【ワールドトリガー】弓場隊はどのような部隊?メンバーから声優キャストまで
『ワールドトリガー』の弓場隊は、ボーダー本部に所属するB級部隊です。主人公・空閑や三雲達の玉狛第二とB級ランク戦最終戦で対決し、大いに見せ場を作っていました。今回はインテリヤンキー弓場拓磨が率いるワールドトリガーの弓場隊を解説します。
目次
【ワールドトリガー】弓場隊はどのような部隊?
ワールドトリガーの弓場隊は、弓場拓磨が率いる部隊です。戦闘力も高く、指揮力にも優れた弓場拓磨が率いる弓場隊は、B級ランクの強豪部隊です。B級ランク最終戦で玉狛第二を戦い、最後は敗れたものの善戦し玉狛第二をかなり追い込みました。まずはじめに弓場隊の特徴を解説します。弓場隊の情報とともに、ワールドトリガーの概要とあらすじもまとめています。
弓場隊とは?隊服などの特徴も紹介
ワールドトリガーの弓場隊は、防衛隊(ボーダー)の1部隊です。ボーダーとは異世界からやってくる侵略者・近界民(ネイバー)の侵攻から正解を守る1団を指します。ボーダーはランクに分かれており、弓場隊はB級ランクに属しています。ワールドトリガーの弓場隊は弓場拓磨がリーダーを務め、将来はA級ランクに昇格の可能性も持つ優れた部隊です。しかし、メンバーの脱退、新メンバーの加入を経て、本来の実力を取り戻せず低迷しています。
ワールドトリガーの弓場隊は黒のインナーに白のジャケットの隊服が特徴的です。作戦室は入り口すぐに大きなデスク、その奥に休憩室とペイルアウト部屋という間取りになっています。弓場隊は体育会系の部隊という特徴もあります。弓場拓磨はA級ランクに昇格するまで作戦室では着座しないと決めており、作戦室では隊のメンバーはみな起立し、ミーティングは要点をおさえて短めに切り上げるスタイルです。
ワールドトリガーの概要
ワールドトリガーは、葦原大介さん原作のSFバトルアクション漫画です。2013年11号から2018年52号まで週刊少年ジャンプに連載され、その後ジャンプスクエアに移籍し、2019年1号から同雑誌に連載中です。緻密な設定、かっこいいキャラクターたちが繰り広げる集団での頭脳戦、SFバトルは熱くファンに支持されています。2014年にはアニメ放送も開始、現在第4シーズンまで放送されており、ワールドトリガーファンは次シーズンを待ち望んでいます。
ワールドトリガーのあらすじ
人口28万人の三門市に突如、異世界とつながる門(ゲート)が現れました。門からは人類が保有する武器では殺せない侵入者・近界民(ネイバー)が侵攻してきます。人々は恐怖しましたが、ここに謎の1団が登場しました。現れた集団・防衛隊(ボーダー)はネイバーを撃退し、防衛体制を整え、街には平穏が訪れました。そんなある日、三門市の中学に通う三雲修の中学校に空閑遊馬が転入してきます。三雲と空閑、2人の出会いからワールドトリガーの物語は始まります。
【ワールドトリガー】弓場隊のメンバー
黒のインナーに白のジャケットの隊服、返事は「ウッス」、ミーティングは起立で行う体育会系の弓場隊です。礼儀や時間には厳しく、しっかり挨拶できなかったメンバーをリーダーが注意している場面も描かれていました。そんなワールドトリガーの弓場隊は4人のメンバーで構成されています。ここでは弓場隊に所属するメンバー4人を紹介します。
弓場拓磨
ワールドトリガーの弓場拓磨は弓場隊のリーダーを務めています。19歳の大学生で、眼鏡にオールバックの強面の風貌、時間と仁義には厳しい体育会系の性格の人物です。語尾には常に「コラア」を付け近寄りがたさを漂わせていますが、隊員の面倒見はいいようです。
2丁拳銃を操るガンナー弓場拓磨は、弾速と威力に全振りしガンナーでありながら近距離戦が得意です。弓場の間合いに引き込めば、1対1では無敵に近い強さを発揮します。弓場拓磨は連載開始前から構想のあったキャラクターですが、メインキャラクターを食ってしまう、世界設定が狂うという理由で、20巻以上登場が見送られていました。
帯島ユカリ
ワールドトリガーの帯島ユカリは、褐色の肌とショートカットがかわいい14歳の女子中学生です。ボーイッシュな容貌のため、男子と勘違いされますが、れっきとした女の子です。オールラウンダーの彼女は、防御力が高く、狐月とシューターのトリガーを使う彼女は非常に優秀です。オールラウンダーはアタッカートリガーとガンナートリガーの両方が6000ポイント以上でなければ名乗れないので、オールラウンダーを名乗る彼女は相当な実力を秘めています。
外岡一斗
ワールドトリガーの外岡一斗は、たれ目が特徴的な16歳の高校生です。1人を好む性格で、高校生ながら本部に部屋を借りて一人暮らしをしています。ポジションはスナイパー、隠密行動が得意です。単独行動が多く、ランク戦ではバックワームを着てスナイプするポイントに忍び行き潜み相手を狙撃しています。捕捉&掩蔽訓練では全体の3位になるほど、スナイパーとしての能力は高いです。単独行動を好みますが、聞き上手でコミュニケーション力が高いという側面も持っています。
藤丸のの
ワールドトリガーの藤丸ののは19歳の女子大学生、男勝りで豪放磊落な性格です。少し荒っぽい言葉遣い、それに反比例するような抜群のスタイルが特徴的です。弓場隊ではバックアップを担当するオペレーターを務め、隊を支えています。姐さん的な性格と、ワールドトリガーに登場する女性キャラクターの中では一番大きいIカップのバストを持つ彼女は、ワールドトリガーの男性ファンから人気があります。
【ワールドトリガー】弓場隊の初期メンバー
ワールドトリガーに登場する初代弓場隊のメンバーは5人でした。しかし、王子一彰、蔵内和紀、神田忠臣の3人は、弓場拓磨と藤丸ののを残しチームを脱退しています。脱退した初期メンバーには、それぞれ事情があったようです。ここでは弓場隊の旧メンバーがどのような人物かおさえておきたい人に向けて、弓場隊の初期メンバーを紹介します。関心のある人は目を通してみてください。
弓場隊の初期メンバー
ここでは弓場隊を脱退した初期メンバー・王子一彰、蔵内和紀、神田忠臣の3人はどのような人物なのか、彼らが脱退した理由をまとめています。弓場隊の初期メンバーは新チーム設立のため、大学受験のため、各々の理由で弓場隊を脱退しています。
王子一彰
ワールドトリガーの王子一彰は、自分の隊を持ちたくなり弓場隊を脱退し、そして王子隊を結成しています。さわやかな2枚目キャラの彼は相手の思考を読み、盤面を読む能力に優れ、その実力は相当なものです。アタッカーを務め、自らが率いる王子隊はB級ランクの第5位に位置する強豪チームになりました。
蔵内和紀
ワールドトリガーの蔵内和紀も弓場隊を脱退したメンバーです。王子とともに弓場隊を抜け王子隊を結成しています。その能力は作中詳細には描かれてはいませんが、王子隊の活躍から見ると実力の高さは窺い知れます。シューターを務め主にバウンドを使用し、合成弾も使いこなせるようです。
神田忠臣
ワールドトリガーの神田忠臣は、大学受験のために隊を離れています。神田は、亡き父の跡を継ぎ建築士になるために大学に進むそうです。彼は弓場隊でオールラウンダーを務めていました。神田の能力は高く、隊の成績がよかったのは彼の優秀さによるところも大きかったようです。王子一彰は「痒いところに手が届く男」と神田のことを評しています。
弓場隊の初期メンバーは強い?
ワールドトリガーの弓場隊の旧メンバーは強さを持ち能力の高い人物ばかりです。王子は自ら率いる王子隊ではアタッカーを務め、隊をB級ランク第5位の地位へ導いています。蔵内和紀も王子隊では副隊員を務める実力者です。神田忠臣は旧弓場隊では隊の指揮を執っていました。そして、このメンバーで弓場隊はB級ランク第4位に強豪チームになりました。
【ワールドトリガー】弓場隊のキャラの声優キャスト
強面の弓場拓磨、豪快な姐さんキャラの藤丸のの、ボーイッシュな帯島ユカリ、とらえどころのない外岡、ワールドトリガーのアニメでは、個性的な弓場隊のメンバーを声優が好演しメンバーの魅力を引き出していました。ここではワールドトリガーのアニメで弓場隊メンバーを担当した声優を調べてみました。
声優①弓場拓磨役/檜山修之
ワールドトリガーのアニメで弓場拓磨を担当したのは、声優の檜山修之さんです。高校時代の第1志望は歴史研究家でしたが、その難関さで断念し第2志望の声優を選んでそうです。放送部に在籍し幅広い役を担当し、声の芝居の面白さに気付きました。檜山修之さんは苦労人で、上京し住み込みの新聞奨学生をしながら声優養成所に通っています。
声優デビュー作は1989年に放送されたOVA『かいけつゾロリ』のアーサー王子役、その後『勇者王ガオガイガー』の獅子王凱、『勇者特急マイトガイン』の旋風寺舞人、『幽遊白書』の飛影、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の材木座義輝など、アニメ作品に多数出演しています。クールなイケメンから熱血漢、悪役、面白キャラまで幅広い役柄をこなせるオールラウンダーな檜山修之さんです。
声優②帯島ユカリ役/広橋涼
ワールドトリガーのアニメで帯島ユカリを担当するした広橋涼さんは、新潟県見附市出身の声優です。実家は浄土真宗本願寺派(西本願寺)、龍谷大学文学部真言学科を卒業しています。大学在学中に青二塾へ通うようになり、2002年『アクエリオンエイジ』で声優デビューしました。趣味は写真撮影と通信販売、インターネットオークション、競馬好きとしても知られています。
声優デビュー後は『ケロロ軍曹』の東谷小雪、『WORKING!!』の山田葵、『僕のヒーローアカデミア』の峰田実などを担当、元気いっぱいの女の子からヤンデレ、知的なキャラクターなど、さまざまキャラクターを演じています。
声優③外岡一斗役/伊東健人
ワールドトリガーの外岡一斗を務めたのは、声優の伊東健人さんです。伊東さんは大学時代就職活動を始めた際、コミュニケーション力不足を感じ、東京アナウンスアカデミーに通うようになったそうです。コース選択では一番興味を惹かれた職業コースを選択しています。このことがきっかけで伊東健人さんは声優の道へと進みます。作曲、ドラム、ギターを趣味にしており、大学生時代は21世紀Pという名前でボカロPとして活動もしていました。
伊東健人さんは『ヒプシスノマイク』の観音坂独歩、『ヲタクに恋は難しい』の二藤宏嵩、『異世界美少女受肉おじさんと』の橘日向などを演じています。ヒプシスノマイクのネガティブな性格で悲観論者の観音坂独歩が、ラップで爆発する演技は最高でした。
声優④藤丸のの役/関根有咲
ワールドトリガーの藤丸ののを務めたのは、関根有咲さんです。群馬県出身、現在は青二プロダクションに所属しています。声優を志したきっかけは声優の斎賀美月さんで、斎賀さんの声を聴きクールな少年になりたいと思ったそうです。趣味は星モチーフと星柄の採集、写真撮影、特技はバスケットボールです。
関根有咲さんは『ブラッククローバー』のユノ、『ミュークルドリーミー』の安西健太、『デジモンゴーストゲーム』の宇田川アオイ、など多数のアニメ作品に出演しています。関根有咲さんはバイプレーヤーとしてアニメに出演することが多く、切れのある演技を披露しています。
【ワールドトリガー】弓場隊の過去や強さ
ワールドトリガーの弓場隊は、かつてB級ランク4位に位置する強豪部隊でした。しかし、メンバー脱退し新メンバー加入を経た後、成績は低迷しています。ここでは弓場隊の過去と現在の強さを確認し、弓場隊低迷の原因を考察してみました。あわせ今後の行方を占う、B級ランク最終戦での弓場隊の戦いも解説しています。
弓場隊の過去やメンバー脱退
弓場隊は当初、弓場拓磨・神田忠臣・王子一彰・蔵内和紀・藤丸ののの5人でした。そんなB級ランク第4位に位置する強さを保持していました。しかし、神田忠臣・王子一彰・蔵内和紀はチームを脱退します。大学受験のため神田が脱退し、王子と蔵内は新しいチームを結成するために脱退し、王子は王子隊を結成しています。残ったのは弓場と藤丸2人になりました。
弓場隊の強さはどれくらい?
現在の弓場隊の強さは初代には劣っていました。現在のランクはB級ランク4位から下がり、8位に低迷しています。メンバーの脱退・交代が大きいためか戦績は振るわないようです。しかし、弓場隊の強さは発展途上で、これから強くなっていく可能性は高いです。新しく加入した帯島ユカリと外岡一斗はまだまだ成長過程で伸びしろは大きく、2人が成長すればさらに弓場隊の強さは増していくと推測でき、A級ランクに昇格できる可能性もあります。
考察①神田脱退で成績が悪くなった?
弓場隊の成績が悪くなったのは、神田忠臣が脱退した影響があるようです。弓場拓磨は戦闘の際、神田忠臣にの代わりに隊の指揮を任せていました。このためガンナーの弓場は、有能な神田に指揮を任せている間は戦闘に集中でき、得意の近距離戦で敵を撃破できていたようです。しかし神田が脱退した後は、指揮は弓場が執るようになっています。指揮を執りつつ、戦闘にも参加する弓場は攻撃に集中できなくなり、この悪影響で弓場隊は成績が振るわないと考察できます。
考察②ランク戦最終戦で強さを発揮?
B級ランク最終戦ラウンド8では玉狛第二、弓場隊、二宮隊、生駒隊の4つ巴の戦いになります。メンバーの交代があった弓場隊ですが、この戦いでメンバーそれぞれが活躍しました。外岡一斗は、チカオラで強烈な一撃を放てる玉狛第2の雨取を撃ち落とします。帯島ユカリは生駒隊の南沢と空閑との三つ巴の戦いの中、南沢を倒して得点を取りました。
その後帯島ユカリは、空閑にも善戦しています。空閑に新技を2つも出させ手こずらせ、空閑からは「帯島ちゃんは強くなるよ、オレが保証する」と言わしめています。弓場拓磨は生駒隊の水上を倒し1点を上げ、二宮対大量の二宮と1対1で対決します。勝負には敗れたものの、二宮をあと一歩というところまで追い込んでいました。B級ランク第8位という結果に終わりましたが、弓場隊は大いに見せ場を作っています。
【ワールドトリガー】弓場隊に対する世間での評判や人気
弓場隊の登場を期待していたワールドトリガーファンは多いです。弓場隊のメンバーはどんな人物なのか、どんな戦い方をする部隊なのか、弓場隊の登場を楽しみにしていたつぶやきは多いです。
弓場隊は、ワールドトリガーのアニメでは3rdシーズンから登場しました。ワールドトリガーファンは、アニメで弓場拓磨、帯島ユカリ、外岡一斗、藤丸ののを担当する声優は誰になるのか、発表を心待ちにしていたようです。
弓場隊のメンバー脱退、新メンバー加入についてさまざまに思いを巡らせています。チームを抜けたメンバーに対する弓場の想い、メンバー脱退後もB級ランク上位に位置する弓場隊に対する王子や蔵内の胸の内、それぞれに含むところがあるのではと推測してしまいます。ただし、これは要らない杞憂で、弓場と脱退した王子、蔵内の仲は良好のようです。
【ワールドトリガー】弓場隊は初代の方が強い部隊だった
ワールドトリガーの弓場隊は初代の方が強い部隊でした。神田、王子、蔵内が抜けた穴は大きく、現在は以前の強さを保てていません。ただし、新メンバーの帯島ユカリ、外岡一斗は潜在能力すべてを発揮できてない状態で、2人が経験を積み成長すると弓場隊は初代を上回る強さを持つチームになる可能性を秘めています。ワールドトリガーでどんな活躍を見せてくれるのか、体育会系の熱血部隊・弓場隊の今後に要注目です。
この記事のライター
nahumi
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