【ドクターストーン】フランソワのかわいい魅力とは？性別はどちらなのか考察

フランソワとは、石化前から七海財閥に仕える執事兼シェフです。石化していたフランソワを復活させようとしたのは、七海龍水でした。何もないストーンワールドで、美味しい食事を提供してくれます。そのようなフランソワの人物像と『ドクターストーン』の概要について紹介します。

龍水の執事であるフランソワは、『ドクターストーン』の中盤から登場します。容姿は、金髪の巻き髪、メイド服のようなスーツを着ています。おもてなしのスペシャリストであり、欲しいものを手に入れるため周りへの協力を惜しまず、全力を尽くす性格です。

『ドクターストーン』は、原作者・稲垣理一郎、作画・Boichiが手掛けている漫画作品です。2017年3月から2022年3月まで、週刊少年ジャンプにて連載していました。コミックの累計発行部数が1500万部を突破しています。『ドクターストーン』は、2019年7月からアニメ化されており、2023年10月から第3期がスタートします。

全人類が謎の光線により石化されてしまいます。そんな中、科学少年・千空は意識を飛ばさず時間を数えていました。ある日、千空の石化が解かれ目覚めると、彼の目には文明が滅んだストーンワールドが移ります。何としても人類全員を科学の力で助けたい千空は、体力自慢の学友である大樹を自分と同じ原理で石化から復活させました。科学で全人類を救うための挑戦が始まります。

何もない石の世界で美味しい料理をつくるべく、七海龍水の提案で自分の執事兼シェフであるフランソワを石化から復活させました。常に凛としているフランソワですが、かわいいところや興奮気味になる時があります。フランソワのかわいい魅力について5つ紹介します。

パン作りができるシェフとして、フランソワは復活しました。おもてなしのスペシャリストとして、復活後は現在の状況を把握しながら、龍水の所までスタスタと早歩きで移動します。到着すると、さっそく千空と龍水から要望を細かく聞き、パン作りに取り掛かりました。

千空たちは、科学王国の人員に元気が出る旨い高級グルメをフランソワに所望します。すると、フランソワは辺りの地形の写真を見て、トリュフを探し出し、黒トリュフの牡丹肉リエットを作り上げました。探索に優れているスイカとトリュフの臭いを追えるイノシシを使って、地中に埋まっているトリュフを探し出したのです。

「七海財閥の面汚し」と一族から言われている龍水を、フランソワは尊敬しています。どのような努力や手段も惜しまず欲しいものを手に入れようとする龍水は、自堕落ではないと一族とゲストの前で発言していました。

フランソワのかわいさは、単行本の表紙にも表現されていました。『ドクターストーン』11巻の表紙には、大きなパンを食べているフランソワが描かれています。小柄で小さな口で大きなパンを食べている姿が、かわいいと評されていました。

料理人として絶対に外せない素材であるオリーブオイルが手に入ることに、フランソワは興奮した表情を見せます。蛍石を手に入れるため、スペインに向かった先でオリーブオイルも手に入れました。「狂おしいほど夢にまで見てた食材」のオリーブオイルを手に入れてから、フランソワがすぐさま地中海風パスタを作っている姿が『ドクターストーン』で描かれています。

『ドクターストーン』に登場するフランソワは、性別が明かされていません。そのため、男性説・女性説の両方があります。ここでは、フランソワが男性である理由と女性である理由について考察していきます。

フランソワを復活させる時、龍水は人種・性別・本名でさえ知らないと発言しています。石化から復活する際、衣服が崩れるため否が応でも性別が分かってしまいますが、フランソワは瞬時に準備されていた衣服を身にまといました。

「フランソワ」という名前は、フランス人の名前であり、男性に多いことからフランソワの性別は男性ではないかという説がありますしかし、龍水が本名すら忘れたと発言していることから、フランソワという名前が間違っている可能性もあるため、名前だけでは判断ができません。

身長160cm、体重50kgと小柄なフランソワは、体のラインが女性っぽく描かれています。また、宝島編で仲間が石化されてしまった際、千空が洋服の代わりにワカメを石化した皆に着用させました。フランソワも石化されており、胸元までワカメが着せられた状態が『ドクターストーン』で描かれています。以上がフランソワが女性であると言われる理由です。

石化以前からフランソワは、執事兼シェフとして七海財閥で能力を発揮していました。ストーンワールドでは、その能力が重宝されます。科学王国に必要な存在となったフランソワですが、一度死亡しかけたことがあります。ここでは、フランソワの能力と、死亡しかけた理由について解説します。

『ドクターストーン』でフランソワの有能な執事っぷりが見られます。シェフもこなすため、料理の腕はもちろんのこと、頭脳が優秀なため、世界へ航海した際には外国人と千空たちの通訳をこなしました。フランソワの優秀な能力について深堀します。

作中で目立っているのが、料理の腕が凄いことです。初登場の際に作り上げたシュトーレンや黒トリュフの牡丹肉リエットに加え、オリーブオイルを手に入れてからは、アヒージョやパスタなどを作りました。また、カレーや寿司もつくっており、どの国の料理もカバーしている腕を持っています。

航海に出るために製作したペルセウス号内に、フランソワはバーを開店してカクテルやジュースを皆に提供していました。バーテンダーはもちろんフランソワで、各キャラクターに合わせたオリジナルカクテルを披露しています。ストーンワールドでは、想像できないビールまで作っていました。

言語能力に長けているため、作中では日本語・英語を完璧に話しています。アメリカ人との交流の際は、フランソワが随時同時通訳していました。また、南米に滞在している間にスペイン語も習得しており、スペインに蛍石を取りに行った際は現地の人とコミュニケーションを取っています。

フランソワは頭脳が優秀であるため、料理や言語以外でも活躍します。『ドクターストーン』21巻第186話では、スイカがスタンリー達に撃たれそうになります。その時、フランソワは状況と今までの出来事から一瞬で判断し、民間の医師のフリをしてその場を切り抜けることに成功しました。

フランソワは死亡の危機に瀕します。スタンリー達に捕まっていたスイカとフランソワは、右京によって解放されました。しかし、先回りしていたスタンリーに撃たれ、フランソワは致命傷を負います。その時、北米から来る特大の石化光線を受けて石化しました。石化しなかったスイカは、7年かけて石化復活液を完成させ、千空やフランソワ達を復活させたのです。フランソワは致命傷のまま石化したため、死亡せずに済みました。

『ドクターストーン』に登場するキャラクターの中でも、個性的な魅力があるフランソワの声を演じているのは誰なのでしょうか。アニメでフランソワの声を演じている声優のプロフィールや出演作品について紹介します。

フランソワの声を演じているのは、声優の坂本真綾さんです。年齢・性別が不明という難しい役を任されたため、震えながらアフレコ現場に行ったとのことです。原作を読んでイメージを膨らませてから、フランソワを演じています。

父親が舞台照明の仕事をしていたため、幼いころから舞台を見に行っていました。その影響で声優プロダクションに入団し、子役として活動します。テレビアニメ『天空のエスカフローネ』のヒロイン役を担当してから、名が知られることになりました。その後は、声優業だけでなく、ラジオパーソナリティーを務めたり、歌手としてライブをしたり、幅広く活動しています。

坂本さんは、数々の有名作品で主要キャラクターの声を担当しています。女性キャラクターが多いですが、男性キャラクターも演じてきました。坂本さんの声を聞いたファンは、かっこいいと評しています。

フランソワの性別を明かさないで欲しいという意見がありました。性別不詳というキャラ設定が、読者にワクワク感を与えているようです。主人の龍水でも把握していないことから、最後まで明確にならないのではないかと推測されています。

『ドクターストーン ザ ステージ サイエンスワールド』という舞台で、早くフランソワを見たいという意見がありました。原作では中盤から登場したフランソワですが、個性的なキャラクターがいる中で読者に強い印象を与える存在になっています。

アニメでフランソワを早く見たいという意見が多くあります。フランソワは、石化が解けた直後に龍水の下へ出発し、休憩なしで到着後、直ぐにパン作りに取り掛かるという個性的なキャラです。ファンたちは、フランソワがアニメでどのように描かれるのか注目していました。

フランソワの魅力や能力、作中での死亡について紹介してきました。フランソワは何もないストーンワールドであっても、無理やできないと言わずに皆の期待に応える料理を提供しています。文明が失われたストーンワールドでフランソワは、科学王国に欠かせない存在になりました。フランソワは『ドクターストーン』11巻第91話から登場するため、まだ原作を見ていない方はチェックしましょう。