【86】アニメがひどいという評価がある?その理由は?原作との違いも調査

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アニメ『86(エイティシックス)』は「ひどい」と言われることがあります。この記事では、アニメ『86』のひどいという評価の理由や、アニメと原作の違いなどを徹底解説しました。また、逆に『86』のアニメの面白いという評価の理由についても紹介します。

【86】アニメがひどいという評価がある?その理由は?原作との違いも調査

目次

  1. 【86】アニメとは?
  2. 【86】アニメがひどいという評価の理由
  3. 【86】アニメと原作の違い
  4. 【86】アニメが面白いという評価の理由
  5. 【86】アニメに対する世間での評判や感想
  6. 【86】アニメがひどいという評価があった

【86】アニメとは?

86(エイティシックス)の原作の概要

『86(エイティシックス)』の原作は、安里アサトさん作のライトノベルです。架空の世界の戦争ドラマを描いたSF小説となっており、ライトノベルとしては泥臭い内容が特徴となっています。また、原作のイラストはしらびさん、メカニックデザインはI-IVさんが担当しています。『86(エイティシックス)』は2017年から電撃文庫で刊行されており、現在既刊は13巻まで発売中です。

86(エイティシックス)のアニメの概要

『86(エイティシックス)』のアニメは、A-1 Pictures制作で2021年4月から6月までアニメ第1クール、2021年10月から2022年3月までアニメ第2クールが全23話まで放送されました。監督は石井俊匡さん、シリーズ構成は大野敏哉さん、キャラクターデザインは川上哲也さんが担当しています。

86(エイティシックス)のあらすじ

星歴2148年のサンマグノリア共和国では、隣国が投入してきた無人兵器レギオンに対抗するため、無人兵器ジャガーノートを投入しました。しかしジャガーノートには、差別され、人間と見なされていない「86(エイティシックス)」と呼ばれる少年少女たちが乗っており、レギオンとの過酷な戦いを強いられていました。そんな中、軍内で差別の撤廃を訴えているヴラディレーナ・ミリーゼが、管制担当者に多数の自殺者を出した86の部隊の管轄を任されることになったのでした。

【86】アニメがひどいという評価の理由

理由①ロボットのデザイン

『86(エイティシックス)』のアニメがひどいと言われている理由として、肝心のロボットのデザインがひどいという点が挙げられます。たとえば、86には有人搭乗式無人機M1A4ジャガーノートというロボットが登場します。原作では破損率100%などと形容されているひどいロボットですが、アニメでは遠距離仕様の滑腔砲がなぜか追加されており、原作以上にひどい状態になっていました。

理由②複雑すぎて難しいストーリー

『86(エイティシックス)』のアニメがひどいと言われている理由として、アニメで放送する内容としてはストーリーが複雑すぎるという点が挙げられます。原作の小説では専門用語が多用されており、さらにさまざまな人種が入り乱れ、人種差別問題なども織り込まれています。そのため、アニメで一度見ただけでは理解することが難しいという問題点がありました。

理由③最終回の改変

『86(エイティシックス)』のアニメがひどいと言われている理由として、アニメ最終回での改変がひどいという点が挙げられます。アニメではオリジナル要素も足されているため、最終回は原作と逆の内容で終わっています。さらに1期最終回の内容がおかしくなっているため、アニメ第2期以降のストーリーの整合性まで気になる状態です。

理由④パクリ要素が多い

『86(エイティシックス)』のアニメがひどいと言われている理由として、他作品のパクリと疑われる要素が存在している点が挙げられます。具体的には、『コードギアス 亡国のアキト』や『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に似た要素が多いです。特に無人兵器のレギオンは『鉄血のオルフェンズ』のモビルアーマーとの類似点が多く、さらに『86』が発売された年月日が『鉄血のオルフェンズ』放送の後であるため、パクリと疑われる点が気になるという人も多いようです。

【86】アニメと原作の違い

アニメと原作の違い①アニメ1話

『86(エイティシックス)』のアニメと原作の違いとして、アニメ1話でのアンダーテイカーのクジョー・ニコの死が挙げられます。原作では物語が始まった時点でクジョーはすでに死亡しているため、物語には登場しません。アニメでは戦争の悲惨さをわかりやすくするために、冒頭では生きているキャラクターとして起用されたと言われています。

アニメと原作の違い②アニメ2話

『86(エイティシックス)』のアニメと原作の違いとして、アニメ2話でのスピアヘッドのレーナが演説しているシーンが挙げられます。これはアニメオリジナルのシーンとなっており、原作には登場しません。1話でのクジョーの死亡と同じく、アニメの視聴者に世界観をわかりやすく伝えるために追加されたシーンです。原作はストーリーが複雑でアニメだけでは理解しにくいところがあるため、この2話での演説シーンが追加されたことでわかりやすくなったという感想も多くありました。

アニメと原作の違い③アニメ4話

『86(エイティシックス)』のアニメと原作の違いとして、アニメ4話での戦没者墓地に関する内容が挙げられます。この戦没者墓地は、シンが「86に墓はない」と言ったことと対比になっています。言葉で説明しているだけですが、この物語の過酷な世界観を説明するシーンとして重要なシーンとなっていました。

アニメと原作の違い④アニメ5話

『86(エイティシックス)』のアニメと原作の違いとして、アニメ5話でのクルミをかじるネズミが登場するシーンが挙げられます。『86』では、「レギオンが86の死体から脳回路をコピーしている」という内容があります。この5話でのクルミをかじるネズミの描写は、ネズミがレギオンであり、クルミが人間の脳を表しており、アニメならではのわかりやすい表現となっていました。

アニメと原作の違い⑤アニメ6話

『86(エイティシックス)』のアニメと原作の違いとして、アニメ6話での花見のシーンが挙げられます。このシーンはもともと外伝に登場するシーンとなっており、本編にはありません。現在のシン達が隊を結成してお花見をしており、86の運命を笑い飛ばすようにクジョーが登場していますが、楽しいシーンから救いようがないシーンへの落差が激しく絶望感があります。

アニメと原作の違い⑥アニメ11話

『86(エイティシックス)』のアニメと原作の違いとして、アニメ11話での学校のシーンが挙げられます。この学校のシーンは原作にはないアニメオリジナルとなっています。戦争さえなければ実際にあったかもしれない日常のシーンとなっており、あえて黒板の文字などを日本語にしているのが印象的なシーンとなっていました。

【86】アニメが面白いという評価の理由

理由①登場人物の過去の描写や背景がある

『86(エイティシックス)』のアニメが面白いという評価がある理由として、原作よりもキャラクターの過去や背景などの描写が追加されている点が挙げられます。主人公だけでなく他のキャラクターの背景までわかるため、感情移入がしやすくなっています。また、物語が進むにつれてキャラクターそれぞれに心情の変化が出てくるため、面白かったという感想もありました。

理由②綺麗な映像

『86(エイティシックス)』のアニメが面白いという評価がある理由として、映像が綺麗という点が挙げられます。アニメでは映像が綺麗なため、戦闘シーンも迫力が出ています。小説ではわかりにくかった部分も映像と音楽でわかりやすくなっているため、より戦争の悲惨さなども伝わってきたという感想がありました。

理由③ヒロインがかわいい

『86(エイティシックス)』のアニメが面白いという評価がある理由として、ヒロインであるレーナがかわいいという点が挙げられます。原作は小説であるため、レーナの容姿は文章で描写されていました。一方、アニメは原作通りのキャラクターデザインで可視化されているため、かわいらしさがダイレクトに伝わってきます。また、かわいいだけでなく信念を持って行動している点もレーナの魅力です。

理由④アニメならではの感動シーン

『86(エイティシックス)』のアニメが面白いという評価がある理由として、アニメならではの感動シーンが多いという点が挙げられます。例えば、ヒロインのレーナは86達を死なせないように指示を出しますが、86はレーナのことを信用していないため、次々に死んでいってしまいます。さらに、86へ肩入れしすぎたことで共和国でも居場所をなくしたレーナが孤軍奮闘する様子には、心を揺さぶられたという人も多いです。

【86】アニメに対する世間での評判や感想

X(旧Twitter)上には、「『86』のアニメ7話がひどい。原作の好きなシーンがあっても、それを上回るダメージをくらったのひどい」という感想がありました。本記事では紹介していませんが、7話も原作のイメージと違うシーンが多数あったようです。

X(旧Twitter)上には、「『86』は精神をぶっ壊しにくるな。これでシンが死んだらいよいよ私もやばい」という感想をコメントしている人もいました。リアルタイムに『86』のアニメを見ていた人の中にも、ひどすぎて精神的につらいと思った人もいるようです。

X(旧Twitter)上には、『86』に出てくるキャラクターを挙げて「もっとひどい目にあってほしいです」とコメントしている人もいました。このように「ひどい」とコメントしていても、アニメの『86』を楽しみに見ていた人もいたようです。

X(旧Twitter)上には、「放送当時に『86』がひどいって言ってた層は相当アニメに対する理解度が低い。オタクは作品の理解度を深めたりすることを覚えないといけないと思う」とコメントしている人もいました。放送が終了して時間が経過してから、このような逆の感想をポストしている人もいました。

【86】アニメがひどいという評価があった

『86』はライトノベル原作の戦争アニメで、2021年から2クール放送されました。しかしロボットの描写がひどい、アニメだけではストーリーが難解過ぎるなどの理由から、ひどいと言われることも多い作品でした。しかしインターネット上には、『86』は面白いという評価や感想もあります。『86』に興味が湧いた人は、ぜひアニメの『86』をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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