【ハンターハンター】壮絶なネフェルピトーの最後とは？ゴンとの戦闘を考察

『ハンターハンター』キメラアント編にて最強格の敵として登場したネフェルピトー。猫型の蟻であるネフェルピトーはその愛らしい外見からは想像できない程強く、一流のハンターとして活躍していたカイトですら倒してます。その最後は『ハンターハンター』内でも屈指の名シーンとして描かれております。

『ハンターハンター』キメラアント編の王直属護衛軍で一番最初に生まれたのがネフェルピトーです。猫の特徴を色濃くあらわしており、強さはもちろんのこと序盤は非常に猟奇的なキャラクターとして描かれていました。最後にかけて王・メルエムの変化に伴い、ネフェルピトーもだんだんと性格が丸くなっていくことになります。

『ハンターハンター』は主人公の少年ゴン＝フリークスが顔も知らないジンと会うために、同じくハンターとなり仲間達との絆を深めながら成長していく様子を描いた冒険活劇。富樫義博による長期連載の漫画だが、休載も多く再開を待ち望んでいるファンも多い作品です。最近作者の富樫義博先生がTwitterを始めたことを機に、また『ハンターハンター』界隈が盛り上がってきております。

『ハンターハンター』は主人公のゴン＝フリークスが、カイトに助けられた際に知った父ジンに会うために父と同じハンターとなり、仲間達と行動を共にしその成長を描いた物語です。現在は暗黒大陸編まで進んでおり、ネフェルピトーは『ハンターハンター』内でも屈指の人気を誇るキメラアント編に登場し、ゴンと相対し壮絶な最後を迎えます。

ネフェルピトーはキメラアント編序盤にカイトを殺害しており、このことが最後の死因へとつながります。その後カイトは救助されたもののすでに人形とされており、そのことに憤りと憎しみを抱いたゴンは終盤にネフェルピトーと相対します。ネフェルピトーはその憎しみによりゴンさんへと変貌したゴンの一撃によって、最後は絶命してしまいます。

ネフェルピトーの直接的な死因としては「制約」と「誓約」により、命を削り全盛期までに無理やり成長させたゴン（ゴンさん）による、頭部への痛烈な一撃が死因となっております。ですが死後強まる念により骸人形と化した後も、最後までネフェルピトーは王の為にゴンさんを止めるため追撃します。そこでゴンさんは右腕を誓約の代償として支払い、最後は木っ端みじんに吹き飛ばされました。

ハンターハンター内でも屈指の名シーンとしても描かれているネフェルピトーvsゴンさんのバトルですが、ネフェルピトー自体はネテロ会長ですら「わしよりも強い」と言わせる実力者です。様々な因果や巡りがあり、ネフェルピトーは王の為に戦い、最後にゴンと向き合うことになったのです。

ゴン＝フリークスはハンターハンターにおける主人公です。このキメラアント編では恩人であるカイトの死をネフェルピトーから聞かされた後、通称ゴンさんと呼ばれる命を削った全盛期の姿でネフェルピトーと対峙することになります。ネフェルピトーの死因はゴンさんを怒らせてしまった事が一番大きいでしょう。ゴンさんは最後までネフェルピトーを敵視しており、圧倒的な力の象徴、そして人気の象徴となっております。

ハンターハンター内にてネフェルピトーの強さを表す表現としては、ネテロ会長が放った「わしよりも強いかも」という言葉からも伺い知れます。実際にネフェルピトーはゴンさんに敗れる最後までは、圧倒的な強さで他者を圧倒しています。最初から最後までかなり印象的に作られたキャラクターともいえるでしょう。

ネフェルピトーはハンターハンター19巻にて行われた水見式にて「特質系」の念能力者という事が判明します。当初操り人形の能力を見た者からは「操作系能力者」として勘違いされていました。またネフェルピトーの使う「円」は他者が使うものとは違い、形を自由に変えることができ、最大で2kmほどまで伸ばせるのが特徴です。最後は死後強まる念によってゴンの右腕を切断できるほど強力です。

ネフェルピトーの念能力の一つ「玩具修理者」（ドクタープライス）。この念能力は他者を修理する事に特化しており、対象が生きてさえいればかなりの重傷でも治すことが可能です。ですが一方で死んでいる者に対しては、腐敗を防ぐ程度しか出来ないなど、その名の通り修理に特化した念能力になってます。能力を発動した場合オーラをかなり消費する為、ネフェルピトーは無防備な状態になってしまいます。また最後までコムギを治したのもこの能力です。

ネフェルピトーの二つめの念能力「黒子舞想」（テレプシコーラ）。ネフェルピトーが全力で戦う場合に発動する念能力です。ハンターハンター内で発動された回数は少ないですが、元から強いネフェルピトーの能力を底上げすることができるなど、かなり優秀な念能力となっております。また死後強まる念によって最後にゴンさんを追撃出来たのもこの念能力のお陰ともいえます。

ネフェルピトーを担当された声優さんはどなたなのでしょうか？ここでは担当された声優さんのプロフィールや出演作をご紹介していきます。

『ハンターハンター』にてネフェルピトーを担当された藤村歩さんは、落ち着いた少年役から少女役、大人の女性まで幅広く演じておられます。現在は無期限休業中とのことですが、復帰が待ち遠しい声優さんです。

藤村歩さんは『美少女戦士セーラームーン』が好きだった事から、自身も声優を目指すようになったといいます。『幻想水滸伝Ⅳ』で声優デビューを果たしており、2019年より現在まで無期限休業中となっております。

藤村歩さんはかなり幅広い声質の持ち主で、少年役や少女役、大人の女性まで演技の幅も広いという特徴を兼ね備えた声優さんです。かなり多数の作品に出演されており、キャスト名に頻繁にクレジットされてることもある声優さんです。

序盤は圧倒的な強さを見せたネフェルピトー、最後の死因は悲惨なものでしたが、世間から評判はどうなのかご紹介していきます。合わせてその強さや、死因となったゴンさんとのバトルに対する最後の評判もみていきましょう。

少し古いデータにはなってしまうものの、敵として登場したにも関わらず人気ランキングでは上位に入っており、またゲームのコラボキャラとしても登場しているなど、その人気は主人公サイドとも比肩できるほどです。

猫型の蟻のネフェルピトーは序盤と終盤で容姿がガラリと変わり、アニメ版の影響もあってか女性的なイメージで捉えられることが多いです。また猫耳がついているのもチャームポイントとなっており、コスプレをされるかたも非常に多い人気キャラに成長しました。

世間的にもやはりネフェルピトーは強い上司との印象があるようです。軍団長を務めていたのでもちろん強いのは当然なのですが、基本的には茶目っ気のある上司というポジションがとても似合うキャラクターです。

ネフェルピトーの死因や最後には同情してしまう部分も多く、序盤の圧倒的な強さより、最後まで王を守ろうとする姿や、コムギを必死に治療する姿が好意的に捉えられてるようです。それが人気ランキングに反映されていたり、コラボキャラとしても登場しているので、世間的な評判はかなり高い部類に入ります。

ここまでで『ハンターハンター』内でのネフェルピトーの事は大分理解できたと思います。かなり無残な最期を迎えてしまいましたが、ここからはもしもネフェルピトーが〇〇だったら？というifをご紹介していきます。『ハンターハンター』内ではありえなかった事も、考えてみると結構面白いかもしれません。

一つ目は会社の上司がネフェルピトーだったら？というifになります。もちろんあの性格ですから冷酷に突き放されるかもしれません。ですが一度信頼を得られればかなり真剣に向き合ってくれる上司になってくれる可能性は高いです。ただ一方で、信頼を得られなかったら操り人形にされて最後はブラック労働を強いられる可能性も捨てきれないです。

二つ目にご紹介するのは営業マンだった場合になります。ネフェルピトーは猫をモデルとした蟻なので、ものすごいスピードで営業マンとして駆け回る姿を見ることになるのか、集中力が続かずごろごろしている姿も可能性としては高いです。ただ仕事はきっちりこなしてそうなイメージはあるので、営業成績は高いことが予想されます。その成績が念能力によるものでないことを祈りたいです。

三つ目は警察官だった場合です。正直一番考えたくないifではありますが、警察官としてはかなり優秀な可能性が高いです。狙った獲物は逃がさず、確実に仕留める警察官になることが予想できます。ただし、ネフェルピトーの尋問は確実に念能力をふんだんに使ったものになるでしょう。

『ハンターハンター』キメラアント編に登場したネフェルピトーのご紹介と考察を行ってきましたが、序盤と終盤ではかなりキャラクターが変わっており、最後は王の為にその身を挺してゴンを止めようとしています。最後はゴンに倒されてしまったものの、見事最後までその役割と務めたネフェルピトーはとても優秀な部下だったと言えるでしょう。