【シャドーハウス】マリーローズはローズマリーの主人!能力や黒幕説も
『シャドーハウス』に登場するマリーローズは、シャドー家の一人であり生き人形ローズマリーの主人です。本記事では『シャドーハウス』のマリーローズについて能力や性格を解説するとともに、黒幕と言われている理由やその目的についても考察します。
目次
【シャドーハウス】マリーローズはローズマリーの主人
『シャドーハウス』でのシャドーは、1人1人に1体の生き人形が配属されています。マリーローズに与えられている生き人形はローズマリーとなる為、マリーローズはローズマリーの主人となるのです。生き人形は身の回りのお世話から「顔」としてシャドーの感情に合わせた表情を作る等の訓練も行われます。誰にでも優しいが少しどんくさい一面のあるローズマリーとは違い、マリーローズは陽気な性格の持ち主ですが、2人の相性は非常に良好です。
マリーローズのプロフィール
マリーローズはシャドー家の一人で、こどもたちの棟に住むシャドーの中で古株です。男装とダンスを好む陽気なシャドーで、ローズの愛称で呼ばれています。初登場では踊りながら登場し、最初から独特の個性を持ち合わせた特徴的なシャドーです。また見た目は、長い髪を三つ編みにし、紫の薔薇の髪飾りが魅力的な女性シャドーとなります。
シャドーハウスの概要
『シャドーハウス』とは、2018年より週刊ヤングジャンプで連載が開始されたソウマトウによる漫画です。連載開始と同時にアプリ「ヤンジャン!」では、カラー版も配信されました。2023年7月19日現在での単行本は14巻まで発刊されており、2023年9月時点では電子版を含めて260万部を突破している人気作品となります。2021年にはテレビアニメ化もされ、第2期までの放送が終わっています。
シャドーハウスのあらすじ
不思議な一族が暮らす『シャドーハウス』には、顔を持たない「シャドー」と顔役の「生き人形」達が生活しています。主人公で生き人形の少女・エミリコは、主人のシャドー・ケイトに多くの事を教わり、他の生き人形とも交流を深める事で、日々成長していきました。多くの試練を乗り越え、資質が問われる「お披露目」を突破したエミリコですが、同時にシャドーハウスの異様な状況と謎が明らかになっていき、エミリコはその状況に巻き込まれていきます。
【シャドーハウス】マリーローズの能力や性格
『シャドーハウス』でのマリーローズは、舞台俳優の男性役のようなふるまいが特徴的で、主人公エミリコからかっこいいと言われる男装の人物です。そんなマリーローズの秘めた能力や性格、またバーバラとの関係について詳しく解説していきます。
マリーローズの能力
シャドーが持つ「すす」能力の中でも、マリーローズはすす量が少なく、軽い物を動かす程度の能力しか持っていませんでした。しかしある日突然開花したこびりつきの能力を使い、2度の亡霊騒ぎを起こします。こびりつきとは悪意を持ったすすの集合体です。生き人形の顔に張り付くとそのまま死亡させてしまう事もある恐ろしい能力で、そのこびりつきが集合体となったものを亡霊と呼びます。
その亡霊を使い、マリーローズは亡霊騒ぎを起こすのですが、その目的は1度目が「余計な事」を考えられる仲間を見つける為、2度目は「お呼ばれ」されない為の時間稼ぎだったのです。
マリーローズの性格
『シャドーハウス』に登場するマリーローズは、男装とダンスが好きで陽気な性格の持ち主です。ダンスの際、自分自身は男性のステップを、ローズマリーには女性のステップを踏ませるのが基本スタイルとなっています。また強面の相手にも怯まない事から、肝が据わっている様子が描かれています。
マリーローズとバーバラの関係
『シャドーハウス』のマリーローズとバーバラの関係ですが、2人は同期となります。本来内気な性格のバーバラがコンプレックスに苛まれている時に、マリーローズに励まされ目標を持って立ち直る事ができました。しかしその後、バーバラが目標としているクリストファーのお呼ばれをきっかけに、マリーローズとの関係に亀裂が入ります。以降2人は不仲となってしまいました。
【シャドーハウス】マリーローズは黒幕?目的を考察
亡霊騒ぎ後、夜の見回りをしていたエミリコ達は「ローブ様」というシャドーに出会います。亡霊騒ぎの原因究明に協力的なローブ様でしたが、自分の事は秘密にするようエミリコ達に伝えます。エミリコ達はローブ様の正体がマリーローズだという事を突き止め、さらに亡霊騒ぎの黒幕だった事が発覚しました。ここでは黒幕だったマリーローズはなぜ亡霊騒ぎを起こしたのか、その目的について考察していきます。
マリーローズの正体は特別なモーフ
『シャドーハウス』に登場するシャドーの正体は、モーフという寄生型の妖精です。黒いシーツのようなものを被り、大きさやには個体差があります。意思を持たないモーフは、人間に擬態するとシャドーとなり、人格を習得できるのです。その時点でモーフだった頃の記憶は消えますが、マリーローズはモーフ時代の記憶が残っている為、特別なモーフと推測されます。
マリーローズはアンソニーを仲間に引き入れた?
生き人形とは、攫われた子供達が記憶を消され名を奪われ、自分自身が「生き人形」だと思い込まされている状態です。モーフ時の記憶があるマリーローズは、その秘密を誰かにも知って欲しいという思いからアンソニーの洗脳を解きます。洗脳を解かれたアンソニーから洗脳が一体化への下準備だったこと、その事実を知ったアンソニーの主人・クリストファーが自害した事を聞き、シャドーハウスから逃げる術を模索します。
マリーローズの目的
亡霊騒ぎの黒幕であったマリーローズですが、その目的はローズマリーとの一体化を避ける事でした。お呼ばれされたシャドーは生き人形と一体化をしますが、一体化とは人間の意思と体を奪う事を意味します。つまり生き人形はその場で死亡してしまうのです。その為、マリーローズはローズマリーを救うべく亡霊騒ぎを起こしました。
マリーローズは一体化を回避した?
お呼ばれされてしまったマリーローズですが、このままでは一体化させられ、ローズマリーは死亡してしまう為、2度目の亡霊騒ぎを起こします。しかし亡霊騒ぎの黒幕だと知られてしまい、マリーローズとローズマリーは処分を受ける事になりますが、この段階でとりあえず一体化は回避できたと考えられています。
マリーローズ達は死亡した?その後は?
処罰を受ける為おじい様の塔へ連れて行かれた2人ですが、マリーローズは生き人間であるエドワードへ亡霊を仕掛け、館を破壊します。一体化をしてローズマリーを犠牲にするくらいなら自決する事を選んだ2人は、抱き合いながら崖下へと落ちていきます。その後ケイトによって生き残る策を講じていた事が明らかになりますが、現在も死亡したかどうかは描かれていません。
【シャドーハウス】マリーローズの声優
ここでは『シャドーハウス』でマリーローズの声を務めた声優について紹介します。『シャドーハウス』の中でも人気の高いマリーローズは、ファンの間で誰が声優なのか気になるとの声も多くあがり、合わせてローズマリーの声は同じ声優が担当しているのかどうかも話題になりました。ここでは担当した声優についてプロフィールや他の出演作品もまとめていきます。
マリーローズの声優は「中原麻衣」
『シャドーハウス』のアニメ版でマリーローズの声優を務めたのは中原麻衣さんでした。中原麻衣さんはローズマリーの声優も務めており、その演じ分けの凄さから思わず同じ声優なのか疑うレベルだとの声もあがっていて、演じ分けを絶賛する人が多く見られます。
中原麻衣のプロフィール
- 氏名:中原麻衣
- 出身地:福岡県北九州市
- 生年月日:1981年2月23日
- 血液型:AB型
- 身長:161.5㎝
- 事務所:アイムエンタープライズ
小学5年生の時には既に声優を目指していましたが、親の勧めにより高校卒業後に上京し、医療事務をしながら日本ナレーション演技研究所に通っていた過去があります。キャラクターソングも多く歌っており、人気の声優です。
中原麻衣の主な出演作品
- うたわれるもの:ユズハ
- ひぐらしのなく頃に:竜宮レナ
- CLANNAD:古河渚/岡崎渚
- 白聖女と黒牧師:レベッカ
- お嬢と番犬くん:関谷香織
これまで多くの作品に出演している中原麻衣さんですが、可愛らしいキャラから竜宮レナのように感情の波が激しい独特なキャラまで見事に演じ分けされています。マリーローズとローズマリーの演技力からも伝わるように、各々のキャラに寄り添った演技が、人気の理由の一つです。
【シャドーハウス】マリーローズに対する世間での評判や人気
『シャドーハウス』でのマリーローズ・ローズマリーの2人は、人気のキャラクターです。特に2人の最期には涙が出た、2人の絆に感動したという声が多くあがっています。そしてマリーローズ・ローズマリーの2人が、本当に死亡したかどうかの考察もファンの間では盛り上がっていました。
シャドーハウスファンの間では、マリーローズのすす能力の強さに驚く声が多くありました。最初は少ないすす量であまり強さを感じなかったマリーローズですが、開花したこびりつきの能力を使いローズマリーを救う為に戦う姿は、見た人の記憶に残るシーンだと推測されます。
『シャドーハウス』に登場するバーバラは、ローズマリーと同期ですが、クリストファーのお呼ばれが原因で不仲になっています。そんな2人のエピソードには泣ける・切ないと言った声が多くあがり、もしローズマリーが死亡していなかった場合は、バーバラと仲直りして欲しいと願う声が多くありました。
『シャドーハウス』での亡霊騒ぎについては、黒幕が分かるまでの推理がとても面白いと評判です。一体化やその後生き人形がどうなるか等、シャドーハウスでの様々な謎が解明していくシーンには、残酷な現実への絶望と切なさを感じるファンも多いと推測されます。
【シャドーハウス】マリーローズはローズマリーの主人だった
『シャドーハウス』のマリーローズは、ローズマリーの主人だった事が分かりましたが、その関係はただの主人と生き人形の関係ではありませんでした。2人は深い絆で結ばれていて、一体化を避ける為にも崖下へと身を投げます。その後、死亡したかどうか明確な描写はまだない為、この機会に是非2人の今後について考察しながら『シャドーハウス』を楽しんでみてください。
この記事のライター
ちぃすけ@
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