【テニスの王子様】氷帝学園中学メンバー一覧！各学年ごとに紹介！

『テニスの王子様』に登場する氷帝学園は、青学に並ぶ関東地区の有名な強豪校の一つです。そんな氷帝学園は、独特のチーム体勢を取っています。ここでは、メンバー一覧を紹介する前に、まずは氷帝学園について詳しく紹介します。

氷帝学園中等部はいわゆるお金持ち学校です。実際に通っている生徒を見ると、跡部景吾は跡部財閥の御曹司、芥川慈郎と向日岳人の父は自営業、鳳長太郎の父は弁護士、忍足侑士の父は医者です。このように、一般家庭よりも裕福な生徒が多いことが分かります。

氷帝学園はお金持ち学校なだけに、設備も整っています。ただこの設備を整えたのは跡部景吾でした。跡部景吾が氷帝学園へ入学し、実質中等部を乗っ取ったことによって、さらに豪華なお金持ちの学校という印象が強くなりました。

氷帝学園中等部は昔からテニスが強い学校ではありません。強豪校といわれはじめたきっかけは、越知月光です。越知月光は氷帝学園中等部の元部長で、『新テニスの王子様』に登場する氷帝学園高等部の3年生です。U-17の選抜合宿に招集されており、1軍No.9の実力を持ちます。

中学生時代は、越知月光の活躍もあって氷帝学園は全国区の強豪校になりました。つまり越知月光が土台を作り、跡部景吾が強豪校の地位を安定させたというわけです。強豪校の立場を守り続けているのは、「負けたらレギュラー落ち」という敗者切り捨て方針だからです。

また、選手層が厚く部員は総勢215人います。そこから選び抜かれたレギュラーメンバーも区別されており、正レギュラー・準レギュラーに分かれています。『テニスの王子様』に登場する氷帝学園のメンバーは正レギュラーばかりで、関東大会・全国大会で青学と対戦したライバルでもあります。

『テニスの王子様』は、越前リョーマが青学に入学し、テニス部で全国を目指す物語です。天才的なテニスのセンスを持つ越前リョーマは、今回氷帝学園のメンバー一覧で紹介する選手とも対戦します。氷帝学園と青学の対決にも注目です。

『テニスの王子様』のアニメでは、日米親善ジュニア選抜などオリジナル要素がたくさん描かれています。氷帝学園の選手達の活躍も追加されており、ファンからはとても好評です。また、ミュージカルや実写映画化なども果たしており、ミュージカルで『テニスの王子様』を知ったというファンも多いようです。

『新テニスの王子様』では高校生や世界の選手が登場します。氷帝学園からは、この記事のメンバー一覧で紹介する選手のほとんどがU-17の合宿に招集されており、大先輩である越知月光との対戦も描かれています。氷帝学園ファンにとっても見どころがたくさんある新シリーズです。

氷帝学園では3年生の間でも正レギュラー争いが繰り広げられており、強い選手が揃っています。ここでは、氷帝学園3年生のメンバーを一覧で紹介します。

跡部景吾は氷帝学園の部長です。圧倒的なカリスマ性で215人もの部員を取りまとめています。部員のことはしっかりと見ており、宍戸亮が正レギュラーに戻りたいと交渉した時はそのアシストをしました。U-17の合宿中に中学生VS一軍で対戦することになった時は、チームのためにボロボロになりながらも戦いました。

跡部景吾は身長175cm、体重62kg、血液型はA型、誕生日は10月4日です。身長・体重は後に178cm・63kgに変化しました。口癖は「アーン」です。氷帝学園では生徒会長も務めています。幼い頃はイギリスに住んでおり、樺地崇弘とはそこで出会いました。

『テニスの王子様』の公式戦では主にシングルスで出場しましたが、『新テニスの王子様』ではダブルスの試合に出場することが多くなります。アニメの声優は諏訪部順一です。

跡部景吾の得意技一覧を紹介すると、「破滅への輪舞曲」「慟哭への舞曲」「眼力」「タンホイザーサーブ」「失意への遁走曲」「氷の皇帝」などがあります。また洞察力を活かして相手の弱点をつく「氷の世界」や「跡部王国」なども独自の技です。

忍足侑士は、氷帝学園に入学する前から関西で名をあげていた選手です。ダブルスでは向日岳人と組むことが多く、プライベートでもよく一緒にいます。四天宝寺の忍足謙也はいとこで、電話するほど仲が良いものの互いに負けず嫌いなので何かと言い合いになってしまいます。

忍足侑士は身長178cm、体重64kg、血液型はA型、誕生日は10月15日です。後に身長・体重が179cm・62kgに変化しました。ゲームメイクに優れた選手で、医者家系なだけあってとても頭が良く、氷帝学園では天才といわれています。試合では、ダブルス・シングルス両方で出場しています。アニメの声優は木内秀信です。

忍足侑士はゲームメイクに優れたオールラウンダーで、千の技を使い分けるといわれています。劇中では「ドロップショット」や「羆落とし」など様々な技を使いました。桃城武との対戦では「無心」という技で完全に心を閉ざし、相手に行動を読ませないプレーで勝利しました。

宍戸亮は氷帝学園のメンバーの中でも、努力で這い上がってきた人物です。一度正レギュラーから外されてしまったものの、鳳長太郎と特訓を重ねてダブルスでは青学の黄金ペアを凌ぐほど強くなりました。『テニスの王子様』では宍戸亮の努力する姿が濃く描かれており、その性格に惹かれるファンも多いようです。

宍戸亮は身長173cm、体重60kg、血液型はB型、誕生日は9月29日です。口癖は「激ダサ」で、『新テニスの王子様』では「ちょいダサ」を流行らせようとしました。ダブルスのパートナーである鳳長太郎とは学年は違うものの、普段からよく一緒に行動しています。U-17Wにも観戦するために二人でオーストラリアに滞在しています。アニメの声優は楠田敏之です。

宍戸亮の得意技は「超高速ライジングカウンター」です。これは高い反応速度によって一気に攻めるカウンターです。宍戸亮は、鳳長太郎との特訓で反応速度と瞬発力を鍛えてこの技を習得しました。他にも鳳長太郎とのコンビネーション技「オーストラリアンフォーメーション」を使います。

向日岳人は関東大会・全国大会にダブルスとシングルスの両方で出場した選手です。ダブルスではよく忍足侑士と組んでいます。正レギュラーになるだけあって、そのテクニックや反射神経は良いのですが、体力に課題がある選手です。持久戦になると圧倒的不利になるので、スピード勝負を意識しています。

向日岳人は身長158cm、体重48kg、血液型はB型、誕生日は9月12日です。氷帝学園のメンバーの中でも、とても美しい顔立ちをしている人物ですが、性格は意外にも男らしく短気なところがあります。悔しい時は「くそくそ!」と言う口癖があります。アニメの声優は保志総一朗です。

向日岳人の得意技はアクロバティックプレイです。特に跳躍力に優れており、助走なしでも5mほど跳ぶことができます。菊丸英二との対戦でも、アクロバティック対決で追い詰めるほどその実力は高いですが、人一倍動き回るので体力消耗が激しくなります。

ちなみに『新テニスの王子様』で忍足侑士と対戦した時は、なぜか心を閉ざされたことを悔しがっていましたが、向日岳人は心を読むタイプのプレイヤーではありません。

芥川慈郎はどこでも眠ってしまうキャラで、氷帝学園のメンバーが試合をしている時も自分が出場するギリギリまでどこかで寝ています。樺地崇弘がよく起こしに来るのですが、寝たまま運ばれることもあります。U-17の合宿でペアを組むよう言われた時には、たまたま起こしに来た樺地崇弘と組むことになり、対戦しました。

芥川慈郎は身長160cm、体重49kg、血液型はAB型、誕生日は5月5日です。語尾にアルファベット(「うれC」など)をつけるのが特徴的で、性格はおおらかです。部長の跡部景吾のことは慕っており、同じサーブ＆ボレーヤーの丸井ブン太には憧れています。

『テニスの王子様』の戦績はそれほど悪くはなく、都大会では不二裕太に勝ち、関東大会では不二周助に負けたものの、全国大会では1回戦・2回戦で圧勝しています。U-17の合宿で樺地崇弘と対戦した時も勝利しました。アニメの声優はうえだゆうじです。

芥川慈郎の得技は「マジック＆ボレー」です。これは予測できない地点に自由自在にボレーを返す技です。芥川慈郎は手首が柔らかいので、ラケットの角度を即座に変えることでこの技を使うことができます。

手首が柔らかくないと「マジック＆ボレー」を使うことはできません。そのプレーを見た乾貞治からは、ジョン・マッケンローに似ていると言われていました。

滝萩之介は氷帝学園の元正レギュラーです。宍戸亮に負けたことで正レギュラーから外されてしまいました。一応準レギュラーにはとどまっていますが、その後は打球の測定をしたりとマネージャーのような働きを見せています。

滝萩之介は身長167cm、血液型A型、誕生日は10月29日です。テニス部の会計も兼任しています。宍戸亮との対戦に負けて正レギュラーから外されてしまったものの、実力主義の世界では仕方がないと宍戸亮の実力や努力を認めつつ納得しています。アニメの声優は喜安浩平です。

滝萩之介の得意技一覧は「イリュージョンドロップ」「ブレイキングフラット」「バニシングロブ」「アクセラレーションロブ」「三重切」などがあります。本編では試合のシーンがほぼないので、ゲームなどでオリジナルの技が描かれています。

また正レギュラーから外された後のファンブックには、「ストップウォッチを1分ジャストで止められる」というテニスに関係のない技が追加されました。実際に『焼肉の王子様』でも計測をしていたので、滝萩之介といえば「計測の人」というイメージがつきました。

『テニスの王子様』では、氷帝学園の2年生と顧問が登場します。顧問がメインで描かれることはあまりないですが、ある決め台詞が有名です。また2年生は、次の氷帝学園中等部テニス部を引っ張っていく実力者が揃っています。ここでは2年生のメンバーと顧問を一覧で紹介します。

樺地崇弘は、跡部景吾の幼馴染です。跡部景吾の側近のような働きを見せることが多いですが、互いに信頼しあっています。しかしU-17ではなぜか跡部景吾ではなく、似た技を使うことができる同室の仁王雅治に仕えるようになりました。仁王雅治とは負け組の特訓の時から仲が良いようです。

ただ高校生との試合に乱入して跡部景吾をかばったことで、合宿の退去を命じられてしまいました。『テニスの王子様』での戦績はあまりよくないですが、相手になると厄介な技を使います。

樺地崇弘は身長190cm、体重85kg、血液型はO型、誕生日は1月3日です。もともとキングスプライマリースクールというイギリスの小学校に通っていましたが、跡部景吾が氷帝学園中等部に入学したタイミングで樺地崇弘も氷帝学園の幼稚舎に転校しました。アニメの声優は鶴岡聡です。

樺地崇弘の得意技は、「超コピー」です。「超コピー」は相手の技をコピーすることができます。今までコピーした技の数は99個です。ただ、仁王雅治のように姿までなりきることはできません。また、本人の身体能力に限界がある場合は、不完全なコピーになります。

例えば芥川慈郎と対決した時は、手首の柔らかさまで再現することができず敗退してしまいました。このようにテクニックも高いのですが、パワータイプの選手にも引けを取らずに対戦することができます。河村隆と対戦した時には、両者棄権にはなったものの大健闘しました。

鳳長太郎は、関東大会・全国大会で活躍した選手です。公式戦やアニメの練習試合では負けなしのとても強い人物です。宍戸亮のことを慕っており、関東大会からはダブルスを組んでいます。U-17では勝ち組に残ったものの代表には選ばれませんでした。

そのため、宍戸亮と共にオーストラリアに滞在してU-17杯を観戦しています。氷帝学園では次期副部長に指名されています。ちなみに部長に指名された日吉若とは幼馴染でとても仲が良いです。

鳳長太郎は身長185cm、体重72kg、血液型はO型、誕生日は2月14日です。後に身長は187cm、体重は73kgに成長しています。関東大会前はシングルス、その後はずっとダブルスで出場しました。相性の良い宍戸亮とのダブルスは、青学の黄金ペアにも引けを取らないほどの強さがあります。アニメの声優は浪川大輔です。

鳳長太郎の得意技は「スカッドサーブ」です。「スカッドサーブ」は超高速のサーブであることに加えてどこに跳ねるかわからないので、相手はほぼ反応できません。関東大会ではまだコントロール出来ておらず癖もありました。

しかし全国大会では完璧に弱点を克服し、「ネオスカッドサーブ」で最高時速215kmを叩き出しました。他の選手のような派手さはないものの、この得意技一本で関東大会・全国大会で白星をあげました。U-17の合宿では宍戸亮にもシングルスで勝利しています。

日吉若は、全国大会でレギュラー昇格した選手です。関東大会では控え選手として出場し、越前リョーマと対戦して4-6で敗退しました。全国大会では向日岳人と組んでダブルスで出場し、青学戦では5-7で敗退します。

原作の公式戦ではあまり活躍できていませんが実力の高い選手で、滝萩之介がレギュラー落ちした時には真っ先に次のレギュラーとして名が挙がりました。またU-17の合宿にも参加しており、跡部景吾からは次期部長として指名されています。

日吉若は身長172cm、体重60kg、血液型はAB型、誕生日は12月5日です。身長は後に173cmに伸びています。氷帝学園には幼稚舎から通っており、小学6年生の時に跡部景吾のプレーを見たことがきっかけでテニス部に入部しました。座右の名は下剋上で、いつか憧れの跡部景吾に対して下剋上するために鍛錬を続けています。アニメの声優は岩崎征実です。

日吉若は古武術師範である父の影響で、古武術とテニスを組み合わせた「演武テニス」を得意としています。「演武テニス」は、戦闘体勢を取るような独特のフォームが特徴的です。その他にも得意技一覧には、「下剋上等」「古武術ストローク」「日吉王国」があります。

ちなみに「日吉王国」は跡部景吾に追いつくために「跡部王国」を真似したものです。しかし「跡部王国」のように骨まで透けて見えず、服だけ透けて見えてしまう難儀な技です。

氷帝学園中等部テニス部の1年生は『テニスの王子様』には登場しませんが、いないわけではありません。テニスの強豪校で、部員は215人もいます。そのため、正レギュラーになるためには越前リョーマや遠山金太郎レベルの実力がなければ難しいのです。

ちなみに氷帝戦では毎回大勢の部員が試合を観戦しているのですが、その中に1年生の部員がいると考えられますが、特定のキャラは登場しません。ちなみに日本芸術専門学校の講師を務める声優の平野貴裕は、モブ氷帝部員役を演じたことがあります。

氷帝学園テニス部の顧問は榊太郎といいます。テニス部の顧問とは思えないような派手なスーツを着用しています。

榊太郎は身長183cm、体重64kg、血液型はO型、誕生日は3月14日です。ちなみにペアプリではプロフィールが異なっており、身長179cm、体重64kg、血液型はA型、誕生日は5月24日です。氷帝学園中等部での担当教科は音楽です。アニメの声優は小杉十郎太です。

榊太郎はとても厳しい人物で、負けた選手はレギュラーから落とし、基本的にレギュラー復帰は考えません。ただ宍戸亮のレギュラー復帰後は、負けた選手も正レギュラーとして続投しています。試合では、よく指を2本かざして「行ってよし!」と言っているシーンが有名です。

氷帝学園のユニフォームは白をベースに袖が水色、襟が紺色です。そのため、氷帝学園のファンは同じ色の組み合わせを見ると、思わず氷帝学園を連想してしまうそうです。『テニスの王子様』のグッズではないものの、同じ色のアイテムを見つけるとつい買ってしまうという方もいました。

ファンの中には、氷帝コールに使命感を抱いている方もいました。氷帝コールとは、観戦席にいる氷帝学園の部員が「氷帝!!氷帝!!氷帝!!」とコールすることです。ファンの間では、アニメで氷帝戦があった時やゲームで跡部景吾が出た時、また関連イベントなどで氷帝コールをしているようです。

氷帝学園が初登場した時は、とても強そうな相手に青学が勝てるのか心配になった方もいたようです。『テニスの王子様』では、本格的な試合前に氷帝学園の厳しい敗者切り捨て制度について描かれました。今回一覧で紹介した正レギュラー達がどれほど強いのか、青学との試合前にはワクワクしたという感想がありました。

『テニスの王子様』ではついにファン待望の氷帝VS立海のドリームマッチが描かれました。ドリームマッチでは氷帝学園と立海がメインで描かれています。ここでは氷帝VS立海のドリームマッチの物語を紹介します。

氷帝VS立海のドリームマッチが描かれたのは、アニメ『新テニスの王子様 氷帝VS立海 Game of Future』です。なぜファンの間で話題になっているのかというと、2校ともトップクラスの選手が揃っているにも関わらず、これまで一度もぶつかることがなかったからです。

関東大会や全国大会で対戦する可能性はあったものの、当たる前に氷帝学園は青学に負けて敗退しました。『新テニスの王子様』では、仲間として高校生や世界のプレイヤーと戦うので、そもそも対戦することがありません。

そんな中、やっと氷帝学園と立海の試合が描かれたのです。ファンが待ち望んでいたドリームマッチだったので、とても話題になりました。

『新テニスの王子様 氷帝VS立海 Game of Future』は、U-17W杯が終わった後のエピソードです。この頃になるともう3年生は引退目前となり、2年生に引き継ぎをしていました。そんな時、跡部景吾がテニスコートを新設してエキシビジョンマッチを開催します。その対戦校に選ばれたのが立海だったのです。

『新テニスの王子様 氷帝VS立海 Game of Future』の製作をきっかけに、関係者のスペシャル座談会が行われました。スペシャル座談会第1弾では作者の許斐剛、監督の川口敬一郎、脚本家の広田光毅が登場します。

スペシャル座談会第2弾では、作者の許斐剛、跡部景吾役の声優の諏訪部順一、幸村精市役の声優の永井幸子が登場します。スペシャル座談会では、ストーリーの裏話なども載っており、ファン必見の内容となっています。各スペシャル座談会の一覧は公式HPにあるので、ぜひ一度読んでみてください。

この記事では『テニスの王子様』に登場する氷帝学園のメンバーを一覧で紹介していきましたが、個性的なメンバーばかりでした。氷帝メンバーのやり取りは原作だけでなく、ペアプリ・ゲーム・アニメなどでさらに濃く描かれています。ぜひスピンオフやメディアミックスもチェックしてみてください。