【ゲド戦記】クモはトラウマになる怖さ?正体や性別について徹底調査

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最後の姿がトラウマ級に怖いと言われる『ゲド戦記』のクモについて紹介します。宮崎吾朗が監督し、賛否両論を巻き起こした映画『ゲド戦記』に登場するクモの正体や性別を調べました。またクモの目的と過去や、体がヘドロとなった理由などについても合わせて解説します。

【ゲド戦記】クモはトラウマになる怖さ?正体や性別について徹底調査

目次

  1. 【ゲド戦記】クモとは?
  2. 【ゲド戦記】クモはトラウマになる怖さ?正体は?
  3. 【ゲド戦記】クモの性別や目的を考察
  4. 【ゲド戦記】クモの声優
  5. 【ゲド戦記】クモに対する世間での評判や人気
  6. 【ゲド戦記】クモはトラウマになる怖さだった

【ゲド戦記】クモとは?

宮崎悟朗の監督第1作である『ゲド戦記』は、ジブリ映画としては過去に例のないほど賛否両論を巻き起こしましたが、いろいろな意味で強いインパクトを残したのは事実です。特に強烈なのが本作の悪役であるクモで、「最後がトラウマ級に怖い」という評判を得ています。本記事ではクモの正体や性別の謎に迫っていきますが、まずは基礎的な情報から見ておきましょう。

クモのプロフィール

映画『ゲド戦記』に登場し、最後の姿がトラウマ級と言われるクモは、魔法使いです。英語版では「Cob」という名前になっています。永遠の生命ほしさに生と死を分かつ扉を開いたという人物で、「生死両界の王」になることを目指しています。ゲドに対しては強い恨みを抱いており、復讐を心に誓っています。「ハブナーのクモ」と呼ばれていた過去がありました。

ゲド戦記の概要

正体や性別が謎のクモが登場する映画『ゲド戦記』は、2006年7月に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーションです。監督と脚本は宮崎吾朗が勤めました。原作はアーシュラ・K・ル=グウィンの同名小説ですが、映画版は独自に改変された点が多く、宮崎駿の絵物語『シュナの旅』を基とする要素が多く含まれています。上映時間は115分、最終的な興行収入は78.4億円となっています。

ゲド戦記のあらすじ

トラウマになるほど怖いと言われるクモが登場するジブリ映画『ゲド戦記』は、アレンという少年を主人公とするファンタジー作品です。竜の出現や魔法の力の減衰など、人間界に異変が起こり始めていた頃、原因究明に動いていたエンラッドの国王は突然息子アレンに刺されてしまいます。アレンは逃亡しますが、狼の群れに襲われピンチに陥ったところを大賢人ハイタカ(ゲド)に救われました。ハイタカに付き添い旅をすることになったアレンは、やがて世界と自身を覆う影と向き合うことになります。

【ゲド戦記】クモはトラウマになる怖さ?正体は?

『ゲド戦記』のクモには、前述のように「最後の姿がトラウマ級に怖い」という声が多く寄せられています。果たしてどのような最後だったのでしょうか。ここではクモの最後の顛末と、その正体や過去について解説します。

クモの最後がトラウマになる怖さ?

「トラウマになるほど怖い」という『ゲド戦記』のクモの最後は、一体どのようなものなのでしょうか。クライマックス場面を見てみましょう。捕らえられたハイタカを救おうと、アレンは魔法で鍛えた剣を携え、ヒロインのテルーとともにクモの前に現れます。アレンの攻撃を受けたクモの姿は、急激な変化を遂げました。

ドロドロになったかと思うと、目は巨大な黒い空洞のように、皮膚はしわだらけになります。果てはミイラのような顔となり、竜へと変じたテルーに「命をくれ」とつぶやきつつ近づいていきます。これが「トラウマ級」と評されるクモの姿で、最後はテルーの放った炎によって滅んでいったのでした。

クモの「怖い怖い」というセリフの意味

上記のようなトラウマレベルに怖い最後を遂げた『ゲド戦記』のクモですが、テルーを抱えて逃げる際「怖い怖い」というセリフを吐いています。当人が世にも恐ろしい姿になっていてこのセリフを言うのはやや違和感がありますが、これは「死が怖い」という意味になります。

実際に、クモは劇中で何度か死への恐怖を語っていました。アレンを操ろうとした際も「死は怖いぞ」と言っていますし、追い詰められた時にも「死は恐ろしいよ」と口にしています。このように、クモの頭には常に死への恐怖があり、生へしがみつこうとしていたのです。その強迫観念が上のセリフとなって表れたのでした。

クモの正体や過去

トラウマになるほど怖いクモの最後については上記の通りですが、その正体や過去も気になるところです。クモの正体は、かつて「ハブナーのクモ」との呼び名を得ていた魔法使いです。その昔、クモは「知恵の書」という書物を使いある行為を働いていました。

その行為とは、金銭と引き換えに依頼者の望む人物をあの世から呼び出すというものです。その行為に憤ったのが若き日のハイタカで、彼はクモを黄泉の国の恐怖の谷に突き落とし改心を迫ったのです。クモはそれに従い西へ去りましたが、実際は復讐を誓っていたのでした。

【ゲド戦記】クモの性別や目的を考察

ここまで『ゲド戦記』のクモについて、そのトラウマレベルの最後や正体、過去について解説してきました。しかし、クモにはまだ謎の部分が残されています。映画では女性のような容姿に描かれていたクモですが、本当の性別は何なのでしょうか。またその目的も知りたいところです。ここではそれらの点を探ってみましょう。

クモの性別は男?女?

容姿と声のせいもあって女性と思う向きも多い『ゲド戦記』のクモですが、実際の性別は女性と男性のどちらなのでしょうか。実は、クモの性別は男と設定されています。これは映画オリジナルというわけではなく、原作においてもそのように扱われているのです。原作では、舞台となる「アースシー」で魔法使いとなれるのは男性のみとされています。劇中においても、いくつかの箇所で男性であることを匂わす描写がなされています。

クモの年齢

『ゲド戦記』のクモの性別は男ということですが、それでは彼の年齢はどれくらいなのでしょうか。これについては劇中でも原作でも言及がなく、残念ながら不明です。かつて同志だったというハイタカとの関係を考え合わせると、50歳ほどと推定することも可能ですが、あくまでハイタカの容貌からの推測なので根拠は薄いと言わざるを得ません。また最後の姿が真の年齢相応のものだとすると、100歳以上にも見えますが、こちらも推測の域を出ないのが実情です。

クモの目的

『ゲド戦記』のヴィランであるクモの目的も気になります。劇中における彼の目的は、「永遠の生命を得ること」になります。死を恐れるクモは永遠の命を手に入れようとして、生と死の世界を分かつ扉をこじ開けようともくろんだのでした。それは世界の均衡を崩す禁断の行為でしたが、私欲に目のくらんだクモは意に介しません。また、永遠の命を得ることによってハイタカを超える大賢人となるという野心も抱いていました。

クモの体がヘドロである理由

映画『ゲド戦記』のクライマックスにおいて、クモはヘドロのようなドロドロの姿をさらします。ヘドロ状の物体は最後だけでなく本作の他のシーンでも登場しますが、おそらくは虚無や闇を表していると思われます。アレンは夢の中でヘドロに飲み込まれますが、同時に救いとなる存在も示唆されました。しかしクモはそうした存在(ハイタカ)を拒絶した結果、闇に飲み込まれてしまいます。クモの最後は、闇と向き合うことを拒否した者のなれの果てを表していると考えられます。

クモのモデル

本当の性別は男性という『ゲド戦記』のクモですが、映画で描かれた容姿は限りなく女性的です。それもそのはずで、クモには女性のモデルが存在しています。そのモデルとは、スタジオジブリのスタッフである田村智恵子という方です。プロデューサー室に在籍している田村氏がモデルとなった理由は不明ですが、当の本人はその事実を知った際、「心外」と語ったとのことです。

【ゲド戦記】クモの声優

『ゲド戦記』で観客にトラウマを植え付けるほど怖いと評されるクモですが、そのクモを演じている声優についても気になるところです。ここでは、本作でクモの声を担当した人物の情報を紹介します。

クモの声優は「田中裕子」

映画『ゲド戦記』においてクモの声を担当しているのは、俳優の田中裕子(たなかゆうこ)です。映画やドラマ、舞台と幅広く活躍している田中氏ですが、ジブリとの縁も深く、『もののけ姫』の重要キャラであるエボシ御前を演じたことでもよく知られます。

田中裕子のプロフィール

クモ役の田中裕子のプロフィールを紹介しましょう。1955年大阪府に生まれた田中氏は、明治大学在学中文学座へ入ります。1979年のドラマ出演でデビューを果たすと、1981年には『北斎漫画』などの演技が高く評価され、知名度を上げました。さらに1983年に主役を演じた『おしん』により、国民的な女優へとステップアップします。以後もさまざまな作品に出演し、現在まで第一線で活躍中です。

田中裕子の主な出演作品

『ゲド戦記』クモ役以外の田中裕子の主な出演作は、前述の『もののけ姫』(エボシ御前)や『おしん』(田倉しん)、『北斎漫画』(お栄)のほか、ドラマ『マー姉ちゃん』(磯野マチ子)、『翔ぶが如く』(西郷いと)、映画『夜叉』(小川蛍子)、『はじまりのみち』(木下たま)など多数となっています。

【ゲド戦記】クモに対する世間での評判や人気

『ゲド戦記』のクモについて、世の中の人はどう感じているのでしょうか。正体や性別だけでなく、世間の評判などについても気になるところです。その点について、Xに投稿された意見を基にチェックしてみましょう。

まずは『ゲド戦記』初見の方の意見ですが、「クモが怖くてトラウマ」と述べています。やはり最後の姿のインパクトは強烈だったもようで、その恐怖感がひしひしと感じられるツイートとなっています。

こちらの方は初見時からかなり時間が経っていると思われますが、それでもクモのトラウマからは脱し切れていないようで、「今でも怖い」と述べています。いかに飛びぬけた不気味さだったか改めて思い知らされるツイートです。

一方こちらの方は、180度変わって「『ゲド戦記』でクモが一番好き」と語っています。トラウマ製造機として恐れる声だけでなく、こうした意見も少なからず見られました。どうやら、クールなたたずまいや性別不明の妖艶さに魅入られる人も一定数いるもようです。

【ゲド戦記】クモはトラウマになる怖さだった

『ゲド戦記』のクモについて紹介しました。このように、クモの正体は大賢人ハイタカの元同志で道を違えた魔法使いであり、「永遠の命」を得るため生死両界の扉をこじ開けようという目論見を抱く人物(男)になります。最後はアレンとテルーにより無残な姿をさらし、闇に葬られることとなりました。ジブリ映画らしからぬトラウマ級の末路をたどったクモですが、その背景に目を向けるとまた違った捉え方ができそうです。本作を未見でクモのキャラが気になったという方は、ぜひ一度作品を鑑賞してみてください。

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