【アリエッティ】翔の病気は完治した？手術は？イケメンキャラのプロフィールも

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は、作品の中心人物であり、イケメンな見た目やセリフから人気を集めています。そんな『借りぐらしのアリエッティ』の翔のプロフィールを紹介します。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は、12歳の少年です。作中では手術前の療養のためにやって来た大叔母の牧貞子の屋敷にやって来た直後に、アリエッティと出会います。両親は離婚しており、母親の奈津美に引き取られていますが、外交官の仕事で海外へ行くことが多いため、一人で過ごすことが多くなっています。

『借りぐらしのアリエッティ』は、監督を米林宏昌、脚本を宮崎駿、丹羽圭子が務めたスタジオジブリ製作のアニメーション映画です。メアリー・ノートンの児童向け小説『床下の小人たち』を原作として脚色を加えた作品であり、小人の少女と人間の少年の交流を描いていきます。

14歳の小人であるアリエッティは、人間に見られてはいけないという掟がある中で、古い屋敷の床下で生活品を借りながら両親と生きていました。しかし、アリエッティが一人で借りようとしていた時、療養のために来た人間の少年の翔に見つかってしまいます。それをきっかけに翔とアリエッティは交流していきますが、同時にアリエッティたち小人に危険が迫っていきます。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は手術のためにアリエッティたちが借りている屋敷にやってきましたが、病気がどうなったかについては不明瞭な部分があります。そんな『借りぐらしのアリエッティ』の翔の病気に関わる内容を紹介します。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔の病気は、作中だと心臓病と言われており、激しい運動ができない状態でした。心臓病の種類には様々な種類がありますが、手術によって改善が見込まれるのは狭心症や不整脈、弁膜症になります。どの心臓病に該当するかまでは言及されていませんが、激しい運動はできないものの、作中では少し走るシーンがあるため、症状的には手術によって改善する可能性が高いと予想されます。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔の病気については、作中だと手術を受ける前に話が終わってしまいます。アリエッティと出会った時点では自分が死ぬ可能性も考えていましたが、交流を深めていくうちに生きることに対して徐々に前向きに考えるようになっています。そのため、アリエッティと別れた後に行われる予定の手術に対しても治すつもりで挑んで、完治できるのではないかと推測されます。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は、作中の最後にはアリエッティと別れを告げています。その後に翔がアリエッティと再会できたかどうかは描かれていませんが、小人の掟を考えると本来なら人間とは出会っていないため、翔やアリエッティも自分からは再会しに行くことはないと予想します。しかし、二人の思い出の中にはしっかりと残っているため、偶然再会できる可能性も残されています。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は、原作となった『床下の小人たち』には登場していないため、作品独自のキャラクターになっています。そんな『借りぐらしのアリエッティ』の翔の性格やモデルについて紹介します。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は、12歳の年齢に見合わず大人びており、自身の環境や病気で手術を受けなければならない現状もあって悲観的な性格になっています。それ故にアリエッティの自由で元気に動く姿に対して憧れや嫉妬のような感情を抱いていましたが、交流を深める中で大切な存在になっていきます。

一方で、本来の性格は穏やかであり、アリエッティと会った事実を秘密にしたり、アリエッティの母親が攫われた際には救出に協力したりと、優しい一面を見せています。また、アリエッティたち小人たちに興味を示す子どもらしい部分もあります。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は、翔を演じている神木隆之介さんをモデルやイメージにしたと監督である米林宏昌さんが発言しています。製作段階で神木隆之介さんをイメージして描かれており、キャラクターデザインの時には神木隆之介さんに役を依頼しようと考えていました。しかし、ファンの間では神木隆之介さん以外にもプロアスリートの羽生結弦さんにも似ていると言われています。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は、作中で言っているセリフや言い方がイケメンだと言われています。そんな『借りぐらしのアリエッティ』の翔のセリフを見ていきましょう。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔のセリフその1は、「君たちは滅びゆく種族なんだよ…」から始まる言葉です。翔とアリエッティが初めて会った際に言ったセリフであり、小人に対してかなりひどい言い方をしています。そこには病気で手術を受けなければならない自分への悲観が混じっており、言った直後に自分の方が死ぬ可能性を考えていました。病弱な少年が急に言い放っていますが、翔の心情が窺えるセリフです。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔のセリフその2は、「君は僕の心臓の一部だ…」を含む言葉です。アリエッティとの別れの後に言ったセリフであり、アリエッティとの交流を経て生きることに前向きになった翔が大切な思い出になったことを表しています。自らの心臓病に絡めた内容でもあり、手術に対しても前向きに向かっていけるだろうと期待できるセリフです。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔はキャラクターのイメージ・モデルとなった神木隆之介さんが実際に演じることになりましたが、神木隆之介さんはジブリ作品と非常に関わり深い人物でもあります。そんな『借りぐらしのアリエッティ』の翔の声優について紹介します。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔を演じたのは神木隆之介さんです。少年ながらも大人びた一面がある翔を爽やかな声で演じています。『借りぐらしのアリエッティ』以外にも『千と千尋の神隠し』の坊／坊ネズミや『ハウルの動く城』のマルクルなど、スタジオジブリ作品に定期的に出演しています。

神木隆之介さんは埼玉県出身で、1993年5月19日生まれの俳優・声優・タレントです。母親の応募で1995年にはCMデビューを果たし、1999年には俳優デビューしています。その後、子役として徐々に出演作品を増やしていき、俳優以外にも声優やナレーターなど幅広いジャンルで活躍していきます。

神木隆之介さんの主な出演作品としては、俳優業だと、『妖怪大戦争』の稲生タダシ、『桐島、部活やめるってよ』の前田涼也、『SPEC』シリーズの一十一、『るろうに剣心 京都大火編／伝説の最期編』の瀬田宗次郎、『フォルトゥナの瞳』の木山慎一郎、『らんまん』の槙野万太郎、『ゴジラ-1.0』の敷島浩一などがあります。

声優業だと、『ドラえもん のび太の恐竜2006』のピー助、『サマーウォーズ』の小磯健二、『とある飛空士への追憶』の狩乃シャルル、『君の名は。』の立花瀧、『メアリと魔女の花』のピーター、『100日間生きたワニ』のワニなどがあります。

ここでは、『借りぐらしのアリエッティ』の翔について世間での評判や人気を紹介します。ジブリ作品の男性は魅力的なキャラが多くいますが、翔も最初からイケメンキャラだと思う人もいれば、ストーリーを見ていくうちに印象が変わったという人もいます。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔について、見た目やセリフ回しがイケメンであるという感想が多数出ていました。12歳の少年ながらも大人びた雰囲気があり、やや癖が強いジブリ作品の男性の中でもシンプルなイケメンキャラだと思う人が多いようです。一方で、性格面では最初の方だと悲観的な部分が目立つものの、アリエッティに対して見せる優しさや思いからこちらもイケメンだと感じる人もいます。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔を演じた神木隆之介さんについて、ほかのジブリ作品との声の違いについて様々な感想が出ていました。『千と千尋の神隠し』の時には8歳、『ハウルの動く城』の時には10歳で声優を担当していましたが、翔役の時には16歳とかなり成長していました。そのため、翔の声は男性らしくしっかりした声になっており、これまでのキャラとの違いに驚いた人も多かったようです。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔のセリフについて、最初の「君たちは滅びゆく種族なんだよ……」に衝撃を受けたという感想が出ていました。大人しそうな翔から出る言葉としてはやや棘があり、そのせいで初期の印象はそれほど良くないと感じる人もいたようです。しかし、病気によって心が弱っていることやアリエッティと交流を重ねて変化していく姿から徐々に好きになっていった人もいました。

『借りぐらしのアリエッティ』の翔は心臓病を患っており、手術前の療養のためにやって来た屋敷でアリエッティと出会っていますが、病気が完治したかどうかまでは作中で描かれていません。しかし、悲観的だった翔がアリエッティとの交流で前向きなった点を見ると、手術に対しても肯定的に挑んで病気を完治できたと予想されます。翔の心情の変化も作品の大きな見どころになっているので、注目してみてください。