【ブルーピリオド】キャラクターを一覧で紹介!プロフィールから名言まで
『ブルーピリオド』に登場するキャラクターを一覧で紹介します。『ブルーピリオド』の主要人物、高校の美術部や予備校、大学と登場シーンで分けてキャラクターをまとめていきます。更に、キャラクターの名言やアニメで担当した声優についても解説します。
目次
【ブルーピリオド】とは?
『ブルーピリオド』は主人公である矢口八虎が美術に興味を持ち、全くの素人から美術を初めるという物語です。八虎の心理描写が人間味があり、辛い気持ちがよくわかるとファンから人気を得ています。八虎は高校の美術部に入り、予備校にも通って東京藝術大学を目指します。美術部や予備校、大学の同級生や教授達という登場人物も個性豊かで、『ブルーピリオド』の魅力の一つです。そんな『ブルーピリオド』の個性豊かな登場人物を、予備校などの主要人物、高校の美術部、大学の同級生や教授達のプロフィールや名言を紹介します。
ブルーピリオドの作者
『ブルーピリオド』の作者は山口つばさという女性です。作者自身も都立芸術高校、東京藝術大学出身ということで、『ブルーピリオド』の主人公である八虎と同じ大学です。大学卒業後に、アフタヌーン四季賞2014年夏で佳作を受賞しました。
ブルーピリオドの概要
『ブルーピリオド』は山口つばさによる美術マンガで、『月刊アフタヌーン』(講談社)にて連載している作品です。2022には日天王洲の銀河劇場にて舞台化されました。2021年にはテレビアニメも放送されました。
ブルーピリオドのあらすじ
『ブルーピリオド』は主人公である矢口八虎の心理描写が中心的に描かれている作品です。タバコや酒もする高校生だった八虎が、美術室で一枚の絵を見たことで美術に興味を持ち、東京で一番難関だと言われる東京藝術大学を目指します。八虎は美術部に入部し、佐伯先生や美術部のメンバーと共に美術を学び、予備校にも通います。無事に合格した八虎は、東京藝術大学に通う生徒となりました。
【ブルーピリオド】キャラや登場人物一覧~主要人物~
『ブルーピリオド』は主人公の矢口八虎と、周りの登場人物の心理描写が魅力的な作品です。そんな『ブルーピリオド』の主人公や高校、予備校の主要人物のプロフィールを紹介します。
キャラ①矢口八虎
矢口八虎は『ブルーピリオド』の主人公で「優等生」と「不良」の二面性を持っています。ピアスと金髪という見た目で、チャラそうに見えますが、根は真面目で努力家です。対人関係や勉強をノルマのようにこなす生活に退屈していましたが、早朝の渋谷の絵を描いたことや、森先輩の絵を見て美術の魅力に気づき、東京藝術大学合格を目指します。自分では気づいていない「努力できる才能」を持っている人物です。
キャラ②鮎川龍二(ユカちゃん)
鮎川龍二は八虎とは腐れ縁の仲です。八虎と同じ高校の美術部で、科目は違えど同じ予備校にも通っていました。鮎川龍二は「ユカちゃん」と呼ばれており、髪を伸ばして制服を改造したスカートを穿いている男性です。恋愛対象は女性のときも男性のときもあります。八虎とはよく喧嘩をしますが、本音を言い合える仲でもあります。複雑な家庭環境が悩みで、自分の好きだけが自分を守ってくれると言います。
キャラ③高橋世田介
高橋世田介は予備校で出会った人物です。美術の才能と技術に恵まれていますが、対人関係が上手く築けず、他人を拒絶してしまう傾向があります。大学に受かるための絵しか教えない予備校に不満を持ち、予備校を辞めてしまいますが、八虎と同じ藝大に合格してクラスメイトになります。八虎は世田介くんと呼びますが、同じ予備校の橋田悠は名前の漢字から「セカイくん」と呼んでいます。
キャラ④橋田悠
橋田悠は世田介と同じ高校で、八虎とは予備校で出会います。長身におさげ、関西弁が特徴的な登場人物で、人の作品を見ることが大好きです。絵を描くことは特別上手いわけではありませんが、美大を受験するのはたくさんの受験生の絵を見れるからとのことです。八虎とは違う大学に行きますが、たまに連絡を取ったり、同じところでアルバイトをしたりと仲は良いようです。
キャラ⑤桑名マキ
桑名マキは予備校で出会った人物で、家族全員が東京藝術大学出身というサラブレッドです。天才的な才能を持っていますが、姉を意識するあまりに闇を抱えてしまっています。八虎とはお互いを刺激し合えるいい仲で、1年遅れてマキが藝大に入学してからも交流がありました。K-POPが好きで、姉とよくライブに行っています。見た目からギャルだと思われることが多いのですが、八虎と同じく根は真面目で努力家です。
【ブルーピリオド】キャラや登場人物一覧~高校の美術部や予備校~
『ブルーピリオド』で八虎は2年生から高校の美術部に入部し、東京藝術大学に合格するために予備校にも通います。そこでは八虎を応援してくれる先生や美術部、予備校の登場人物がいました。そんな美術部や顧問の先生、予備校の登場人物のプロフィールを紹介します。
キャラ①佐伯先生
佐伯先生は八虎の高校の美術教師かつ美術部顧問です。穏やかな物腰でいつもにこにことしている初老の女性ですが、人を乗せるのが上手く、物事の核心を突いてきます。本業では絵画教室を営んでおり、八虎がアルバイトをします。
キャラ②森先輩
森先輩は八虎の高校の先輩で、一つ上の学年の美術部員です。八虎は森先輩の絵を見て油絵に興味を持ちます。小柄でおっとりとした性格をしていますが、絵を描いているときは別人のような迫力を持ちます。八虎の憧れの先輩で、森先輩が卒業するときにはお互いの絵を交換していました。
キャラ③山本
山本は美術部の先輩で、森先輩と一緒に卒業しました。ふわふわとした優しそうな先輩ですが、海野達と同人活動を行っています。
キャラ④海野
海野は八虎と同じ学年の美術部員です。フィギュアと美少女イラストが好きで、その上達のためなら努力を惜しみません。卒業後は大阪藝大に進学しました。
キャラ⑤白井
白井は八虎と同学年の美術部で、お団子頭にメガネが特徴的です。真面目そうな女の子ですが、声が大きく一番口が悪いと言われています。
キャラ⑥城田
城田は八虎の一つ年下の美術部員です。ふわふわの小動物系の女の子で、ファンの間でも人気の登場人物です。衣装や服を作るのが得意で、ハードガチムチが好きな様子です。
キャラ⑦歌島
歌島は八虎の友人の一人で、伊達メガネのチャラ男です。高校時代は「マチエールズ」というバンドを組んでおり、ギターを担当しています。卒業後はカフェで働きながらフリーターをしています。
キャラ⑧純田
純田は八虎の友人の一人で、実家が豆腐屋です。卒業後は豆腐屋を継ぎ、高校時代からの彼女と結婚する予定です。
キャラ⑨恋ちゃん
恋ちゃんは八虎の友人で、本名は恋ケ窪(こいがくぼ)です。身長が192cmと大柄で、眉毛がないせいで見た目が怖くなっています。八虎が美術に興味を持ったことに影響され、興味があったパティシエを目指して専門学校で学んでいます。
キャラ⑩大葉先生
大葉先生は予備校の先生で、背と声が大きい先生です。八虎と橋田、マキの油画コースの先生をしていました。3児の母で、家でも大きな声で子供を叱ります。陽気な性格で、アトリエの雰囲気が悪いときには、大葉先生の大きな笑い声に助けられたと八虎が言っているシーンもあります。
キャラ⑪桜庭華子
桜庭華子は予備校で出会った人物です。制服を着ていたので高校生と思われていましたが、制服はツナギ代わりに着ていただけで、実は2浪しています。美少女ですが、寡黙で服装の好みもよくわからないので、不思議な人という位置になっています。藝大受験に失敗し、アルバイト先の本屋に正社員として就職することになりました。
キャラ⑫岡田さえ
岡田さえは予備校で八虎と同じクラスになった女の子で、おかっぱ頭と元気で明るい性格が特徴的です。志願していた女子美に合格することができました。
キャラ⑬石井啄郎
石井啄郎は予備校で八虎と同じクラスになった男の子で、坊主頭のふっくらとした体格が特徴的です。メンタルが弱く、受験前には泣きながら絵を破いている一面もありました。受験には失敗し、浪人することになります。
キャラ⑭フーちゃん
フーちゃんは予備校で鮎川龍二と同じ日本画を専攻していた女の子です。本名は神山史です。ツインテールが特徴的な小柄な子で、八虎のことを金髪ピアスくんと呼びます。予備校の日本画で、唯一藝大に現役合格した実力者でもあります。
【ブルーピリオド】キャラや登場人物一覧~大学~
八虎は無事に東京藝術大学に合格します。同じ藝大の1年生や教授や先生達は個性豊かな強者ばかりでした。『ブルーピリオド』の大学編での登場人物のプロフィールを紹介します。
キャラ①村井八雲
村井八雲は八虎と同じ藝大油絵科の学生です。自信家で大きな作品を好みます。八虎の作品を気に入り、たびたび八虎にちょっかいをかけてきます。自分勝手で変人というイメージを持たれがちですが、博識だったり、文化祭の出し物では他のチームの応援にいち早く駆けつけるなど、仲間思いの一面もあります。
キャラ②鉢呂健二
鉢呂健二は八雲やモモちゃんと旧友で、八虎と同じ藝大油絵科です。2年次の年齢は28歳で、浪人経験者でもあります。愛称は「はっちゃん」で、モモちゃんと八雲の面倒をみているお兄さん的存在でもあります。昔は仏具店で働いていたこともあり、そのころからモモちゃんや八雲とは友達です。
キャラ③藍沢彩乃
藍沢彩乃は三木きねみと仲がいい女性で、元ヤンと言われています。大人びていて、本音しか口にしないような性格をしています。油絵を専攻していますが、絵を描くことが嫌いで、インスタレーションなどを得意としています。
キャラ④モモちゃん
モモちゃんは八雲と鉢呂と仲がいい小柄な少女です。実家が広島のお寺で、原宿ファッションと相撲が好きです。本名は柿ノ木坂桃代です。明るく元気な性格で、八雲と一緒にバカをやっては周りに迷惑をかけています。
キャラ⑤三木きねみ
三木きねみは八虎と同じく油画科の少女です。大柄な体格ですが、明るくて優しい性格をしています。入試の一次試験では八虎の鏡を割ってしまい、そのあとは大声で謝罪をしてきました。無事に合格し、1年目の夏休みでは神輿隊の隊長として奮闘しましたが、熱中症で倒れてしまいます。
キャラ⑥田無
田無は八虎と同じ藝大油画科で、見た目を気にしない女子です。面倒見が良く、料理上手です。田無の家にみんなで泊まったときは、冷蔵庫にある材料で美味しそうな料理をぱぱっと作ってくれました。
キャラ⑦鈴木
鈴木は物腰柔らかそうな女性で、メガネと短めの前髪が特徴的です。岡本と一緒に課題提出の管理をしていました。中身はドSだそうで、見た目や見た目とのギャップでファンを虜にしている様子です。
キャラ⑧岡本
岡本はのんびりといつもにこにこしている男の子で、趣味は自分でTシャツを作ることです。人柄の良さやゲーム、動物好きということで世田介くんと仲良くなり、八虎が少し羨ましそうにしています。
キャラ⑨犬飼
犬飼は油画科のトップで、副学長も務める教授です。いつもスーツを着ていますが、スーツの下はムキムキで、週6でトレーニングをしています。他の教授や助手からも怖がられています。
キャラ⑩猫屋敷あも
猫屋敷あもは油画科唯一の女性教授で、若者に人気なアーティストでもあります。猫耳のカチューシャをしており、小柄で可愛い女性ですが、相手の性格によってプレゼントを分けるなど、常に人に気を遣い、戦略的に生きています。世田介くんと相性が悪く、お互いに嫌っているようです。
キャラ⑪盧生
盧生(ろせい)は油画科の教授で、八虎たちの担任です。強面ですが、ドジっ子で、転んで鼻血を出しているところを八虎に助けられました。
キャラ⑫槻木蛇目
槻木蛇目は油画科の教授で、八虎の1年次の担任でした。低血圧で体が弱く、よく研究室の隅っこで寝ているようです。槻木に言われたことで八虎は悩まされることになります。
キャラ⑬蝶矢
蝶矢は油画科の教授で、2年次の担任です。他の教授達とは比べ物にならないほど温厚で話しやすい教授です。しかし、定時になると何があろうと帰ります。
キャラ⑭夢崎
夢崎は猫屋敷教授の助手で、見た目はガラの悪いおじさんですが、とても面倒見のいい優しい人です。生徒の顔や名前、出身地まで覚えていて、連絡の返信も驚くほど早いそうです。教授陣の無理難題を押し付けられ、苦労している様子が見られます。
キャラ⑮櫻井
櫻井は盧生教授の助手で、専門は壁画修復です。黒髪のショートヘアで小柄な女性で、性格は几帳面です。
キャラ⑯花陰真里亞
花陰真里亞は博士課程で、槻木教授の助手・雛菊さんの代理をしています。初登場時は八虎と世田介くんに今日入学したと嘘をつき、花陰のワインボトルを蹴ったことの謝罪として2人を昼食に誘いました。八虎はお金を持っておらず、花陰はお返しについて「矢口くんが作品で稼いだお金しか受け付けない」と言います。
キャラ⑰柴田
柴田は犬飼教授の助手で、大柄でムキムキな体をしている男性です。見た目に反して性格は気弱で、植物に水を楽しそうにやっているシーンがあります。トイレが壊れたと教授に助けを求めるくらい気弱な性格をしています。
キャラ⑱有村
有村は蝶矢教授の助手で、平成ギャル文化が大好きな女性です。性格はゆるく、学生時代はヤマンバメイクをしていました。その頃に比べると、今はかなり落ち着いたと言っています。
キャラ⑲久山
久山は藝大の先端芸術表現科に通う学生で、「ノーマークス」に心酔していました。物腰が柔らかく、話しやすいタイプですが、惚れっぽいところもあるようで「今月は既に13人に告っている」と八虎も忠告を受けていました。「ノーマークス」にも馴染めなくなり、海外へ行った様子です。
キャラ⑳如月
如月は藝大のデザイン科の女の子です。サブカルの明るい女の子で、八虎をノーマークスに誘った一人でもあります。しかし、如月はノーマークスに不信感を感じ、早々に撤退しています。
【ブルーピリオド】キャラや登場人物一覧~その他~
大学生活の中で、八虎は藝大の登場人物以外の人とも交流を持ちます。「ノーマークス」と言われる集まりに参加したり、お金を貯めるためにアルバイトをします。そこで出会った登場人物や、八虎と関係のあるその他の登場人物について紹介します。
キャラ①目黒先生
目黒先生は八虎のアルバイト先である絵画教室の先生です。特撮が好きで、八虎とは「武装伝記マゲンダー」好きの仲間として意気投合します。
キャラ②田畑先生
田畑先生は絵画教室の先生で、翔也にお手本を書いて見せようとしていました。普通の今どきの女性で、フェイスケアやホットドリンク、甘いケーキが好きです。
キャラ③翔也
翔也は絵画教室に通う生徒で、やんちゃで周りの女の子や先生をいじめてしまうタイプの男の子です。「武装伝記マゲンダー」が好きということで八虎と仲良くなります。
キャラ④不二桐緒
不二桐緒は「ノーマークス」という集団の代表をしている女性です。とても博識で、人を引き付けるカリスマ性を持っています。「かわいい」が口癖ですが、本当にかわいいと思っているわけではなく、面白がっているだけだとも言われています。一部の人からは教祖のように信仰されますが、藝大の教授や先生達には危険視されています。
キャラ⑤鷹田
鷹田は「ノーマークス」に所属する女性で、不二桐緒の世話を焼いている人物です。周りからは不二桐緒の彼女的存在だと思われています。不二桐緒には異様に甘く、「ノーマークス」の活動のために夜の仕事をしている描写もありました。
キャラ⑥那須
那須は「ノーマークス」に所属するちょび髭が特徴的な男性です。那須の作るカレーが異様に美味しく、店を出さないかと誘われているようです。
キャラ⑦小野冴夏
小野冴夏はメディアに取り上げられている人気アーティストで、着物でクールな印象の女性です。寡黙で博識そうなイメージを持たれますが、中身は年相応の少女の部分もあります。藝大からの評価は良くありません。
キャラ⑧真田まち子
真田まち子は八雲や鉢呂、モモちゃんの旧友で、八雲達より2年早く藝大に合格した人物です。すでに故人となっています。
【ブルーピリオド】キャラの名言
『ブルーピリオド』は登場人物はみんな個性的で、揺るぎない自分の芯を持っているような人ばかりです。そんな登場人物のセリフは名言ばかりで、心が揺さぶられるものがたくさんありました。そんな『ブルーピリオド』の登場人物の名言を紹介します。
名言①「あなたが青く見えるなら…」
あなたが青く見えるならりんごもうさぎの体も青くていいんだよ
この名言は美術部の先輩である森先輩の名言です。八虎が心を奪われた作品を書いた人物です。渋谷が青く見えたことを話したとき、森先輩はかつて先生に言われた言葉を八虎に言います。この言葉で八虎は「表現することは自由でいい」と知ることができました。八虎にとって、森先輩は大事なことを気づかせてくれた恩人となりました。
名言②「才能なんかないよ…」
才能なんかないよ
絵のことを考えてる時間が他の人より多いだけ
八虎が森先輩に才能があると褒めたシーンでの名言です。森先輩は予備校にも通っており、そこでの成績はあまり良いものではなかったときもあります。森先輩の絵は才能ではなく、森先輩が努力を積み重ねたものの集大成でした。森先輩はその努力を才能という一言で収められることを少し嫌がっていました。八虎も美術を学んでいくことで、「才能」と「努力」という言葉に翻弄されることになります。
名言③「世間が良いっていうもの…」
世間が良いっていうものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ
八虎の高校の同級生で、美術部や予備校にも通っていたユカちゃんの名言です。ユカちゃんは男性ですが、高校ではスカートを穿いたり、予備校で男性とデートをしたりしていました。世間との価値観に違いがあるユカちゃんは、自分が好きなものだけが自分を守ってくれると言います。自分の好きを消してしまうことは、ユカちゃんにとっては死と同じことでした。
名言④「1位の絵じゃなくて…」
1位の絵じゃなくて、矢口の「最高の絵」を目指さなきゃね
予備校の大葉先生の名言です。八虎は予備校で、他の作品と自分の作品を比べすぎ、藝大に合格するための絵を描こうとしていました。そんな八虎に大葉先生が言ったセリフです。大学に合格するのは大切なことですが、自分自身が表現したいことを描くことが大事だということを教えてくれました。
名言⑤「自分に無理のない…」
絵が得意でもずっとやっててもすごく好きでも
戦うことがツライならそれを選ばなくてもいいんだよね
自分に無理のない選択すんのって案外むずいじゃん
予備校で出会った桑名マキの名言です。マキには同じく美大を目指している友達がいましたが、体調を崩してしまって入院してしまいます。その友達が美大を諦めたことで体調長が回復したことを、八虎に報告します。友達が回復したことを喜んでいるようなマキでしたが、友達を下に見ていたかもしれないという心があり、複雑な様子でした。
名言⑥「後悔はないですよ…」
後悔はないですよ、反省は死ぬほどあるけど
藝大の入試二次試験の後の八虎の名言です。二次試験は3日間ありますが、八虎は1日目に体調を崩して他の受験者から遅れを取ってしまいます。しかし、八虎なりに力は出し切り、後悔はないと言っています。この名言に他の美術部のメンバーも驚いていました。
名言⑦「作品は諦めたら…」
作品は、諦めたらそこで完成よ
八虎が藝大に合格し、予備校に報告したときの大葉先生の名言です。大学生に「なれた」より「なっちゃった」という思いで戸惑っている八虎に対し、他の作品の名言をオマージュした言葉を八虎にかけます。
名言⑧「悔しいと思うなら…」
悔しいと思うならまだ戦えるね
予備校で世田介くんの絵を見た人のほとんどが、世田介くんを自分とはかけ離れた存在として称賛していましたが、八虎はそうは思わず、「嫉妬」のような感情を抱いていました。それを見抜いたユカちゃんが八虎にかけた名言です。神のようなかけ離れた存在ではなく、戦う相手として見ることができているということです。
【ブルーピリオド】キャラの声優
『ブルーピリオド』は2021年にテレビアニメが放送されました。高校・予備校から大学入試にかけてのエピソードが放送されました。その時の登場人物を担当した声優のプロフィールを紹介します。
声優①矢口八虎役/峯田大夢
主人公の矢口八虎を担当した声優は峯田大夢(みねたひろむ)さんです。旧芸名は「ヒロム」で、コスプレイヤーの「NaGi」としても活動していました。「MEN'S KNUCKLE」のモデルの経験もあり、声優以外でも活躍されています。ゲームアプリ『モンスターストライク』で声優デビューし、代表作は『フットサルボーイズ!!!!!』樫良木ルイや、『セスタス -The Roman Fighter-』セスタスなどです。
声優②鮎川龍二役/花守ゆみり
ユカちゃんこと鮎川龍二を担当した声優は花守ゆみりさんです。中学のころにアニメにハマり、友達の応援で声優を志します。「第2回ぽにきゃん声たまオーディション」に合格して声優デビューを果たしました。主な出演作品は『ゆるキャン△』各務原なでしこ、『かぐや様は告らせたい』早坂愛、『よふかしのうた』朝井アキラなどです。
声優③高橋世田介役/山下大輝
高橋世田介を担当した声優は山下大輝さんです。『アラジン』ジーニー役の山寺宏一さんに憧れて声優という仕事を知り、『リトルバスターズ!』の生徒B役で声優デビューを果たしました。主な出演作品は『僕のヒーローアカデミア』緑谷出久、『弱虫ペダル』小野田坂道、『ポケットモンスター』ゴウなどです。
声優④橋田悠役/河西健吾
橋田悠を担当した声優は河西健吾さんです。子供の頃からアニメ、ゲームが好きで、何か面白いことがしたいと思って役者の道を志しました。『スターにアイ・ラブ・ユー』クリストファー役で声優デビューとなり、主な出演作品は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』三日月・オーガス、『鬼滅の刃』時透無一郎、『Dr.STONE』あさぎりゲンなどです。
声優⑤桑名マキ役/宮本侑芽
桑名マキを担当した声優は宮本侑芽さんです。矢沢永吉に憧れて役者の道を進み、6歳頃から劇団ひまわりで活躍していました。主な出演作品は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ニカ・ナナウラ、『機界戦隊ゼンカイジャー』マジーヌ /ゼンカイマジーヌ、『アイカツスターズ!』香澄真昼などです。
声優⑥森先輩役/青耶木まゆ
森先輩の声を担当した声優は青耶木まゆさんです。ヒラタオフィス系列フラッシュアップ声優部を退所し、フクダ&Co.に所属している声優です。映画の吹き替えなどでも活躍し、アニメ声優は『ブルーピリオド』の森まる役以外に『アルスの巨獣』トオカ役を演じています。
声優⑦佐伯昌子役/平野文
美術部の顧問の先生である佐伯先生の声を担当したのは声優の平野文さんです。声優業以外にも女優やナレーター、ラジオパーソナリティやエッセイストとしても活躍しています。主な出演作品は『うる星やつら(1981年版)』ラム、『名探偵コナン』若狭留美、『プロゴルファー猿』紅蜂〈紅初子〉、『ONE PIECE』マザー・カルメルなどです。
声優⑧純田役/福西勝也
八虎の高校の友達である純田の声を担当したのは福西勝也さんです。小学生の頃から声優を目指しており、所属事務所のコメントでは「太い低音から軽やかな高音まで操る声幅と、あそび由来の自由なセリフ運びが持ち味」と称されています。主な出演作品は『東京リベンジャーズ』龍宮寺堅、『PSYCHO-PASS サイコパス 3』ヘヴンズリープドクター、『ちはやふる』小石川秀作などです。
【ブルーピリオド】キャラに対する世間での評判や人気
『ブルーピリオド』に登場するキャラクターは個性が強くて好きだというファンの声がたくさんあります。高校・予備校編や大学編でたくさんのキャラクターが出てきますが、どの人物も個性が豊かで、感性が豊かです。
『ブルーピリオド』は美術を題材とした作品ですが、美術のことを知らなくても楽しめる作品です。『ブルーピリオド』を読んで美術に興味が湧いたという声もあるほど、作品が魅力的に描かれています。表現者特有の悩みなども事細かに描写されていて、ストーリーも面白いと評価されています。
『ブルーピリオド』の登場人物は個性が強く、みんな自分の芯を持っているような人たちばかりです。他を引き立たせる役というわけではなく、登場人物の一人一人が生きているという実感が持てる作品です。少しの登場でもファンがつくようなキャラクターもいて、推しを探すという楽しみ方もあるようです。
【ブルーピリオド】キャラは魅力的で人気だった
『ブルーピリオド』の登場人物のプロフィールや名言、声優を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。登場人物はみんな個性的で魅力ある人物ばかりでした。自分の好きなことや価値観、表現方法、生き方などを考えさせられる作品にもなっています。今後『ブルーピリオド』を見る際は、個性豊かな登場人物にも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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