【化物語】忍野メメは怪異の専門家!かっこいい魅力や死亡説も解説
『化物語』に登場する怪異の専門家、忍野メメを紹介します。『化物語』の忍野メメのかっこいい魅力や名言、忍野メメの強さや死亡説などについて徹底解説しました。また、テレビアニメ『化物語』で忍野メメを演じている声優について解説しています。
目次
【化物語】忍野メメは怪異の専門家
『化物語』の忍野メメは、『物語シリーズ』における怪異の専門家です。さまざまな怪異が登場する『物語シリーズ』において、忍野メメは主人公をサポートする非常に重要なキャラクターとなっています。ここでは忍野メメのプロフィールや、『化物語』の概要について紹介していきましょう。
忍野メメのプロフィール
- 名前:忍野メメ(おしのめめ)
- 年齢:30代前半
- 職業:怪異の専門家
忍野メメは、『物語シリーズ』の1作目である『化物語』から登場している怪異の専門家です。怪異を調べながら日本全国を放浪している男で、主人公の阿良々木暦が住む町では塾のあった廃墟ビルに住んでいます。ボサボサの金髪にアロハシャツを身に付けた胡散臭い風貌をしており、いつも火の付いていない煙草をくわえています。皮肉屋で大人げないところもありますが、お人よしで頼りになる人物です。阿良々木暦にアドバイスをしたり、助けてくれたりすることもあります。
化物語の概要
『化物語』とは、西尾維新による小説『物語シリーズ』の1作目です。上巻、下巻に分かれて刊行されました。原作のヒットにより、2009年からアニメ化されています。『化物語』の上巻には『ひたぎクラブ』、『まよいマイマイ』、『するがモンキー』が収録されており、下巻にはBOX特典の書き下ろしである『なでこスネイク』と、『つばさキャット』が収録されています。
化物語のあらすじ
日本のとある田舎町、直江津町にある私立直江津高校に通う阿良々木暦は、高校3年生の夏休みに吸血鬼に襲われたことをきっかけに、怪異に遭遇するようになります。朝、学校の階段から落ちてきた少女・戦場ヶ原ひたぎを助けた阿良々木暦は、彼女の体重がほとんどないことに気付きます。一方、自身の秘密を知られた戦場ヶ原ひたぎは阿良々木暦の口を封じようとしますが、すでに怪異に襲われたことがある阿良々木暦は、彼女を助けるために奔走することになるのでした。
【化物語】忍野メメのかっこいい魅力や名言
『化物語』に登場する忍野メメは、メインキャラクターのほとんどが高校生である『化物語』の中では30代の「おっさん」です。しかし大人であるからこそ、怪異の専門家として主人公である阿良々木暦をサポートしたり、アドバイスを与えたりするかっこいい役どころとなっています。ここでは『化物語』に登場する忍野メメのかっこいい魅力や名言を紹介していきましょう。
忍野メメのかっこいい魅力
忍野メメは金髪にアロハを身に付けた適当な作中でも異彩を放つキャラクターです。原作ではイメージの付いていないキャラクターでしたが、アニメ化によって上記のような風貌になり、かっこいいキャラクターとしてのイメージが付きました。ここでは、まずは忍野メメのかっこいい魅力について紹介していきます。
かっこいい魅力①大人な男
『化物語』に登場する忍野メメのかっこいい魅力の一つとして、大人な男である点が挙げられます。『物語シリーズ』のメインキャラクターは、高校生や中学生が中心となっていますが、その中でも忍野メメは30代の大人です。どこかけだるげな様子でありながら、なんだかんだで主人公である阿良々木暦を助けてくれる忍野メメは、落ち着いた大人な男という魅力があります。主人公が困ったときには必ず助けてくれるという、忍野メメの一面がかっこいいという声がありました。
かっこいい魅力②いつもくわえているタバコ
『化物語』に登場する忍野メメのかっこいい魅力の一つとして、いつもくわえているタバコが挙げられます。タバコには火が付いていませんが、火をつけていない理由として、「アニメ化が難しくなるから」というメタ的な理由を本人が語っています。くわえタバコも大人な魅力を持つ忍野メメの雰囲気と相まって、一層忍野メメのかっこいい魅力となっています。
かっこいい魅力③お人好しな性格
『化物語』に登場する忍野メメのかっこいい魅力の一つとして、お人好しな性格が挙げられます。普段の忍野メメは皮肉屋で、阿良々木暦から話を聞いてもやる気がなさそうな様子です。しかし基本的にはお人よしな性格をしており、いざというときには助けに来てくれます。忍野メメ自身が表に立って戦うことはほとんどありませんが、作中でも最強クラスのキャラクターであり、怪異に遭遇してばかりの阿良々木暦のサポートを行っています。
忍野メメの名言
『物語シリーズ』は、登場人物の独特の台詞回しや長セリフなどが特徴の作品です。『化物語』に登場する忍野メメも、作中でもさまざまな名言を残しています。ここでは忍野メメの名言を紹介していきましょう。
忍野メメの名言①「君が勝手に一人で助かる…」
きみが勝手に一人で助かるだけだよ、お嬢ちゃん。
出典: renote.net
忍野メメは怪異に困っている人を助ける際にも、「助ける」とは言わず「勝手に助かるだけ」という言い方をします。この名言は、阿良々木暦がひたぎを忍野メメのもとへ連れて行った際に忍野メメが発した名言です。
忍野メメの名言②「何かいいことでも…」
何かいいことでもあったのかい?
このセリフは、忍野メメがよく口にする口癖のような名言です。皮肉っぽい軽口が忍野メメのキャラクターをよく表しています。
忍野メメの名言③「どんな重かろうと…」
どんな重かろうと、それはきみが背負わなくてはならないものだ。他人任せにしちゃあ――いけないね。
出典: renote.net
この名言は、『化物語』でひたぎの体重がなくなってしまった原因を解明し、お祓いをしている際の際の忍野メメの台詞です。ひたぎが辛い過去を消し去りたいと願ったことから、おもし蟹という怪異に思い出とともに重さを消し去られたのでした。忍野メメはひたぎに対して、他人任せにせず、自分で向き合わなければいけないと諭しています。
【化物語】忍野メメの強さや死亡説
『化物語』の忍野メメは、『物語シリーズ』では『つばさキャット』以降、姿を消してしまいます。そのため、ファンの間では「忍野メメ死亡説」も囁かれていました。しかし忍野メメは作中でも非常に強いキャラクターです。ここでは『化物語』の忍野メメの強さや死亡説について解説していきます。
忍野メメの強さ
『化物語』に登場する忍野メメは、基本的には怪異を退治しません。本人も退治屋ではなく交渉人などと称しており、怪異と人間との間で交渉人として動いています。そのため、普段戦うということはありませんが、忍野メメは非常に強いと考えられています。実際に、吸血鬼ハンター達の同時攻撃を防いだり、キスショットの心像を本人に気付かれないまま奪っていたりするなど、その強さが分かるシーンもあります。
忍野メメの大学時代や過去
『化物語』に登場する忍野メメは、大学時代には貝木泥舟や影縫余弦、手折正弦と同じオカルト研究会に所属していました。また、臥煙伊豆湖が大学の先輩にあたります。さらに、忍野メメはオカルト研究会のこのような濃いメンバーの中でも、サークル始まって以来の天才と言われていました。現在ではそれぞれ異なる形で怪異に関わっていますが、元締めである臥煙伊豆湖に情報提供を行っています。
忍野メメの死亡説や南極にいた理由
『つばさキャット』以降、主人公の阿良々木暦がいる町から姿を消してしまう忍野メメですが、死亡したわけではありません。『業物語 つばさスリーピング』によって判明しますが、忍野メメは南極にいました。忍野扇は、阿良々木暦にアドバイスを与える邪魔な忍野メメを、迷い牛の能力によって南極に飛ばしていたのでした。
怪異は人がいる場所にしか存在しません。そのため、怪異がおらず、怪異の専門家も必要ない南極に忍野メメを閉じ込めていたのでした。忍野メメの居場所を突き止めたのは、不眠不休で忍野メメを捜索していた羽川翼です。羽川翼は彼が南極にいることを発見すると、『終物語』で忍野メメを連れ帰ってくることになります。
【化物語】忍野メメの声優
アニメ『化物語』での忍野メメは、細身のイケメンな風貌とその特徴的な喋り方、声によってファンからの人気を集めました。ここでは『化物語』で忍野メメを演じた声優を紹介していきましょう。
忍野メメの声優は「櫻井孝宏」
『化物語』で忍野メメの声を担当しているのは、声優の「櫻井孝宏」さんです。これまでさまざまなアニメのキャラクターを演じてきた声優で、代表作として『おそ松さん』の「松野おそ松」や『鬼滅の刃』の「冨岡義勇」などが挙げられます。
櫻井孝宏のプロフィール
- 名前:櫻井孝宏(さくらいたかひろ)
- 職業:声優
- 生年月日:6月13日
- 出身地:愛知県
- 所属事務所:フリーランス
櫻井孝宏の主な出演作品
櫻井孝宏さんの主な出演作品としては、『おそ松さん(松野おそ松)』、『鬼滅の刃(冨岡義勇)』、『呪術廻戦(夏油傑)』、『コードギアス 反逆のルルーシュ(枢木スザク)』、『ダイヤのA(御幸一也)』、『PSYCHO-PASS サイコパス(槙島聖護)』、『今日からマ王!(渋谷有利)』、『金色のガッシュベル!!(高嶺清麿)』、『ファイナルファンタジーVII(クラウド・ストライフ)』などがあります。
【化物語】忍野メメに対する世間での評判や人気
ツイッターには、「忍野メメのような物語シリーズの大人勢のキャラが良い味出し過ぎてる」というコメントがありました。忍野メメをはじめとした物語シリーズの大人は独特の魅力があり、ファンからの支持も熱いです。
ツイッターには「殺伐としたツイートが流れてくるたびにの脳内の忍野メメが『何かいいことでもあったのかい?』って囁いてる」といったツイートもありました。虫の居所の悪い人に対してわざとこのような軽口を叩く忍野メメが好きという人は多いです。
ツイッターには「上司と『化物語』コミカライズ版の忍野メメがかっこいいという話をした」とツイートしている人もいました。小説版ではキャライメージがない忍野メメでしたが、漫画版ではアニメのキャラクターデザインもあり、非常にかっこいい外見になっています。
【化物語】忍野メメは怪異のかっこいい専門家だった
『化物語』の忍野メメは怪異の専門家です。一旦作中から退場したため死亡説もありましたが、実際には南極まで飛ばされており、死亡してはいませんでした。忍野メメに興味が湧いた人は、ぜひ『化物語』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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