【かぐや姫の物語】帝の顎がしゃくれている理由は?人物像や声優についても

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『かぐや姫の物語』に登場する帝はしゃくれた顎の持ち主で、ファンの間でも大きな話題となりました。本記事では『かぐや姫の物語』内で描かれていた内容を基に、帝の顎がしゃくれている理由の他に人物像や演じている声優の情報を詳しくまとめました。

【かぐや姫の物語】帝の顎がしゃくれている理由は?人物像や声優についても

目次

  1. 【かぐや姫の物語】帝とは?
  2. 【かぐや姫の物語】帝の顎がしゃくれている理由
  3. 【かぐや姫の物語】帝の人物像や顎の角度を考察
  4. 【かぐや姫の物語】帝の声優
  5. 【かぐや姫の物語】帝に対する世間での評判や人気
  6. 【かぐや姫の物語】帝の顎がしゃくれている理由は不明だった

【かぐや姫の物語】帝とは?

ジブリ映画の『かぐや姫の物語』には帝と呼ばれるキャラクターが登場します。作中でも印象に残る活躍を残している他に、一度見れば頭から離れないほどインパクトがある見た目をしていることから、多くのファンに愛されるキャラクターとなりました。帝の人物像や顎がしゃくれている理由、演じている声優の情報について触れる前に、まずはその帝のプロフィールや『かくや姫の物語』の概要などについて簡単に振り返ってみましょう。

帝のプロフィール

『かぐや姫の物語』に登場する帝は、時の天皇です。かぐや姫が求婚を断り続けているという話を聞いた帝は、自分の元へ迎え入れるためにかぐや姫に対して出仕と翁への官位の授与を命じます。また、作中でも自分に対して自信を持っているナルシストな一面を持っているため、いくらかぐや姫がアプローチを拒否しても決して諦めることはありませんでした。現代では考えられないような振る舞いながらも、当時の権力者であればありえたであろう立ち振る舞いをしているのも魅力のキャラクターです。

かぐや姫の物語の概要

『かぐや姫の物語』はスタジオジブリによって2013年11月23日に公開されたアニメ映画で、監督は高畑勲さんです。原作は平安時代前期に残された『竹取物語』が原作で、8年の歳月と50億円もの制作費をかけて作成されました。一般的なアニメーション作品とは違い、『ホーホケキョ となりの山田くん』のような手書きのイラストが動くような独特の表現方法を用いることで大きな話題となりました。

かぐや姫の物語のあらすじ

遠い昔、山里に竹を取ることで生計を立てる翁と媼が暮らしていました。ある日、翁は光り輝くタケノコを見つけ、その中から出てきた手のひらに収まるほどの小さな女の子を保護します。自宅へ連れて行くと、その日のうちに一般的な赤ん坊サイズにまで成長し、翁と媼によって大切に育てられました。成長した姫は絶世の美女となり、その噂を聞きつけた多くの男性から求婚され始めます。この噂は天皇の耳にまで届き、物語は大きく動き始めました。

【かぐや姫の物語】帝の顎がしゃくれている理由

『かぐや姫の物語』に登場する帝は、一度見れば忘れられないほどの特徴的な顎をしています。そのため、物語の内容よりも帝の顎に目が行くというファンも現れるほどでした。ここでは、なぜ帝の顎がしゃくれているのかについて、作中で描かれていた描写やファンの間で考察されている内容などを交えて詳しくチェックしてみましょう。

理由①時代背景

『かぐや姫の物語』に登場する帝の顎がしゃくれている理由について、時代背景があるのでは無いかというファンの考察もされています。この作品は平安時代を舞台に描かれていますが、当時の人々は水分が少なく硬い強飯や、野菜を中心とした食生活をしていました。現代と比べると噛む回数も増えることから、強靭な顎を持っていたと考察されています。時代が進むにつれ、貴族は柔らかいものを好んで食べるようになったため、実際に顎が退化しています。

理由②ブータン国王をモデルにした

『かぐや姫の物語』に登場する帝の顎がしゃくれている理由について、『竹取物語』の新訳者でもある大塚ひかりさんは驚くべき新説を唱えています。帝の顎がしゃくれている理由について、モデルとなった人物がブータン国王をモデルにしたためというものです。実際にブータン国王も非常に整った顔立ちでありながらも、帝と同様にしゃくれた顎を持っています。公式から発表されたものでは無いものの、多くのファンを納得させるほどの新説を熱弁していました。

理由③声優に寄せている

『かぐや姫の物語』に登場する帝を演じているのは歌舞伎役者の中村七之助さんです。主に女形を得意としているほどの美形ですが、ファンの間ではこの演じているキャストにキャラクターを寄せたのでは無いかと考察されています。実際に監督を務めた高畑勲監督は、声の収録を行ってからイラストを付ける手法を採用していました。そのため、ファンの間ではこのような考察もされるようになっています。

理由④かぐや姫が嫌がることに説得力をもたせるため

帝の顎がしゃくれている理由について、かぐや姫が帝の抱きつく行為を嫌がる理由を明確にするためではないかという説もファンの間で噂されています。当初は帝も美形として描かれる予定でしたが、このままではかぐや姫が嫌がる理由が薄くなる可能性がスタッフの間で懸念されていました。そこで、高畑勲監督は顔のバランスをあえて崩してみてはどうかという提案をしたことで、現在のようなしゃくれた顎に落ち着いたとされています。

【かぐや姫の物語】帝の人物像や顎の角度を考察

『かぐや姫の物語』に登場する帝は、当時の権力者としてかぐや姫に抱きつくような熱烈なアプローチを続けていました。その一方で、あまりにも特徴的な顎を持っていたことでファンの間では広い意味で愛される結果にも繋がっています。ここでは、『かぐや姫の物語』内で実際に描かれていた内容などを簡単に交えながら帝の人物像や顎の角度につて詳しく考察してみましょう。

帝が抱きつくシーンが気持ち悪い?

『かぐや姫の物語』を実際に視聴したファンからは、帝がかぐや姫に抱きつくシーンが気持ち悪いという声があがっていました。帝は当時の世界で絶対的な権力を持っていたからこそ、立場の弱い女性に対して強気な態度をとり続けています。かぐや姫に対しても自信を持って抱きつく姿が描かれていましたが、現代の日本では考えられない立ち振る舞いだったこともあり、ファンにはマイナスな印象も与えていました。

帝の顎の角度

かぐや姫に対して抱きつく行為を見せた帝の顎は非常にしゃくれていますが、一部のファンからはこの顎の角度にも注目されていました。実際に分度器を用いて測ったファンも現れるほどで、判明した顎の角度は67度という驚くべき数値を記録しています。一般的な男性であればありえない数値でもあるため、一度見れば忘れられないほどの印象を与える結果となっています。

帝の顎に関係するクソコラ

先述したように、『かぐや姫の物語』に登場する帝の顎が現実世界では考えられないほどしゃくれていることから、多くのファンから多くのクソコラが制作されるほどのブームを巻き起こしました。ラテアートを用いたものや、お菓子を用いて帝を思い出させるかのようなものなど、自由な発想で多くの面白い作品が生み出されています。帝は、それほどまでに多くのファンに対して強い印象を残すほどのキャラクターとなりました。

【かぐや姫の物語】帝の声優

『かぐや姫の物語』に登場する帝は、他の作品や舞台などでも大きな功績を残した実績を持つキャストが演じていることで知られています。ここでは『かぐや姫の物語』に登場する帝を演じている声優について、プロフィールや経歴、過去の出演作品などの情報を交えながら詳しくチェックしてみましょう。

帝の声優は「中村七之助」

『かぐや姫の物語』に登場する帝を演じているのは、歌舞伎役者で二代目にあたる中村七之助さんです。中村七之助さんは1986年9月に『檻』の祭りの子として初お目見得したことを皮切りに、多くの歌舞伎座に出演しました。2009年には重要無形文化財に認定され伝統歌舞伎保存会会員にもなっています。2021年には第38回浅草芸能大賞奨励賞を受賞し、現在では歌舞伎俳優以外にもテレビドラマや映画などでも幅広い活躍を見せる演技派の人物です。

中村七之助のプロフィール

  • 襲名歴:二代目 中村七之助(にだいめ なかむら しちのすけ)
  • 本名:波野 隆行(なみの たかゆき)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1983年5月18日
  • 出身地:東京都
  • 父:十八代目中村勘三郎
  • 兄弟:六代目中村勘九郎
  • デビュー年:1986年

中村七之助の主な出演作品

  • 武田信玄:武田義信(幼少期・太郎)役
  • どうする家康:石田三成役
  • 豊臣秀吉 天下を獲る!:竹千代役
  • うぬぼれ刑事:桜市太郎役
  • 大河ドラマが生まれた日:佐田啓二役
  • ラスト侍:明治天皇役
  • インストール:コウイチ役
  • 真夜中の弥次さん喜多さん:食客喜多八役

【かぐや姫の物語】帝に対する世間での評判や人気

ここで『かぐや姫の物語』に登場する帝に対する世間での評判や人気について詳しくチェックしてみましょう。

『かぐや姫の物語』内で描かれた帝がかぐや姫に抱きつくシーンに対して、恐怖を感じたというファンの声が見受けられました。自身の地位の高さ当時の時代背景であれば、女性たちはアプローチを拒否する権限が無いに等しいものでもあります。現代では考えられない立ち回りを見せたからこそ、多くのファンに対して強い恐怖心を残す結果となりました。

『かぐや姫の物語』を視聴しているファンからは、帝が登場するたびに楽しさを覚えるというファンの声も見受けられます。帝は特徴的な顎の持ち主でもあり、作中でも独特な立ち回りをしているキャラクターです。ジブリ作品ではあまり見られない特徴の持ち主でもあるため、最終的には多くのファンに愛されるキャラクターとして昇華されました。

『かぐや姫の物語』を視聴したファンからは、作中で描かれていた細かい描写や時代背景に感心する一方で、帝のキャラクター性に驚きを隠せないファンの声も見受けられました。『かぐや姫の物語』は8年の歳月をかけて、当時の時代をアニメーションとして描いている作品です。その上で、帝も当時の権力者として存在したかのような存在感のある立ち位置のキャラクターとして描かれていました。

【かぐや姫の物語】帝の顎がしゃくれている理由は不明だった

『かぐや姫の物語』に登場する帝の顎がしゃくれている、明確な理由は明かされていないことがわかりました。しかし、演じていた声優の演技力や作かぐや姫に対して抱きつくなど強烈なインパクトを残したことで、現在でも多くのファンに強く印象に残っていることも事実です。改めて『かぐや姫の物語』を見返す際は、帝はどのような立ち回りをしているのかもう一度細かくチェックしてみるようにしましょう。

桜井紅茶

この記事のライター

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