【ベルセルク】グルンベルドの強さを徹底考察!死亡説や過去についても
本記事では『ベルセルク』に登場するグルンベルドの強さについてまとめていきます。『ベルセルク』にて新生鷹の団に所属するグルンベルドの活躍から強さを解説し、死亡説や過去、名セリフなどから彼のかっこいい一面を紹介していきます。
目次
【ベルセルク】グルンベルドは新生鷹の団メンバー
ベルセルクにてガッツの前に新生鷹の団の幹部としてグルンベルドが登場すると、傷をつけられない防御力や火竜に変身する能力などでガッツを追い詰め読者に衝撃を与えました。グルンベルドの強さを紹介する前に、まずはグルンベルドのプロフィールとベルセルクの作品概要をおさらいしていきます。
グルンベルドのプロフィール
- 本名:グルンベルド・アールクヴィスト
- 異名:炎の巨竜、炎竜の騎士
- 推定身長:270cm(使徒時600cm)
- 推定体重:303kg(使徒時1644kg)
- 推定年齢:不明
- 性別:男性
- 髪の色:赤、深紅
- 瞳の色:金、深紅
- 武器:戦槌、仕込み大砲
グルンベルドは新生鷹の団の幹部の1人です。10年間チューダーの侵攻を止め続けた戦士で、グリフィスに絶対の忠誠を誓っていることからガッツとは敵対関係にあります。北の民特有の燃えるような赤い髪が特徴的で、強者との血沸き肉躍る戦いを好む武人気質な性格をしています。
グルンベルドの登場する小説とは?
原作漫画ベルセルクではガッツの宿敵として描かれているグルンベルドですが、小説版ベルセルク『炎竜の騎士』では炎の巨竜の異名を持つ主人公として描かれています。小説版ではグラント大公国を襲撃するチューダー帝国との戦いが描かれており、グルンベルドが火竜の力を手に入れた経緯や大公の息子エドヴァルドと名家の娘シグルとの関係などが綴られています。
ベルセルクの概要
ベルセルクは三浦健太郎によってヤングアニマルにて連載されている漫画作品です。剣と魔法の世界を舞台に主人公が復讐を果たすまでの旅路を描いたダークファンタジー作品で、1989年8月から現在まで連載が続いています。緻密に書き込まれた重厚な面や壮大な世界観などが人気を博し、2023年3月時点で累計発行部数5500万部を突破しています。
ベルセルクのあらすじ
身の丈を超える巨大な剣を担ぎ大砲を仕込んだ義手を持つ黒い剣士・ガッツは、妖精パックと共にゴッド・ハンドを探す旅を続けていました。彼は幼少期に過酷な環境の中で育ての親から剣術を教えられており、その腕を傭兵団団長・グリフィスに認められ鷹の団に入団することになりますが、グリフィスとの間に確執が生まれてしまうと数年後にゴッド・ハンドの1人になった彼と再会を果たし壮絶な戦いを繰り広げます。
【ベルセルク】グルンベルドの強さを考察
ベルセルクは狂戦士ガッツが強敵と戦うバトル描写が1つの見どころとなっており、21話にてグルンベルドとガッツの直接対決が描かれました。新生鷹の団の幹部だったグルンベルドはどれほどの力を持ち、ガッツとどれほどの差があったのでしょうか。ここではベルセルクにおけるグルンベルドの強さを考察していきます。
グルンベルドの強さや能力
筋肉質な体型から分かる通りグルンベルドは常人以上の膂力を持っており、パワーは並みの使徒を軽く凌ぐほど強く砲弾すら弾き飛ばせるほどの防御力を誇ります。使用する武器・戦槌はグルンベルドが振るうと破壊槌のような威力を発揮することができ、その他にも仕込み大砲と仕込み剣をそれぞれ携帯しています。また、使徒状態になると火竜に変身し口から炎を吐き出せるようになります。
グルンベルドの強さをガッツと比較
グルンベルドは並みの使徒よりも脅威的な強さを持っており、それまで使徒を倒してきたガッツにとっても今までとは比べ物にならない脅威となりました。初めてガッツがグルンベルドと対峙した時は傷を受けていた状態で立つこともままならず、それに対してグルンベルドは「ぬるい」と言い放ち彼を追い詰めていました。
グルンベルドがガッツと初めて戦ったシーン
霊樹の森にてガッツとグルンベルドが鉢合うと、グリフィスに弓を引くガッツと戦うことになります。直前にガッツがスランとの戦いで傷を負っていたことから序盤はグルンベルドが圧倒していましたが、狂戦士の甲冑を装備して攻撃が弾かれると火竜の姿に変身しました。それでも痛覚を失ったガッツの勢いは止まらずダメージを受けてしまいますが、そこに魔女フローラが邪魔に入り戦いは中断されました。
【ベルセルク】グルンベルドの死亡説や過去
ベルセルク作中でかっこいい活躍が描かれたグルンベルドですが、ネット上では彼の死亡説が囁かれており実際に死亡したのか疑問に思われています。また、ベルセルクの原作漫画では描かれていないグルンベルドの過去が小説版にて明かされており、その内容が本編の内容と繋がっていて面白いと評判です。ここではベルセルクにおけるグルンベルドの死亡説や過去についてまとめ、かっこいい名セリフについても紹介していきます。
グルンベルドの死亡説
ガッツとの戦いで狂戦士の甲冑を身につけたガッツからダメージを受けてしまった後、乱入したフローラが炎の壁を生み出したことによって2人の戦いは中断されました。このシーン以降グルンベルドはベルセルク本編に登場していないためガッツの攻撃で死亡したと言われるようになりましたが、フローラがガッツを連れて撤退する直前に「逃がさぬ」と言い放っていたことから死亡するほどのダメージは受けていなかったと考えられます。
グルンベルドの過去
グルンベルドが14歳の時、彼は銀狼という不思議な少女と出会い「強い竜になる」と予言を伝えられます。その後チューダー帝国軍に母親を殺害されグルンベルド自身も捕らえられてしまうと、虜囚として虐げられ転化教育を強要されてしまいます。そこで大公の息子エドヴァルドと名家の娘シグルと出会うと、彼らと戦槌を手に入れ竜の道を開いて深淵に至る呪物・ベヘリットを手に入れて使徒への転生を果たしました。
グルンベルドのかっこいい名セリフ
グルンベルドの人柄は生粋の武人で、ベルセルク本編中にはガッツを好敵手と認めるようなかっこいいセリフを幾つか残しています。名セリフなどから彼のかっこいい人柄を理解すれば、小説版の主人公に抜擢された理由なども理解できることでしょう。ここではグルンベルドのかっこいい名セリフを2つ紹介していきます。
グルンベルドの名セリフ①「鷹の団の一武人として…」
鷹の団の一武人として、黒い剣士に一騎打ちを所望する
出典: bibi-star.jp
霊樹の森にてガッツと初めて対峙した時、グルンベルドは自己紹介がてらに上記のセリフを言い放ちました。そこで新生鷹の団の名を聞いたガッツは怒りを露わにしグルンベルドと戦うことを決意し、戦いの火ぶたを切る武人らしいセリフとして人気があります。
グルンベルドの名セリフ②「ならば我が渾身の一撃…」
流石は黒い剣士!!我らが宿敵よ!ならば我が渾身の一撃。参る!
出典: bibi-star.jp
「ぬるい」と言いながらガッツを圧倒していたグルンベルドでしたが、ガッツが狂戦士の甲冑を身につけ初めてグルンベルドにダメージを与えると上記のセリフを言って彼の強さを認めました。戦いを好むグルンベルドらしい名言であり、この後火竜に変身するシーンも相まってかっこいいと評されています。
【ベルセルク】グルンベルドの声優
ベルセルクの人気が世界的に広がるとゲーム化を果たし、『千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』にてグルンベルドが登場しました。また、根強い人気によって2016年に2度目のアニメ化を果たしそこでもグルンベルドが登場したことで大きな話題を呼びました。ここではメディアミックス作品にてベルセルクのグルンベルドを演じた2人の声優についてまとめていきます。
グルンベルドの声優①玄田哲章
ゲーム作品『ベルセルク千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』にてグルンベルドを演じた声優は玄田哲章(げんだてっしょう)さんです。1972年から声優活動を続けているベテランで逞しく威厳ある演技力に定評があります。声質から悪役や堅物キャラを演じることが多いですが、スーパー戦隊シリーズのCMでは新商品を熱く宣伝することで有名でファンからは好漢な声優として人気があります。
玄田哲章のプロフィール
- 本名:横居光雄
- 性別:男性
- 出身地:岡山県
- 生年月日:1948年5月20日
- 血液型:AB型
- 身長:173cm
- 事務所:81プロデュース
- デビュー時期:1972年
玄田哲章の主な出演作品
- スレッガー・ロウ(機動戦士ガンダム)
- アクション仮面(クレヨンしんちゃん)
- ピエーロ(スマイルプリキュア)
- すなおとこ(それいけ!アンパンマン)
- ルナパパ(瀬戸の花嫁)
グルンベルドの声優②梁田清之
2017年に放送されたアニメ版にてグルンベルドを演じた声優は梁田清之(やなだきよゆき)さんです。渋みのある声質で力強く演じる声優として知られており、壮年や中年男性の演技に定評があります。デビュー当初はハイトーンボイスで演じることを主にしており、現在との違いがファンの間でネタにされることがあります。
梁田清之のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:東京都練馬区
- 生年月日:1965年5月10日
- 没年月日:2022年11月14日(57歳没)
- 血液型:O型
- 身長:168cm
- 事務所:フリー(最終所属)
- 活動時期:1987年~2022年
梁田清之の主な出演作品
- ザビーネ・シャル(機動戦士ガンダムF91)
- ベルゼブ(絶対無敵ライジンオー)
- 赤木剛憲(スラムダンク)
- ナッパ(ドラゴンボールGT)
- 猪狩完至(刃牙)
【ベルセルク】グルンベルドに対する世間での評判や人気
これまでグルンベルドの強さや死亡説、過去などについてまとめてきましたが、ファンはこのキャラクターに対してどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではネット上に投稿されているコメントを参照し、グルンベルドに対する世間での評判や人気を明かしていきます。
ファンの多くはグルンベルドのことを小者キャラと感じているそうです。グルンベルドは並みの使徒を上回る新生鷹の団の幹部のはずですが、ベルセルク作中ではガッツが狂戦士の甲冑を身につけた瞬間攻撃を通すことができなくなり、そのまま本編から退場してしまったことであまり強いイメージを持たれていないようです。
強さにおいてはあまり人気がなかったグルンベルドですが、一方で鎧や火竜になった時のデザインはかっこいいと評価されていました。敵キャラながらかっこいい見た目をしていることから、小者キャラのようでも好きだったという人が多くいました。
小説版を読んだファンからはグルンベルドの過去が明かされ実はかっこいいキャラクターだったのかもと再評価されています。グルンベルドの過去を知ることでベルセルク本編に描かれていたセリフの深みを知れてより面白くなると評判なので、気になる人は小説版を読んでみると良いでしょう。
【ベルセルク】グルンベルドは強いキャラだった
ベルセルクに登場するグルンベルドは新生鷹の団の幹部で並みの使徒よりも強いキャラクターでした。ガッツとの戦い以降登場していないこともあり、今後のベルセルク本編で再び登場してほしいと願う人もいることでしょう。グルンベルドというキャラクターに興味を持った人は、ぜひベルセルク本編だけでなく小説版もチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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