【ある姫】ルーカスの正体や過去を調査！かっこいいといわれる魅力とは？

ルーカスは韓国の小説『ある日、お姫様になってしまった件について』、通称『ある姫』に登場する美少年です。ルーカスは謎多き人物でありながら整った容姿のため、読者から注目されています。作中で彼は、どのような人物として描かれているのでしょうか。まずはルーカスのプロフィールと作品の概要などを紹介します。

ルーカスは小説が原作の漫画『ある姫』に登場する美少年キャラです。『ある姫』に登場するキャラの中でも、重要な人物になります。ルーカスは赤い瞳と真っ黒な髪、左の目元にあるホクロが特徴です。一時期、ルーカスには謎に包まれていた部分がありましたが、正体が魔法使いであると判明しました。『ある姫』主人公・アタナシアには、特別な感情を抱いています。

『ある姫』は、韓国の小説を原作として描かれた韓国の漫画です。2019年7月に、韓国版を翻訳した漫画の連載がスタートしました。日本での連載は、ComicWalkerでされています。目を覚ましたら、ネット小説に登場するお姫様に転生していたというファンタジー物語です。『ある姫』は『ある日、お姫様になってしまった件について』の略称になります。韓国版のタイトルは『어느 날 공주가 되어버렸다』です。

可愛いお姫様・アタナシアに転生した主人公は、前世の記憶を持っていました。前世で読んだ小説には、アタナシアという姫が登場していたのです。前世の記憶を思い出したアタナシアは、18歳で悲しい死を遂げる前に皇宮から逃げる計画をたてます。アタナシアの父・クロードは、小説では冷酷な人物でした。しかし転生した世界のクロードは、家族を大切にする人物だったのです。アタナシアはクロードの優しさを受け、心境に変化が起きていました。

ルーカスは正体が魔法使いであるため、自身の見た目を自在に操れます。『ある姫』では、物語の中で様々な容姿のルーカスが描かれています。またルーカスは、名家の出身です。しかし彼は、幼少期に壮絶な過去を経験していました。ここではルーカスの過去を解説し、彼の正体へと迫っていきます。

ルーカスの身に起きた悲しい過去は、漫画『ある姫』で描かれていません。原作である韓国の小説にて語られているのです。また彼の過去は、『ある姫』本編のストーリーとして描かれていません。小説の第3巻に付いている付録に描かれているのです。ルーカスの過去は、『ある姫』第3巻の外伝3で明らかになりました。

ルーカスはとても家柄の良い家庭の次男として産まれました。しかし産まれた時から膨大な魔力を持っていたため、ルーカスは家族から疎まれる存在だったのです。家族は膨大な魔力を操るルーカスを恐れていました。魔力をコントロールできるようになってから、より一層ルーカスを恐れた家族は、彼の目の前で自ら命を絶ったのです。

ルーカスは世界樹に実っている実を探すため、家を出ました。世界樹の実は、500年に1度だけ実を結ぶ貴重な実であり、たとえ生まれ変わっても辿り着けない場所に生えているのです。そこまでルーカスが世界樹の実にこだわる理由は、自分の魔力を補うためでした。過去に家族と悲惨な別れ方をしたルーカスは、悲しみから立ち直れず、永い眠りについていたのです。ルーカスは世界樹の実を食べて、眠っていた間に消費した魔力を補おうと考えていました。

ルーカスは無事に世界樹の実を食べた後、アタナシアの元に還ってきました。『ある姫』第69話で描かれています。アタナシアはクロードにかけられた呪いを、ルーカスに解いてもらおうと考えていました。そのような時、帰還したルーカスがアタナシアの元に戻ってきたのです。ルーカスはアタナシアから、危篤の状態になったクロードを助けて欲しいと頼まれました。

日本でも多くのファンを獲得している韓国の漫画『ある姫』のルーカスには、かっこいいと言われる魅力があります。ルーカスの魅力は、容姿は勿論のこと言動に表れていました。ここではルーカスがかっこいいと言われる理由を3つ紹介します。

1つ目のルーカスがかっこいいと言われる理由は、毒舌です。ルーカスは基本的に、他人への興味がありません。『ある姫』でもアタナシアに平気で暴言を吐くシーンが描かれています。ルーカスは初対面の人でも、平然と冷酷な行動がとれるのです。

2つ目のルーカスがかっこいいと言われる理由は、目元にあるホクロです。正体が魔法使いであるルーカスは姿を自在に操作できるため、『ある姫』には少年ルーカスと美青年ルーカスが描かれています。ホクロは双方描かれており、彼のチャームポイントです。

3つ目のルーカスがかっこいいと言われる理由は、彼に起きている変化です。『ある姫』が進むにつれて、ルーカスの容姿に変化が起きています。初登場時は真っ黒な長髪の青年でしたが、後に少年へと姿を変えているのです。他人に興味が無いルーカスでしたが、アタナシアと関りを持ち始めてから少しずつ彼女に惹かれていきました。『ある姫』では物語が進むに連れて変化する、ルーカスの容姿と心境が描かれています。

『ある姫』ファンの間では、ルーカスとアタナシアの関係に注目が集まっています。互いに困難を乗り越えてきた2人は、後に結婚するのです。2人は結婚するまでに、どのような関係性を築いてきたのでしょうか。ここでは『ある姫』で描かれるルーカスとアタナシアの胸キュンシーンや結婚の時期などを紹介し、2人の関係に迫ります。

『ある姫』でルーカスとアタナシアは、最終的に結婚しました。漫画では2人が結ばれるまでの様子が描かれています。ここではルーカスとアタナシアによって繰り広げられる、胸キュンするシーンを3つ抜粋しました。

1つ目の胸キュンシーンは、『ある姫』第71話で描かれています。ルーカスは呪いにかかっているアタナシアの父・クロードを治療していました。ルーカスはただ働きしている状況に不満をもらします。アタナシアは治療のお礼に、ルーカスの頬にキスしました。キスされたことでルーカスは、満足そうな表情で部屋を出て行ったのです。

2つ目の胸キュンシーンは、『ある姫』第75話で描かれています。ルーカスは恋敵であるイゼキエル公爵に、嫉妬心むき出しでした。ルーカスは授業を理由にアタナシアを連れ出そうとした時、彼女の頬に触れ「熱があるのでは？」と顔を近づけたのです。敵意を受け取ったイゼキエルは、アタナシアに「お時間をいただきありがとうございました」とお礼を言い、彼女の手を取り甲にキスしました。アタナシアを奪われたくないと思う、ルーカスの頑張りが描かれています。

3つ目の胸キュンシーンは、『ある姫』第118~119話で描かれています。湖の上に浮いた船で、2人は食事をとっていました。ルーカスは紳士のような口調で、アタナシアをエスコートします。彼の行動を変に思ったアタナシアは、「イゼキエルの真似をしているの？」と言いました。ルーカスは恋愛小説を参考にしたことを伝えます。アタナシアは笑いながら「そのようなことをしなくても十分素敵」と言いました。アタナシアに対する、ルーカスの本気度が見られるシーンです。

『ある姫』では、ルーカスがクロードに嫉妬していると捉えられる言動が描かれています。嫉妬の理由は、アタナシアへの思いから来るものでした。アタナシアは呪いをかけられて弱っている父・クロードを助けたいと願っていたのです。ルーカスは自身が愛する人を、悲しませているクロードが許せませんでした。またクロードが幼いアタナシアへ冷酷な態度を取っていたこともあり、ルーカスは彼に嫉妬しているのです。

他人に興味を示さなかったルーカスが、アタナシアに告白するシーンが『ある姫』で描かれています。ルーカスが告白したのは、アタナシアが18歳の時でした。アタナシアはルーカスから告白を受ける前、イゼキエルからも告白を受けていたのです。しかし彼の気持ちに応えることはありませんでした。気持ちが通じ合ったルーカスとアタナシアは、『ある姫』の原作小説最終話でキスしています。

ルーカスはアタナシアが26歳の時に彼女と結婚しました。しかしアタナシアの父親であるクロードは、ルーカスを娘の夫として認めていなかったのです。渋々2人の結婚を認めたのは、2年後でした。2人は紆余曲折を乗り越えて、幸せを手に入れたのです。

『ある姫』のルーカスが好き過ぎて、電子書籍の他に冊子も購入したファンがいました。ルーカスへの評価として、かっこいいという意見が多い中、可愛いという意見もあります。また全人類は『ある姫』を読むべきと断言する意見も見られました。

ルーカスの顔面偏差値が高すぎるという意見がありました。ルーカスは少年姿と青年姿が作中で描かれています。魔法使いであるため、容姿を自在に操作できるのです。双方とも整った顔をしており、それぞれにファンがいます。

ルーカスが『ある姫』で時折見せる悪い顔が大好きという意見がありました。ルーカスは冷酷な性格をしています。他人に興味を示さないため、人を殺めることにも抵抗がありません。何かを企んでいる時、悪い顔になります。

『ある姫』に登場するルーカスは、顔面が整っているイケメンでした。謎多き人物でしたが、ルーカスの正体は魔法使いだったのです。ルーカスは魔法で呪いをかけられたアタナシアの父・クロードを治療しました。愛するアタナシアを悲しませないため、彼女の肉親を救おうとしたのです。後にルーカスとアタナシアは、結婚しました。顔だけでなく振る舞いもイケメンのルーカスを見たい方は、『ある姫』をチェックしておきましょう。