【崖の上のポニョ】グランマンマーレの正体やモデルを徹底調査!
グランマンマーレという崖の上のポニョに登場する、巨大な女性について解説していきましょう。ポニョのお母さん説は本当なのか、グランマンマーレの正体を徹底調査!その他にも、モデルになった生物やフジモトとの関係、足が見えない理由についても紹介していきます。
【崖の上のポニョ】グランマンマーレの正体やモデル
崖の上のポニョには、グランマンマーレというキャラが登場します。グランマンマーレは巨大な身体が特徴的で、崖の上のポニョでの初登場シーンは小金井丸の下を通っていくところでした。声優には、女優の天海祐希がキャスティングされたことでも有名です。この記事では、グランマンマーレの正体などについて触れていきましょう。
グランマンマーレの正体はポニョのお母さん
グランマンマーレの正体は、ポニョのお母さんです。グランマンマーレは海そのものになるため、ポニョ以外にも多くのもののお母さんという立場にあるのです。グランマンマーレは優しくおおらかな性格をしており、海を模しているのが分かるでしょう。ポニョたちのお母さんでありながら、実は最強ともいわれているキャラでもあるのです。
グランマンマーレは海のため、人間の常識などは通用しません。見た目は人間を大きくしたように見えますが、人間とは大きく異なるキャラなのです。時間軸から常識など、人間の当たり前は通用しません。人間が打ち勝つことのできない海という存在なのです。
グランマンマーレの名前の意味
グランマンマーレの名前は、海にちなんだとされています。名前の意味は直訳するとグランが英語で大きいという意味を持ち、マンマーレはイタリア語のマンマとマードレを組み合わせたものであるとされています。マンマとマードレはどちらお母さんという意味を持っているため、組み合わせると「大きいお母さん」となるのです。
大いなる母という意味を持つグランマンマーレは、身体が大きいのはもちろんのこと、壮大な広さを持つ海そのものです。そのため、さまざまな「大きい」という意味が込められているといえるでしょう。海という名の母であり、女神でもあるグランマンマーレに相応しい名前であるといえます。
グランマンマーレのモデルはチョウチンアンコウ
グランマンマーレにはモデルとなった生き物がいます。宮崎駿監督も話していますが、グランマンマーレのモデルはチョウチンアンコウです。宮崎駿監督はチョウチンアンコウを登場させるよりも、人間味のある姿で登場させたほうが良いと判断したと話しました。では、なぜグランマンマーレのモデルがチョウチンアンコウなのでしょうか。
チョウチンアンコウはオスよりもメスのほうが、遥かに大きな身体をしています。その大きさは、オスと比較すると約10倍にもなるといいます。また、メスはオスの体を吸収する能力持っており、チョウチンアンコウのメスには多くの夫となるオスがいるとされています。
グランマンマーレもチョウチンアンコウの能力を持っているとされ、夫たちはみんなグランマンマーレに吸収されてしまったと考察されているのです。そのような真実をポニョは知ってか知らずか、作中でグランマンマーレを怖がる様子を見せていました。
【崖の上のポニョ】グランマンマーレとフジモトとの関係や足を考察
グランマンマーレの正体やモデルを紹介してきましたが、ここからは作中でのグランマンマーレについて触れていきましょう。グランマンマーレとフジモトの関係性や作中で足が見えない理由について紹介していきます。
グランマンマーレとフジモトとの関係
グランマンマーレとフジモトは複雑な関係性にあります。まず、フジモトとは元々潜水艦ノーチラス号で働いていた人間です。フジモトはポニョの父親であることが作中で判明しており、その点を踏まえるとグランマンマーレとは夫婦ということになるでしょう。
しかし、グランマンマーレは多くの夫を持っていると宮崎駿監督も話していることから、フジモトとは夫婦でありながらも他にも相手が多くいることになります。フジモトが潜水艦ノーチラス号で働いているときに出会った2人でしたが、フジモトから恋に落ちました。
人間であるフジモトとグランマンマーレの恋愛は、一筋縄ではいかなかったと作中でも触れられています。そのため、2人は複雑な関係性ではあるものの、ポニョの親としての責務は果たそうとしていることが伝わってくることでしょう。
グランマンマーレの足が見えない理由
グランマンマーレは身体も大きく、人間の見た目でありながら海の女神として興味を惹かれるキャラクターです。作中のグランマンマーレを見ていると、身体が大きい点はもちろんですが足が見えないことに気付く人も多いでしょう。海にいるときは身体の大きさから、足が映っていないことには納得ができます。
しかし、リサと宗介と話しているときも、グランマンマーレの足元には花が咲いて隠れたままになっていたのです。グランマンマーレは青みがかった長いワンピースのような服を着ているため、そもそも足があまり見えません。
グランマンマーレの足には、劇中では描くことができないチョウチンアンコウの触手のようなものがあるのではないか、とも考察されています。崖の上のポニョでは、グランマンマーレの足元にも注目してみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
N.R
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