【ハンターハンター】ブロヴーダの人物像や念能力とは?フランクリンとどっちが強い?
『ハンターハンター』のブロヴーダはキメラアント編の終盤でファンの心に残るシーンに関わったことで人気のあるキャラになっています。『ハンターハンター』のブロヴーダについて念能力の詳細や同系統の能力者であるフランクリンとの強さの比較などをまとめていきます。
目次
【ハンターハンター】ブロヴーダとは?
『ハンターハンター』のブロヴーダはキメラアント編でスポットを当てられた人物であり、その関連エピソードから好かれるキャラとなっています。そんなブロヴーダのキャラクター性や強さを見ていく前に、プロフィール等を確認していきましょう。
ブロヴーダのプロフィール
『ハンターハンター』のブロヴーダは師団長の1人であり、ロブスターがベースになっているキメラアントです。元々はキメラアントに襲われたNGLに住んでいた人間でした。
キメラアント編とは?
キメラアント編は『ハンターハンター』の単行本18巻から30巻にかけて展開されたストーリーです。グリードアイランド編の最後からゴンとキルアがカイトと出会ったところから始まり、他の生物を捕食して兵を増やしていくキメラアントが話の中心として描かれていきます。既存キャラの死亡やグロテスクな描写などかなり挑戦的な内容ながらも考えさせられるストーリーになっています。
ハンターハンターの概要
『週刊少年ジャンプ』に連載されている冨樫義博の『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』は1998年から連載が続く少年漫画です。凝った設定やキャラの心情、念能力によるバトル描写が多くのファンを集めています。
ハンターハンターのあらすじ
父親のジンと同じハンターを目指す少年・ゴン=フリークスはある日故郷の島を出てハンター試験に挑み、様々な困難が立ちはだかる仲、見事合格を果たします。それからジンを探すために彼の足跡を追い、その過程でゴンが幼少期に出会い、ジンのことを教えてくれたカイトと再会を果たします。そんなカイトはキメラアントと呼ばれる生物の調査を進めていました。
【ハンターハンター】ブロヴーダの人物像
『ハンターハンター』のブロヴーダがキャラ立ちした理由としては同じキメラアントであるレイアの存在が大きく関わっています。そんなブロヴーダキャラクター性に関わる部分について見ていきましょう。
ブロヴーダの容姿
『ハンターハンター』のブロヴーダの容姿はロブスターが人間のように直立したものになっており、顔立ちも目以外はほぼロブスターのままになっています。なお、原作漫画では正確な色は分かりませんでしたが、アニメでは体表が青色、腹の部分は白く塗られていました。
ブロヴーダの性格
『ハンターハンター』のブロヴーダの性格は終盤が描かれるまでは短気さが目立っており、口悪く言いながら襲い掛かっていました。しかし、終盤に描かれたシーンでは穏やかさを感じる部分もあります。
ブロヴーダとレイナの感動のエピソード
キメラアント編の最後でブロヴーダはレイナと共に行動しており、レイナの故郷である村に送り届けるシーンが描かれました。そこでの一連の流れがブロヴーダが好きになった理由になっています。
ネタバレ①レイナとレイナの母親の感動の再会
『ハンターハンター』のキメラアント編の後日談として、レイナが自身の母親と再会することになります。その時、レイナの方はキメラアントとなって姿形が変わった自分が分からないのではないかと恐れていましたが、母親は一目見ただけでレイナと気付き、涙を流しながら再会を果たします。
ネタバレ②ブロヴーダの涙
レイナの再会の様子を見届けたブロヴーダも同じ村の出身ではありましたが、自分がキメラアントになっていたこともあってそのまま村を去ろうとします。しかし、そんなブロヴーダをレイナは呼び止め、一緒に来てくれたことを感謝されたながら、他の村人からも受け入れられることになりました。その対応にブロヴーダの目からは自然に涙が浮かんでいました。
【ハンターハンター】ブロヴーダの念能力
『ハンターハンター』のブロヴーダは該当シーンが少ないですが、作中で念能力を披露しています。そんなブロヴーダの念能力について詳細や強さを見ていきましょう。
ブロヴーダの念能力は放出系だった?
『ハンターハンター』のブロヴーダは作中での言及はありませんでしたが、『ハンターハンター』の公式媒体では放出系の能力者となっています。技としては両手のハサミから念弾を発射するというもので、この念弾はある程度連射が可能です。
ブロヴーダの念能力の破壊力
『ハンターハンター』のブロヴーダが本格的に念弾を発射したのはイカルゴが宮殿に潜入した時で、その際には凄まじい勢いで連射した念弾がトラックを貫通しながら破壊していました。このことから日常的に使われる物については破壊できる強さがあることが窺えます。
ブロヴーダの念能力は装甲車を貫くことができない?
一方、『ハンターハンター』の作中でブロヴーダがイカルゴを追う中、装甲車に対して念弾を発射していますが、この時は装甲車を破壊できませんでした。また、宮殿の地下室内の壁なども破壊できておらず、それらから軍用の設備や機械など意図的に頑丈な造りをしている物については念弾が通じない可能があります。
【ハンターハンター】ブロヴーダはフランクリンとどっちが強い?
『ハンターハンター』のブロヴーダの念弾について、同じような能力を持つフランクリンが比較対象として挙げられることがあります。そんなブロヴーダとフランクリンの強さの比較について考察していきます。
フランクリンのプロフィール
『ハンターハンター』のフランクリン=ボルドーは盗賊団の幻影旅団に属する念能力者です。放出系に属しており、先端が切り離せるように改造した指先から高威力の念弾を発射する「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」を使用します。
フランクリンの念弾
『ハンターハンター』のフランクリンの「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」によって発射される念弾は作中だとヨークシン編で数回使用しており、念による防御を貫通したり、大勢の人間を一瞬で全滅させる強さを見せています。その理由の1つに本来は切る必要のない指先を威力が出ると思って指先を切断したことで、念の制約の効果が念弾に乗るようになったことがあります。
ブロヴーダとフランクリンの強さ比較
『ハンターハンター』のブロヴーダとフランクリンは放出系かつ念弾を発射するという点が共通していますが、作中の撃破数で言えばフランクリンの方が強さを見せています。連射できる点で見てもハサミの間から発射するブロヴーダと比べて、フランクリンは両手の指から発射できることから広範囲に打てる強さがあります。
一方で、ブロヴーダは作中で念弾を放った反動で跳躍するという使い方を披露しており、フランクリンの念弾ではマシンガンのような細かい発射であるため、その使い方をするのは難しいことが考えられます。そのため、念弾一発辺り威力やそれによる細かい動きはブロヴーダの方が強さを発揮することがあるかもしれません。
【ハンターハンター】ブロヴーダの声優
『ハンターハンター』のブロヴーダは2011年に放送されたアニメのキメラアント編でも登場しており、声優によるボイスが付いています。そんなブロヴーダのアニメキャストについて紹介していきます。
ブロヴーダの声優は「村上裕哉」
アニメ『ハンターハンター』でブロヴーダを演じたのは村上裕哉さんです。作中ではブロヴーダ以外にもウモリやニック=キュー、ユンジュなど他のキャラも演じており、その中でブロヴーダは感情豊かに演じています。
村上裕哉のプロフィール
村上裕哉さんは愛知県出身で1984年生まれの声優です。現在はマウスプロモーションに所属しています。声優としては2000年代から活動を始めており、様々な作品で幅広い役柄を演じています。
村上裕哉の主な出演作品
村上裕哉さんの主な出演作品としては『ダンボール戦機』の森野シュウ、『ちはやふる』の栗山勇(栗山先生)、『ダンボール戦機WARS』のブルース・ブラドー、『進撃の巨人』のイアン、『ガンダムビルドファイターズトライ』のマスダ・ゴロウ、『BAR 嫌われ野菜』のゴーヤ、『DAYS』の国母みつる、『テラフォーマーズ リベンジ』のリュウイチ・ロブソンなどがあります。
【ハンターハンター】ブロヴーダに対する世間での評判や人気
ここでは『ハンターハンター』のブロヴーダについて世間での評判や人気を紹介していきます。序盤こそ恐ろしい存在として描かれたキメラアントですが、ブロヴーダのように後から魅力が分かるキャラもいます。
『ハンターハンター』のブロヴーダについて終盤のレイナとのエピソードが一番好きという声が多くありました。キメラアント編では感動的なシーンも多数ありますが、その中でレイナとレイナの母親の再会、それに続くブロヴーダの涙は強く印象に残った人が多いようです。
『ハンターハンター』のブロヴーダの能力については念弾を飛ばすということもあって、やはりフランクリンの能力を思い出す人や比較する人がいました。2キャラ共にそれほど戦闘の出番が多いわけではないため、結論を出すのは難しいようです。
『ハンターハンター』のブロヴーダについて見た目や言動がかわいいという意見も見られました。作中では凶悪な一面も見せていますが、どこか憎めないキャラクター性や人間らしさが出てくることで違う魅力を感じられたようです。
【ハンターハンター】ブロヴーダはレイナとの出会いで変わった
『ハンターハンター』のブロヴーダは念弾を発射する放出系の能力を持っているキメラアントのキャラです。しかし、同じくキメラアントのレイナと出会ったことで人間らしさを取り戻していき、最後には感動的なエピソードが描かれています。そんなブロヴーダの活躍に注目して原作漫画やアニメを見返してみてください。
この記事のライター
十文字猛
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。