【スパイファミリー】表紙に出てくる椅子は実在している！価格も紹介！

少年ジャンプ＋の中でも爆発的大ヒットとなった『スパイファミリー』は、今もなお発行部数などを含めて最高記録を達成していっています。スパイファミリーはコミックスが販売されており、そこへ登場する表紙に記載された椅子に注目が集まっています。この記事では、スパイファミリーのコミックの表紙に登場する椅子について、詳しく解説していきましょう。

スパイファミリーの作者は、茨城県出身の遠藤達哉さんです。2000年に自身の作品が受賞されたことで漫画家デビューを果たし、その後は読み切り作品から連載作品まで、いくつかの作品を世に生み出しました。2018年に掲載した作品である『I SPY』が反響を呼んだことで、スパイを題材にした作品を作り始めます。そこでできたのが、遠藤さんの三つ目の連載作品となるスパイファミリーでした。

スパイファミリーは2019年3月より少年ジャンプ＋にて、隔週で連載されている漫画です。週刊少年ジャンプにも出張掲載がされたことで、より多くの人の目に止まる作品になりました。少年ジャンプ＋では閲覧数やコメント数、発行部数などが過去最高記録を更新し、史上初ともいえる大ヒット作品になっています。

2022年4月よりテレビアニメの放送が開始されるやいなや、さらに人気を博していきました。2023年にはミュージカルの上映も決定しています。

スパイファミリーは東国と西国が隣り合わせになっており、両国は平和を保ちつつもその姿は仮のものでした。物語のメインキャラクターとなる黄昏（たそがれ）は、西国から東国へ送られたスパイです。

鍵を握っている東国の政治家と接触を図るために、政治家の息子が通う学校へ養子を送り込むよう命じられました。孤児院にて黄昏はアーニャという少女に出会い、二人は家族として生活をします。その後、ヨル・ブライアという殺し屋の女性に出会い、三人は偽の家族として生活をスタートさせました。

スパイファミリーの表紙に登場するそれぞれの椅子は、実際に存在しているものになります。キャラクターと椅子との関係性はあるのでしょうか？ここでは、表紙に掲載されている椅子の種類や価格、キャラクターとの関係性について紹介します。

1巻では、ロイドがスタイリッシュな椅子に腰掛けている姿が描かれています。1928年に作られた椅子になり、今もなお人気があるといいます。価格は20万円ほどになり、2人掛けと3人掛けも展開されています。決して安くない価格ですが、座り心地の良さとデザイン性の高さで求める人が多いのでしょう。ロイドとの関係性を示すように、垂直や直角のデザインがマッチしています。

2巻では、アーニャがカラフルな椅子に腰掛けている姿が描かれています。この椅子はマシュマロソファーという名前になり、18個のスツールを用いて作られています。アーニャとマシュマロソファーは、可愛らしいという関係性が見られます。価格は100万を超えています。

3巻では、ヨルが見た目にインパクトのある形の椅子に腰掛けています。椅子の名前はラ・シェーズになり、独特な形状になっている姿が美しいという声も上がる椅子です。ヨルは二面性を持っていることもあり、ふわふわとした性格も関係して雲のようなデザインのラ・シェーズが相応しいといえるでしょう。

4巻では、未来を見ることができる犬のボンドが表紙に登場しました。未来が見えるボンドと未来的なデザインのボールチェアは、それだけで関係が深いように感じるでしょう。ボールチェアの価格は120万円を超えており、芸術的な見た目がインパクトを与える椅子です。

5巻ではヨルの弟のユーリが、バルセロナチェアに腰掛けている表紙が印象的です。王族が休憩するために作られたバルセロナチェアは、裏の顔に国家保安局の少尉を持つユーリと関係しているといえるでしょう。価格は99〜120万円ほどで展開されています。

6巻で表紙を務めたのは、女スパイのフィオナです。無口なポーカーフェイスのフィオナですが、ロイドへ恋心を抱く乙女な面も持っています。そのようなフィオナの内面を映し出したような、ハートコーンチェアはハートをイメージした椅子になっています。価格は38万円ほどです。

7巻の表紙には、アーニャの同級生のダミアンが大きな椅子に腰掛けています。椅子の名前はウィローチェアになり、価格は110万円ほどです。ウィローチェアは支配人のために作られた椅子になり、プライドが高いダミアンと関係しているといえるでしょう。

8巻ではタバコ屋の店員の顔を持ちながら、裏では情報屋として動くフランキーが採用されています。椅子はイームズラウンジチェア&オットマンになり、オットマンにフランキーが足を乗せている姿が印象的です。関係性は不明になり、椅子の価格は70〜85万円ほどになります。

9巻ではココナッツチェアに寝そべる、ベッキーの姿を見ることができるでしょう。ベッキーの可愛らしさとココナッツの割れ殻デザインの椅子は、可愛いという関係性を持っています。価格は75万円ほどになります。

1巻から9巻までは必ずキャラクターに関係していると思われる椅子が記載されていましたが、10缶の表紙では椅子が描かれませんでした。なぜ椅子が描かれなかったのか定かではないですが、「何かしらの理由があるのではないか」と考察されています。

10巻ではスパイファミリーの主人公である、ロイド（黄昏）の幼少期の物語がメインになっています。ロイドは西国に住む普通の男の子で、少し気弱な部分があり軍隊に憧れを持っていました。しかし、ロイドが住む西国の隣にある東国が、国境を超えて襲撃をしたのです。そこから、西国の生活は一変してしまい、襲撃によりロイドは両親を亡くします。

絶望の淵に立ったロイドは、一度は憧れを持った軍隊に入りますが、名前や年齢を偽って冷たい眼差しを持って軍隊へ入ります。亡くなったと思っていた友人と再開を果たしますが、その夜に友人たちはロベルツ攻略戦に行き帰らぬ人となりました。その後、ロイドは現在の上司と出会い、スパイの道へ進んでいくのでした。

10巻の表紙には、ロイドの幼少期時代が描かれています。幼少期は国を襲撃された過去を持っていることもあり、10巻では高価でおしゃれな椅子ではなく、がれきが選ばれたのでしょう。ロイドの幼少期に関係しているがれきは、単行本の中身と合っていると評価されました。11巻からは、また椅子に戻る可能性が高いため「期待して待つ」という人が多いです。

スパイファミリーの表紙に登場する椅子は、それぞれ名作ともいわれている作品でもあります。これまであまりスポットの当たらなかった椅子という作品でしたが、スパイファミリーをきっかけに大きな注目を集めることとなりました。その人気は凄まじく、スパイファミリーの表紙を飾った椅子だけのガチャガチャも登場しています。

本物はなかなかの値段がするため、ガチャガチャであれば入手しやすいという点も魅力でしょう。また、自分が好きなキャラクターとともに飾った椅子を求める人も多いです。

ガチャガチャの第一弾では、スパイファミリーの1巻から5巻までの椅子が、ミニチュアサイズにて登場しています。主人公のロイド・フォージャーやその養子のアーニャなど、人気キャラクターの椅子が入手できます。人気の高さから再販になったほどで、今後も「再販してほしい」との声が多く上がっています。

ガチャガチャの第二弾では、6巻以降の椅子がミニチュアサイズで登場しています。六巻以降の椅子も人気のキャラクターと掲載され、またキャラとの関係性も深いと考察されているため入手困難になる人も多くいました。一弾と同様に再販の声が多く上がっています。

スパイファミリーの表紙に写っている椅子が、実在していることに驚く声は少なくありません。単行本が出始めた最初の頃は、特に多くの人が実在している椅子が描かれていることに驚いたことでしょう。

スパイファミリーの表紙に載っている椅子はそれぞれ実在するため、街なかで見かけることができます。そのため、見つけると嬉しいという声が上がっています。

スパイファミリーの表紙に載っている椅子のガチャガチャでは、望んでいる椅子が出ずに何回も回してしまったという人も少なくありません。どれもおしゃれな椅子になっているので、何度でもガチャガチャを回してしまう人が多いです。

スパイファミリーの表紙に載っている椅子は実在しており、どれも高価でなおかつおしゃれな作品になっています。キャラクターとの関係性も感じられる椅子は、今後の表紙に登場するキャラとの関係も考察してみると面白いでしょう。