【デスノート】メロのかっこいい魅力とは?正体や最期についても
メロは漫画「デスノート」に、主人公・夜神月のライバルであるLの後継者として登場しました。「デスノート」の劇中では、その卓越した頭脳で月を追い詰めています。本記事ではメロについて、彼の素性や劇中での結末、アニメ版の声優などを紹介していきます。
目次
【デスノート】メロとは?
メロは漫画「デスノート」に登場するキャラクターです。主人公・夜神月のライバルであるLが死亡したことで、彼の後継者の一人として登場し、以降は月こと「キラ」の正体を突き止めるために暗躍していきます。
メロのプロフィール
- 生年月日:1989年(アニメ版では1992年)12月13日
- 身長:171cm
- 体重:52kg
- 血液型:A型
- 好きなもの:チョコ
- 嫌いなもの:自分より優れたもの
メロはLの後継者候補として育てられた人間で、候補者達の中ではNo2の座に君臨していました。頭脳明晰である一方、非常に活動的で大胆な性格をしています。自分より優れた者を決して認めず、誰に対しても激しい対抗心を燃やすなど、劇中でも負けず嫌いな一面を見せていました。好物の板チョコをいつもかじっており、黒を基調としたスタイリッシュな服装を好んでいます。
デスノートの概要
「デスノート」は、2003年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載された、原作担当の大場つぐみさんと、作画担当の小畑健さんによるサスペンス漫画です。死神から与えられたノートの力によって人々を殺害していく主人公と、彼を追う者達の頭脳戦を描いた人気作で、アニメや実写映画、舞台化など様々なメディア展開を続けています。
デスノートのあらすじ
警察庁刑事局長の息子として産まれ、誰もが羨む秀才として成長を遂げた高校生・夜神月は、ある日、偶然にも死神・リュークが落とした「デスノート」を拾います。書いた者を死亡させるデスノートを使い、月は世の中にはびこる悪人達を次々と粛清していきます。世の中が月のことを「キラ」と呼び噂する中、凶行に及ぶ彼を止めるため、様々な人物がその正体を探ろうと動き出していきます。
【デスノート】メロのかっこいい魅力
「デスノート」の作中では夜神月のライバルとして登場するメロですが、非常に個性的かつかっこいい魅力を持つキャラクターとなっています。ここからはメロのかっこいい魅力について、それぞれの要素を深掘りしていきます。
かっこいい魅力①オシャレなファッション
メロといえば、劇中で常にオシャレなファッションセンスを披露しています。主に黒を基調としたエナメル質の衣服を好み、シャツやブーツ、手袋といった様々なアイテムを組み合わせています。黒一色の服装と金髪のコントラストが非常に印象的です。また、メロは劇中で顔の半分に怪我を負ってしまいますが、痛々しいはずの傷跡も不思議と、その黒一色のファッションとマッチしています。
かっこいい魅力②十字架を身に着けている
メロはオシャレなファッションに加え、いつも十字架を模したアクセサリーを身に着けています。代表的なものは首からかけたネックレスで、黒一色の衣服の上に、シルバーの十字架がアクセントとなって映えています。
かっこいい魅力③悪人面
「デスノート」の作中には月のライバルとしてLやニアといった様々なライバルキャラクターが登場しますが、関係者達のなかでもメロは特に悪人面が目立ちます。鋭く不敵な目付きはどこか凶悪に見える一方で、彼のダーティな魅力を際立たせています。この苛烈に見える表情は、彼が「誰にも負けたくない」という強いプライドを抱いていることにも強く関係しています。
かっこいい魅力④マフィアにいる天才
「デスノート」の作中で、メロは米国マフィアの上位組織と関係性を持ち、マフィアの頭脳として活躍しながら、独自のルートで月を追い詰めていきます。マフィアという黒組織に在籍しつつ、闇の世界から月の正体に迫っていく姿はまるでダークヒーローのようなかっこ良さを秘めています。メロの持つ破天荒かつ大胆な行動性があったからこその立ち振る舞いです。
かっこいい魅力⑤実は優しいと思われる言動
「デスノート」の作中でメロは、月の正体に迫るためならば犯罪行為もいとわないなど、その見た目も相まってどこか非情で冷徹なキャラクターとして描かれています。しかし、交渉の際にはフェアな条件を指定したり、死亡した関係者に心を痛める場面もあり、実は優しい一面も持ち合わせているということがうかがえます。見た目や立ち振る舞いこそ悪人に見えるメロですが、一方で人々を殺していくキラを追い詰めたいという、確かな正義の心を秘めていることが分かります。
【デスノート】メロの正体や最期
どこか凶暴な一面を見せながらも、非常にかっこいい姿を見せ活躍するメロですが、夜神月同様に実は周囲に正体を隠しながら活動しています。ここからはメロの正体や他の登場人物との関係性、「デスノート」における彼の最期について詳しく見ていきます。
メロの正体
メロはLの右腕として活躍する男性・ワタリがウィンチェスターに建設した孤児院で育ち、Lの後継者候補として育てられた過去を持ちます。本名はミハエル・ケールで、デスノートによってLが死亡して以降は、関係者であるニアと手を組んで夜神月の正体を探ることを提案されます。しかし、メロはこれを拒否し、たった一人で月の正体を探るべく、活動していきます。
メロの作中での活躍
「デスノート」にメロが登場したのは物語の第2部からで、それまで夜神月のライバルとして活躍していたLがデスノートによって死亡したため、彼の後継者として姿を現しました。メロは一人きりで夜神月の正体に迫るため、あえて自身をマフィアの中に潜り込ませ、闇社会と関係を持ちながらも独自のルートで月の正体に迫っていきます。
メロとマットの関係
独自のルートから月のことを探っていくメロですが、デスノートの力によってマフィアの人間が死亡してしまい、組織を壊滅させられてしまいます。これを受け、メロはワイミーズハウスの関係者であるマットとコンビを組み、再び月の正体を追いかけていきます。単独行動の多いメロでしたが、マットのことは信頼しており、彼とタッグを組んで調査を続けていきます。
メロが不遇と言われる理由
メロは「デスノート」に登場するキャラクターの中でも、特に不遇なキャラであると言われています。メロは頭脳明晰かつ個性的なかっこいいキャラクターでしたが、一方で夜神月に対して善戦することはできず、いわゆる見せ場がほとんどないまま、その役割をニアに奪われてしまいます。健闘虚しくデスノートの力によって死亡してしまうなど、その呆気ない幕切れも彼が不遇キャラと呼ばれていることに関係しています。
メロは死亡する?
「デスノート」の劇中で独自のルートから月に迫っていったメロでしたが、月と協力者の関係性にあった女性・高田清美を誘拐したことで、大きく物語が動きます。高田清美はあらかじめメロの本名を月から聞いていたことから、隠し持っていたノートの切れ端にメロの名を記してしまいます。これによってメロは死亡し、志半ばで物語から退場してしまいます。
【デスノート】メロの声優
「デスノート」は数々のメディア展開を続けていますが、アニメ版ではLの後継者であるメロも登場し、声優が彼に新たな命を吹き込んでいます。荒々しくも独特のかっこよさを秘めたメロを演じた、声優について詳しく見ていきます。
メロの声優は「佐々木望」
アニメ版「デスノート」でメロを演じたのは、声優の佐々木望さんです。佐々木望さんはインスパイアに所属している声優で、元々は甲高い声質を活かした少年役などを演じていましたが、現在では低音に変化した声を活かし、落ち着いた雰囲気の青年や男性を演じることが増えてきました。
佐々木望のプロフィール
- 出身:広島県
- 生年月日:1967年1月25日
- 血液型:O型
- 身長:160cm
- 体重:50kg
佐々木望さんは日本ナレーション演技研究所の2期生として入学し、声優への道を歩み始めました。元々、佐々木望さんは大学に進学するために勉強していましたが、そのさなかに見たドラマにて演者に興味を持ち、当時、友人と共に新人育成オーディションを受け、合格したことによって本格的に声優になることを目指し始めます。
佐々木望の主な出演作品
佐々木望さんは声優として非常に長いキャリアを持っています。『幽☆遊☆白書』の浦飯幽助役や、『キャプテン翼』の大空翼役といった人気アニメの主役キャラクターはもちろん、『AKIRA』の鉄雄役など劇場映画でも活躍しています。また、『鎧伝サムライトルーパー』の主演男性声優で結成したユニット「NG5」のメンバーとして、歌手としても活動しています。
【デスノート】メロに対する世間での評判や人気
「デスノート」の登場人物の中でもメロはどこか大胆な行動や凶暴な一面が目立ちますが、一方でやはり最大の武器はその卓越した頭脳で、劇中のさりげない場面でもその天才っぷりは存分に発揮されています。他愛のない日常の会話シーンなどで、夜神月の正体に迫っていくメロのかっこいい頭脳明晰っぷりに、ファンは心奪われています。
また、「デスノート」の作中で短い期間ではありますが、メロはマットとコンビを組み、共闘していました。メロにとって数少ない協力者だっただけに、二人のかっこいい活躍をもっと見てみたかった、という意見もあるようです。頭脳明晰なメロとマットが、夜神月に対してどのように立ち振る舞ったのか、「if」のストーリーをファン達は想像しています。
アニメ版「デスノート」でメロを演じた佐々木望さんは、数多くの名作アニメに登場していますが、過去の作品を知るファンの中にはその声質の変化に驚いている方もいるようです。過去の作品に比べ、佐々木望さんの声は低音になりましたが、その声質の変化に合わせて演じ方を変え、見事に数々の魅力的なキャラクターを演じています。「デスノート」のメロも、彼の凶暴なキャラクター性に低音がマッチし、よりかっこいい姿を生み出しています。
【デスノート】メロはかっこいいキャラだった
「デスノート」に登場するメロは、どこか凶悪な一面を見せながらも、その卓越した頭脳を活用し、独特の手法で月の正体へと迫っていった、かっこいいキャラクターでした。かっこいい外見や立ち振る舞いだけでなく、最終的には彼の起こした行動が月の正体解明にも繋がるなど、「デスノート」という作品におけるキーキャラクターにもなっています。
この記事のライター
創也慎介
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