【東京喰種】登場キャラのプロフィールまとめ!強さや声優も合わせて紹介
『東京喰種』の登場キャラクターのプロフィールや強さを解説します。また『東京喰種』の主な登場キャラクターを担当した声優情報や最強キャラTOP10も紹介します。更に登場キャラクターに対するファンからの評判や人気もまとめていきます。
目次
【東京喰種】とは?
『東京喰種トーキョーグール』は漫画家「石田スイ」によるホラー・サスペンス・アクション漫画です。週刊ヤングジャンプ2011年41号から2014年42号までに『東京喰種トーキョーグール』(第1部)が、2014年46号から2018年31号まで『東京喰種トーキョーグール:re』(第2部)が連載されました。漫画の人気によりテレビアニメ化・舞台化・実写映画化など様々なジャンルでメディアミックス展開され、国内外で人気を博した作品です。
東京喰種の作者
『東京喰種』の作者「石田スイ」は福岡出身の漫画家です。商業誌デビューは2010年のヤングジャンプ月例第113回MANGAグランプリに出品した『東京喰種』が準優秀賞を受賞したことによります。2011年から週刊ヤングジャンプ誌上にて『東京喰種トーキョーグール』『東京喰種トーキョーグール:re』を連載し、現在は「となりのヤングジャンプ」で『超人X』を執筆、不定期連載しています。また漫画だけでなく、イラスト集やゲーム制作など他のジャンルでも活躍しています。
東京喰種の概要
石田スイの代表作『東京喰種』は、人間と見分けのつかない亜人種「喰種(グール)」が社会に紛れ込み、人間を食うという世界を舞台にしたダークファンタジーの要素を含むバトルアクション漫画です。スピンオフ作品『東京喰種トーキョーグール[JACK]』や読切作品『東京喰種トーキョーグール[JOKER]』も他媒体で掲載されました。コミックスは『東京喰種トーキョーグール』が全14巻、『東京喰種トーキョーグール:re』が全16巻で、全世界シリーズ累計発行部数は4700万部を突破しています。
東京喰種のあらすじ
喰種がはびこる東京で、大学生の金木研は同じ趣味で魅かれた女性「神代利世」に捕食されかけます。彼女は喰種でした。工事現場の鉄骨落下事故で捕食を逃れたものの、手術を余儀なくされた金木は利世の臓器を移植され半喰種となってしまいます。金木は半喰種となったことで居場所を失ったと嘆きました。しかし喫茶店あんていくの店長「芳村」に諭され、喰種として生きていく道を探すため、あんていくの店員となります。
【東京喰種】主なキャラのプロフィールや強さ
『東京喰種』では数多くのキャラが登場し物語を進めていきますが、ここからは『東京喰種』における主なキャラをピックアップし、そのキャラたちのプロフィールをみていきます。それとともにキャラの強さも確認していきましょう。
キャラ①金木研
- 名前(通称):金木研(カネキ)
- 身長/体重:169㎝/55㎏
- 誕生日:12月20日
- 血液型:AB型
- Rc Type:鱗赫
- 趣味・好きなもの:読書・綺麗な言葉・知的女性・ハンバーグ
- CV:花江夏樹
『東京喰種』の主人公である金木研は都内で1人暮らしをする大学生でした。好意を抱いていた神代利世に捕食されかけた件で半喰種になり、喰種の心理を理解し自らの変化をも受け入れるようになります。人間と喰種の間で苦悩し、一時は記憶を失い別人のプロフィールを持つようになりますが、やがて最強といわれるだけの力を身につけます。
キャラ②霧嶋董香
- 名前(通称):霧嶋董香(トーカ)
- 身長/体重:156㎝/45㎏
- 誕生日:7月1日
- 血液型:O型
- Rc Type:羽赫
- 趣味・好きなもの:学校生活・ウサギ
- CV:雨宮天
霧嶋董香は喫茶店あんていくでアルバイトをする高校生です。高校に通い、小坂依子という友達もできましたが自身は喰種であり、人間に対する憧れを持っています。当初はカネキを半端者として嫌っていましたが次第に打ち解け、のちにはカネキの子を身籠ります。瞬発力を活かした戦いが得意ですが、赫子の羽赫は持久力に欠けるため長期戦には不向きです。
キャラ③西尾錦
- 名前(通称):西尾錦(ニシキ)
- 身長/体重:177㎝/59㎏
- 誕生日:2月4日
- 血液型:O型
- Rc Type:尾赫
- 趣味・好きなもの:人間のフリ・科学の講義・実験・西野貴未・ブロンディのコーヒー
- CV:浅沼晋太郎
西尾錦は20区に所属する喰種で、カネキの1つ年上で同じ大学に通います。過去の出来事により人間は嫌いですが、西野貴未だけは深く愛しました。当初はカネキのことを痛めつけていましたが、のちに喰種の共食いから救ってもらったことなどから恩義を感じるようになります。"にしキック"という一見普通の蹴りが得意で、並ではない威力を誇ります。総合的な強さではカネキに劣っているといったところでしょう。
キャラ④四方蓮示
- 名前(通称):四方蓮示(ヨモ)
- 身長/体重:182㎝/79㎏
- 誕生日:7月9日
- 血液型:A型
- Rc Type:羽赫
- 趣味・好きなもの:店長のコーヒー
- CV:中村悠一
非常に無口な四方蓮示は喫茶店あんていくにいる喰種で、あんていくの店長芳村の右腕ともいうべき存在です。また頼りになる兄貴分としてファンからの人気もあります。芳村からは裏の仕事として自殺スポットから人間の死体を集めています。戦闘能力はかなり高く、カネキやトーカに戦闘方法を教えていました。アオギリ編で霧嶋絢都から手出しすべきではない人物に挙げられるほどの評価です。
キャラ⑤笛口雛実
- 名前(通称):笛口雛実(ヒナミ)
- 身長/体重:148㎝/40㎏
- 誕生日:5月21日
- 血液型:AB型
- Rc Type:鱗赫・甲赫
- 趣味・好きなもの:父母・勉強・トーカ
- CV:諸星すみれ
10代前半の喰種「笛口雛実」は母娘の2人暮らしで、母リョーコが人間をうまく狩れないため喫茶店あんていくに食生活の面で世話になっています。そのためあんていくでは妹キャラが定着しています。心優しく内向的な性格のために戦闘には不向きだと思われていましたが、両親の仇である真戸呉緒との戦いで喰種の能力を発揮させました。両親から攻撃と防御に長ける赫子を受け継ぎ、喰種の才能が高いために潜在的な才能はかなり高いようです。
キャラ⑥月山習
- 名前(通称):月山習(美食家)
- 身長/体重:180㎝/71㎏
- 誕生日:3月3日
- 血液型:A型
- Rc Type:甲赫
- 趣味・好きなもの:スポーツ・格闘技・楽器演奏・自己鍛錬・新しい刺激/他
- CV:宮野真守
独自のこだわりを持つ月山習は、月山財閥の御曹司で西洋の血を引く端正な顔立ちの喰種です。食へのこだわりが強く、カネキへの執着も並々ならぬものを持っています。価値観や独特な言葉遣いで「キザヤロー」「ナルシー男」などと周囲から呼ばれることもあります。戦闘能力がかなり高く、目的のためには手段を選びません。しかも好戦的な性格なため、相手にすれば厄介といえるでしょう。
キャラ⑦芳村
- 名前(通称):芳村功善(店長)
- 身長/体重:不明/不明
- 誕生日:不明
- 血液型:不明
- Rc Type:羽赫
- 趣味・好きなもの:不明
- CV:菅生隆之
喫茶店あんていくの店長、吉村は20区の喰種をまとめるリーダー的な存在です。温厚な性格で人当たりも優しいものの、ただ甘いだけの人物ではありません。無益な殺生をしないよう、喰種たちには自殺者の人肉を提供しています。芳村の正体は"隻眼の梟"エトの父親で、隻眼の梟の偽物として振る舞います。かつては人間と喰種を食い続ける日々を送り、当時から相当な強さを誇っていたようです。
キャラ⑧永近英良
- 名前(通称):永近英良(ヒデ)
- 身長/体重:不明/不明
- 誕生日:不明
- 血液型:不明
- Rc Type:なし
- 趣味・好きなもの:不明
- CV:豊永利行
カネキの小学校からの親友が永近英良です。明るく人なつこいのでカネキとは反対の性格をしていますが、小学校以来大学までカネキと同じ学校時通います。あまり深く考えないで行動しているように見えて、勘の鋭さを持っているので的確な判断をする一面もあります。カネキが半喰種になったことを薄々勘づいているようですが、それを表には出さないようにしています。
キャラ⑨有馬貴将
- 名前(通称):有馬貴将
- 身長/体重:180㎝/82㎏
- 誕生日:12月20日
- 血液型:不明
- クインケ:不明
- 趣味・好きなもの:不明
- CV:浪川大輔
有馬貴将はCCG(喰種対策局)に所属する喰種捜査官です。CCGの和修総議長が見出したエリート捜査官で、"隻眼の梟"討伐に抜擢され功績を残しています。喰種よりも化け物じみた強さを持ち頭脳明晰であるため、異例の速さで昇進しますが、感情の起伏がほとんどありません。そのせいか普通と外れた感覚を持ち、ある意味"天然"な面を披露してしまうことがあります。
キャラ⑩真戸暁
- 名前(通称):真戸暁(アキラ)
- 身長/体重:164㎝/49㎏
- 誕生日:6月6日
- 血液型:A型
- クインケ:(尾)[試作1]・(尾)[試作2]・(甲/尾)[アマツ]・(鱗赫)[フエグチ]
- 趣味・好きなもの:クインケ作り・謎解き・猫
- CV:瀬戸麻沙美
真戸暁はCCG本局に所属し二等捜査官を務めます。プロフィール的にはアカデミーを首席で卒業し、真面目な性格で優秀な捜査官といえるでしょう。無駄を嫌い、気丈な性格でもありますが、時折女性らしい一面も覗かせます。父親もかつてはCCGの捜査官でしたが、喰種に殺されています。父親に似て直感を武器に捜査します。上司の亜門とはしばしば衝突しますが、亜門の死の際には好意を口にしていました。
キャラ⑪亜門鋼太朗
- 名前:亜門鋼太朗
- 身長/体重:191㎝/94㎏
- 誕生日:4月7日
- 血液型:A型
- クインケ:(甲)[ドウジマ1/2]・(甲)[クラ]・(甲)[アラタ・弍<proto>]・(?)[ドウジマ・改]
- 趣味・好きなもの:トレーニング・捜査・ドーナツなどの甘味
- CV:小西克幸
CCG本保所属の亜門鋼太朗は、当初一等捜査官でしたが最終的には特等捜査官にまで昇進します。アカデミーを首席で卒業しており、正義感の塊といった人材でした。『東京喰種』を人間側の視点から見た場合、亜門は主人公といえる存在でしょう。恵まれた体格を持ちトレーニングも怠らないので、力のない喰種ならクインケを使わなくても倒せるほどの戦闘能力を持ちます。かつては真戸暁の父親と組んで捜査をしていました。孤児だった幼少期には喰種のドナートに育てられていた過去があります。
【東京喰種】その他キャラのプロフィールや強さ
『東京喰種』はメインキャラだけでなく、その他のキャラがいるからこそ話が成り立ちます。メインキャラの次は『東京喰種』を支える"その他のキャラ"のプロフィール及び強さをみていきましょう。注目していなかったキャラの意外な魅力に気付かされるかもしれません。
キャラ①神代利世
『東京喰種』では重要なキーパーソンとなっているのが神代利世です。なぜならば主人公のカネキが半喰種になった原因といえるからです。読書が趣味で理知的な印象を受けますが、本能に忠実で貪欲な性格をしています。カネキを捕食しようとした際に鉄骨落下事故で死んだと思われていますが、実は生きているようです。喰種の間でも厄介者扱いされ、その強さも喰種間でも有名なほどでした。
キャラ②霧嶋絢都
霧嶋絢都は霧嶋董香の弟で、性格と容姿も姉によく似ています。ただ人間に関しての考え方の違いで袂を分つことになります。姉以上に感情の起伏が激しく粗野な言動が目立ちますが、根の部分では優しさを持っていることがわかる描写が散見されます。力による喰種と人間の屈服を狙う集団"アオギリの樹"に所属し、幹部となるだけの実力を有しています。しかしカネキにはかなわず、半殺しの目に遭いました。
キャラ③ヤモリ
本名は大守八雲といい、霧嶋絢都と同じくアオギリの樹で幹部をしているのがヤモリです。ジェイソンという異名も持っていました。他人を痛めつけ拷問するのが趣味というサディストで、食べることより遊びとして人を殺します。このような性格は元からのものではなく、過去における体験が色濃く影響しているようです。戦闘力はかなり高く、格闘センスも随一のものを持っています。
キャラ④タタラ
タタラはアオギリの樹の参謀閣の幹部で、「隻眼の王」直属の部下です。隻眼の王は表に出ることがないので、タタラが実質的な組織の統括者になっています。性格は良くいえばクール、実際は冷酷で非情といったものです。常に共に行動するエトと接する際は柔和な態度を取ります。武闘集団の参謀格なだけあり、戦闘力は非常に高いものを持っています。
キャラ⑤エト
タタラとはよく行動を共にするエトは、小柄な容姿の女性でアオギリの樹の幹部です。全身に包帯を巻き、ローブを被っています。エトは洞察力が鋭いのですが、その力で他者をいたぶることを好むという残虐な性格の持ち主です。エトのため人生を壊された複数の人間や喰種がいます。また戦いを好み、残虐性も相まって戦闘力はかなりの高さといえます。
キャラ⑥ナキ
ナキは23区喰種収容所に収容されていた喰種で、アオギリの樹によるコクリア襲撃の際に脱走しました。素直で純真無垢な性格ですが、知識がなく直情的で精神的に幼い印象を与えます。ヤモリを父や兄のように慕い、ヤモリの身代わりなって収容されていました。ヤモリがカネキに殺されたことでカネキに戦いを挑みますが敗北します。その後、カネキにヤモリが宿ることを知り、心を開くようになりました。
キャラ⑦ウタ
ウタは4区のマスク店「HySy ArtMask Studio」の店主をしています。派手で過激な見た目と違い、マイペースで気さくな性格をして対応も穏やかな喰種です。4区に巣食う集団のリーダーをしていたことがあり、CCGから"ノーフェイス"と呼ばれていただけの強さを持っています。なお戦う時は基本的に素手で戦います。
キャラ⑧イトリ
14区でバー「Helter Skelter」の店長をしているイトリは、社交的でいたずら好きな喰種です。情報というものに価値を見出し、カネキには情報提供をしています。喰種としての本能より情報への好奇心が上回っているためか性質的に温和であり、戦闘力に関しては不明です。以前は4区にいて、四方やウタとは旧知の仲で腐れ縁です。
キャラ⑨ニコ
ニコはイイ男や美しいものが好きな、恋するオカマです。一時アオギリの樹に所属していましたが、イチオシだったヤモリの死を契機に脱退しました。女磨きやイイ男探しで忙しいためか、戦闘力に関してはよくわかりません。イトリとは旧友でその影響もあってか、ニコも情報収集が得意なようです。
キャラ⑩帆糸ロマ
あんていくの店員として働く帆系ロマは19区からやってきました。非常にドジっ子で、かつてのトーカより割った食器の数が多いことが知られています。しかしこのドジっ子キャラは偽装であり、当初から不明な点が多い存在でした。のちに判明しますが、謎の喰種集団「ピエロ」の創始者がロマの正体でした。捜査官を次々と倒せるだけに戦闘力は非常に高いといえるでしょう。
キャラ⑪嘉納明博
嘉納総合病院の医師で教授でもある嘉納明博は、カネキにリゼの臓器を移植した執刀医です。カネキの診察をしていましたが、やがて失踪します。CCGの解剖医をしていた過去があり、リゼを利用してカネキ以外の人間も半喰種化させていました。母の病死をきっかけに医学の道に進み、喰種の再生力を医学に応用させるという理由から半喰種を生み出していたようです。
キャラ⑫鈴屋什造
アカデミー出身ではなく特例でCCG入りした上等捜査官が鈴屋什造です。捜査官でありながら常識がなく善悪の判断がつかない問題児で、異常な嗜虐性を持っています。ビッグマダムという喰種に飼われていた時の影響で、解離性障害を患いました。戦闘力は尋常ではないほど強く、ナイフ状のクインケ1本で襲ってきた喰種3体を細かく解体してしまうほどの実力の持ち主です。
キャラ⑬篠原幸紀
アカデミーの教官として喰種との戦法を教えていましたが、特等捜査官として20区に派遣されたのが篠原幸紀です。鈴屋什造のパートナーとなり人間としての常識を教えようとしますが、異端児相手に苦労の連続でした。不屈のシノハラという異名を持ち、CCGでも尊敬を集めます。"オニヤマダ討伐"と"骸拾いアラタの捕獲"といった功績を挙げるほどの実力を持っていました。
キャラ⑭黒磐巌
プロフィールを持ち出すまでもなく、名前そのものを体現したような体躯の持ち主、黒磐巌はベテラン捜査官です。13区対策班の副指揮を務めます。実戦で鍛え上げた体は屈強で、精神面も強靭そのものです。梟と2度戦った過去があり、最初の戦いで梟に致命傷を負わせ、2度目の戦いでは左腕を失ったものの手傷を負わせます。まさに歴戦の勇士と言った黒磐ですが、息子の武臣が一等捜査官に昇進した時には第一線から退いていたようです。
キャラ⑮平子丈
平子丈は21区を担当する上等捜査官です。ベテランの捜査官であり、その実力は階級以上のものを持っています。派手な活躍はありませんが、堅実な戦いにより多くの功績を挙げています。ポーカーフェイスで無口なため、感情を読み取ることはできません。コンビを組んでいた有馬の死後、CCGから退職しカネキと行動を共にすることにします。『東京喰種』の終盤、全てが終結した後は一般人として暮らすことを選びました。
キャラ⑯丸手斎
喰種対策局Ⅱ課所属の特等捜査官、丸手斎は指揮官として有能ですが、嫌味な性格で自分本位なところがあり周囲からは煙たがられている存在です。使えるものはなんでも利用し、それで昇進をも狙っている丸手ですが、クインケには嫌悪感があるのか進んで使うことはないようです。銃器の扱いに長けています。
キャラ⑰真戸呉緒
真戸暁の父親である真戸呉緒は、上等捜査官として亜門とコンビを組んだいました。猫背で雰囲気が暗く、常に白手袋をはめた風変わりな捜査官です。彼の妻も捜査官を務めていましたが、隻眼の喰種に嬲り殺されたため、呉緒はその復讐を誓っていました。クインケマニアと呼ばれるほどにクインケに執着しています。戦闘力は確かなようで勘も鋭く、こうした点は娘の暁に遺伝されたとみられます。
キャラ⑱滝澤政道
CCGの二等捜査官である滝澤政道は、実直な性格で優秀な人材ではありますが、アカデミーでも現場においても常に2番であることにコンプレックスを抱いています。仲間思いであり"隻眼の梟掃討作戦"でピンチに陥った亜門を助けようとしました。しかしこのタイミングでアオギリの樹に遭遇してしまいます。果敢に立ち向かったものの殉死してしまうことになりました。
キャラ⑲瓜江久生
アカデミージュニアスクールで主席となり、クインクス班の班長を務めるのが瓜江久生です。隻眼の梟との戦いで殉職した父親の仇を取るために奮闘しますが、非常に猜疑心が強いという内面を持つ人物です。頭脳的にも戦闘面においても優秀ではあるものの、人を見下し狡猾な性格から仲間へ敵愾心を持ってしまうこともありました。同僚の六月を意識するようになってから人間的に成長し、仲間思いで責任感の強い捜査官となっていきます。
キャラ⑳不知吟士
かなりクセの強い外観を持つ不知吟士はクインクス班所属の捜査官です。見た目からは想像もつきませんが、気が良く仲間思いの人物で、純粋でまっすぐという性格の持ち主です。そのために瓜生の嘘に引っかかることもありました。Rc細胞過剰分泌症になった妹の治療費代のためにクインクスになったという経緯があり、金に執着心を持っています。月山掃討作戦で仲間を守るために命を落としてしまい、嘉納によって遺体を解剖され、嘉納版クインクス誕生のきっかけとされてしまいます。
キャラ㉑六月透
クインクスの捜査官である六月透は男装をしていますが、女性です。自分が女であることを嫌悪して、クインクス内でも女性であることを隠していました。真面目な性格で上司に従順ですが、怖がりです。Rc値が低いために赫眼のコントロールができず、当初は赫子も出せませんでした。『東京喰種』の物語が進むにつれ過去の真実が明らかになって紆余曲折を経ますが、最終的には地方で特等捜査官となって治安維持に努めるようになります。
キャラ㉒米林才子
クインクスの捜査官である米林才子は、任務を果たさず自室でゲームやお菓子三昧の日々を過ごしていました。非常にマイペースで、オタク趣味に邁進しています。そんなキャラの彼女はクインクス内のマスコット的存在として同僚から可愛がられました。当初は戦力になっていませんでしたが、『東京喰種』の物語が進むにつれ、戦いの中での反省を生かして訓練に励むようになります。
キャラ㉓西野貴未
カネキと同じ大学に通う西野貴未は、ニシキの恋人です。ニシキが喰種であることを知ってもそれまで同様に彼を愛し続けていました。ニシキが飢えに苦しんでいた時は自らの身を差し出しています。彼女のこの行為にニシキは飢えを耐え、西野貴未をそれまで以上に深く愛することになります。一時は消息を絶ったニシキと最終局面時に再会を果たし、喰種との共存のために喰種の食品開発を行っていくのでした。
キャラ㉔小坂依子
小坂依子はトーカと同じ清巳高校に通うトーカの親友です。少食なトーカのことを心配してお菓子や手料理を食べさせてあげますが、トーカが喰種であることは知りませんし気付いてもいません。明るい性格ですが思い込みや勘違いが激しく、トーカの家でたまたま居合わせたカネキを彼女の恋人だと思ってしまいます。
キャラ㉕旧多二福
旧多二福の初登場は上井大学でカネキと間違えられてトーカに声をかけられた時です。2度目の登場は『東京喰種トーキョーグール:re』で、喰種対策局の一等捜査官としてキジマ班の補佐を努める人物だと判明した時です。月山掃討作戦時にその本性を曝け出し始めます。その正体は和修家の分家「和修旧多家」の和修旧多宗太であり、カネキ同様の半喰種でした。さらに彼は『東京喰種』の元凶そのものでもあることが明かされることになります。
【東京喰種】主なキャラの声優
ここからはテレビアニメ版『東京喰種』のメインキャラに生命を吹き込んだ声優たちを紹介しましょう。アニメファンには他作品でもおなじみの声優が『東京喰種』ではどんな演技を披露してくれたのでしょう。まだ『東京喰種』を観たことがない人も注目してみてください。
声優①金木研役/花江夏樹
『東京喰種』の主人公・金木研を演じたのは花江夏樹です。元々は趣味である歌を仕事にできないかと考えていたところ、再放送されていた『桜蘭高校ホスト部』を観たことで声優を志したとのことです。声優養成所には通わずに3ヶ月のワークショップを受けたのち、オーディションを経て2011年に声優デビューしました。代表的な役はいわずと知れた『鬼滅の刃』の竈門炭治郎です。
声優②霧嶋董香役/雨宮天
霧嶋董香を演じた雨宮天はミュージックレインに所属し声優と歌手を職業としています。高校2年の時に友人から勧められた沢城みゆきが演じるキャラの動画を見て声優を志すようになったそうです。2011年にオーディションに合格し、その翌年に声優デビューしました。2014年に音楽活動を開始します。アニメの代表キャラは『七つの大罪』エリザベスなどです。
声優③神代利世役/花澤香菜
『東京喰種』の重要キャラ神代利世を演じたのは花澤香菜でした。幼稚園児の頃に子役として『やっぱりさんま大先生』に出演していたのは有名な話です。声優としてのデビューは14歳の時で、そこから3年のブランクがありました。3年ぶりの声優の仕事が本格的に声優業を志すきっかけになったそうです。代表的なキャラに『劇場版 呪術廻戦0』の折本里香役があります。
声優④月山習役/宮野真守
月山習を演じた宮野真守も子役を経験した声優の1人です。今では声優以外の活躍ですっかり有名になりました。幼稚園時代から好きだったことを具現化できているだけあり、スター性という点では声優界随一かもしれません。高校卒業間際に進路で悩んでいた時、当時のマネージャーから勧められた声優のオーディションが声優の道に進むきっかけになりました。代表的な役は『機動戦士ガンダム00』の刹那・F ・セイエイ役です。
声優⑤芳村役/菅生隆之
喫茶店あんていくの店長・芳村を演じた菅生隆之は俳優やナレーターなどでも活躍しているベテランです。特に洋画の吹き替えではトミー・リー・ジョーンズやジャン・レノをはじめとして有名俳優の役を数多く演じています。元々音楽の道から俳優を目指すようになったので舞台だけでなくテレビドラマでも1970年代から出演してきました。アニメでの代表キャラは『宇宙戦艦ヤマト2199』の沖田十三があります。
声優⑥笛口雛実役/諸星すみれ
心優しい喰種の少女、笛口雛実を演じたのは諸星すみれでした。3歳の頃に劇団ひまわりに入団した彼女は、そのきっかけを『千と千尋の神隠し』の湯婆婆になりたかったこととしています。すでにこの頃から声優への道が開けていたのかも知れません。事実、7歳から声優を演じてその時からプロの自覚を持つようになったとのことです。代表的なアニメキャラは『アイカツ!』の星宮いちご役があります。
声優⑦亜門鋼太朗役/小西克幸
優秀な捜査官・亜門鋼太郎を演じたのは舞台俳優としても活躍する小西克幸です。最近では『鬼滅の刃』の宇髄天元役でもおなじみです。少年時代はサッカーに明け暮れていたそうですが、高校生の時に進路で悩み、友人から声優の道を勧められたのが声優になるきっかけとなりました。『天元突破グレンラガン』のカミナ役が代表的なアニメキャラです。
声優⑧永近英良役/豊永利行
金木研の子どもの頃からの友人、永近英良を演じた声優は、俳優でシンガーソングライターでもある豊永利行でした。小学生の時にウルトラマンの舞台裏を映した特番を見て、役者への道を目指したそうです。子役としてデビュー後はテレビドラマ・舞台・映画などで活躍します。また2013年から「豊永屋」名義で音楽活動も開始しました。アニメキャラでは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のポップ役が知られています。
声優⑨西尾錦役/浅沼晋太郎
西野貴未の恋人・西尾錦役を演じたのは浅沼晋太郎です。声優にとどまらず脚本家・演出家・俳優・コピーライター・デザイナーと幅広い分野でも活躍しています。祖母が日本舞踊の家元で彼自身も習っていたそうです。演劇活動から始まり、声優活動は、脚本家として関わったキャスティング会社の誘いがきっかけでした。アニメの代表キャラとして『啄木鳥探偵處』の石川啄木役があります。
声優⑩四方蓮示役/中村悠一
芳村の右腕として、また寡黙だけど周囲からの信頼も厚い四方蓮示を演じる声優は中村悠一です。高校卒業後、声優になるため代々木アニメーション学院に入学しました。出身の香川県観光PRキャラの「うどん県観光課係長 うどん健」の声を担当するなど、声優として幅広い活躍をしています。『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のブローノ・ブチャラティ役を演じて、アメリカのアニメ賞「Crunchyrollアニメアワード2020」の最優秀声優賞日本語部門で受賞しました。
【東京喰種】最強キャラの強さランキングTOP10~4
ここよりお届けするのは『東京喰種』に登場するキャラの強さについて、オリジナルランキングのTOP10です。はじめは10位から4位までのキャラを発表しましょう。どのキャラも強さにおいては甲乙付けがたいと思う『東京喰種』ファンもいることでしょう。
10位:神代利世
強さランキングで10位になったのは神代利世でした。さすがに最強とまではいきませんが、数多い『東京喰種』のキャラとしてかなり強い部類に入ります。物語の始めから終盤に至るまで、謎多き存在でした。重要なキーパーソンとして強さを持つのも当然かもしれません。見た目の印象と実際の性格のギャップが激しいキャラです。
9位:ウタ
攻撃的かつ反抗的な見た目と友好的で優しい性格というギャップが人気のウタですが、9位に入るだけの強さをも兼ね備えています。それも赫子を使わず素手での戦闘力で強いというのだから恐れ入るといったところでしょう。しかもまだ本当の実力を出していないという話もあります。真の力を発揮したら最強クラスになるのかもしれません。
8位:帆糸ロマ
ドジっ子というプロフィールを持っていた帆糸ロマは、正体を隠していたキャラの1人でした。そんな彼女が8位です。攻撃力と再生力が桁違いでSSレートの帆糸ロマですが、再生力以上のダメージを受けた際に脆いという弱点があります。もっともSSレートである点で、トップクラスの強さであることは疑いようはありません。
7位:四方蓮示
頼れる兄貴分キャラの四方蓮示は、マシンガンやレールガンのような羽赫を使います。1発当たりの威力は弱い羽赫ではありますが、その中で四方蓮示の羽赫は最強クラスの威力といえるでしょう。寡黙で見た目もかっこいい四方ですが、実は酒乱で天然というプロフィールを持つ点で人気の高い強キャラといえます。7位というランクにも納得ではないでしょうか。
6位:芳村
喫茶店あんていくの優しい店長、吉村が6位にランクインしました。自殺者の遺体を回収し、人間を襲うことなく喰種たちへの食糧を調達するなど組織のリーダー的存在であり、それに見合うだけの強さを持っています。隻眼の梟の偽物ではありますが、SSSレートクラスの強さは伊達ではありません。優しさと強さを兼ね備えた人気キャラの1人です。
5位:エト
小説家「高槻泉」という一面を持つエトはアオギリの樹を率いていく知と力をもった喰種です。また芳村の娘であり、本物の隻眼の梟でした。5位にランクされるだけの強さを持っていますが、異常なほど歪んだ性格を持つ点で強さと恐怖心を煽られるでしょう。こういうところが可愛くて強くて最強だというファンもいる人気キャラです。
4位:鈴屋什造
惜しくもTOP3手前の4位にランクされたのはCCGの捜査官、鈴屋什造です。異常なほどの強さを誇りますが、痛みに耐性があることにも注目でしょう。常識がないのはいただけませんが、強さには関係ありません。CCG最強といわれる有馬貴将亡き後は精神的な成長も相まって、新たな最強捜査員となります。こうした点が裏主人公といわれるほどの人気を得ています。
【東京喰種】最強キャラの強さランキングTOP3
いよいよここからはTOP3の発表となります。このクラスになると誰もが最強といってもいいくらいの強さを持っているでしょう。とはいえ、せっかくのランキングですから1位までの強さをハッキリさせておきたいところではあります。果たして『東京喰種』最強は誰になるのでしょうか。
3位:旧多二福
TOP3の一角にランクインしてきたのは旧多二福でした。プロフィール的に正体を隠していたキャラは複数いますが、ラスボス的な存在が彼だと予想していた人はいたでしょうか。喰種最強といわれたエトを瞬殺するだけの力を有していたのですから、3位というランクも納得かもしれません。性格の悪さに惹かれるファンもいる最強人気キャラの1人です。
2位:有馬貴将
CCGの趙エリートともいうべき、有馬貴将が2位でした。CCGだけでなく人類最強ともいえる強さの持ち主でしたが、天然キャラであるところがファンから人気です。完璧な存在なのに時折見せる人間臭さが彼の人気に勢いをつけていました。子どもの頃からの天才で絶対的な強さを持っていたのですが、それだけ伝説的ともいえる最強の男は最終的にカネキに敗北してしまいます。
1位:金木研
『東京喰種』最強のキャラはやはりというべきか、主人公の金木研となりました。第1部では有馬に負けて記憶をなくし、佐々木琲世の名でCCG捜査官にもなりましたが、記憶を取り戻した後の有馬との戦いで勝利します。平凡な大学生が半喰種となり、人間と喰種の狭間で苦悩しながら成長していく様は多くのファンに共感されました。
【東京喰種】キャラに対する世間での評判や人気
今まで人気のあるメインキャラやその他キャラのプロフィールや強さなどを見てきましたが、ファンからは『東京喰種』キャラに対してどんな感想を持っているのでしょうか。気になる評判や人気について覗いてみることにしましょう。
マツリ、つまり和修政のことですけれど、和修一族出身のエリート捜査官というプロフィールで鼻持ちならない冷血感です。物語の途中からキャラが崩壊し、とんでもないギャグ要員になってしまいました。シリアスな展開の『東京喰種』における一服の清涼剤というキャラなのかもしれません。ある意味愛され人気キャラなのでしょう。
物語が進めば各キャラの変わりゆくことは当然なのかもしれませんが、それでも『東京喰種』に登場するキャラの激変が多いといえるのは確かなことなのでしょう。なんといっても主人公の姿がどんどん変わっていきます。また姿だけでなく精神的な成長を遂げるキャラや、本来の正体を隠していたキャラが多いことも印象が変わる要因でしょう。そういうキャラは人気もあります。
『東京喰種』の魅力の1つとして、キャラのスタイリッシュな点があるでしょう。中にはそうでもないキャラもいますが、敵も味方もかっこいいのが持ち味といえます。中には当初のプロフィールから逸脱してキャラが崩壊してしまう存在もありますが、メインキャラの引き立て役としていい味を出しています。
【東京喰種】魅力的なキャラが多かった
『東京喰種』には多数の魅力あるキャラが登場します。そのキャラたちにはしっかりとプロフィールが確立されており、それぞれの個性をイメージさせるのに十分なものとなっています。また謎の多いキャラや正体を隠していたキャラの本当の姿を現した時の驚愕や爽快感にハマるファンもいることでしょう。物語は完結していますが、作品を見返すことで新たな魅力を好きなキャラから発見することができるかもしれません。
この記事のライター
zedafenrir
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。