【シャドーハウス】ケイトの顔はかわいい？エミリコと似ている？過去も紹介

『シャドーハウス』の主人公エミリコの主人であり、相棒的存在であるケイトとはどのようなキャラクターなのでしょうか。まずはケイトのプロフィール、ケイトと他のキャラクターとの関係、『シャドーハウス』の概要やあらすじについて紹介します。

ケイトは謎に包まれたシャドー家の1人です。顔や体は真っ黒で、顔や表情をうかがうことはできません。赤いドレスを着用しており、ハーフツインにまとめた髪に赤いバラの髪飾りをつけています。背格好はほとんどエミリコと同じで、エミリコより少し鼻が高いとされています。頭が良く、常に貴族らしい淑女のような振る舞いをする少女です。

ケイトとエミリコはシャドー家の者とシャドー家に仕える者という関係性です。『シャドーハウス』では、1人のシャドーに対し、1人の「生き人形」と呼ばれるお世話役が配属されます。基本的に顔を持たないシャドーは、生き人形を自分の顔として認識しており、自分に近い名前をつけます。しかしケイトはエミリコ個人を尊重し、自分とは似ていない名前を付けました。エミリコに文字の読み書きを教えたり、エミリコを気遣うなど、エミリコを対等に扱ってくれます。

シャドーハウスに住む1人であるジョンは、ケイトと同期の少年の姿をしたシャドーです。お披露目会でケイトに一目惚れし、何度もアプローチを行っています。ケイトにはあまり相手にされていないものの、仲間としては信頼をおかれている存在です。ケイトとエミリコの関係に感銘を受け、自身の生き人形であるショーンと同じような関係性を築こうとするなど、ケイトから刺激を受けています。

『シャドーハウス』は2018年～「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の漫画作品です。作者はソウマトウさんです。2023年9月時点の累計部数は電子版も含め260万部を突破しています。2021年にアニメ第1期、2022年にアニメ第2期が放送されました。可愛い絵柄と不気味な雰囲気が人気を集め、日本なみならず海外展開も幅広く行われています。

主人公のエミリコは、シャドーハウスに仕える生き人形として生活する少女です。シャドーハウスには顔を持たない真っ黒の姿をしたシャドー一族が貴族の真似事をして生活しています。エミリコはケイトというシャドーに仕え、日々奮闘しています。そんなある日、こどものシャドーにとって第一の関門となる「お披露目会」が行われ、エミリコはケイトや仲間たちと協力し様々な困難に立ち向かいます。

『シャドーハウス』の生き人形たちはどの子も可愛い、キレイな顔をしています。作品のもう一人の主役であるケイトの顔はかわいいのでしょうか。ここからはケイトの顔はかわいいのかなどケイトの顔について紹介していきます。

シャドーとして登場するケイトは、真っ黒の顔をしており、どんな顔なのかわかりません。しかし実はケイトにも元々顔が存在していることがわかっています。ケイトの過去回想にてケイトに顔があった時の描写がありますが、ケイトの顔がはっきりと写る場面はありません。館に入る前にケイトとエミリコは会っており、その際にケイトがエミリコと自分の背格好が良く似ていると伝えますがエミリコは「よく見るとそっくりじゃない」と述べていることから、2人の顔は似ていないと予想されます。

ケイトの本当の顔が見られるのは、シャドーハウスの上位のシャドー達と戦う時か、ラスボスであると考えられる「偉大なるおじい様」と対峙した時になると予想されています。シャドーと生き人形は最終的に一体化を行います。万が一、ケイトとエミリコが一体化となった場合にもケイトの素顔が登場する可能性がありますが、ケイトは一体化を望んでいない為、この可能性はかなり低いとされています。

実はケイトの正体は12歳までは顔を持つ普通の少女でした。ケイトは元々「ミラーハウス」という貴族の娘でした。ケイトの母親はキャサリンという女性で、ケイトを出産した後、自身は亡くなっています。その後、侍女のエミリーによって育てられたケイトは、12歳までは他の子どもたちと遊んだりする普通の子どもとして成長しますが、徐々に体が黒くなり最終的にシャドーへと変貌してしまったのです。

シャドーとして登場したケイトの正体は人間であったことが判明しています。元々は顔のあったケイトは、なぜシャドーへと変貌を遂げてしまったのでしょうか。実はケイトがシャドーになってしまった経緯には、悲しい過去が関係しています。ここからはケイトの過去、正体について紹介します。

『シャドーハウス』の物語が進むにつれ明かされたケイトの生い立ちや過去について紹介します。ケイトは元々「ミラーハウス」という貴族の出身であったことが判明しています。12歳までは普通の少女として生活していたケイトがなぜシャドーハウスでシャドーとして生活をしているのか、ケイトの生い立ちや過去を紹介します。

過去に「ミラーハウス」という貴族たちが暮らす館が存在していました。そのミラーハウスで暮らしていた貴族のキャサリンはケイトを身籠ります。お祝いにと真っ黒の姿をした「モーフ」という妖精が献上されます。このモーフが後に暴走し、ミラーハウスを壊滅させます。なんとか逃げ切ったキャサリンですが、追いかけてきた一匹のモーフによってキャサリンはシャドー化してしまいます。

シャドー化してしまったキャサリンは、そのまま眠りについてしまいます。そして事件から50年後、ケイトを出産するのです。ケイトを出産した後、自身は亡くなってしまいます。生まれた子は「ケイト・ミラー」という普通の人間として成長します。キャサリンが50年眠り続けたこと、ケイトが50年後に生まれた理由などは明かされていません。

ケイトはある日、祖母として育ててくれた侍女のエミリーから真実を聞かされます。真実を知ったケイトは、自分が何者なのかを知るという目的の為、ミラーハウスに向かいます。過去にミラーハウスがあった島はシャドーによる洗脳と支配が行われており、ミラーハウスはシャドーハウスへと変貌していました。ケイトにはミラーハウスを取り戻すという目的と、そこで働かされている生き人形たちを解放するという目的があると考えられています。ケイトはその目的の為、シャドーハウスに潜入します。

アニメ版『シャドーハウス』にはたくさんのキャラクターが登場します。アニメ化が決定した際には声優についても注目が集まりました。そんなアニメ版『シャドーハウス』でケイト役を担当するのは鬼頭明里さんです。ここからはケイトの声優である鬼頭明里さんのプロフィールや主な出演作品について紹介します。

作品の重要なキャラクターであるケイトを担当するのは声優の鬼頭明里さんです。鬼頭明里さんは数々の人気作品に出演している人気声優です。鬼頭明里さんは気品溢れる部分と熱い部分を併せ持つケイトをその高い演技力で表現しています。

鬼頭明里さんは1994年生まれ、愛知県出身の声優です。現在の所属はラクーンドッグです。2014年に声優活動を開始し、2021年には「第15回声優アワード」にて助演女優賞を受賞する功績を残しています。歌唱力にも定評があり、2023年には「第17回声優アワード」で歌唱賞を受賞しています。少女役から大人の女性役まで演じ、時には少年役まで演じるなど幅広い活躍を見せています。

鬼頭明里さんの主な出演作品は『鬼滅の刃』の竈門禰豆子役です。『鬼滅の刃』は2016年～2020年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた大人気漫画作品です。鬼頭明里さんは主人公の竈門炭治郎の妹で、鬼舞辻󠄀無惨に鬼にされてしまった少女、竈門禰豆子を担当します。鬼頭明里さんは竈門禰豆子役について「人生を180度変えてくれた存在」と語っています。

『シャドーハウス』のケイトがかわいいという声がたくさんあがっていました。作品には数多くのシャドーと生き人形が登場しますが、中でもケイトの人気は断トツです。ケイトの服装や立ち振る舞いなどがキャラクターとして魅力的のようです。

アニメ版『シャドーハウス』の視聴者からは、「ケイトの過去編をアニメで見たい」という声があがっていました。アニメ版は現在シーズン2までが放送されており、原作7巻の82話の途中までとなっています。シーズン3が制作されればケイトの目的を知る為の重要なエピソードとなる過去編もアニメで見れるのではと、ファンの間で期待されています。

ケイトの正体が判明し、エミリコと同じ顔ではないと予想されています。しかし未だケイトの顔は謎のままの為、ケイトの素顔がどのような顔なのか楽しみという声があがっていました。「ケイトの顔はきっとエミリコより凛々しいはず」とたくさんのファンが予想しています。

幼少期は普通の人間として過ごしたケイトですが、当時の顔は不明のままです。背格好などはエミリコに似ているもののエミリコから見るとそっくりではないようです。ケイトの素顔が明かされる日が来るのか、ケイトの目的は達成されるのか、今後の『シャドーハウス』の展開に期待してみてはいかがでしょうか。