【スパイファミリー】ドミニクはカミラの恋人？声優情報も詳しく紹介！

漫画『スパイファミリー』には、ヨルが表向き勤めている市役所の同僚との日常も描かれています。ここでは同僚のドミニクのプロフィールや、ヨルとの関係性などを紹介し、同時に『スパイファミリー』の作品概要とあらすじを軽くまとめます。

ドミニクは、東人民共和国の首都バーリントの市役所に勤める公務員です。ヨル・フォージャーと同じ市役所で働いており、ヨルと同じ部署に所属しているカミラと交際中です。ドミニクは、人当たりのよく誰にでも優しい良い人です。恋人のカミラのキツい発言をたしなめたり、パーティーに1人で参加したヨルに声をかけたりと、気遣いができ、『スパイファミリー』の癖が強いキャラクターの中で、その善人さが際立っています。

漫画『スパイファミリー』は少年ジャンプ＋（ジャンププラス）に連載中の漫画で、少年ジャンプ＋史上初の大ヒット作となっています。作者は遠藤達哉で、ジャンルはホームコメディです。2022年10月時点で、コミックスは10巻まで発売され、累計発行部数は2500万部を超えています。2022年4月にアニメ化され、同年10月から第2クールが始まり、2023年には舞台を予定しているなど、幅広く展開されています。

東西の間に鉄のカーテンが下りて十数年、両国の関係は仮初の平和となっていました。西国の凄腕スパイ・黄昏（たそがれ）は、平和を脅かす存在である東国の政治家ドノバン・デズモンドに接触するため、オペレーション梟＜ストリクス＞と呼ばれる任務を命じられました。その任務は、デズモンドの息子の通う名門イーデン校に自分の養子を入学させ、近づくことでした。黄昏は、本業が殺し屋の妻、心が読める超能力を持つ娘と共に任務達成を目指します。

ドミニクは、同じ市役所に勤めるカミラと恋人関係であることがわかっています。ここでは、一見アンバランスに見える2人の関係性や『スパイファミリー』に登場する他のキャラクターとの関係性について紹介していきます。

カミラは、ヨルと同じ部署に勤めている女性です。カミラは見栄っ張りのため、性格がキツめで言動が強めになってしまうことが多く、ヨルや他の同僚との距離感がつかめず強めにあたってしまいます。ドミニクはそれをさり気なく宥めたり、周りにフォローしてくれる良い彼氏として評判です。ドミニクの人の良さがカミラの毒気を柔らかくしており、意外とバランスが取れたカップルです。

ドミニクとヨルは、同じ市役所に勤めています。職場でヨルと会話することはあまり無いですが、恋人のカミラがヨルと同じ部署のため、カミラを介して会話することがあります。ドミニクは、カミラのヨルへの度が過ぎる嫌がらせや発言をたしなめたり、ヨルにカミラのことをフォローしたりと、ヨルにとっては同僚の良い彼氏、という感じです。また、ドミニクはヨルの弟ユーリとも顔見知りのため、ヨルの結婚相手であるロイドのことをユーリに伝えたりしています。

ロイドとは、カミラが開催したホームパーティーにヨルの恋人役として登場した時に初めて会います。スパイの任務で負傷し、血まみれだったロイドを案じて声をかけたりと、分け隔てなく人を気遣っています。自分の恋人であるカミラと、ロイドの妻ヨルが同じ職場という共通点がありますが、それ以上には関わりは今の所無いです。

ここからはアニメ版『スパイファミリー』で、ドミニクの声を担当した声優のプロフィールや代表作などを紹介します。アニメでは、第2話「妻役を確保せよ」で初登場しており、自然体の演技が評判でした。

ドミニクの声を担当しているのは、梶川翔平（かじかわしょうへい）さんです。爽やかな男性のキャラクターを担当することが多く、『スパイファミリー』ではドミニクの優しさや人当たりの良さを表現しています。

梶川翔平さんは、以前は小林翔平という芸名で活動していましたが、アニメの声優デビューした2010年に梶川翔平に改名しました。現在はケンユウオフィスに所属していて、大阪府出身のため関西弁が特徴的です。特技は薙刀、ドラムで、趣味は47都道府県の史跡めぐりです。

梶川翔平さんの代表作は、『爆丸アーマードアライアンス』のマグナス、『チェインクロニクル』のウェイン、『鬼灯の冷徹（ほおづきのれいてつ）』のなた豆、獄卒、『屍鬼』の広沢高俊、『デュラララ!!』のラビさん、などです。洋画の吹き替えやゲームでの声優でも活躍しており、PS4の『魔法使いの夜』にも出演しています。

ここでは、『スパイファミリー』の作中のドミニクの活躍をまとめていきます。ドミニクの活躍は、スパイや公安などではなく人間関係の調和などが多く、ドミニクらしい活躍です。内容にネタバレを含むので、苦手な方は飛ばしてください。

東国の首都バーリントの市役所で公務員として働いています。同じ市役所に勤めるカミラの恋人です。性格がきつく、発言が強めなカミラのことを"意外といいヤツ"と評しており、表面的な部分だけでなく内面の良さも評価できる良い人です。

カミラが開催した、市役所の同僚を招待したホームパーティーにドミニクも参加していました。カミラはヨルに対して、自分より下に見ていて小馬鹿にするような発言が多いですが、ドミニクは失礼な言い方はよせ、と注意します。恋人の意見を尊重しつつ、周囲にも気を配ることができる優しい彼氏です。

ヨルは家事全般が苦手で、掃除以外の家事をロイドに頼っている状態です。このままでは良くないと考えたヨルが、同僚に料理を教えてほしいと頼みます。通りかかったドミニクが「カミラは料理が得意だからカミラに教えて貰えば良い」と言ったことから、カミラは引くに引けず、ヨルに料理を教えます。料理特訓のきっかけを作ったドミニクも味見役として参加しますが、あまりの不味さに助っ人にヨルの弟ユーリを連れてくるというファインプレーもみせています。

『スパイファミリー』の中では、スパイでも殺し屋でもない一般的なキャラクターとして描かれているドミニクですが、彼に対する世間への評判はどんなものがあるか、実際のコメントをまとめていきます。

『スパイファミリー』は、スパイの物語のため多くのキャラクターが本業を隠して生活しています。その中で、本業：殺し屋のヨルと本業：国家保安局のヨルの弟ユーリ、両方とも関係があるドミニクは何かしら役割があるのでは、と読者の中でも憶測が生まれています。

性格がキツめで見栄っ張りなカミラ、実は自分の言動を反省している場面もあります。ドミニクはそんな彼女のことをわかっているからこそ、"意外といいヤツ"と評していたり、かわいいと思っています。そのバランス感が羨ましく推しカップルとまで言われています。

『スパイファミリー』のアニメに登場したドミニクのイケメン具合が半端なかったというコメントです。声優の梶川翔平さんの表現がとてもドミニクの雰囲気に合っていたので、アニメではよりイケメン度が伝わっています。

ここからはもしも○○だったら、という仮設定で、ドミニクのことを考えていきます。漫画『スパイファミリー』のドミニクのイメージがどう変化するのか、一緒に想像してみてください。

1つめは、ドミニクが「彼氏だったら」です。作中でもあるようにドミニクはどんなにキツい性格の女性でもその人の良さを見つけ、尊重し、失態はさりげなくフォローしてくれる彼氏になるでしょう。デートでは、彼女の行きたいところを聞いてくれたり、記念日にはサプライズをして彼女を喜ばせようと頑張ってくれるでしょう。

ドミニクが「会社の上司」だったら、部下の相談にも乗ってくれ、元気がなかったら声を掛けてくれたり、と優しい上司として評判になるでしょう。作中でカミラに注意する場面があることから、間違っていることや度が過ぎたことは正確に指摘をしてくれ、ドミニクがいると安心して仕事に取り組めます。

ドミニクが「兄」だったら、ちょっとお節介な兄になりそうです。ドミニクは優しすぎるあまり色んなことが気になってしまって、ついつい口を出しすぎてしまいそうです。でも一緒に遊んでくれたり、勉強を教えてくれたりととても面倒見がよい、周囲からの評判の高い良い兄になるでしょう。

漫画『スパイファミリー』に登場するドミニクは、市役所に勤める公務員で人当たりのよい周囲に気遣いのできるかっこいいカミラの恋人でした。カミラの度がすぎる発言をフォローする掛け合いも『スパイファミリー』の見所の1つです。ドミニクの活躍が見たい方は、漫画だけでなくアニメもチェックしてみてください。