【ベルセルク】ゴッドハンドの正体は元々人間?最強な能力を持っている?

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『ベルセルク』のゴッドハンドの正体を解説します。「守護天使」とも呼ばれるゴッドハンドが何者なのかや、ゴッドハンドの能力、強さ、最強説について徹底調査しました。また、ゴッドハンドの1人である「フェムト」の正体や、その他キャラクターについても紹介します。

【ベルセルク】ゴッドハンドの正体は元々人間?最強な能力を持っている?

目次

  1. 【ベルセルク】ゴッドハンドとは?
  2. 【ベルセルク】ゴッドハンドの正体を考察
  3. 【ベルセルク】ゴッドハンドの能力や最強説を考察
  4. 【ベルセルク】ゴッドハンドのフェムトを解説
  5. 【ベルセルク】ゴッドハンドのその他メンバーを解説
  6. 【ベルセルク】ゴッドハンドの正体に対する世間での評判や人気
  7. 【ベルセルク】ゴッドハンドの正体は元々人間だった

【ベルセルク】ゴッドハンドとは?

『ベルセルク』には、作中でも最強と言われている強さを持った「ゴッドハンド」というキャラクター達が登場します。5人のゴッドハンドは影で暗躍しており、あの世に存在する何者かの意思に従って動いています。ここでは『ベルセルク』に登場するゴッドハンドについて紹介していきましょう。

ゴッドハンドとは?

『ベルセルク』に登場する「ゴッドハンド」は、「守護天使」とも呼ばれる存在です。ゴッドハンドは5人のメンバーで構成されており、あの世の最奥に存在している何かの意思に従い、暗躍しています。ゴッドハンドは基本的に肉体を持たず、意識体として存在しています。ゴッドハンドの下僕である使徒の時点で人間を凌駕する強さを持っていますが、ゴッドハンドはさらにその上を行く存在となっています。

ベルセルクの概要

『ベルセルク』とは、「三浦建太郎」による漫画です。『ヤングアニマル』で連載中の作品で、隻眼、隻腕の剣士ガッツが復讐のために戦うダークファンタジー漫画となっています。連載を開始した1989年から現在まで30年以上ファンの支持を受けている人気作ですが、作者の三浦建太郎が2021年に死去したため、その後の連載は三浦建太郎の盟友である漫画家の森恒二監修のもと、三浦建太郎の弟子達が作画を行う形で続けられることが発表されています。

ベルセルクのあらすじ

「黒い剣士」と呼ばれる隻眼、隻腕の剣士ガッツは、一人でゴッドハンドを探し続ける旅をしていました。ガッツが旅をしているのは、自身を過酷な運命に落としたグリフィスを追うためです。本作は、ストーリーの序章である「黒い剣士」から、ガッツが復讐の旅に出るまで過去に遡った「黄金時代」、現代の時系列に続く「断罪篇」、「千年帝国の鷹篇」、「幻造世界篇」という形で続いています。

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【ベルセルク】ゴッドハンドの正体を考察

『ベルセルク』に登場するゴッドハンドとは、あの世に存在する何らかの意思によって動いている者たちです。ゴッドハンドは特別な儀式を行うことによって誕生します。ここではゴッドハンドの正体について考察していくため、チェックしてみてください。

ゴッドハンドの正体は元々人間?

『ベルセルク』に登場するゴッドハンドの正体は元人間です。作中には、ゴッドハンドを呼び出すためのアイテムとして「ベヘリット」というアイテムが登場します。このベヘリット中でも「覇王の卵」と呼ばれる上位のベヘリットを持つ人間が「蝕」と呼ばれる降魔の儀を行うことで、強大な強さを持つゴッドハンドに転生することができます。降魔の儀を行う場合、ゴッドハンド達が集結して、儀式を執り行うことになります。

ゴッドハンドに必要な儀式「降魔の儀」

「降魔の儀」とは、ヘベリットを持つ人間が使徒に転生するための儀式です。ヘベリットが発動すると異世界の扉が開かれ、ゴッドハントが集まります。降魔の儀の際に「自分の半身と言えるほど大切なもの」を生贄として捧げることにより、ベヘリットを持つ人間は強力な能力を持った「使徒」に転生します。ただし、その引き換えに使徒は異形の姿となり、ゴッドハンドに従う下僕となります。

ゴッドハンドに必要なアイテム「ベヘリット」

降魔の儀を行うためには「ベヘリット」が必要です。ベヘリットの中でも上位のアイテムである「覇王の卵」を発動させると、特別な降魔の儀である「蝕」が始まります。「蝕」は216年周期で発生し、ベヘリットの所有者である人間をゴッドハンドへ転生させることになります。このように、ゴッドハンドを誕生させるうえで、「ベヘリット」と「降魔の儀」は必須のものとなっているのです。

ゴッドハンドは法王庁に関係している?

「法王庁」とは、ベルセルクの世界で広く信仰されている一神教の教会組織で、神の代弁者としてさまざまな業務をとり行っています。ファルネーゼも、もともとは法王庁直属の騎士団である「聖鉄鎖騎士団」の団長を務めていましたが、脱退、還俗してガッツ一行に加わっています。ゴッドハンドの1人であるボイドは人間である時に賢者だったと言われており、その場合は必ず法王庁に「聖人」として認定されているため、ゴッドハンドはすべて法王庁に関係していると考察されています。

ゴッドハンドと使徒の関係

『ベルセルク』に登場する「使徒」とは、ゴッドハンドに仕えている下僕です。使徒も超常ならざる者であるため、一般の人間には倒せないくらいの恐ろしい強さを持っています。このような異形の怪物である使徒に対して、ゴッドハンドは絶対的な権力を持っており、使徒達の王として君臨しています。また、使徒も本能的にゴッドハンドに逆らうことはできません。使徒は普段意識体であるゴッドハンドと違って肉体を持っており、ガッツ達と同じ現世に存在しています。

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『ベルセルク』に登場するゴッドハンドは、「神の手」として存在している最強の存在です。その強さは、超常ならざる者である使徒を従えているという点からも推測できます。ここでは『ベルセルク』に登場するゴッドハンドの能力や最強説などを考察していくため、チェックしてみてください。

ゴッドハンドの強さは作中でも最強?

『ベルセルク』に登場するゴッドハンドの強さは、作中でも最強です。作中ではまだ明らかになっていない部分も多いですが、ゴッドハンドは強大な能力を持ち、多くの使徒を下僕として従えています。使徒も超常の能力を持った存在であるため、ガッツのような剣士でなければ倒すことができません。ゴッドハンドはそんな使徒達の王たる存在であるため、通常の使徒とは比べ物にならなような強さを持っているとされています。

ゴッドハンドは不滅の存在ではない?

『ベルセルク』のゴッドハンドは、使徒とは比べ物にならないような強さを持った最強の存在です。しかし不滅の存在ではないと推測されているため、どのような能力を持った最強の存在でも、倒せないということはありません。ここではゴッドハンドが不滅の存在ではないとされている根拠について、考察していきましょう。

考察①ゴッドハンドは216年周期で新たに誕生する

先に紹介したとおり、ゴッドハンドは「覇王の卵」と呼ばれる上位のベヘリットを使用することで、216年周期で人間から転生して新たに誕生します。仮にゴッドハンドが不滅の存在であるとすると、新しいゴッドハンドが誕生するたびにその人数は増えていきます。しかしゴッドハンドは「神の手」と呼ばれる通り5人組みとなっており、作中でも5人以上の人数が描かれたことはありません。そのため、何らかの理由でゴッドハンドは消滅し、世代交代が行われると考察できます。

考察②「髑髏の騎士」の過去に遭遇したゴッドハンド

『ベルセルク』の作中で、ガッツが「髑髏の騎士」の記憶を追体験するというシーンがあります。このシーンで、髑髏の騎士の記憶の中に登場するゴッドハンドのうち、4人は現在存在しているゴッドハンドとは異なる姿をしていました。そのため、少なくとも髑髏の騎士が出会ったゴッドハンドと現在のゴッドハンドで、世代交代が行われていることが推測できます。なお、ファンからは現在のゴッドハンドと差別化するために、「先代ゴッドハンド」と呼ばれています。

考察③ゴッドハンドもダメージを受ける

『ベルセルク』のゴッドハンドは最強の存在のように考えられていますが、ゴッドハンドもダメージを受けると推測されています。作中で主人公のガッツや髑髏の騎士がゴッドハントに攻撃を加えたことがあります。その攻撃はゴッドハンドに届くことはありませんでしたが、空間を固めたり別の場所へ飛ばしたりするなど、ゴッドハンドも防御のための行動を取っていました。このことから、ゴッドハンドも攻撃が命中すればダメージを受けると考察できます。

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【ベルセルク】ゴッドハンドのフェムトを解説

ゴッドハンドの中には、「フェムト」と呼ばれるゴッドハンドが存在します。フェムトは身体に張りつくような黒いスーツを身に付けており、顔は鷹のようなマスクで隠しています。ガッツにとって、フェムトは作中での最大の敵となっています。ここでは『ベルセルク』に登場するゴッドハンド、フェムトについて紹介していきましょう。

フェムトの正体はグリフィス

新しいゴッドハンドであるフェムトの正体は、ガッツにとって親友であり、因縁の相手である「グリフィス」です。グリフィスはもともとは鷹の団の団長を務めていましたが、ある事件によって精神と肉体が再起不能なまでに追い詰められました。その際にベヘリットの上位アイテムである「覇王の卵」を手にしており、「覇王の卵」を発動させたことから、ゴッドハンドへ転生することになります。

フェムトがゴッドハンドとなった経緯

ある事件によって再起不能になったグリフィスは、その時に手にしていた「覇王の卵」を発動させます。このように、降魔の儀である「蝕」が行われ、グリフィスはゴッドハンドに転生することになりました。しかしその儀式では、覇王の卵の所有者が「自分の半身と言えるほど大切なもの」を生贄として捧げる必要があります。グリフィスはその場にいたガッツや鷹の団の仲間達を生贄にし、膨大な数の使徒に襲わせたことで転生することになりますが、ガッツに深く恨まれることになりました。

フェムトの元ネタ

フェムトは全身黒のボディスーツに身を包んでおり、頭全体を鷹のような形のマスクで覆っています。また、翼を持っていることから、ファンからは「バッドマン」が元ネタではないかと推測されています。

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【ベルセルク】ゴッドハンドのその他メンバーを解説

『ベルセルク』に登場するゴッドハンドは、フェルトを除いて他に4人います。ゴッドハンドの正体は人間だとされていますが、先に紹介したフェルトの他の4人については、具体的な強さやその正体などは作中では明らかにされていません。ここでは『ベルセルク』に登場するどっどハンドのその他のメンバーについて解説していきましょう。

ゴッドハンドのメンバー①ボイド

ゴッドハンドの1人である「ボイド」は、「天使長」とも呼ばれているゴッドハンドです。ゴッドハンド達のリーダー格の存在となっており、「降魔の儀」、「蝕」では、ボイドが中心となって儀式を取り仕切っていました。また、ボイドは5人の中でも特に異様な外見をしており、頭部は巨大な脳が露出し、両目は閉じたまま縫い付けられ、顔全体の皮膚が剥がされたように歯まで剥き出しになっています。ボイドは空間を操る能力を持っており、作中でも相手の剣を空間ごとワープさせています。

ゴッドハンドのメンバー②スラン

ゴッドハンドの1人である「スラン」は、ゴッドハンド唯一の女性です。太い触手状の髪を持ち、蝙蝠のような羽根を生やしています。また、その姿はほとんど裸で、黒い首輪とコルセット以外は何も身に付けていません。作中では「胎海の娼姫」とも呼ばれています。スランは淫魔としての能力を持ち、邪教徒がサバトを行う際にも姿を見せています。スランはガッツの事を気に入っている様子で、「あの子が仲間になれば最高でしょうね」とも発言しています。

ゴッドハンドのメンバー③ユービック

ゴッドハンドの1人である「ユービック」は、作中ではまだあまり登場していないゴッドハンドです。ゴッドハンドの中でもっとも小さく、禿頭で、目の位置に黒い眼鏡のようなものをはめ込んでおり、両手は身体の前で組んでいます。また、その身体にはヒレや足のようなものが生えており、全身黒い外皮のようなものに覆われています。ゴッドハンドの中でも饒舌なキャラクターであり、常に笑いながら空中を浮遊しています。過去の映像や深層心理の心像を再現する能力を持っています。

ゴッドハンドのメンバー④コンラッド

ゴッドハンドの1人である「コンラッド」も、作中ではあまり登場していないゴッドハンドです。ユービックと同じように両手を身体の前で組んでおり、胎児のような頭部を持っています。ゴッドハンドの中では寡黙なキャラクターとなっていますが、スランがガッツを仲間にしたがったときには、「因果律から外れている」と発言しています。具体的な能力については不明ですが、グリフィスが「覇王の卵」を使用して転生した際には、祭壇を作り上げていました。

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【ベルセルク】ゴッドハンドの正体に対する世間での評判や人気

『ベルセルク』のゴッドハンドは、そのあまりの強さからファンに大きな衝撃を与えたキャラクター達です。そのため、『ベルセルク』の読者の中にはゴッドハンドの正体が知りたいと考えている人も多いです。ここでは最後に、『ベルセルク』に登場するゴッドハンドの正体に対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

他の本を購入するために本屋に行ったところ、『ヤングアニマル』に『ベルセルク』が掲載されていたため購入したという人がいました。『ベルセルク』は作者の三浦建太郎が体調不良を抱えながら執筆していたため、たびたび長期間の休載を挟んでいました。掲載されていた話では、先代のゴッドハンドやグリフィス似の女性など正体不明のキャラクターが登場していました。

『ベルセルク』を読んでいた人の中には、ゴッドハンドの正体や髑髏の騎士の過去などがわからなくなっており、また最初から『ベルセルク』を読まなければいけないという人もいました。ベルセルクは連載開始から30年以上が経過していますが、ストーリーの謎や伏線が膨大な量になっているだけでなく、たびたび連載が止まっています。そのため、ファンの中にも未判明要素がよくわからなくなってしまっているという人もいるようです。

『ベルセルク』の作者である三浦建太郎は、2021年の5月6日に急逝しました。そのため、現ゴッドハンドの正体や先代ゴッドハンドの正体など、作者が生存中に明かされなかった『ベルセルク』の謎を挙げている人もいました。作者自身も、生きている間に自分の頭の中にある全ての内容を出せるのかどうか不安に感じていたようでしたが、本人が危惧していた通り、急性大動脈解離のため亡くなることになりました。

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『ベルセルク』に登場するゴッドハンドは、人間が「覇王の卵」を使うことで転生した最強の存在です。そのため、作中に登場するゴッドハンドはフェルト以外も全員人間です。しかしその正体はまだ明らかになっていません。『ベルセルク』の作者である三浦建太郎さんは亡くなりましたが、その遺志を継いだ人々の手により、今後も『ベルセルク』の連載は続けられていきます。ゴッドハンドの正体が気になった人は、今後も『ベルセルク』をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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