【転生したらスライムだった件】ミリムが裏切った理由は?強さや能力も
『転生したらスライムだった件』の主人公リムルの友達となったミリムが、突然リムルを裏切った理由について推測していきましょう。『転生したらスライムだった件』で、世界を支配する非常に強い立場である魔王のうちの一人、ミリムの強さや能力についても紹介します。
目次
【転生したらスライムだった件】ミリムとは?
転生したらスライムだった件というファンタジーの中で、魔王は恐ろしくて強い存在です。その魔王であるミリムはとても可愛らしい外見と、子供のような性格をしているので、「ちびっ子」とバカにされると激怒します。
ミリムのプロフィール
転スラのミリムとは、「ミリム・ナーヴァ」という名前の竜魔人(ドラゴノイド)で、竜と人間のハーフです。外見は15歳くらいの少女ですが、実は数千年も生きていて、寿命は無いようです。竜の力を受け継いでいるので、とても強い能力を持っており「破滅の暴君(デストロイ)」と呼ばれていて、おとぎ話に登場する伝説の「竜皇女」でもあります。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
転生したらスライムだった件は、ライトノベル作家の伏瀬(ふせ)により2013年2月20日から「小説家になろう」で連載されていたWEB小説を改訂して、2014年5月からGCノベルズで刊行されています。その他にも、漫画や外伝・アニメ化もされており、関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は2022年1月に3000万部を超えました。スライムとして転生した主人公が、異世界で様々な物を取り込み強くなり、国をまとめ上げて行くファンタジーです。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
転スラの主人公である三上悟(みかみさとる)はサラリーマンでしたが、後輩をかばって通り魔に刺されて死亡しました。しかし意識が戻ると、理由は分からないままスライムの身体になっていて、色々な物を吸収して知識を蓄えて行き、脳内スキルの大賢者と共に、リムル=テンペストという名前になり成長して行きます。魔物達と戦い配下も増えたので、種族を問わない平和な国を作る為に仲間達と奮闘する物語です。
【転生したらスライムだった件】ミリムが裏切った理由や活躍
転生したらスライムだった件で、マブダチになったはずのリムルをミリムが裏切った理由を考察していきましょう。魔王として能力の強いミリムの、ワルプルギスの後の活躍も紹介していきます。
ネタバレ①テンペストにやってくる
ミリムは、クレイマン・フレイ・カリオン達とリムルの街作りを見ていて、面白そうだと言い、実際にテンペストへと向かいます。一番強そうなリムルにあいさつに来ただけだと言いますが、リムルを心配した部下達はミリムに攻撃を仕掛けます。本気を出さずに軽く戦っただけで、ミリムはリムルの10倍の魔素を放出しました。リムルの部下達も簡単に倒されてしまいます。
ネタバレ②リムルと友達になる
ミリムには敵わないと考えたリムルは、一撃で決着を付けようと提案し、ミリムの口の中にジュラの大森林で集めておいたハチミツを放り込みます。するとミリムは大変感激して、こんなに甘くて美味しい物は食べた事が無いと言い、もっと欲しいと懇願しました。それなら負けを認めろとリムルに言われますが、ミリムは引き分けを認めます。
ネタバレ③ミリムが裏切った理由
転生したらスライムだった件のクレイマンという魔王の策略で、友達の魔王フレイに直接着けてもらった首飾りに操られてしまった為、ミリムはクレイマンの思い通りに動く様になりました。クレイマンに殴られ、蹴られても反抗せずに従順にしていましたが、実はミリムはクレイマンを裏で操る黒幕の存在を探る為に、操られている振りをしていただけでした。
ネタバレ④クレイマンの領地を治めることになる
ワルプルギスの後に、ミリムはクレイマンの領地も治める事になりました。勉強が嫌いなので渋々引き受けましたが、フレイが教育係として配下となり、カリオンの治める国ユーラザニアも任されます。
ネタバレ⑤ガイアのカオスドラゴンと対峙
転スラの竜皇女は大切な友達だったガイアを殺されて、復活させても魂が戻らなかったので、また封印するという功績を上げましたが、その封印を解かれてしまい再びガイアと戦います。ミリムは大切な友達であるガイアを倒せませんでしたが、リムルが協力して卵に封じます。そして疑似魂で転生させて、ミリムのペットとなりました。
【転生したらスライムだった件】ミリムの強さや能力
転生したらスライムだった件の中で、魔王という存在は絶対的な強さを意味しています。見た目は少女のままの、ミリムの真の強さや能力を他の魔王と比べながら詳しく解説していきましょう。
ミリムの強さは?ギィと比較
転スラの世界最古の魔王と呼ばれるギィ・クリムゾンは最強と言われますが、その理由として「原初の悪魔」という立場と、「傲慢之王(ルシファー)」というアルティメットスキルが挙げられます。ペットのガイアが殺された時に、ミリムが狂化暴走(スタンビート)しましたが、それを抑える為に傲慢之王(ルシファー)というスキルで戦ったのがギィ・クリムゾンです。これは、一度目にした能力は全てコピーが可能であり、自分で調整しながら使用出来るというスキルになります。
そしてミリムとギィは七日間戦いましたが、決着はつきませんでした。ギィ・クリムゾンは、ミリムの父親ヴェルタナーヴァとも戦った経験がありますが、結果惨敗しました。しかしその時から転スラの世界と人間の管理をする「調停者」となり、魔王となります。原初の悪魔というのは七柱存在していますが、家族の様に仲が良いわけではなく、戦ったり中立的であったり、従属したりと様々な関係にあるようです。
ミリムの能力
ドラゴノイドという稀有(けう)な存在であるミリムは、色々な能力を持っていますが、自分が発動させたスキルではなく、竜の父から受け継いだ能力もあります。
能力①究極スキル「憤怒之王」
ミリムの戦闘形態である「憤怒之王(サタナエル)」という究極能力(アルティメットスキル)は、怒りから無限に魔素を生み出せるので、ミリムは最強と言われています。いつもの外見とは違い、額からは角が生えて少し露出も低くなるようです。「憤怒之王」というスキルは、魔素が暴走してしまう事がありとても危険です。
能力②竜眼(ミリムアイ)
二つ目の能力、竜眼(ミリムアイ)はユニークスキルで、相手の能力や魔素の量、名持ちなのかまでも正確に判断します。ミリムは、スライムであるリムルの強さも、一目で見抜いていたようです。しかしミリムにとって都合の悪い物は見えないようです。
能力③竜耳(ミリムイヤー)
三つ目の能力、竜耳(ミリムイヤー)は、いわゆる地獄耳の事で、何でも聞こえてしまいます。しかし自分に都合の悪い話は聞こえないようです。小さな音や声を聞き取る事が可能で、どんな陰謀も隠せません。
能力④竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)
四つ目の能力、竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)はミリムの強烈な必殺技の一つで、テンペストの精鋭部隊でも倒せなかったカリュブディスという魔物を、一発で吹き飛ばした事があります。しかも、ミリムはその時手加減をしていました。
能力⑤竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)
ミリムがクレイマンに操られている振りをして、魔王カリオンの治める獣王国ユーラザニアを襲った時に、とっておきの技として放ったのが「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」です。街を吹き飛ばし、溶岩の様にドロドロに溶かしてしまいました。しかし、ユーラザニアの民たちは既にジュラの大森林に避難していたので、助かりました。
能力⑥狂化暴走(スタンビート)
六つ目の能力、狂化暴走(スタンビート)とは、ミリムの自己防衛回路の事で、発動すると暴走して制御不能になるという恐ろしい能力です。クレイマンに蹴飛ばされても、ワルプルギスの時でも発動はしませんでした。しかし過去にガイアを殺された際に発動し、ギィ・クリムゾンと戦ったのを魔王ラミリスが仲裁しました。
【転生したらスライムだった件】ミリムの人物像や両親
転生したらスライムだった件で、ドラゴノイドとして強力な力を持つミリムの両親についてや、覚醒魔王となった悲しい理由を解説します。そして5人に配下が増えた経緯も紹介していきましょう。
ミリムの性格
転生したらスライムだった件で、ミリムが人気がある理由の一つとして、とても無邪気で素直な性格をしている所が可愛いからと推測されます。直感的に行動を起こす彼女なので、面白い事にはすぐ飛びついて、リムルに興味を持ちマブダチになりました。しかし滅茶苦茶な事をするわけでもなく、魔王のルールはしっかり守っているようです。
ミリムが魔王になった経緯や理由
転生したらスライムだった件でミリムが魔王になった理由は、とても悲しい出来事のせいでした。父親の能力のほとんどはミリムが受け継ぎましたが、父親の残った力で、ガイアというペットであり友達の様な存在が創られ、幼い頃を共に過ごしていました。しかしミリムを操ろうとした国の陰謀でガイアを殺されてしまいます。
ミリムはガイアを復活させる為に国の人間を大量に殺して、覚醒魔王となりましたが、ミリムと過ごした思い出が残る魂までは戻らずに、カオスドラゴンが生まれてしまい、ミリムは邪悪なカオスドラゴンを封印しました。
ミリムの両親
転生したらスライムだった件で、ミリムの父親は星竜王ヴェルタナーヴァという世界を創造した竜です。しかし、人間と子供を作った竜種は寿命が限られるようになり、その能力のほとんどをミリムに継承して、ヴェルタナーヴァの身体は滅びましたが、魂はまだ存在しています。そしてヴェルタナーヴァと親しくしていた勇者ルドラの妹が、ミリムの母親ルシアです。ヴェルタナーヴァとルドラ達は、人間と魔族が平和に共存出来る世界を目指していました。
ミリムの配下
転生したらスライムだった件で、ミリムの配下は元々仕えていたミッドレイとヘルメス、そして新たに配下に加わったフレイ・カリオン・ガイアがいます。それぞれ紹介していきましょう。
配下①フレイ
転生したらスライムだった件のフレイは、ミリムと同じく十大魔王でしたが、ワルプルギス会議の後に配下となります。その理由として、自分の強さは他の魔王達には及ばないと言っていました。他の魔王には、空中戦での能力を褒められますが、リムル達の強さを見たのでそれだけでは足りないと自覚したのです。そしてミリムは、フレイとは友達として一緒に遊びたいので配下になって欲しくないと言いますが、フレイは配下になればずっと一緒に居られると言うので許可しました。
配下②カリオン
転生したらスライムだった件のカリオンも、ミムルと同じく十大魔王でしたが、ワルプルギスの後にフレイに続いて配下となりました。その理由はミムルに敗れたので、ユーラザニアを治める王としてミムルの配下に降るという事で、ミムルにも国を治める責任があると説得したのです。ちなみにカリオンは獣人族の長で、「百獣化(獣魔人化)」により戦闘能力が大幅に上がり、獣魔粒子咆(ビースト・ロア)という必殺技を放ちます。
配下③ミッドレイ
転スラのミッドレイとは、ミリムを祀る竜の都の神官長で、ドラゴンと人が交わった末裔の龍人族(ドラゴニュート)です。ほとんど人に近い身体ですが、鍛錬により鍛え上げているので、ミリムと遊べる程の強さを持っています。
配下④ヘルメス
転スラのヘルメスも、ミッドレイと同じく竜の都の神官で、ドラゴニュートです。外国で生活していた経験から、閉鎖された竜の都の神官達には異端児扱いをされていました。ちなみにガビルと戦った時は負けており、ミッドレイには笑われてしまいます。
配下⑤ガイア
転スラのガイアとはミリムの父親の分身で、ミリムのペットの様な存在でしたが、陰謀により殺害されて混沌竜(カオスドラゴン)になってしまい、ミリムに封印されました。しかし小竜(ミニドラ)となりミリムと再会してからは竜種へと進化し、リムルにより「ヴェルガイア」の名前をもらいます。
【転生したらスライムだった件】ミリムの声優
転生したらスライムだった件で、可愛くて天真爛漫(てんしんらんまん)な性格のミリムを演じた、声優の日高里菜(ひだかりな)について紹介していきます。ミリムは戦闘シーンも多くあるので、可愛いだけでは演じ切れない魅力も必要です。
ミリムの声優は「日高里菜」
日高里菜は、声質が高く可愛いキャラクターを担当する事が多い声優です。可愛いだけではなく、少し生意気な役柄も得意としています。現実のビジュアルも可愛らしくとても人気のある声優です。ラジオでは声優の花江夏樹と「エジソン」という番組のパーソナリティを3年間務めていました。
日高里菜のプロフィール
- 出身地:千葉県
- 生年月日:1994年6月15日
- 年齢:28歳
- 血液型:A型
- 身長:152㎝
- 職業:声優・女優
- 事務所:大沢事務所
日高里菜は、幼稚園の頃からテレビに出演したいと思っていて、それを知った祖父がテアトルアカデミーに応募して芸能界にデビューしました。小学1年生の時に「あっぱれさんま大先生」のオーディションに合格してからは、女優として活動を始めました。テアトルアカデミーで声優のレッスンが開講されてからは、声優としても活動を始め、Webアニメの「ペンギン娘♡はぁと」で声優デビューをします。2013年2月1日には大沢事務所へ移籍をしました。
日高里菜の主な出演作品
日高里菜の出演作品は多数ありますが、その中から幾つか紹介していきます。『盾の勇者の成り上がり』では、フィーロという鳥の魔物の、可愛い少女の姿と鳥型になった時の二つの姿を演じています。『ソードアート・オンライン』ではシリカ役を演じており、みんなの前で歌うシーンもありました。『トロピカル~ジュ!プリキュア』ではローラ・アポロドーロス・ヒュギーヌス・ラメールというプリキュア初の人魚役で登場しています。
【転生したらスライムだった件】ミリムに対する世間での評判や人気
転スラはもちろん、主人公のリムル人気が高いようですが、マブダチとして登場する魔王ミリムも大変人気があります。その見た目からは想像も出来ない様な凄まじい強さを持っていて、転スラの中でも最強クラスの魔王という存在であり、可愛い外見とのギャップが大きい所も魅力のようです。
とにかく転スラと言えばミリムが可愛いと、SNSで話題になっています。ピンクの長い髪の毛をツインテールにしていて、露出の高い格好をしていますが、性格は少女の様に無邪気です。戦いと面白い事が大好きで、主人公のリムルの所へは良く遊びに行っています。
ミリムは友達が大好きで、プレゼントされた物も大切にしています。魔王フレイが配下になると言った時も、同じ立場で友達として遊びたいという理由で嫌がりますが、フレイはミリムを教育しながら、いつも一緒に楽しい事が出来ると説得しました。
【転生したらスライムだった件】ミリムの裏切りには理由があった
転生したらスライムだった件で、ミリムは破天荒な性格に見えますが、最古の魔王の一柱としてしっかり実力を持っており、戦いの経験と知識が豊富です。頭の回転も速く能力値も高いので、いち早くクレイマンの黒幕の存在に気付き、主人公達を裏切った演技をしました。操られている振りだったので、今後もリムル達との交友関係は続き、ミリムの活躍にはまだまだ期待できそうです。
この記事のライター
haerichan
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