【ハンターハンター】ダルツォルネの念能力は強い？特徴や実力を徹底調査

ハンターハンターに登場するダルツォルネとは、一体どんな人物なのか紹介します。

ダルツォルネはハンターハンターの「ヨークシン編」で登場したキャラです。マフィアのノストラードファミリーに雇われており、ボスの娘であるネオンの護衛団長を務めています。身長、年齢、体重などは不明です。角刈りと目の下にエラのような傷があるのが特徴。戦闘では主に刀を使用するキャラです。

ハンターハンターに登場するダルツォルネの性格は、荒々しい性格。自分の価値観が全てという考えの持ち主です。ネオンの護衛より手柄を優先したこともあります。ネオンの護衛のためにクラピカが質問をした際も自分の価値観で押さえつけようとするシーンがあります。

ハンターハンターは1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載中の少年漫画です。ハンターを題材とした物語で、1999年よりアニメ放送が開始しています。ハンターハンターはこれまでにアニメ化、ゲーム化、ミュージカルなど様々なコンテンツで注目を集めている作品です。

主人公のゴンは、くじら島に住む少年。ある日、森で怪獣に襲われたところをハンターであるカイトに救われます。カイトは実はゴンの父親の弟子でした。死んだと思われていたゴンの父親は生きており、ハンターとして活躍していることを知らされます。ゴンは父との再会を目指し、ハンターになることを決意します。

ダルツォルネの念能力は強いのでしょうか。特徴や実力についても調査しました。

念能力とは、体から出る生命エネルギーである「オーラ」を自在に操る能力のこと。ダルツォルネの念能力は作中では明らかになっていません。しかし刀に念を込めて攻撃を繰り出せることは判明しています。

ダルツォルネの念能力は強化系だと言われています。強化系の能力は自分の体を強化したり、物体を強化したりできます。刀に念を込めて攻撃できるダルツォルネはこの強化系の念能力の持ち主だったと考えられます。

作中には、強化系の能力者には銃弾がほとんど効かないという描写があります。ハンドガンやライフルなどの銃弾でも、少しのダメージしか負いません。ダルツォルネは銃弾10発は耐えられると言われていることから、強化系の念能力を使える可能性が高いのです。ただし強化系の能力を持つものは、念能力を使った攻撃には弱いとされています。

ダルツォルネは弱いと思われていることが多いキャラ。ダルツォルネが弱いキャラのように見えるのは、比較される対象のキャラが強すぎたからとも考えられます。よく比較されるのが幻影旅団のウボォーギンです。ウボォーギンは強化系の念能力を扱うキャラですが、銃弾もバズーカも効かず強力な攻撃を繰り出す強さを持っています。同じ強化系であるとされるダルツォルネとは比べ物にならないレベルの強さなのです。

ダルツォルネは幻影旅団のフィンクスに瞬殺されてしまいます。フィンクスも強化系の念能力を扱うキャラです。幻影旅団の中でも戦闘力の高いフィンクスと比べるとダルツォルネは弱いキャラに見えてしまうのも仕方ありません。ダルツォルネが弱いと思われたのは比較対象が強すぎたからでしょう。

ダルツォルネが弱いキャラに見えるのにはさらに理由があります。ダルツォルネは銃弾はもちろんバズーカも効かないウボォーギンを見たときに戦慄してしまう描写があります。その直後に登場した陰獣にも控えめな態度になったり、戦闘を他人に任せる描写などからダルツォルネは小物感がすごいキャラという印象がついてしまいました。

ハンターハンターに登場するダルツォルネの名言や死亡シーンについて紹介します。

この名言はクラピカが敵の情報を収集し、計画を立てるために投げかけた質問に対しての答えです。敵のことを考えると無駄が生じてしまうので、近づいてきた者全てを敵とみなし戦うのみだという考えを持っています。この名言は、ダルツォルネの性格をよく表している名言だと言えるでしょう。

ダルツォルネは、クラピカが捕獲したウボォーギンをコミュニティーに引き渡そうとします。しかしウボォーギンを助けにきた幻影旅団のフィンクスの手刀によって心臓を貫かれ死亡します。フィンクスはコミュニティーに変装していたのです。旧アニメでは息を吹き返しますが、原作ではあっけなく死亡してしまいます。

ダルツォルネは弱いキャラのイメージがありますが、旧アニメでは活躍を見せています。原作ではクラピカが捕らえたウボォーギンを拷問するため、刃を突き立てますが傷一つ付けられません。しかし旧アニメでは刀にオーラをまとうことでウボォーギンに傷を負わせています。さらに原作ではフィンクスに瞬殺されてしまったダルツォルネですが、旧アニメでは心臓を貫かれた後に息を吹き返し、クラピカたちが逃げるための時間稼ぎをして活躍します。

ダルツォルネとネオンの関係について紹介します。

ネオンの本名はネオン＝ノストラード。マフィアであるノストラード組の組長ライトの娘です。年齢は10代後半で、性格はかなりわがままです。念能力を使って他者の未来を占うことができます。買い物好きで、珍妙な人体を収集する趣味を持っています。

ネオンの持つ未来予知の念能力によって、たくさんのマフィアの顧客を抱えることに成功しています。ノストラード組はネオンの念能力のおかけで力を持ったとも言われるほどです。さらに、この未来予知の能力のおかげで生き延びることができた者もいます。未来を予知する能力は他人の生死に大きく関わるという点でネオンはかなりの強さを持っていると言えます。

ネオンの護衛をしていたダルツォルネは、わがままな性格のネオンに手を焼いていました。部下には強気に出るダルツォルネも、ボスの娘であるネオンには叩かれてばかりで頭には常にたんこぶを作っていました。

ダルツォルネの声優について紹介します。

旧アニメでダルツォルネを担当していた声優は杉野博臣さんです。杉野博臣さんは現在、杉野田ぬきという芸名で活動しています。

杉野博臣さんは1964年8月26日生まれ、東京都出身の声優。プロダクション・エースに所属しています。1990年代より声優活動を開始し、数々の作品に出演しています。ハンターハンターの旧アニメではダルツォルネの他にもベンドット役も担当しています。

杉野博臣さんの主な出演作品は『さくらももこ劇場　コジコジ』の物知りじいさんです。湖に住む自称物知りの、首の長い老人を演じています。

新アニメでダルツォルネを担当している声優は子安武人さんです。数々の有名作品に出演するベテラン声優です。

子安武人さんは1967年5月5日生まれ、神奈川県出身の声優。1980年代より声優活動を開始しています。高校卒業後、養成所に入り声優を目指します。1998年にはティーズファクトリーを立ち上げ、自身が代表となります。2021年の第15回声優アワードにて助演男優賞を受賞する功績を残しています。

子安武人さんの主な出演作品1つ目は『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーとDIOです。悪役でありながらカリスマ性を持ち合わせる人気のキャラです。

子安武人さんの主な出演作品2つ目は『銀魂』の高杉晋助です。作品の重要人物で、子安武人さんを代表するキャラの一人です。

ダルツォルネの強さはもっと評価されるべきだという声が上がっていました。銃弾を10発耐えられる強さを持つダルツォルネは、実は強かったと考えられます、

個性的なキャラが登場するハンターハンターの中でもダルツォルネは印象に残っているキャラの一人としてあげている方もいました。

新アニメを見た人からは子安武人さんの声と演技が合わさって、ダルツォルネに注目する人もいました。

ダルツォルネは組に雇われてネオンの護衛をしていますが、それだけではないネオンに対する気持ちを想像する声も上がっていました。

ダルツォルネの名言から、人生の教訓を学んだ人もいたようです。ハンターハンターには他も名言がたくさん登場する作品です。

ダルツォルネは一見弱いと思われているキャラですが、比較対象が強すぎただけで実は強かったと考えられます。登場シーン自体が少なく、戦闘シーンもほとんどありません。しかし銃弾を10発耐えられる強さは相当なものです。旧アニメと新アニメでの描かれ方の違いも面白いキャラです。