【東京リベンジャーズ】三途春千夜はタイムリーパーなのか考察!正体は?
東京リベンジャーズに出てくる三途春千夜は東京卍會の伍番隊副隊長を務めていた不良で、あるシーンをきっかけにタイムリーパーの可能性が噂されるようになりました。本記事では東京リベンジャーズに登場する三途春千夜のタイムリーパー説や正体、目的などについて紹介します。
三途春千夜とは?
三途春千夜はマイキーによって構成された東京卍會に所属していた不良であり、物語の進行によって危険思想な内面が浮き彫りにされていったキャラクターです。ここでは三途春千夜の詳細なプロフィールをまとめていき、同時に『東京リベンジャーズ』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
三途春千夜のプロフィール
- 性別:男性
- 誕生日:1990年7月3日
- 身長:172cm
- 体重:55kg
- 血液型:AB型
- 愛機:ニンジャ(カワサキ GPZ900R)
- 所属:東京卍會→天竺→関東卍會→梵天
三途春千夜(さんずはるちよ)は東京卍會の伍番隊隊長を務めていた男で、現代では梵天のナンバー2に数えられている不良です。常にマスクを身につけた長髪が特徴的で、梵天加入後はマスクを外し髪をピンク色に染めています。学生の頃から頻繁に問題を起こし続けた暴れ馬として名を馳せており、マイキーたちからは人一倍の度胸と腕っぷしがあると評価されています。
東京リベンジャーズの概要
東京リベンジャーズは和久井健によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。主人公が恋人を助けるために暴走族集団で成り上がる物語が描かれており、ヤンキー要素とタイムリープサスペンスの組み合わせが人気を博しました。2022年7月時点で累計発行部数6500万部を突破しており、実写映画化やアニメ化といったメディアミックスも豊富に展開されています。
東京リベンジャーズのあらすじ
26歳フリーターとして生活していた花垣武道は、中学時代の恋人だった橘日向とその弟の直人が犯罪集団・東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したニュースを目撃します。翌日、電車のホームに突き落とされた武道はなぜかタイムリープ能力に目覚め中学時代に戻っていました。そこで偶然直人と遭遇した武道は、未来に起こる運命を変えるために東京卍會に入って成りあがることを決意します。
三途春千夜はタイムリーパー?正体を考察
ここからは東京リベンジャーズにおける三途春千夜のタイムリーパー説や彼の正体についてまとめていきます。東京リベンジャーズでは本来主人公であるタケミチがタイムリープ能力を持っていましたが、他のキャラクターも持っている可能性があることが判明すると三途がその1人ではないかと噂されるようになりました。
三途春千夜の正体はタイムリーパー?
東京リベンジャーズ256話にて、三途はタケミチの死角から彼を刺し殺そうとしましたがそれを避けられてしまいます。その直後に三途は「オマエもタイムリーパーなのか?」と意味深なセリフを吐きました。この発言から三途はタイムリープ能力について知っていることが分かります。ただし、実際に三途が能力者とは言い切れない状態で、三途に近しい別の人物がタイムリープをしている可能性もあります。
三途春千夜と明司武臣・瓦城千咒との関係
三途の本名は『明司春千夜』であり、武臣・千咒と実の兄妹関係を持っています。明司家にいた頃は武臣が父親代わりのような存在でしたが、千咒が粗相する度千咒ではなく三途が怒られていました。三途は千咒に対して優しかったものの武臣には苦手意識を持っていました。月日が経って三途がマイキーと出会った時には自分を一人っ子と偽っていましたが、恐らく2人のことが気に入らなくなり身内だとみなしていなかったと考えられます。
三途春千夜とマイキー・場地の関係
マイキーと場地とは幼馴染であり幼い頃からずっと一緒にいたとされています。しかし、作中で2000年の頃、マイキーが大事にしていたプラモデルを千咒が壊してしまうと、千咒は三途が壊したと嘘をつき黒い衝動に呑まれたマイキーは三途の口を切り裂てしまいました。その頃の傷痕が現在でも残っており、普段はムーチョから貰ったマスクでそれを隠しています。
三途春千夜とムーチョの関係
三途が東京卍會に所属していた時、彼はムーチョの腹心として組織に置かれていました。ムーチョは三途の度胸と腕っぷしの強さ、そして東卍への忠誠心を評価し彼に大きな信頼を寄せるようになりました。しかし、三途としてはムーチョに従っていた理由がマイキーの部下だったからであり、後にムーチョが天竺につくと彼を裏切者と考え彼を殺害してしまいました。
三途春千夜の目的
三途はマイキーのことを「王」と称しており、「マイキー以外は全部ノイズ」と発言するほど彼を慕っています。組織間の勢力争いよりもマイキーのことを重要視していることから彼を王にすることが目的だと考えられていましたが、東京リベンジャーズ256話では「オマエはもっと闇に染まれ」と発言していました。王にさせることでなかった場合、三途の目的は2018年の梵天のようにマイキーを闇堕ちさせることかもしれません。
三途春千夜の名言
ここからは東京リベンジャーズにおける三途春千夜の名言についてまとめていきます。東京リベンジャーズには魅力的なキャラクターが数多く登場していますが、三途もその中に埋もれることなく際立った個性を持っています。ここではその個性や人柄が垣間見える名言を3つ紹介します。
三途春千夜の名言①「梵天の歯車に…」
梵天の歯車に嚙み合わねぇ奴はスクラップだろ!
出典: manga-danwa.com
梵天に所属していた三途はマイキーの指示を受けて3人の裏切者を射殺しました。上記のセリフはその直後に発したもので、梵天がいかに恐ろしい組織であるかを簡潔に物語っています。梵天は東京リベンジャーズ本編にあまり登場していないものの読者からは絶大な人気を誇っており、こういった名言が一因になっていると言えるでしょう。
三途春千夜の名言②「この裏切り者…」
この日を待ち焦がれたよ…この裏切り者が!!!!
出典: manga-danwa.com
ムーチョの隊に当てられた三途は、ムーチョと将棋を指した時に「王が何よりも大切」と話します。その後、ムーチョが東卍を抜けてから半年後に、東京都鑑別から出所したムーチョの元に三途が迎えに行きました。そこで三途は刀を隠し持っていると上記のセリフを話しながらムーチョの身体を切り捨てました。ムーチョの信頼を完全に勝ち取っていたからこそこのシーンは衝撃的なものであり、三途が何よりもマイキーを大事にしていたことが窺えた名シーンです。
三途春千夜の名言③「いくぞ…」
いくぞ 鶴蝶
出典: manga-danwa.com
関東卍會との決戦場にて、三途は鶴蝶と対峙することになります。三途はそこで「マイキー以外は全部ノイズ」と発言し、それに鶴蝶はムーチョですらノイズだったことに怒りを覚えます。お互いの信念がぶつかり合う熱い戦闘シーンであり、上記セリフの前後の掛け合いも含めてカッコよさが際立っていました。
三途春千夜の活躍や最後
ここからは三途春千夜の活躍や最後についてまとめていきます。マイキーに絶対の忠誠を誓っている三途は彼を王にする目的のために様々な活躍を披露してきました。ここでは東京リベンジャーズ本編に描かれた三途の活躍シーンについて紹介していきますが、東京リベンジャーズ最終回のネタバレを含んでいるため閲覧の際はご注意ください。
ネタバレ①東京卍會伍番隊副隊長になる
東京リベンジャーズ206話にて三途はマイキーによってムーチョの前に連れられ、他の隊では手がつけられない暴れ馬という紹介と共に東卍隊長格の中で最強のムーチョに預けられることになりました。初めは単身で他所の暴走族に喧嘩を売るような無鉄砲な行動にムーチョも頭を悩ませていましたが、三途の忠誠心が厚く腕っぷしも強かったことから半年後には信頼できる副隊長に選ばれていました。
ネタバレ②イザナ率いる天竺へ寝返る
ムーチョが東京卍會を裏切って天竺に寝返ることを決めると、三途もムーチョと共に行くことを宣言し黒川イザナの傘下に入りました。しかし、三途の中ではマイキーが絶対の王であり、この時の選択はマイキーを裏切ったムーチョを殺害するための行動だったことが後に発覚します。
ネタバレ③関東卍會に所属する
東京リベンジャーズ207話にて、2006年に東京卍會が解散された後マイキーは関東卍會を創設します。その2年後、三途が関東卍會に所属していることが判明すると、東京都鑑別所から出所したムーチョの元へ向かい彼を「裏切者」と称して刀で切りました。
ネタバレ④最終回では兄妹ユーチューバーに?
東京リベンジャーズ最終回ではあるキャラクター同士の結婚式が挙げられていました。そこに三途が千咒と共に姿を現すと「有名人が来たぞー」と会場が大きく盛り上がりました。三途と千咒は美人兄妹ユーチューバーとして活躍しているそうで、収入のほとんどは武臣が使っていると明かされました。
三途春千夜に対する世間での評判や人気
これまで東京リベンジャーズに登場する三途春千夜のタイムリーパー説や正体、目的などについてまとめてきましたが、彼の活躍について東京リベンジャーズファンから多くの反響が寄せられていました。ここでは三途春千夜に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
東京リベンジャーズファンの間で三途はかなり人気があるキャラクターであり、見た目やマイキー狂信者な性格が人気を集めていました。マスクで傷跡を隠しているところや、マイキーのためなら手段を選ばない恐ろしい人柄が多くの読者にミステリアスな印象を与えたそうです。
東京リベンジャーズは最終回を迎えて完結しましたが、三途がなぜマイキーのことを慕い王にするという目的を持っていたのかについては明かされませんでした。幼少期の頃に兄弟仲が悪かったことがきっかけしていると考えられていますが、マイキーが特別である理由はファンの考察をまとめてもいまいち判明していませんでした。
最終的に美人ユーチューバーになった三途については賛否両論な意見が集まっていました。賛成派は三途が幸せに生きていることに喜びを感じていますが、否定派は狂気じみた人柄が丸くなっていることに納得がいかないようです。
三途春千夜の正体には謎が多かった
東京リベンジャーズに登場する三途春千夜はマイキーのことを崇めている狂人で、タイムリーパーとの関係性や正体などに謎がある人物でした。マイキーや目的のためなら手段を選ばない思想を持っていますが、その尖った人柄が人気の理由でもありました。もしも三途の詳しい活躍について気になった人は東京リベンジャーズ本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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