【約束のネバーランド】レイの親はイザベラ？父親は？レイの親を調査

ここからは『約束のネバーランド』のレイの親は多くのファンを驚かせた秘密があり、いまだに多くの謎が残されています。『約束のネバーランド』のレイは人気キャラクターとして知られているので、その出生の秘密はファンであれば欠かすことのできない話題となっています。ここではまず『約束のネバーランド』の基本的な情報をまとめていきましょう。

レイは孤児最年長の一人でり、11歳の男の子です。認識番号は81194で身長150cmと小柄な少年ですが、身体能力もトップクラスを誇っています。現実主義者でテストもフルスコアを出すノーマンと並ぶ知恵者としてリーダー的な存在の一人です。博識な読書家で院の仲間にも多くの秘密を持つ少年でした。院の子Dもとしては唯一、鬼のことやハウスの正体を知っていた人物です。

レイはエマやノーマンに続く主要キャラクターであり、エマやノーマンと比べると性格的には厳しく、ひねくれています。院の仲間とは一定の距離を置いている一匹オオカミ的な存在でしたが、ハウスの子供たちからの信頼も厚い存在です。ハウスのほかの子供よりもエマとノーマンの命を最優先に考える性格をしていて、そうした考え方はエマとノーマンとは一線を画しています。

 『約束のネバーランド(やくそくのネバーランド)』は白井カイウが原作を担当し、出水ぽすかが作画をしているダークファンタジーです。「約ネバ」の愛称で親しまれていて、『週刊少年ジャンプ』で2016年かた4年間にわたって連載されました。コミックスの全世界累計発行部数は3200万部を突破するメガヒット漫画であり、テレビアニメ化や小説化、映画化など数多くのメディアミックスを成功させていることでも知られています。

『約束のネバーランド』は白井カイウにとっては初連載作品で出水ぽすかにとっては6度目の連載作品となっています。原作者である白井カイウはネット漫画サイト『少年ジャンプ+』で読切作品『アシュリー=ゲートの行方』の原作者として高い評価を受けたことをきっかけにプロデビューをしています。作画を務めている出水ぽすかとは『ポピィの願い』でもコンビを組んでいて、漫画界注目の組み合わせとなっています。

『約束のネバーランド』はアニメ版や実写版など様々なシリーズも話題になっています。テレビアニメ『約束のネバーランド』は2019年1月からアニメ第1期が放送され、原作の序盤のエピソードであるGFハウスからの脱獄までが描かれています。さらにアニメ第2期が2021年1月から制作され、オリジナル展開で完結を迎えました。また浜辺美波主演で実写映画『約束のネバーランド』が制作されて、大きく知名度を伸ばしました。

ここからは『約束のネバーランド』の中でも衝撃のカミングアウトとなったレイの母親について見ていきましょう。レイの母親はグレイス=フィールド（GF）ハウスのママであるイザベラと判明していて、数多くのファンに衝撃を与えたことでも知られています。

イザベラはGFハウスの「ママ」であり、子供たちの母親代わりの人物となっています。子供には優しいですが、その正体は鬼の手下として食用児を管理する飼育監という肩書となっています。年齢は31歳で自身も食用児だったため当時の認識番号は73584です。「ママ」としては極めて優秀であり、その優秀さから多くのママたちから嫉妬心を持たれています。また出産経験があり、レイの実母であることでも知られています。

自身が出産した子供の行方は本人でも知ることができません。そのためレイが孤児院に来た段階ではイザベラ自身も実の子供とは知りませんでした。イザベラがレイの母親だと分かった理由は『ある歌』が関係しています例がある日口ずさんでいた歌を聞いたイザベラは驚愕します。その歌はイザベラの友人が作った歌であり、妊娠中にイザベラが歌い続けた歌だったのです。

イザベラには子供時代にともに孤児院で過ごした少年がいました。音楽好きだった彼が作ったメロディーをイザベラは大人になっても大切にしていました。イザベラはこの歌を普段口ずさむことはありませんでした。この歌を口ずさんでいたのはお腹に赤ちゃんを宿していた妊娠中であり、その曲を知っているのはイザベラとおなかの中の子供だけです。

レイはお腹の中で「ママ」が歌うこの歌のことを覚えている極めて珍しい退治記憶をもつ子供だったことが明らかになります。そしてこのことがイザベラがレイが自分の子供であると確信した瞬間でした。 

レイもまた赤ん坊の頃が記憶がなくならないことである違和感を覚えていました。生まれた時に謎の生物の姿を見たこと、さらにはその後の自分の経歴を見ていくとハウスがただの孤児院ではないという結論にたどり着きます。そして何年も仲間が出荷されていくことと結び付けて、ある結論に達します。

さらに6歳の誕生日にイザベラに対して「どうして自分を産んだの？」と聞くことで、自分の疑念を確信に変えました。さすがのイザベラもこの質問には驚きますが、「長生きするためよ」とレイに告げ、ふたりの奇妙な協力関係が始まりました。  

レイの母親について仲間達は知らないと考えられています。通常の食用児には親という存在自体が隠されています。そのためレイは親を知っていても彼らに打ち明けることはなく、最後まで知らせていなかったのではないかと言われています。

賢いノーマンにはバレていたのっかも注目されています。ノーマンはレイが内通者であることを見抜くなど作中屈指の切れ者ですが、さすがに母親がイザベラだとは気づいていないといいうのがファンの間での定説となっています。

ここでは『約束のネバーランド』のレイの父親を考察していましょう。レイの父親は明かされていませんが、多くのファンが考察するほどの謎となっているのでネット上では様々な説が集まっています。最も有力視されているレスリー父親説から鬼説まで様々なことが挙げられています。

レイの父親はイザベラも知らないと言われています。イザベラの正体が自分の母親だということを知ったレイですが、レイでも父親の存在までは分かりませんでした。イザベラの正体が母親だと気づいたのは退治記憶というものや幼少期の記憶が健忘しなかったということが関係しています。こうしたことからではレイも父親まではたどり着けませんでした。

イザベラ自身も父親のことを全く知らないため、レイもほとんど情報をつかむことができませんでした。これは食用児を妊娠するための方法がかかわっていると言われています。

父親が謎の理由は人工授精だからというのが有力視されています。出荷されずのママ候補として認められた女性は食用児を妊娠、出産する義務が課せられています。イザベラが子供を産んだことを思い出すときに、卵子に注射を指すような描写が描かれているので基本的には人工授精によって子供たちを生み出していると示唆されています。

レイの誕生日は1月15日ではない説もファンには注目されています。レイはエマとノーマンとは同い年で公式プロフィールでは1月15日であるとされています。しかし、原作者である白井カイウが『レイの誕生日は実は違う』と発言したことで多くのファンが混乱しました。この発言の真意は作品が完結した今でも明かされていません。

レイの血液型は公式プロフィールではAB型で、母親であるイザベラの血液型はA型です。レイの母親はイザベラなので、AB型になるには父親はB型の因子を持っているB型か、あるいは例と同じAB型の男性である可能性がかなり高いとされています。これはレイの父親に関する数少ない確定的な推測となっています。

ここからはレイの父親を考察していきましょう。レイの父親候補は数多くいますが、ファンには大きく分けて四つの可能性に分類されています。

レイの父親説①は『農園側にいる大人の男性』です。レイの父親の正体は『農園側の大人』というのが最も有力な仮説ですが、約束のネバーランドの本編には人間の男性が全くと言っていいほど出てきません。ハウス出身の女性は優秀であればママ候補として生き残ることができますが、男にはそうした道は残されていません。そのため農園側にいる大人の男性だったとしても、すでに生きているということはないとされています。

レイの父親説②は『鬼』です。数多くある説の中でも異色ともいえるのがレイの父親の正体が鬼であるという仮説です。レイの圧倒的な知性と幼児期の記憶を持ち続けているという事実から鬼の血が入っていると考えるファンもいます。しかし、人間であることが食用児である条件となっているので鬼との混血児というのは設定上かなり無理があるとも言われています。

レイの父親説③は『ラートリー家の誰か』です。食用児というものを作り出したラートリー家の男性は例外的に鬼の世界と人間の世界を行き来していると言われています。そのため彼らの優秀な精子が人工授精のために使用されているというのも有力な説です。ラートリー家の人間が『君たちのパパ』という発言もしていて、ファンには注目されている説となっています。

レイの父親説④は『人間界側の男性』です。『約束のネバーランド』にはエマたちが住む鬼が住む世界と人間だけが住む世界の2つの世界があり、人間側の世界には男性も当然います。彼らを生かすためにエマたちがいると言っても過言ではなく、彼らの父親となる人間も人間界の人間であると推測するファンも多くいます。最終回ではエマたちも人間界に移り住んでいるので、父親との再会もあるのではないかと推測するファンもいます。

ここでは人気漫画『約束のネバーランド』のレイの親に対する世間の反応などを見ていきましょう。『約束のネバーランド』のレイの親は多くのファンに注目されていて、数多くの意見がネット上でも見つけることができました。

レイの母親がイザベラだったということは多くのファンに注目されています。ネット上には『まさかレイの母親があの人とは思いませんでした。イザベラのことも少し好きになった』という声や『イザベラ、レイの母親やったんか』という声、『やっと約ネバ1期見終わった イザベラがレイの母親だった事実に泣いたわ』という声が挙がっています。

レイの父親は多くのファンの間で議論になっていると話題になっています。ネット上には『レイの父親って誰だ？』という声や『父親は誰なんだろう？ ママが知らなかったからレイが赤ちゃんの頃に引き離されたっぽいけど』という声、『約ネバ最終回良かった。続き見たい。 レイの父親って誰なんだろう？』という声が挙がっています。

レイの父親がレスリーだという意見はネット上でも多くの意見が飛び交っています。ネット上には『レイは幼児期健忘だからイザベラの子だってこともわかっていたんだよね。父親がレスリーとは考えにくいけど』という声や『レイの父親はレスリー説あるかも』という声、『実はレイの父親がレスリー説について考えている』という声が挙がっています。

ここからは番外編として農園の子供達の親の真相などを考察していきましょう。『約束のネバーランド』は出てくるキャラの9割が子供という異色の物語です。その一方で彼らの親については全くと言っていいほど描かれておらず、その出生は謎に包まれています約束のネバーランドは子供たちが主役となり、物語が進んでいきます。

農園の子供達は親を知らないまま育つことは当たり前であり、子供たちはこのことに疑問すらも持っていません。子供を産むには必ず母親がいるはずですが、ハウスのママが母親代わりなので親を求めるという事すらありません。レイのような例外はかなり特殊と言えます。

貴族以外の一般的な鬼たちが食べている安価量産型農園の食用児達は人工授精の後試験管でそのまま育てられている可能性があると考えられています。エマたちのような知能の高い食用児は大切に育てられていますが、生まれたときから食用児としての優劣を決めていて、最初から食用児として生まれてくることが判明しています。 

男性側は種を授けたら消されるのではないかという推測をするファンもいます。『約束のネバーランド』には大人たちは数人しか登場していないことから、大人の男は精子を採取された後に消されているのではないかと言われています。女性であればママやシスターとして生き残れる可能性がありますが、男子にはそういったことはほとんどありません。ノーマンのような例外があるため知能レベルによっては研究対象になる可能性はあります。

レイの『どうして俺を生んだの？』という質問にイザベラが『長生きするため』と答えている通り、食用児から生き延びる方法の一つが出産であると考えられています。イザベラが妊娠しているシーンは幸せな出産というような描写でなく、義務的な妊娠であるようなシーンとなっています。そうした出産であることから子供たちへの愛情も少ないと考えられています。

今回は人気漫画『約束のネバーランド』のレイの両親について基本的な情報や母についての情報、父親についての考察、ネット上の感想などを紹介してきました。母親はイザベラであり、父親は謎ということはファンの間でも大きな話題になっています。『約束のネバーランド』の中でも人気キャラクターであるレイの両親にも注目して、人気漫画『約束のネバーランド』をお楽しみください。