【テニスの王子様】不動峰中学校まとめ！メンバー一覧とその声優も！

不動峰中学校には強い選手が揃っています。『テニスの王子様』では地区予選でノーシードで勝ち上がり、注目されるようになりました。しかし地区予選までは無名だった学校です。

それどころか昨年のチームの印象は悪く、菊丸英二が「あそこの顧問嫌い エラそうで」と言うほどでした。ここでは不動峰中学校のメンバー一覧を紹介する前に、チームが昨年からどのように変わったのか、学校の情報などをまとめています。

不動峰中学校は地区予選で登場した青学のライバル校です。無名の学校だったため、青学はまさか不動峰中学校が勝ち進んでくるとは思いませんでした。不動峰中学校と青学は、地区予選の決勝戦で対戦することになります。

都大会では、氷帝学園の2軍と1軍の宍戸亮相手に圧勝し、実力を見せつけました。その後山吹戦で敗退してしまいましたが、関東大会では山吹に勝利して成長を見せました。全国大会では、準々決勝の四天宝寺戦で敗退しました。

不動峰中学校は青学と同じ地区にある都内の学校です。昨年までは弱小校だったので、全く注目されていませんでした。弱小校だったのは、不動峰中学校テニス部の先輩と監督が原因でした。当時1年生だった伊武深司達は、横暴な先輩や監督に虐げられていました。そのため、まともに練習することすら出来なかったのです。

しかし本編から半年前、状況が一変します。当時2年生だった橘桔平が獅子楽から転校してきたのです。橘桔平は2年生と監督のやり方に反発し、テニス部から追い出しました。現在の不動峰中学校に橘桔平と2年生のメンバーしかいないのは、こういった事情があったからでした。

こうして本格始動したテニス部は、橘桔平の指導もあって強豪校と並ぶ強いチームへと成長したのです。優勝することはできませんでしたが、全国大会にも出場してベスト8の成績を残しています。ちなみに地区予選の時に河村隆が、「昨年不動峰中学校は新人戦の直前に暴力沙汰を起こして出場辞退した」と語っているシーンがありました。

それは当時2年生だった橘桔平率いる1年生のメンバーと、監督や他の2年生との対立が原因だったのです。ただこの暴力事件があってから、橘桔平はテニス部の新設へと踏み切ることになります。こうしてテニス部新設が受理されたことで、当時1年生だった伊武深司達はまともにテニスができるようになりました。

『テニスの王子様』は1999年から2008年に、集英社の週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。中学生のテニスプレイヤーが切磋琢磨して大会での優勝を目指すストーリーです。劇中ではバトル漫画のような非現実的な技が描かれています。

『テニスの王子様』のアニメは2001年からスタートし、テレビ東京系列で放送されました。また実写作品やゲームなどもあり、幅広いコンテンツで楽しまれている作品です。原作漫画ではなく、アニメやミュージカルから『テニスの王子様』のファンになった方も多いようです。

続編『新テニスの王子様』は2009年からジャンプスクエアで連載開始しました。『新テニスの王子様』では、高校生を対象としたU-17の合宿に中学生が参加することになり、U-17杯で勝利を目指すストーリーです。

『テニスの王子様』の不動峰中学校テニス部のメンバーは7人おり、そのほとんどは2年生で構成されています。ここからは、不動峰中学校テニス部のメンバーを一覧で紹介していきます。

橘桔平は、不動峰中学校テニス部の部長です。テニス部メンバー一覧の中では唯一の3年生でみんなから慕われています。

橘桔平は身長179cm、体重67kg、誕生日は8月15日、血液型はO型です。強豪校の獅子楽の元エースで「九州二翼」と呼ばれていましたが、親の都合により不動峰中学校に転校しました。不動峰中学校を牛耳っていた部員と監督を退け、現在は橘桔平が不動峰中学校の部長と監督を兼任している状態です。

氷帝学園との試合では、一軍の宍戸亮を退けたほどの実力があります。『新テニスの王子様』ではU-17の高校生選抜の合宿に招集されました。合宿では「スーパーテニス」を得意とする門脇悟を棄権に追い込み、勝ち組に残りました。

橘桔平の得意技は「超ライジング」「あばれ獅子」「あばれ球」です。「超ライジング」は、普通のライジングショットよりも早い段階で返球する技です。千歳千里の「神隠し」というボールが消えて見える技に対し、消える直前に「超ライジング」で打ち返しました。

「あばれ獅子」はシンプルな技で、持ち前のパワーで猛攻撃をする技です。ただ強打するだけでなく、球をネットに引っ掛けたりして相手の動きを乱します。「あばれ球」はその名の通り、打球が暴れているように見える技です。

ラケットの縁に当てて球をブレさせるため、相手からは暴れているように見えます。この技を使う時は体を低くして、腕と足を突き出すようなフォームを取ります。ただ千歳千里はこの技を受けて、右目の視力が低下してしまった危険な技です。

神尾アキラは不動峰中学校テニス部のエースの一人です。テニス部メンバー一覧の中でもスピードに特化した選手です。

神尾アキラは身長165cm、体重52kg、誕生日は8月26日、血液型はO型です。身長・体重は後に166.5cm・53kgに成長しています。カウンターパンチャーで、スピードに自信がある選手です。忍足謙也の俊足ほどの速度はないものの、自転車に追いつくほどのスピードを出すことができます。

さらに海堂薫との試合を経験してからは、粘り強い試合をするようになりました。実際に山吹の千石清純との対戦や、伊武深司と対戦した時は、格上相手に粘り強さで勝利しました。

神尾アキラは、青学との試合の時には得意技は特に披露せず、ひたすら「リズムにのるぜ♪」と言ってスピードを活かした普通のテニスをしていました。この時は主に「クイックサーブ」や「ネッドダッシュ」などの技を使っていました。得意技を使ったのは、関東大会での千石清純との対戦の時です。

得意技は「音速弾(ソニックブリット)」といいます。これはランニング・ショットにアンダースピンをかけて打つ技です。目で追えない程のスピードで返球し、バウンドすると更にそのスピードが加速します。そのため、動体視力が高い千石清純でも1度は見送ってしまいました。

関東大会では粘り勝ちしたものの、この技は千石清純のような動体視力が高い選手は天敵です。最初は千石清純でもそのスピードを捉えることはできませんでしたが、後半からはほぼ攻略されてしまいました。

伊武深司は不動峰中学校テニス部のもう一人のエースです。テニス部メンバー一覧の中でもクセの強い人物です。

伊武深司は身長165cm、体重55kg、誕生日は11月3日、血液型はAB型です。プレイスタイルはカウンターパンチャーで、そのテニスの才能は飛び抜けています。ただ性格は毒舌家で、直接的には言わないもののボソボソと相手に毒を吐きます。ただ叱られると「すんまそん」と素直に謝る一面もあります。

『新テニスの王子様』では、橘桔平や神尾アキラと共に合宿に参加しました。しかし神尾アキラとの対戦では、自分の方が強いと油断していたこともあって負けてしまいました。

伊武深司の得意技は「キックサーブ」です。「キックサーブ」は、スクリュー回転がかかった打球が利き手側に曲がり、大きく跳ね上がる技です。伊武深司は青学戦で越前リョーマに「ツイストサーブ」で追い込まれた時に使いました。

ちなみに「キックサーブ」は「ツイストサーブ」と球質はほぼ同じですが、データ収集が得意な乾貞治曰く若干異なると解説しています。伊武深司にはもう一つ得意技があります。それは「スポット」です。これは技というよりも、状態を表す言葉です。青学戦では伊武深司が「トップスピン」と「スライス」を交互に連続して打ち込むシーンがあります。

「トップスピン」と「スライス」は上下回転のショットなので、相手の腕には大きな負担がかかります。すると筋肉が縮み上がって一瞬だけ「スポット」という麻痺状態になるのです。こうなってしまうと、体を動かすどころかラケットを持つ握力さえ失われてしまいます。

実際に、「スポット」に陥った状態で無理に体を動かした越前リョーマの手から、ラケットがすっぽり抜けてしまうシーンがあります。伊武深司は相手が「スポット」に陥った瞬間を狙って攻撃し、ポイントを取りました。

石田鉄は不動峰中学校テニス部のレギュラーです。テニス部メンバー一覧の中でも、パワータイプの選手です。

石田鉄は身長188cm、体重80kg、誕生日は11月30日、血液型はO型です。体重は後に81kgに増えています。とても大柄な選手で、桜井雅也とダブルスを組むことが多いです。青学との試合では河村隆・不二周助ペアと対戦し、河村隆に大きな影響を与えました。ちなみに四天宝寺中学校の石田銀の弟でもあります。

石田鉄の得意技は「波動球」です。「波動球」は120%の力を込めたフラットショットのことです。青学戦ではダブルスで不二周助の技に圧倒されていましたが、石田鉄はこの技で流れを断ち切ろうとしました。ただこの「波動球」は凄まじいパワーによって腕に負担がかかりすぎるリスクの高い技です。

しかしその代わりに、相手が返球できないような強烈なフラットショットを打つことができます。石田鉄は不二周助を狙って「波動球」を打ちましたが、そのパワーを見た河村隆がとっさに庇いました。なんとか返球できたものの、河村隆は右腕を負傷して棄権になりました。

石田鉄は無事でしたが、ガットには穴が空いてしまいました。相手を直接狙って棄権に追い込む、テニスらしくない技の一つでもあります。ただ石田鉄の「波動球」はまだまだ序の口で、この「波動球」を教えた兄の石田銀は百八式もの「波動球」を使うことができます。

桜井雅也は不動峰中学校テニス部のレギュラーです。テニス部メンバー一覧の中でも、柔軟性のある選手です。

桜井雅也は身長164cm、体重54kg、誕生日は7月18日、血液型はO型です。ダブルス・シングルス問わず出場する選手で、ダブルスでは石田鉄と組むことが多いです。地区予選の青学戦では、不二周助・河村隆ペアと対戦しました。

桜井雅也の得意技は「トップスピン」です。これは強烈なスピンをかけたショットのことです。この「トップスピン」を見た竜崎スミレは、「強いな これ程とは…」と驚いていました。ただ試合では、この「トップスピン」を逆に利用されてしまい、不二周助の「つばめ返し」でねじ伏せられてしまいました。

森辰徳は不動峰中学校テニス部のレギュラーです。テニス部メンバー一覧の中では、特徴がなく少し見劣りしてしまう選手です。

森辰徳は身長164cm、体重52kg、誕生日は4月18日、血液型はA型です。不動峰中学校のメンバーの中では堅実なタイプで、派手さはないものの基本に忠実なプレーを得意としています。実力的には他の選手より劣るものの、客観視することができるため、チームには不可欠な存在です。

森辰徳の得意技は不明です。青学との試合では内村京介とペアを組んでダブルスで黄金ペアと対戦しました。しかし特別な技を使う間もなく負けてしまいます。それでも、地区予選で黄金ペアから2ゲーム奪ったのは森辰徳・内村京介ペアだけだと橘桔平からは激励されていました。

内村京介は不動峰中学校テニス部のレギュラーです。メンバー一覧の中でも、ダブルスで強さを発揮するタイプの選手です。

内村京介は身長159cm、体重52kg、誕生日は10月28日、血液型はB型です。黒い帽子を被っているのが特徴的な選手です。ダブルスでは森辰徳と組むことが多く、そのプレイスタイルから「前衛キラー」と呼ばれています。

内村京介の得意技の名前は不明ですが、ダブルスの前衛が体勢を崩した時に顔面を狙って打つ技を得意としています。これが「前衛キラー」と呼ばれる由縁です。ただ青学の黄金ペアとの対戦では前衛が菊丸英二だったので、アクロバティックプレイで即座に対応されてしまいました。

また、全国的にも有名な黄金ペアのプレイスタイルを知らなかったのか、青学戦ではほとんどアクロバティックプレイに驚くばかりで手も足も出ませんでした。

不動峰中学校には女子テニス部もあります。『テニスの王子様』では、女子テニス部の橘杏が登場しました。

橘杏は身長155cm、体重46kg、誕生日は3月21日、血液型はO型です。勝気な性格でよく男子テニス部と一緒に行動しています。ストリートテニスに顔を出すことも多く、桃城武や越前リョーマとは地区予選前にストリートテニス場で出会いました。

劇中では何かと他校の男子に絡まれることが多いです。跡部景吾にはナンパされるほど可愛らしい顔立ちをしています。

橘杏は橘桔平の妹です。そのため、橘桔平が所属する男子テニス部と行動することが多いのです。橘桔平の妹ということもあって、ナンパから守るなど男子テニス部では大事にされているようです。

『テニスの王子様』の不動峰中学校テニス部の声優は、ベテラン声優が揃っています。ここでは、不動峰中学校テニス部メンバーの声優を一覧で紹介します。

橘桔平の声優は川原慶久です。川原慶久は橘桔平役だけでなく、聖ルドルフの金田一郎役も担当しています。

川原慶久は1976年6月22日生まれの東京都出身の声優です。アクロスエンタテインメントという声優事務所に所属しています。2000年代から声優として活動しており、メインキャラからサブキャラまで一作品で多くのキャラを担当することが多いです。

川原慶久の主な出演作品は、『NANA』の高木泰士役、『とある魔術の禁書目録』の青髪ピアス役、『家庭教師ヒットマンREBORN!』のグロ・キシニア役、『刀剣乱舞』の小豆長光役、『バキ』の愚痴克巳役、『ダンボール戦機WARS』の磯谷ゲンドウ役などがあります。

神尾アキラの声優は鈴木千尋です。鈴木千尋は遠山金太郎役の杉本ゆうと新人時代から仲が良く、「ちぃ」と呼ばれています。この二人はラジプリで一緒にマンスリーパーソナリティを務めました。

鈴木千尋は1977年2月17日生まれの山形県出身の声優です。フリーで活動しています。高校卒業後に声優学校へ通い、1998年にデビューしました。声質はやや高めで少年役〜青年役を演じることが多いです。

鈴木千尋の主な出演作品は、『イナズマイレブン』のディラン・キース役、『テイルズ オブ ジ アビス』のルーク・フォン・ファブレ役、『とっとこハム太郎』のめがねくん役、『Free!』の鴫野貴澄役、『弱虫ペダル』の水田信行役などがあります。

伊武深司の声優は森山栄治です。森山栄治は「ミュージカル・テニスの王子様」の1stシーズンで初代桃城武役、2ndと3rdシーズンでは越前南次郎役を演じました。さらにゲームでは藤堂健吾役、実写映画では真田弦一郎役を演じています。

森山栄治は1976年10月3日生まれの長崎県出身の声優・俳優です。サンミュージックプロダクションという芸能事務所に所属しています。ドラマ・映画・アニメ・ゲーム・舞台など多方面で活動しています。また、サンティーズというユニットに参加しており、CD・DVDの販売やイベントなども行っています。

森山栄治の主な出演作品は、『Dr.リンにきいてみて!』の神埼餃子役、『アイシールド21』の佐々木コータロー役、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の畑山守役・加納良次役などがあります。

石田鉄の声優は前田剛です。『テニスの王子様』では、石田鉄の他にもモブ役で出演したことがあります。『新テニスの王子様』のOVAでは松平親彦役を演じました。

前田剛は1975年1月10日生まれの東京都出身の声優・俳優です。ヘリンボーンという声優事務所に所属しています。1994年から活動しており、モブキャラからメインキャラまで様々な役を演じる声優です。

前田剛の主な出演作品は、『ギャグマンガ日和』の聖徳太子役・曽良役・クマ吉役、『家庭教師ヒットマンREBORN!』のランチア役、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の丸藤亮役、『ホイッスル!』の水野竜也役などがあります。

桜井雅也の声優は植木誠です。植木誠は桜井雅也役だけでなく、若い頃の越前南次郎役や林大介役なども演じています。

植木誠は1977年4月13日生まれの大分県出身の声優・俳優です。現在フリーとして活動しています。九州大谷短期大学表現学科演劇放送フィールドの准教授も務めています。アニメだけでなく、舞台・ゲーム・ラジオなどにも出演しています。

植木誠の主な出演作品は、『おねがいマイメロディ』の菊池大介役、『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』の神宮寺誠一郎役、『時空異邦人KYOKO ちょこらにおまかせ』の神氷月役などがあります。

森辰徳の声優は近藤孝行です。近藤孝行は他にも大石秀一郎役や野村拓也役を演じています。『テニスの王子様』では、キャラソンの作詞を担当することもあります。

近藤孝行は1978年6月5日生まれの鳥取県出身の声優です。BLACK SHIPという声優事務所に所属しています。DABAというユニットのメンバーの一人でもあります。1998年に声優デビューしました。声質はバリトンです。

近藤孝行の主な出演作品は、『灼眼のシャナ』の田中栄太役、『緋弾のアリア』の武藤剛気役、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の久川鉄道役、『こはるびより』の村瀬貴也役などがあります。

内村京介の声優は喜安浩平です。喜安浩平は他にも、海堂薫役や滝萩之介役を演じています。

喜安浩平は1975年2月19日生まれの愛媛県出身の俳優・声優です。ナイロン100℃とブルドッキングヘッドロックという劇団に所属しています。元々舞台俳優として活動していましたが、2000年に声優デビューしました。現在では脚本・演出家としても活動しています。

喜安浩平の主な出演作品は、『はじめの一歩』の幕之内一歩役、『蒼穹のファフナー Dead Aggressor』の皆城総士役、『みずいろ』の片瀬健二役などがあります。

橘杏の声優は木村亜希子です。橘杏は原作ではあまり登場しませんが、アニメでは登場回数が増えています。また木村亜希子が歌う橘杏のキャラソンのシングルもリリースされています。

木村亜希子は1971年6月28日生まれの福井県出身の声優です。ケッケコーポレーションという声優事務所に所属しています。中学生の時に声優の仕事に興味を持ち、養成所を経て1996年にデビューしました。

木村亜希子の主な出演作品は、『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』のフェイ・ルーン役、『宇宙をかける少女』のエル・スール役、『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』のサクヤ役、『ロックマンエグゼ』のロックマン役などがあります。

「ミュージカル・テニスの王子様」を観たのをきっかけに、不動峰中学校を推すようになったという方が多いようです。原作やアニメも人気ですが、ミュージカルもクオリティが高く、歌やダンスが好評でした。また感動して思わず泣いてしまったという方もいました。

不動峰中学校の試合の中でも、橘桔平と千歳千里の試合は人気です。この試合では、獅子楽にいたころの二人のエピソードが明らかになります。過去にトラブルはあったものの、試合を観ると互いのことをリスペクトしていることが分かります。このエピソードを見て、責任感が強く男らしい橘桔平がより一層好きになったファンが多いようです。

不動峰中学校が登場した時は、無名なのにとても強い学校が出てきたとワクワクした方が多かったようです。しかし、試合内容に満足出来なかったという読者もいました。確かに青学戦では、決定的なダメージを与えたのは石田鉄の「波動球」のみで、明らかに青学の方がレベルが上の試合でした。

もしこの試合に橘桔平が出場していたら、試合内容がもっと充実していたかもしれません。どちらかというと青学の強さを見せつけたような試合展開だったので、ファンの間ではもっと不動峰中学校の活躍を描いてほしかったという声もありました。

不動峰中学校のメンバーの中でも、橘桔平は外見がよく変わります。獅子楽時代は髪が長くて金髪でした。ちょうど眉間あたりにほくろがあるので、その見た目から「ライオン大仏」と呼ばれていたこともあるようです。

転校後は黒髪短髪になりましたが、千歳千里との試合では再び金髪に戻っていました。本人的には獅子楽時代の髪型は黒歴史になっているようですが、ファンからは獅子楽時代の髪型がとても人気です。

不動峰中学校テニス部は『テニスの王子様』のメインキャラではないものの、キャラソンがたくさんリリースされています。ここでは、特に人気の高い橘桔平・神尾アキラ・伊武深司のキャラソンを紹介します。

橘桔平のキャラソンは「Victory Road」や「Spirits Hunter〜獅子の信念〜」があります。また、千歳千里とのデュエットソング「DIVE TO THE SKY」や神尾アキラとのデュエットソング「プリズム」もあります。『テニスの王子様』の読者の中には、橘桔平のキャラソンを聞いてファンになったという方もいるようです。

神尾アキラのキャラソンは「SPEEDER RUN」「PERFECT GAME」「ACE of ACE」があります。また神尾アキラは「プルタブと缶」というユニットのメンバーで、「Wonderful days」や「Party Time」などのユニットソングも歌っています。神尾アキラのキャラソンは、声優の鈴木千尋ファンからも人気です。

伊武深司のキャラソンは「CAN SEE THE LIGHT」「Start〜僕の行方〜」「Reborn Wings」などがあります。他にもミニアルバム「EVE」を出しており、これはファン必見です。「EVE」にはクリスマスソングも収録されているので、クリスマスになると伊武深司のキャラソンを聴くファンが多いようです。

不動峰中学校テニス部は過去に不遇扱いを受けてきました。しかし橘桔平が転校してきたことにより、2年生が活躍できるようになります。テニス部のメンバー一覧の中には、『新テニスの王子様』でU-17の高校生選抜合宿に招集されたキャラもいます。ぜひ、『新テニスの王子様』での活躍にも注目してみてください。