【テニスの王子様】宍戸亮まとめ！声優や実写俳優は？隠れた名言も？

『テニスの王子様』の宍戸亮は、名門校のテニス部に所属しています。『テニスの王子様』ではライバル校のサブキャラですが、他に比べてキャラクターが濃く描かれています。ここでは、そんな宍戸亮について基本情報をまとめています。

宍戸亮は身長・体重が173cm・60kg、誕生日は9月29日の血液型はB型です。以前はシングルスで大会に出場することが多かったのですが、現在は鳳長太郎とダブルスを組んでいます。初登場時は長髪をくくっていましたが、現在短髪でキャップを被っています。

宍戸亮は氷帝学園中等部の3年生です。部員が200人いる中で、正レギュラーとして試合に出場しています。同じ氷帝テニス部の向日岳人や芥川慈郎とは幼馴染です。

宍戸亮は『テニスの王子様』に登場するキャラクターです。氷帝は主人公の越前リョーマが通っている青学のライバル校で、関東大会や全国大会で対戦しました。宍戸亮は主にダブルスで活躍します。

『テニスの王子様』は週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画で、メディアミックスが行われています。特に評判が高いのは、アニメ・ミュージカル・ゲームです。『テニスの王子様』のミュージカルに関しては、2.5次元ミュージカルの元祖といわれています。またゲームは、『テニスの王子様』のキャラが攻略できる乙女ゲームもあります。

続編の『新テニスの王子様』は、中学生がU-17の日本代表をかけた合宿に参加するストーリーです。氷帝の正レギュラーである宍戸亮も『新テニスの王子様』で合宿に招集されました。

宍戸亮はそこまで他校との関わりはなく、主に氷帝メンバーと行動していることが多いです。ここでは宍戸亮と関わりのある、鳳長太郎・向日岳人・芥川慈郎の三人との関係について紹介します。

鳳長太郎と宍戸亮はダブルスを組んでいます。鳳長太郎は1学年下ですが、普段から宍戸亮とよく行動を共にしています。

鳳長太郎は氷帝の2年生です。プレイスタイルは「サーブ＆ボレーヤー」で、高速サーブ「スカッドサーブ」を得意としています。さらに進化させた「ネオスカッドサーブ」は215kmを記録し、なおかつコントロールも自在にできます。このようなサーブを武器に、公式戦では一度も負けませんでした。

宍戸亮はレギュラー落ちしてから、鳳長太郎と2週間特訓し続けました。そして正レギュラーへ戻りたいと監督に打診した時は、鳳長太郎も一緒に説得しました。しかし鳳長太郎は、監督から「では鳳…お前が落ちるか?」と聞かれます。「構いません」と答えそうになりますが、宍戸亮はそれを止めて髪を切って決意表明をしました。

こうして正レギュラーに復帰した宍戸亮は、鳳長太郎とこれまで以上の信頼関係を築き、氷帝最強のダブルスといわれるほどの強くなります。このエピソードから、鳳長太郎が宍戸亮をリスペクトしていることがよく分かります。全国大会では、もはや青学の黄金ペアでも宍戸亮・鳳長太郎ペアには勝てないといわれるまでになりました。

都大会では海堂薫・乾貞治に勝利したものの、まだ課題が残る結果になりました。この時点では鳳長太郎の「スカッドサーブ」のコントロールにムラがあったのですが、全国大会で二人はさらに鍛錬を重ねて弱点を克服しました。そして黄金ペアに対抗するための「オーストラリアンフォーメーション封じ」で圧倒しました。

向日岳人と宍戸亮は幼馴染です。二人は氷帝学園の幼稚舎から通っており、OVAでは仲の良い様子が描かれています。

向日岳人は氷帝の3年生で、アクロバティック技を使った短期戦を得意とする選手です。短期戦を得意としているのは、体力がないからです。ただ菊丸英二を上回るほどアクロバティックに動くことができます。ダブルスでは忍足侑士と組むことが多いです。

向日岳人と宍戸亮は、原作での関わりはほとんど描かれていません。OVA「風雲少年跡部」では、中学の入学式で一緒に行動している場面があります。当時は血気盛んな宍戸亮を向日岳人がたしなめていました。向日岳人と宍戸亮がダブルスを組んで、テニス部を乗っ取ろうとする跡部景吾と対戦するシーンもあります。

本編では、鳳長太郎・宍戸亮が出る試合で、向日岳人が解説役になることがあります。ちなみに向日岳人は忍足侑士と組んで、宍戸亮・鳳長太郎ペアと対戦したことがあります。しかし氷帝最強のペアには敵いませんでした。そのことについて向日岳人は、油断していたから負けたと悔しがっていました。

芥川慈郎と宍戸亮は幼馴染です。ファンからは向日岳人と三人あわせて「氷帝幼馴染トリオ」と呼ばれています。

芥川慈郎は氷帝の3年生です。「マジックボレー」という技を使う「サーブ＆ボレーヤー」です。普段は寝ていることが多く、試合の日も時間ギリギリまでどこかで寝ています。こう見えて不二裕太に圧勝するほどの強さがありますが、全国大会では補欠要員として参加していました。

芥川慈郎と宍戸亮は、主にOVAで共に行動している場面が描かれています。氷帝中学の入学式が描かれたOVA「風雲少年跡部」では、跡部景吾が生徒代表の挨拶で偉そうな発言をしたので、宍戸亮はイライラしていました。

しかし、芥川慈郎は「でもちょっと面白かった」と笑っていました。そこまで濃い絡みはありませんが、OVAの「焼肉の王子様」でもよく見ると幼馴染３人で何やら楽しげに会話しているシーンがあります。

宍戸亮は『テニスの王子様』に登場する強豪校の一つ、氷帝学園に通っています。氷帝学園とはどんな学校なのか、またここでは宍戸亮のプレイスタイルについてもまとめています。

氷帝学園中等部テニス部の部員は総勢200人おり、その中でレギュラーが選ばれます。レギュラーも正レギュラーと準レギュラーで分けられており、相手が弱小校の場合は主に準レギュラーが出場します。

宍戸亮のプレイスタイルは「カウンターパンチャー」です。「カウンターパンチャー」は、ボールをつないで相手のミスを誘うことを得意とする防御系のプレイスタイルです。宍戸亮の他にも、海堂薫や不二周助などが「カウンターパンチャー」です。

宍戸亮の愛用ラケットは「YONEX(SRQ チタン800プロ)」、シューズは「YONEX パワークッション199(SHT-199)」です。ラケットもシューズも、実在する日本のメーカーを使用しています。

宍戸亮は、氷帝の選手の中でもたくさんの試合に出場しています。ここでは、宍戸亮が劇中で使用している技や『テニスの王子様』での戦績をまとめています。

宍戸亮の得意技は２つあります。1つ目は「超高速ライジングカウンター」です。「超高速ライジングカウンター」は、高速移動してカウンターでラウジングショットを打つ技です。その反応速度は高く、海堂薫が打った「ブーメランスネイク」も返しました。隙を狙ってもいつの間にかそこにいるので、相手からは瞬間移動したかのように見えます。

2つ目の技「オーストラリアンフォーメーション封じ」はその名の通り、大石秀一郎・菊丸英二が使う「オーストラリアンフォーメーション」を封じる技です。鳳長太郎とのコンビネーション技で、相手の打つコースを無意識に限定させる誘導型の陣形です。

ちなみにアニメではもう1つ、鳳長太郎とのコンビネーション技「パイルミラージュ」という技が描かれています。これは宍戸亮の後ろに鳳長太郎がつき、二人がそっくりそのまま鏡のような動きをする技です。この技を披露した時は、黄金ペアの上をいく阿吽の呼吸ができるペアだと評価されていました。

宍戸亮は一度レギュラー落ちしたのですが、全体の戦績はそこまで悪くはありません。初めて描かれた都大会の不動峰戦では、橘桔平相手に6-0で破れました。これがレギュラー落ちのきっかけになりました。全国大会では復帰して、青学戦に出場します。

青学戦では鳳長太郎とのダブルスで出場し、海堂薫・乾貞治ペアに3-6で勝利しました。ただ、この時の団体戦で白星を挙げたのは宍戸亮・鳳長太郎ペアと跡部景吾だけだったので、氷帝学園は敗退してしまいます。全国大会では、開催地枠として氷帝が出場することになります。

この時は菊丸英二・大石秀一郎の黄金ペア相手に、鳳長太郎とダブルスを組んで6-7で勝利しました。ただ全国大会でも、白星は忍足侑士と宍戸亮・鳳長太郎ペアだけだったので、次の対戦相手と戦うことはできませんでした。

宍戸亮は、氷帝で正レギュラーに選ばれるほどのテニスのセンスがあります。しかしパワーは人並みで必殺技などはなく、固有の強みがありませんでした。ところがレギュラー落ちした後の特訓で、宍戸亮は瞬間移動したかのようなスピードと洞察力を得ました。

その後の試合では青学の黄金ペアにも勝利しているので、それだけ強くなったことが分かります。海堂薫・乾貞治との試合の後は、越前リョーマからも「あなどれない」と警戒されていました。

『テニスの王子様』に登場するキャラの中でも、宍戸亮はその経歴や性格が魅力的です。2006年のバレンタインチョコ獲得数ランキングでは、2位にランクインしたこともあります。ここでは、そんな宍戸亮の魅力を紹介します。

宍戸亮は男気のあるあっさりとした性格が魅力の一つです。レギュラー落ちした時も相手を恨まず、さらなる高みを目指して努力し続けました。それが試合結果にも反映しています。海堂薫・乾貞治ペアに勝った時でさえ、満足のできる試合ではなかったことから、さらに鍛錬を重ねました。このように、ひたむきに努力できる男らしさが魅力的です。

宍戸亮ファンは、その経歴に魅力を感じたという方が多いようです。宍戸亮は氷帝学園の正レギュラーとして登場しました。しかし、都大会の不動峰戦で負けたあとはレギュラー落ちしてしまいます。なぜなら氷帝学園では、負けたらレギュラーから落ちる仕組みだからです。宍戸亮は再び正レギュラーを座を獲得するために、鳳長太郎と特訓をしました。

特訓とはいえ、鳳長太郎がラケットも持っていない宍戸亮に目掛けて打つだけです。一方的にボコボコにしていたので、鳳長太郎はこんな特訓はやめようと言います。しかし強みのない宍戸亮は、この特訓で自分にしかできない技を習得しようとしていました。そしてついに、打球を素手で取ることができたのです。

これにより、「超高速ライジングカウンター」という技を習得することができました。宍戸亮は跡部景吾に挑みましたが、新技を使っても勝てませんでした。しかし、正レギュラーの滝萩之介相手に1-6で勝ちました。これを見た監督は滝萩之介をレギュラー落ちにして、代わりに日吉若を正レギュラーにするよういいました。

宍戸亮は、自分が滝萩之介を負かしたのに、なぜ正レギュラーになれないのかと抗議しました。特訓に付き合っていた鳳長太郎も一緒になって監督を説得しようとします。それでも聞く耳を持たない監督に対し、宍戸亮は髪を切ってその決意を示しました。

そこに部長の跡部景吾が現れ、宍戸亮はまだ負けていないと主張しました。跡部景吾の言葉により、監督はついに折れます。跡部景吾はずっと中立の立場にいましたが、これまでの宍戸亮の頑張りを見ており、最後は正レギュラーへ戻れるようにアシストしました。ちなみに宍戸亮に鳳長太郎と組むよう勧めたのも跡部景吾でした。

氷帝学園のシステムはとても厳しく、正レギュラーは一度でも負けてしまうとレギュラーに戻ることができません。氷帝の監督は、敗者切り捨ての方針だったので、レギュラー落ちした後にいくら頑張っても正レギュラーに戻ることはできないのです。

しかし宍戸亮が正レギュラーに復帰できてからは、正レギュラーが負けてもレギュラー落ちしなくなりました。関東大会・全国大会では、むしろ宍戸亮の方が他の正レギュラーよりも戦績が良いです。

宍戸亮の口癖は「激ダサ」です。何かと語尾に「激ダサ」とつけて話します。ちなみに『新テニスの王子様』では突然「ちょいダサ」と言い出したので、鳳長太郎も混乱しました。どうやら今度は「ちょいダサ」を流行らせようとしているようです。

宍戸亮の名言は「激ダサだぜ!」です。初登場時から登場するたびに「激ダサだぜ!」と言っています。そんな変な口癖もまた魅力の一つです。

宍戸亮のキャラソンはとても魅力的です。宍戸亮のキャラソンだけでも20曲以上あります。その他にも鳳長太郎とのデュエットソングや、対戦メンバーと歌った曲もあります。ちなみに宍戸亮の声優が作詞作曲を担当しているキャラソン(「Grow Up」や「Revolution」など)もあります。

『テニスの王子様』のアニメで宍戸亮役を演じた声優は、自分が演じたキャラクターへの愛が大きいあの声優です。ここでは、宍戸亮役を演じた声優を紹介します。また、実写版(ミュージカル)で宍戸亮役を演じた俳優についてもまとめています。

アニメ『テニスの王子様』で、宍戸亮の声優を演じたのは楠田敏之です。声優の楠田敏之は宍戸亮役への思い入れが強く、ブログでも度々その想いが書かれています。

宍戸亮役を演じた楠田敏之は、1969年8月25日生まれの男性声優です。ケッケコーポレーションという声優事務所に所属しています。2002年に『テニスの王子様』の宍戸亮役で声優デビューしました。新幹線に詳しいことでも知られています。

声優の楠田敏之の主な出演作品には、『韋駄天翔』の鮫島大牙役、『獣の奏者エリン』のキリク役、『僕のヒーローアカデミア』のギャングオルガのサイドキック役、『魔術士オーフェンはぐれ旅』のヴィンビ役、『森の戦士ボノロン』の金色のおおかみ役などがあります。

楠田敏之はTwitterやブログで、宍戸亮について語っています。2013年のブログ記事では、オーディションを受けるにあたって原作を読み、当初は不動峰の橘桔平役を受けたことが書かれています。

このオーディションでは落ちてしまうものの、数ヶ月後に今度は宍戸亮としてオーディションを受けることになったそうです。楠田敏之のブログの内容は、このような裏話がたくさん書かれています。宍戸亮ファンはぜひ一度見てみてください。

実写版(ミュージカル)「テニミュ」の1stシーズンは、2003年から2010年まで公演されました。「テニミュ」1stシーズンの宍戸亮役の俳優は2人います。

1stシーズンで宍戸亮役を演じた俳優は鎌苅健太です。鎌苅健太は俳優・声優として活動しています。俳優デビューした年に「テニミュ」の宍戸亮役を演じました。2.5次元ミュージカルを中心に、映画・ドラマなどにも出演しています。鎌苅健太の代表作には、『ハイキュー!!』や『エア・ギア』などがあります。

1stシーズンで宍戸亮役を演じた2人目の俳優は村井良大です。村井良大は、舞台を中心に俳優として活動しています。人気漫画の2.5次元ミュージカルにたくさん出演しています。村井良大の代表作には、『弱虫ペダル』や『デスノート』などがあります。

実写版(ミュージカル)「テニミュ」の2ndシーズンは、2011年から2014年まで公演されました。「テニミュ」2ndシーズンの宍戸亮役の俳優は1人だけです。

2ndシーズンで宍戸亮役を演じた俳優は桑野晃輔です。桑野晃輔は日本大学芸術学部を卒業し、現在は俳優・声優として活動しています。舞台俳優としては『文豪ストレイドッグス』や『忍たま乱太郎』などに出演しています。声優としては『僕のヒーローアカデミア』や『チア男子!』など人気作品に出演しています。

実写版(ミュージカル)「テニミュ」の3rtシーズンは、2015年から2020年まで公演されました。「テニミュ」3rdシーズンの宍戸亮役の俳優は1人だけです。

3rdシーズンで宍戸亮役を演じた俳優は小早川俊輔です。小早川俊輔は舞台俳優・タレントとして活動しています。2013年に俳優デビューしました。テレビ番組ではリポーターを務めていたこともあります。小早川俊輔の代表作には、『銀河英雄伝説 Die Neue These』や『白痴』などがあります。

「テニミュ」の宍戸亮はかっこいいと評判でした。「テニミュ」に出演する俳優は大勢いますが、毎回宍戸亮役を演じる俳優を好きになるという方もいました。元々その俳優のファンの中には、宍戸亮役に決まって喜んでいる方もいました。

宍戸亮がレギュラー落ちしてから、努力で這い上がったシーンはとても人気です。このシーンを見て好きになったという方もいるようです。また、男前な性格も魅力的だといわれています。

宍戸亮が髪を切ったシーンは、衝撃的だったという方が多かったようです。髪を切った時の決意に惚れたというファンもいました。ただファンの中には、髪が長い時の宍戸亮の方が好みという方もいました。

ファンの中には、宍戸亮だけでなく鳳長太郎とセットで好きという方もいました。青学の黄金ペアとはまた違った絆があるところが魅力的です。そんな宍戸亮・鳳長太郎ペアと青学の黄金ペアの対戦は、見どころがたくさんあります。

ここではもしも宍戸亮が〇〇だったらと仮定し、上司・彼氏・レスキュー隊の3つのシチュエーションで考察していきます。

もしも宍戸亮が上司だったら、面倒見の良い上司になると考えられます。宍戸亮は男前なさっぱりとした性格をしているので、後輩の鳳長太郎からも慕われています。ただ傲岸不遜な態度を取ると、逆に反感を買ってしまうかもしれません。

もしも宍戸亮が彼氏だったら、ドッグランデートを楽しめるはずです。宍戸亮はチーズという名前の犬を飼っているので、よく愛犬と戯れているイラストが描かれています。ちなみに宍戸亮の好みのタイプは、生意気そうでボーイッシュな子です。

もしも宍戸亮がレスキュー隊だったら、慌てず迅速に救出するはずです。宍戸亮は5歳のときに、海で溺れていた鳳長太郎を助けたことがあります。また、妊婦が坂道でうっかりベビーカーを手放してしまった時は、中にいた赤ん坊を保護して助けたというエピソードもあります。このように宍戸亮は、とっさに人を助けることができる人物です。

『テニスの王子様』の宍戸亮は、一度負けただけで正レギュラーから降ろされてしまいました。しかしそれを努力で乗り越えているところが魅力的で、人気の理由の一つでした。宍戸亮の活躍は続編の『新テニスの王子様』でも描かれています。ぜひ続編もあわせて読んでみてください。