【化物語】主要キャラのプロフィールまとめ！魅力やアニメ声優も合わせて紹介

『化物語』はさまざまな「怪異（かいい）」に関わったキャラクターが登場する作品です。『化物語』に登場する主要キャラクターは個性豊かで魅力あふれるキャラばかりで、ファンからも人気を集めています。そんな『化物語』の主要キャラクターのプロフィールや魅力、主要の人気キャラクターランキング、主要キャラクターを担当した声優を紹介します。

『化物語』の作者は西尾 維新（にしお いしん）です。男性の作家で、執筆スピードがとても早いと噂されている人物です。もともとは漫画家を目指していましたが、絵が上達しなかったため、小説家を目指すようになりました。『化物語』は2005年から発売され、＜物語＞シリーズとしてシリーズ化されています。週刊少年ジャンプで連載されていた『めだかボックス』や『十二大戦』『掟上今日子の備忘録』の原作も手掛けています。

『化物語』は西尾維新によるファンタジー小説で、＜物語＞シリーズとしてシリーズ化されている作品です。2005年に『メフィスト』で連載し、2006年に上巻と下巻が発売されました。2009年にはテレビアニメが放送され、続編作品である『偽物語』も放送されました。2016年からは劇場版アニメ『傷物語』が三部作で公開されました。

『化物語』は田舎の高校生・阿良々木暦（あららぎこよみ）を主人公にした物語です。阿良々木暦はある事件をきっかけに、人とは少し違う能力を手にしました。それは「怪異（かいい）」と言うものに関係しており、怪異と関わった少女や怪異関連の事件を解決していく物語となっています。ある事件をきっかけに仲良くなったクラスの委員長である羽川翼や、病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知り、彼女たちが抱えた問題を解決していきます。

『化物語』は個性あふれるキャラクターが登場するということで人気を集めています。そんな『化物語』に登場する主要キャラクターのプロフィールや性格、魅力や特徴を紹介します。

阿良々木暦は『化物語』の主人公で、春休みに吸血鬼を助けたことから、自身も半分吸血鬼のような体質になってしまった人物です。怪異で困っている人を見ると助けずにはいられないお人好しで、彼の魅力の一つでもあります。ときには他人を助けるために自分を犠牲にすることもあります。『化物語』では語り口もしており、貴重なツッコミ役でもあります。生き物のように大きく動くアホ毛が特徴的です。

戦場ヶ原ひたぎは「蟹に行き遭った少女」です。「ひたぎくらぶ」で主なエピソードが語られています。暦のクラスメイトで、階段から落ちた戦場ヶ原ひたぎを暦が受け止める形での出会いとなりました。その後、彼女の様子を探る暦に対し、口にホッチキスを突っ込んで脅した後に本当にホッチキスを刺したり、息をするように毒舌を吐いたりする様子からツンデレ（デレがないのでツンドラとも言われる）と言われています。

八九寺真宵は「蝸牛に迷った少女」で、初登場は「まよいマイマイ」です。母の日に八九寺が道に迷っているときに暦と出会います。実は「迷い牛」という怪異であり、幽霊（地縛霊）であった八九寺は、11年前に交通事故で亡くなっていた少女でした。自力では目的地にたどり着けないという特性から、事故以来ずっとさまよっていました。暦と戦場ヶ原によって目的地へとたどり着き、目的を果たしたことで地縛霊から浮遊霊へとなりました。

神原駿河は「猿に願った少女」で、「するがモンキー」で登場します。暦の一つ年下で、バスケットボールが得意な少女です。戦場ヶ原とは中学時代の先輩後輩で、戦場ヶ原を崇拝しています。戦場ヶ原と暦が付き合うようになってからは、嫉妬から暦をストーキングするようにもなります。母が残した「悪魔の手」に戦場ヶ原と昔のような関係に戻りたいと願いますが、悪魔の手はその願いの裏に秘められた「暦を排除したい」という願いを叶えようとします。

千石撫子は「蛇に巻かれ、噛みつかれた少女」で、「なでこスネイク」に登場します。暦の妹である可憐と月火と同じ歳で、よく阿良々木家に遊びに来ていましたが、中学生になったことで疎遠となっていました。大人しい性格で、人からの視線にも敏感なため、前髪を長く伸ばしています。暦のことが好きで、暦のことを「暦お兄ちゃん」と呼んでいます。言い寄ってきた男子を拒んだことで「蛇切縄（じゃぎりなわ）」という呪詛に取り憑かれますが、暦のおかげで事なきを得ました。

羽川翼は「猫に魅せられ、虎に睨まれた少女」で、「傷物語」や多くのエピソードに登場する人物です。メガネに三つ編みでいかにも賢そうな委員長で、成績は学年トップで、羽川が解けない問題は、問題が間違っていると言われるほどの優等生です。道で轢かれた猫を埋葬したことで猫に取り憑かれ、羽川のストレスを猫の姿の怪異が代わりに発散していました。暦に恋心を抱いていましたが、暦が戦場ヶ原と付き合ったことで失恋してしまいます。

忍野メメは怪異の専門家で、暦が怪異関係で困ったら頼りに行く存在です。怪異を調べて全国を放浪する男性で、アロハシャツ1枚に金髪が特徴的です。暦に協力的ですが、誰かに肩入れすることはせずにあくまで「中立」の立場をとっています。「つばさキャット」以降は暦たちの街を去り、姿をくらませます。貝木泥舟（かいきでいしゅう）や影縫余弦（かげぬい よづる）とは大学の同級生で、オカルト研究会に属していました。

忍野忍は元人間の吸血鬼で、暦を吸血鬼の眷属にした張本人です。完全な吸血鬼のときの名前はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードで、「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」と言われています。暦に血を吸いつくされたことで名前と吸血鬼の能力はほとんど失い、8歳ほどの少女の姿になります。小さくなってからは忍野メメに「忍野忍」という名前をもらい、廃墟で寝泊まりしていました。暦と仲直りしてからは暦の影の中に住むようになります。

阿良々木火憐は「蜂に刺された少女」で、「かれんビー」に登場します。暦の妹で、月火とは双子です。空手2段の腕の持ち主で、妹の月火と一緒に「栂の木二中のファイヤーシスターズ」として正義を掲げて活動しています。「瑞鳥（みずどり）くん」という年下の彼氏がいます。地域の問題を解決して回っているときに貝木泥舟に会い、「囲い火蜂」という怪異に呪われてしまいます。

阿良々木月火は「ホトトギスの少女」で、「かれんビー」や「つきひフェニックス」に登場します。火憐の双子の妹で、浴衣などの和装が特徴的です。大人しそうな見た目ですが、行動は暦や火憐よりも危なっかしく、その凶暴さは街でも有名になるほどです。「蝋燭沢（ろうそくざわ）くん」という年上の彼氏がいます。月火は実は人間ではなく、「しでの鳥」という怪異が人間に擬態したものでした。月火は髪が伸びるのが早く、いろんなヘアアレンジを楽しんでいるが、それは怪異ならではのものでした。

『化物語』の主要キャラクターたちを人気ランキングにしました。『化物語』の主要キャラクターの人気ランキングTOP10からTOP4を紹介します。

『化物語』主要人気キャラランキング10位は神原駿河です。明るい性格で男女問わず人気がありますが、その中身は「BL小説が大好きな自称“暦のエロ奴隷”」で、暦と電話するときには全裸になっていたり、家にBL小説が散乱していたりしました。忍野メメには「エロっ子ちゃん」と呼ばれるほどです。戦場ヶ原に「恋愛感情」を抱いており、暦と壮絶なバトルを繰り広げました。

『化物語』主要人気キャラランキング9位は阿良々木火憐です。「自身の正義」に強い執着を持ち、それを悪く言うことを許しません。軽くフルマラソンを走るなど、並外れた身体能力も魅力の一つです。作中で暦が火憐の口の中を歯磨きするシーンがありましたが、兄妹とは思えぬシーンとなっており、人気のシーンともなっています。それを見た月火は千枚通しを買ってこようとしていました。

『化物語』主要人気キャラランキング8位は阿良々木月火です。和服が好きで、和服が着られるという理由で茶道部に入るほどです。多彩なヘアアレンジも可愛いと人気で、月火がフェニックスであるという伏線にもなっていました。影縫余弦（かげぬい よづる）と斧乃木余接（おののき よつぎ）に襲撃されたときは上半身がなくなっていましたが、すぐに再生していました。暦は月火の傷跡を確認するために浴衣をひん剥いて月火の体を触るシーンもありました。

『化物語』主要人気キャラランキング7位は忍野メメです。アロハシャツ1枚で火のついていないくわえタバコなど、謎の部分が多いところが魅力となっています。暦が半吸血鬼になったときの恩人で、それ以降も怪異で困ったことがあるときは助けになってくれました。怪異に対する知識は豊富で、怪異に対しての専門家ですが、機械にはめっぽう弱く、感電が怖いため携帯を使いません。

『化物語』主要人気キャラランキング６位は千石撫子です。引っ込み思案でおとなしい性格の千石ですが、蛇から助けられたあとは暦に積極的にアピールしています。伸ばしていた前髪を上げ、露出の多い服を着て、ツイスターゲームをしようと提案したほどです。千石の歌う『恋愛サーキュレーション』や『もうそう・えくすぷれす』も人気となっています。

『化物語』主要人気キャラランキング5位は八九寺真宵です。「失礼。噛みました」のやりとりが人気で、暦が小学生相手にまったく手加減せずに喧嘩をするところも人気となっています。浮遊霊になってしまったことで「くらやみ」に狙われ、成仏することを選んだときのエピソードは涙なしでは見ることができません。また「まよいキョンシー」では八九寺が事故で死ななかった世界線に成人の姿で登場しています。

『化物語』主要人気キャラランキング4位は主人公の阿良々木暦です。個性豊かなキャラクターたちの中で、貴重なツッコみ役として人気となっています。自分を犠牲にするほどのお人好しで、そこも魅力の一つとなっています。助けた少女たちから恋心を向けられますが、大抵はそれに気づかず、本人は戦場ヶ原一筋と言っています。

『化物語』の人気の理由の一つには、個性的なキャラクターが登場することでもあります。そんな『化物語』の主要キャラクターの中でも、特に人気な3人を紹介します。

『化物語』主要人気キャラランキング3位はヒロインである戦場ヶ原ひたぎです。息をするような毒舌と、初期のホッチキスを刺す行動などからツンデレと呼ばれていますが、暦曰く「デレ」がないので「ツンドラ」とも言われています。「ひたぎクラブ」で暦に助けられてからは暦への好意を積極的に口にし、可愛らしい面もみることができます。

『化物語』主要人気キャラランキング2位は羽川翼です。『傷物語』では暦の命の恩人となり、以降は良き友達として暦と一緒にいますが、羽川は暦に恋心を抱いていました。叶わぬ恋や家のことがストレスとなり、「つばさキャット」や「つばさタイガー」の事件を引き起こしてしまいます。

『化物語』主要人気キャラランキング1位は忍野忍です。可愛らしい8歳くらいの見た目と、本当は600歳の吸血鬼といったギャップが魅力の一つとなっています。ドーナツが好きで、よく暦にミスタードーナツに連れて行ってもらっています。意外とメンタルが弱く、暦と喧嘩したときに見つけてもらえなかった世界線では、人間をゾンビのような自分の眷属に変えてしまったエピソードもありました。

『化物語』の主要キャラクターの声優は豪華なキャスティングとして話題になっています。また、オープニングソングやエンディングソングを主要登場キャラクター（声優）が歌っているというところも人気の理由の一つです。そんな『化物語』の主要キャラクターたちを担当した声優のプロフィールや魅力、代表作などを紹介します。

『化物語』の主人公・阿良々木暦の声優は神谷 浩史（かみや ひろし）さんです。高校生のときに演劇部の大会で個人演技賞を受賞し、その後役者を目指します。声優養成所と知らずに青二塾に入り、1994年に声優デビューとなりました。代表作は『進撃の巨人』リヴァイ、『夏目友人帳』夏目貴志、『ONE PIECE』トラファルガー･ロー、『デュラララ!!』折原臨也、『うる星やつら』諸星あたるなどです。

『化物語』のヒロイン・戦場ヶ原ひたぎの声優は斎藤 千和（さいとう ちわ）さんです。母親にファッション雑誌を頼んだところ、間違えて声優雑誌を買ってきたことがきっかけで声優になりました。代表作は『ARIAシリーズ』藍華・S・グランチェスタ、『機動戦士ガンダム00』ルイス・ハレヴィ、『ストライクウィッチーズ』フランチェスカ・ルッキー）、『ブレイク ブレイド』シギュン・エルステル、『魔法少女まどか☆マギカ』暁美ほむら、『暁のヨナ』ヨナなどです。

蝸牛に迷った少女・八九寺真宵の声優は加藤 英美里（かとう えみり）さんです。高校の時に友人からアミューズメントメディア総合学院の学校見学に誘われ、声優の道へ進むことになりました。代表作は『らき☆すた』柊かがみ、『魔法少女まどか☆マギカ』 キュゥべえ 、『ゆるゆり』大室櫻子、『小林さんちのメイドラゴン』才川リコ、『バカとテストと召喚獣』木下秀吉/木下優子、『SPY×FAMILY』ベッキー・ブラックベルなどです。

猿に願った少女・神原駿河の声優は沢城 みゆき（さわしろ みゆき）さんです。友人に誘われてオーディションに参加したことがきっかけで声優となり、2001年『しあわせソウのオコジョさん』のコジョピー役でテレビアニメ初主演となりました。代表作は『ルパン三世』峰不二子、『ソードアート・オンラインII』シノン、『ヲタクに恋は難しい』小柳花子、『HUNTER×HUNTER』クラピカ、『デュラララ!!』セルティ・ストゥルルソン、『セルティ・ストゥルルソン』堕姫などです。

蛇に巻かれ噛みつかれた少女・千石撫子の声優は花澤 香菜（はなざわ かな）さんです。幼少期に母親から子役のオーディションを「やる？」と言われて即答したことがきっかけで子役となりました。テレビアニメ『LAST EXILE』のホリー・マドセイン役として声優デビューとなりました。代表作は『ニセコイ』小野寺小咲、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』黒猫、『五等分の花嫁』中野一花、『鬼滅の刃』甘露寺蜜璃、『劇場版 呪術廻戦 0』祈本里香などです。

猫に魅せられ、虎に睨まれた女子高生・羽川翼の声優は堀江 由衣（ほりえ ゆい）さんです。小学校1年生で出会った友人がきっかけで、声優を志しました。テレビアニメ『鉄コミュニケイション』のハルカ役で初主演となりました。代表作は『DOG DAYS』ミルヒオーレ・F・ビスコッティ、『魔法つかいプリキュア！』リコ〈十六夜リコ〉／キュアマジカル、『リトルバスターズ！』直枝理樹、『ミス・モノクローム -The Animation-』ミス・モノクローム、『ひぐらしのなく頃に』羽入、『Persona4 the ANIMATION』里中千枝、『SHAMAN KING』アイアンメイデン・ジャンヌなどです。

怪異の専門家である忍野メメの声優は櫻井 孝宏（さくらい たかひろ）さんです。テレビで見た大山のぶ代に対するインタビュー番組に衝撃を受けて声優に関心を持ちました。代表作は『呪術廻戦』夏油傑、『鬼滅の刃』冨岡義勇、『ファイナルファンタジーVII』クラウド・ストライフ、『コードギアス 反逆のルルーシュ』枢木スザク、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』岸辺露伴、『PSYCHO-PASS サイコパス』槙島聖護などです。

元人間の吸血鬼である忍野忍の声優は坂本 真綾（さかもと まあや）さんです。8歳の頃から子役として活動し、海外作品の吹き替えで声優デビューとなりました。代表作は『桜蘭高校ホスト部』藤岡ハルヒ、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ルナマリア・ホーク、『ラーゼフォン』美嶋玲香、『黒執事』シエル・ファントムハイヴ、『七つの大罪』マーリン、『空の境界』両儀式、『フルーツバスケット』草摩慊人、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』真希波・マリ・イラストリアスなどです。

蜂に刺された少女・阿良々木火憐の声優は喜多村 英梨（きたむら えり）さんです。母親がアニメ・声優が好きだったこともあり、『美少女戦士セーラームーン』などのアニメや漫画が好きだったようです。代表作は『フレッシュプリキュア！』蒼乃美希／キュアベリー、『魔法少女まどか☆マギカ』美樹さやか、『僕のヒーローアカデミア』芦戸三奈、『BLOOD+』音無小夜、『青の祓魔師』神木出雲、『とらドラ！』川嶋亜美、『夜ノヤッターマン』レパード／ドロンジョなどです。

ホトトギスの少女・阿良々木月火の声優は井口 裕香（いぐち ゆか）さんです。子供の頃からアニメが好きで、「こういう夢のある世界に関わりたいな」と思っていたそうです。代表作は『とある魔術の禁書目録』インデックス、『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』黒咲芽亜、『ロウきゅーぶ！』三沢真帆、『ヤマノススメ』雪村あおい、『ガールズ&パンツァー』冷泉麻子、『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』マインなどです。

『化物語』は他の作品に比べてもセリフが多い作品で、ギャグやパロディ、メタ視点を交えた会話がたくさん登場します。魅力的なセリフが多い中でも、特に人気な名セリフを紹介します。

羽川の口癖で名セリフです。暦が「お前はなんでも知ってるな」と言うと、かならずこの名セリフを言います。頭が良くて回転も早い羽川はなんでも知っているように見えますが、本人は知らないことやわからないことが多くてやるせないとも思っているようです。

暦は「怪異」に関わった少女たちを忍野メメの元に連れていき、怪異についての助言をもらいます。しかし忍野メメは彼女たちを「助ける」とは言いません。人は勝手に助かるだけであり、誰かが誰かを助けることなんてできないという持論を持っています。そんな忍野メメがお礼を言う戦場ヶ原に言った名セリフです。

八九寺が暦に会ったときに交わすお決まりのセリフです。暦の名字を「あらららぎさん」や「ああらぎさん」と間違え、それを訂正すると八九寺が「失礼、噛みました」と続けます。さらに暦が「違う、わざとだ」と言うと、八九寺が「噛みまみた」と言い、さらに暦が「わざとじゃない！？」とツッコみます。この一連の流れは本人たちも気に入っているようで、ファンからも人気があるやりとりとなっています。

戦場ヶ原と恋仲になり、戦場ヶ原の家でテスト勉強をしているときの名セリフです。戦場ヶ原は学校にあまり行っていないのにも関わらず成績優秀で、それに対して暦の成績はあまりよくありません。戦場ヶ原と同じ大学を受けたいということで仲良く勉強しているように見えますが、戦場ヶ原の毒舌と皮肉が効いています。このツンデレな部分が戦場ヶ原の魅力の一つにもなっています。

八九寺真宵に「あなたのことが嫌いです」と言われたとき、暦は八九寺の後頭部をひっぱたきます。その時の言い訳です。八九寺に突き放されても優しく話しかけ続けようと思った暦ですが、思わず手が出てしまった大人げないシーンです。

『化物語』は主人公の阿良々木暦のことがみんな好きになるといういわゆる「ハーレム物」ですが、そうとは思わせないようなアニメ演出で人気を集めています。キャラも可愛くてストーリーも面白く、独特な演出で話題となっていました。

『化物語』の登場キャラクターで、貝木泥舟（かいきでいしゅう）というキャラクターも人気となっています。戦場ヶ原を騙してお金を奪ったり、火憐に蜂をあてがったりと悪者の貝木泥舟ですが、千石が神様になったときは千石や暦を助けるために命をかけていました。そんな貝木泥舟が好きというファンの声もありました。

『化物語』ではヒロインの戦場ヶ原、委員長で恩人の羽川、妹の友達の千石などが暦のことを好きになりますが、暦が選んだのは戦場ヶ原でした。羽川や千石の恋心に気づいていないこともあり、罪な男だと言われています。羽川や千石に同情してしまい、ストーリーを読み進められないというファンの声もありました。

『化物語』の主要キャラクターのプロフィールや性格、特徴や魅力、人気ランキングTOP10と担当した声優、人気の名セリフを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。『化物語』の主要登場キャラクターは、主人公の阿良々木暦が好きで個性あふれる魅力的なキャラクターでした。そんなキャラが歌う主題歌も魅力的で、人気の理由にもなっています。今後『化物語』を見る際は、主要キャラクターの魅力やセリフにも注目してみてください。