありません。今後も仁王雅治は、原作漫画、アニメ、映画、舞台と幅広いメディアで活躍していきます。彼の活躍が気になる人は、ぜひ注目していきましょう。
この記事のライター
achico
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