【BLEACH】卯ノ花烈まとめ！過去や正体は？斬魄刀や卍解も！初代剣八の強さとは

卯ノ花烈は『BLEACH』のシリーズ初期からのメンバーでありながら、『BLEACH 千年血戦篇』で正体が判明して多くのファンを驚かしたキャラクターとなっています。その強さや不気味さ、更木剣八との関係性も注目されていて、卯ノ花烈は『BLEACH 千年血戦篇』の中でも強い印象を残したキャラクターとして『BLEACH』ファンにも好評を博しています。ここではまず卯ノ花烈の基本情報をまとめていきましょう。

卯ノ花烈は護廷十三隊の四番隊隊長であり、総隊長の山本元柳斎重國に次ぐ古参の隊長 として京楽春水ですら『大先輩』と語るほどの最古参メンバーです。医療系の鬼道である『回道』を得意としていますが、その実力は護廷十三隊屈指のものであることが長年示唆されていました。 斬魄刀は『肉雫唼（みなづき）』であり、能力としては回復能力となっています。正体は後述しますが、多くのファンが驚いた驚愕の正体が隠されています。

卯ノ花烈は護廷十三隊の中でも好戦的ではない隊長であり、どんな状況でも冷静に対応する大人の女性です。その性格は一見するとおしとやかですが、隊長たちは彼女を恐れているような様子も見せていて、一護も彼女の無言の圧力に怯えるような様子を見せていました。その威圧感の正体は彼女の過去の経歴や本当の実力などに関係していることが『BLEACH 千年血戦篇』で明かされています。(卯ノ花烈の過去については後述)

ここでは卯ノ花烈の斬魄刀や卍解の強さなどを紹介していきましょう。『BLEACH』では斬魄刀や卍解は注目ポイントとなっているので、卯ノ花烈の斬魄刀や卍解についても長年注目されていました。卯ノ花烈の斬魄刀の卍解について様々なことが明かされたのは『BLEACH 千年血戦篇』での更木剣八との戦いでのことでした。

卯ノ花烈の斬魄刀は『肉雫唼（みなづき）』であり、能力を解放すると巨大なエイの形に変化します。治癒能力が主体の斬魄刀であり、飲み込んだものを治癒することができます。通常時もかなりまがった形状をしていて、『常時解放型』の斬魄刀なのではないかとも考察されています。基本的には副隊長である勇音に携帯させていて、自ら斬魄刀を帯刀することはほとんどありません。 

『肉雫唼(みなづき)』の解号は明かされることはありませんでした。始解をする際に多くの死神は解号を口にしますが、卯ノ花烈は解号を言わずして開放しています。そのため斬魄刀『肉雫唼(みなづき)』は『常時解放型』の斬魄刀なのではないかと言われています。

『肉雫唼(みなづき) 』は回復系の斬魄刀です。四番隊の隊長なので戦闘に参加することは基本的にはありません。『BLEACH 千年血戦篇』ではユーハバッハたちの瀞霊廷侵攻に際しても、山本元柳斎重國総隊長の指示のもとで戦闘に参加せずに隊舎に残って戦いを見守っていました。織姫や麒麟寺天示郎の能力を除けば、瀞霊廷でもトップクラスの回復力を誇っています。

卯ノ花烈の斬魄刀『肉雫唼(みなづき)』の卍解は『皆尽（みなづき）』であり、始解と同じ名をもつ珍しい卍解です。能力を開放すると斬魄刀から血のような液体が周囲に滴り、床まで血だまりができます。それらを刀身に収束したような刀となっていて、回復系の斬魄刀とは思えないほどのおぞましい解放を見せました。これを披露した時は更木剣八との修行中であり、戦闘に特化した能力と見られています。

卍解『皆尽(みなづき)』は解放は描かれていますが、その能力は明かされていません。更木剣八との戦いでは刀を使った戦闘をしていますが、詳しい能力などはほとんど描かれませんでした。 ゲーム『Brave Souls』では、回復と攻撃を同時に行える能力として登場しているので、こうした能力である可能性は高いとされています。

ここからは『BLEACH』の卯ノ花烈の正体と過去を見ていきましょう。卯ノ花烈はいまでは穏やかな四番隊の隊長として知られていますが、かつては尸魂界(ソウル・ソサエティー)において空前絶後の大悪人であったという衝撃的な過去が明かされました。その強さや過去、正体も『BLEACH』ファンが思っている以上のものであり、作中でも最強クラスの強さを持っていたことは多くの驚きを与えています。

卯ノ花烈の正体は「初代剣八」であったことが明かされています。尸魂界において空前絶後の大悪人で強さを求め、あらゆる流派・あらゆる刃の流れは我が手にありという思想から『八千流』と名乗っていて、当時は卯ノ花八千流は最強の犯罪者として知られる名前でした。その圧倒的な強さを山本元柳斎重國に買われて、初代護廷十三隊の隊長を任されて、『剣八』を名乗るようになるという衝撃の過去がありました。

『剣八』とは歴代の死神の中でも『何度斬られても倒れない』という程の圧倒的に強い死神に与えられる称号となっています。更木剣八は十一代目の『剣八』であり、 歴代の剣八はいずれも最強クラスの実力を持っていることは間違いありません。特に初代の剣八は伝説級の強さであり、それこそが卯ノ花八千流のことでした。

卯ノ花八千流の過去が明らかになったのは『BLEACH 千年血戦篇』であり、京楽春水から更木剣八の修行をするために四十六室に提言する場面で明かされます。更木剣八ほどの男に稽古をつけられるのは山本元柳斎重國くらいと言われていましたが、『初代剣八』である卯ノ花八千流であれば適任であり、卯ノ花烈の過去と別名が明かされる衝撃展開となっています。

『BLEACH 千年血戦篇』とは『BLEACH』の最終章であり、『滅却師の祖』であるユーハバッハと護廷十三隊を含む死神の全面戦争が描かれています。長年続いていた『BLEACH』の最終章にふさわしく、これまでのキャラクターが総出演して、死神と滅却師の千年に渡る因縁や尸魂界(ソウル・ソサエティー)を安定させている霊王の存在など、これまでの謎が明かされる最終章となっています。

卯ノ花烈は名前を『卯ノ花八千流』と名乗っていたほどの自信家であり、その強さは護廷十三隊の隊長の中でもトップクラスであったとされています。あの更木剣八ですら『憧れ』と話すほどの強さを見せていました。 当時は『最強の死神』と恐れられていた山本元柳斎重國総隊長に力を買われて初代「護廷十三隊」の隊長に推薦されて、1000年以上に渡って隊長を務めていました。

ここからは卯ノ花烈と更木剣八の関係性を見ていきましょう。卯ノ花烈と更木剣八はこれまであまり交流がありませんでしたが、『BLEACH 千年血戦篇』で明かされたのはファンの想像を超える以上の深い関係性でした。二人の関係はライバルであり、師弟であり、互いにしかわからない価値観を共有するような関係性は多くの『BLEACH』ファンに好評を博しています。

更木剣八は護廷十三隊の十一番隊の隊長であり、流魂街で最も治安が悪いと言われている北流魂街80地区「更木」の出身である『剣八』のために『更木の剣八』、または『更木剣八』と呼ばれるようになっています。現役の隊長の中でも圧倒的な戦闘力を買われていて、礼儀を重んじる護廷十三隊の中でも不遜な態度を取っても許されています。十一番隊の真っ向勝負を重んじ、戦いの中で死ぬという不文律は剣八の影響が色濃く出ています。

更木剣八は幼少期に『初代剣八』こと卯ノ花烈に出会っています。『強者を求める』という一点において、共鳴し合った二人は殺し合いに発展します。年齢が離れている二人でしたが、その実力は拮抗していました。

更木剣八と『初代剣八』卯ノ花烈の戦いは幼い更木剣八の勝利に傾いていました。そして、卯ノ花烈は自分が更木剣八とは力が釣り合っていないことを自覚します。一方で更木剣八は無意識に力を抑え込む癖がついてしまいました。そのことが『BLEACH 千年血戦篇』での二人の最期の闘いに繋がってしまいます。

ユーハバッハの二度目の親交を控えて、更木剣八の本当の力を引き出す必要がありました。新たな総隊長に選ばれた京楽春水は『初代剣八』の卯ノ花烈に更木剣八の修行を任せます。二人は修行とは名ばかりの本気の殺し合いをすることになります。そして、卯ノ花烈は卍解まで披露して剣八の本当の実力を引き出し、自ら更木剣八に殺されることで『初代剣八』としての責務を果たしました。

ここからはアニメ『BLEACH』で卯ノ花烈を担当した声優について見ていきましょう。アニメ『BLEACH』は多くの人気声優を起用していて、特に護廷十三隊の隊長格のキャラクターの声優は圧倒的な注目度を誇っています。

アニメ『BLEACH』で卯ノ花烈の声優を担当したのは人気声優の久川綾です。卯ノ花烈の声優である久川綾は多くのジャンプ系アニメにも出演する実力派声優であり、女性声優としては『美少女戦士セーラームーン』や『ママレード・ボーイ』など女性のファンが多い作品でも人気を博しています。ここからは久川綾のプロフィールや出演作品などを簡単にまとめていきましょう。

久川綾は1968年11月12日生まれの女性声優であり、大阪府貝塚市出身であることも公表しています。血液型はA型で、身長は159センチ、声優事務所である『青二プロダクション』に所属しています。幼少期に『さらば宇宙戦艦ヤマト』を見て声優を志していて、 勝田声優学院や青二塾東京校などで声優としての基礎を学びます。 『ジム・ヘンソンのストーリーテラー』ではリディア役で声優デビューを果たして、声優としての活動を開始させました。

久川綾といえば、『美少女戦士セーラームーン』シリーズの水野亜美（セーラーマーキュリー）役です。この役で一躍超人気声優として女性ファンも多く獲得し、 テレビアニメ『ママレード・ボーイ』の鈴木亜梨実や『フルーツバスケット』の草摩由希なども好評を博しています。その他にも『ドラゴンクエスト ダイの大冒険（第1作）』のレオナ姫 や『ああっ女神さまっ』のスクルドなどがあります。

近年では『ドラゴンボール』シリーズで長年ブルマ役を担当した鶴ひろみの急逝に伴って、ブルマ役への起用が大きな話題になりました。少年から美少女、セクシーな女性まで何でもこなせる高い演技力は業界内でも高評価を獲得しています。

ここからは卯ノ花烈の世間での評判や人気などを紹介してきましょう。卯ノ花烈はシリーズ当初から存在感のある隊長であり、特に『BLEACH 千年血戦篇』では『BLEACH』ファンにも必見の活躍を見せているのでネット上でも注目の存在となっています。

卯ノ花烈の強さには多くの『BLEACH』ファンが驚きの声を上げています。更木剣八を圧倒するほどの強さを持ち、ネット上では『BLEACH』ファンから『最恐』とも恐れられる存在になっています。ネット上には『卯ノ花さん強すぎてビックリした』という声や『なんか謎多いけど、卯ノ花強すぎかっこいい』という声、『やばいわ、卯ノ花隊長が強すぎワロタ』という声などがあります。

『BLEACH 千年血戦篇』以降、卯ノ花烈に恐怖を覚える『BLEACH』ファンも多くいました。それほどの威圧感を見せていて、剣八以上の実力と凶悪な表情で多くの『BLEACH』ファンに恐怖を植え付けたことがネット上の感想などからも分かります。ネット上には『隊長全体で自分が最も怖いと思うのは卯ノ花さん。』という声や『卯ノ花隊長めっちゃ怖い』という声、『卯ノ花隊長怖いんだよなあ』という声などがあります。 

初代剣八・卯ノ花烈と更木剣八の関係性には多くのファンが絶賛の声を上げています。ネット上には『卯ノ花さんと剣八が戦うとこまで読んだ。関係性めちゃめちゃやばすぎた』という声や『でも剣八と卯ノ花の関係性はなんていうかね、複雑なんだよ』という声、『剣八と卯ノ花隊長の殺し愛のとこは読んでたけど　あの関係性よかったなあ』という声などがあります。 

ここから『BLEACH』の卯ノ花烈がもしも〇〇だったらという視点で考察していきましょう。卯ノ花烈は様々な表情を見せるキャラクターであり、『BLEACH』に登場するキャラクターの中でも特異なキャラクターなので日常の様々な場面で活躍することは間違いありません。

『BLEACH』の卯ノ花烈が母親であれば、様々な表情を見せる強い母親になることは間違いありません。穏やかな聖母のような顔を見せたかと思えば、剣八以上の凶悪な表情を見せるという複雑な一面を持っています。卯ノ花烈の死を嫌がる更木剣八に対しても、『子供のよう』と目を細めていて、母親のような表情を見せていたことで、母親としても注目されています。

『BLEACH』の卯ノ花烈は上司としても最高の上司になることは間違いありません。四番隊の隊長なので、数多くの部下がいます。副隊長の勇音も優秀ですが、時には彼女をいさめることもあるなど作中でも上司としての優秀さを見せていました。実務能力やサポート能力などもトップクラスのキャラなので、一般企業でも活躍できることは言うまでもありません。

『BLEACH』の卯ノ花烈が妹であれば、かなり手を焼く妹であることは間違いありません。卯ノ花烈は若い頃は大罪人であり、その残虐さと強さから瀞霊廷中で恐れられた存在でした。そのため妹だったらかなり手を焼かされることは言うまでもありません。あれほど凶暴な素顔を隠していると兄弟げんかもただではすまないと考えられます。

今回は『BLEACH』の卯ノ花烈は優しき女性の隊長であり、その正体は尸魂界(ソウル・ソサエティー)の中でも空前の大罪人であったことは多くのファンを驚かせました。『初代剣八』として圧倒的な強さを持ち、『BLEACH 千年血戦篇』で見せた凶悪な表情は多くのファンを恐怖させました。

特に『BLEACH』ファンに好評だったのは更木剣八との関係性であり、彼との戦いではこれまでになかった表情をいくつも見せました。数多くのキャラクターが登場することでも知られる『BLEACH』の中でも最も裏表の激しいキャラクターとも言われる『初代剣八』卯ノ花烈にも注目して、『BLEACH』をお楽しみください。