【BLEACH】志波空鶴まとめ！能力や強さは？性格など人気の理由も調査！

志波空鶴とは『BLEACH』に登場するキャラクターです。『BLEACH』では尸魂界編から登場しました。流魂街に住んでおり死神ではないのですが、鬼道を使うことができます。ここではそんな志波空鶴がどんな人物なのか、プロフィールや性格を紹介します。

『BLEACH』に登場する志波空鶴のプロフィールは、10月1日生まれの身長170cm、体重58kgの女性です。流魂街で暮らしており、花火師をしています。黒髪のショートヘアで頭にはちまきを巻いています。

志波空鶴は右腕がないのですが、なぜ隻腕なのかは『BLEACH』の本編では語られていません。また志波空鶴の外見はまつげが長く巨乳でとてもスタイルが良い人物です。四楓院夜一や浦原喜助とは顔なじみです。志波空鶴には兄弟がおり、弟は志波岩鷲で兄は元十三番隊副隊長だった志波海燕です。

志波空鶴の性格は、『BLEACH』の登場キャラクターの中でも一番姉御肌で頼れる性格をしています。弟の志波岩鷲は流魂街の住民達には偉そうにしていますが、志波空鶴の前では頭が上がりません。それほど男前な性格でもあります。黒崎一護と志波岩鷲が喧嘩した時も容赦なくお仕置きしていました。

ちなみに志波空鶴は流魂街の住民からも「空鶴姐さん」と慕われています。また「今日も一段とカッコイイっす!」といわれているので、皆が尊敬する存在であることが分かります。志波空鶴は男前な性格で一般男性よりも強いので、よく男性から頭を下げられている姿が描かれています。

『BLEACH』の志波空鶴は気が強く男前な性格をしており、志波岩鷲も逆らえません。ただ逆らえない理由はその性格だけが原因ではありません。志波空鶴は力でも逆らえないほどの強さを持っているのです。

黒崎一護と志波岩鷲が喧嘩していた時は力でねじ伏せて強制的に喧嘩を終わらせました。原作では両者の頭を殴って止めましたが、アニメでは地面に拳を叩きつけました。その強さは家が破壊するほどの威力です。ここではそんな志波空鶴の強さや能力についてまとめています。

『BLEACH』の志波空鶴は鬼道を使うことができるのですが、死神ではありません。鬼道は元々死神が使う霊術の一つです。『BLEACH』の劇中では鬼道の達人といわれる雛森桃や朽木ルキアがよく使用しています。そして鬼道の使い方を学ぶのは真央霊術院です。実際に雛森桃の過去篇では鬼道の授業を受けているシーンがありました。

しかし志波空鶴は死神でもないのに鬼道を使うことができます。特に攻撃系の鬼道を得意としています。なぜ志波空鶴が鬼道を使う事ができるのかについては詳しく言及されていませんが、おそらく死神だった兄や友人の四楓院夜一、浦原喜助に教えてもらったのではないかといわれています。

『BLEACH』の志波空鶴は志波家の血筋です。志波家とはかつて五大貴族といわれた名門貴族のうちの一つです。朽木家や四楓院家とかつて並んでいた貴族なのですが、ある理由があって没落してしまいました。没落の原因は様々な説があり、元々下流貴族扱いされていたり、分家の黒崎一心(志波一心)が失踪したことが原因だといわれています。

元名門貴族なだけあり兄の志波海燕は優秀な死神でした。そしてその弟妹である志波空鶴や志波岩鷲も鬼道や独自の霊術が使えるほどの霊圧を持っています。ちなみに黒崎一心は分家なので、志波空鶴と黒崎一護は親戚同士です。

没落してからは流魂街に住んでいますが、志波空鶴は元から流魂街に暮らす人々と比べると良い暮らしをしているようです。仕掛けのある立派な屋敷に住んでおり、その両サイドには腕のオブジェがあります。志波空鶴はこのような家を建てるため、引っ越す時にはなかなか受け入れてくれるところがないので現在は村外れに住んでいます。

『BLEACH』の志波空鶴は主に攻撃系の鬼道と志波空鶴独自の霊術を使います。志波岩鷲も独自の霊術を使うので、姉弟揃って霊術の開発が得意なようです。ここでは志波空鶴が独自に開発した霊術の能力や戦闘で使った鬼道などを紹介します。

「花鶴射法(かかくしゃほう)」とは志波空鶴が使うオリジナルの霊術です。この能力は花鶴大砲と霊珠核を使います。霊珠核とは志波空鶴が開発した特殊硬化霊子隔壁発生装置のことで、この霊珠核に霊力を込めることで自分の周りに球体の膜が張られます。その状態で花鶴大砲の中に入り、この能力を使うことで花火のように空高く飛ぶ事ができます。

『BLEACH』の劇中では、黒崎一護達が瀞霊廷に侵入する時に使用されました。瀞霊廷は元々上空から地底まで球体状に障壁が張られています。そのため普通に突破しようとすると障壁によって霊力を分解されて体が塵になってしまうのです。そこでこの「花鶴射法」の能力を使って侵入することになります。

一つの霊珠核に複数人で霊力を込めて膜を貼ることで一時的に障壁を突破できるほどの砲弾を作ることができます。そして能力を使って砲弾を打ち上げ、空から瀞霊廷に侵入するという作戦です。「花鶴射法」には番号があるようで、『BLEACH』の劇中では「花鶴射法」の二番が使用されました。

「花鶴射法」の発動は、まず花鶴大砲の中に砲弾となる人物が入ります。そして霊珠核を囲むようにして手を当てて霊力を込めます。そして花鶴大砲の外から志波空鶴が「拘咲(先の口上)」を詠唱し、その直後から能力が発動します。そして頭に巻いていたはちまきを左腕に巻きつけ、地面を殴ります。

これによって砲弾を打ち上げることができます。志波空鶴の作業はここまでですが、「花鶴射法」の二番は二段詠唱なので砲弾の中にいる人物が続きの詠唱となる「拘咲(継の口上)」を唱えて加速と軸調整をしなければなりません。ちなみに「拘咲(継の口上)」は志波岩鷲が担当しましたが、詠唱を覚えていないので紙を見ながら唱えていました。

ただ黒崎一護達が騒ぐので詠唱を間違えてしまい、着地に失敗してしまいます。詠唱を間違えて同じところを2回読むだけでも失敗してしまうので、鬼道同様に難しい能力です。もし志波空鶴のように完璧に詠唱できたら成功していたかもしれません。

『BLEACH』の志波空鶴が使う破道の六十三「雷吼炮(らいこうほう)」とは、一般的な死神も使用する鬼道の一つです。破道の六十三「雷吼炮」はその名の通り、雷を手から放つことができる攻撃技です。『BLEACH』の劇中では、傷が回復した兕丹坊と共に瀞霊廷に侵入した時に使われました。

その時ちょうど藍染惣右介の裏切りが判明し、朽木ルキアの中にある崩玉が奪われようとしていました。藍染惣右介は瀞霊廷の門番である嵬腕・斷蔵丸・比鉅入道を仲間に従えていました。志波空鶴は比鉅入道に対して破道の六十三「雷吼炮」を使って倒します。

『BLEACH』のアニメでは兕丹坊に乗った状態で地上に向かって放っていましたが、原作ではより至近距離でこの術を使っていました。ちなみに比鉅入道は兕丹坊と同じくらいの巨体なのですが、志波空鶴はこの術で巨体を一撃で吹き飛ばしていました。

『BLEACH』の志波空鶴は斬魄刀は持っていないものの、下級貴族の死神よりも強いといわれています。鬼道に関しては詠唱破棄はできないものの、長い詠唱の全てを暗記しているほど優秀です。鬼道の威力に関しては霊圧の高さも作用されるのですが、志波空鶴は自分より何倍も大きい相手でも吹き飛ばすほどの強さがあります。

志波空鶴は流魂街の住民から「空鶴姐さん」と慕われるだけあり、かっこいい名言や名シーンがあります。ここでは『BLEACH』の志波空鶴の名言や名シーンを紹介します。

『BLEACH』の志波空鶴には「いいぜ、話せよ…」という名セリフがあります。これは『BLEACH』の78話で描かれたシーンのセリフです。『BLEACH』の78話では黒崎一護達が志波空鶴の協力を得るために、志波空鶴が住んでいる家を目指すところから始まります。

長老にもらった地図を頼りに歩きますが、どんどん村から離れていくので黒崎一護は心配になります。しかし進み続けると目立った建物がありました。それが志波空鶴の家です。黒崎一護一行が志波空鶴の家に入ろうとすると、二人の男が立ちふさがります。しかし四楓院夜一の姿を見ると、すぐに無礼を詫びて中へ案内しました。

志波空鶴の家は外から見ると平屋なのですが、入り口からすぐに地下につながる階段があります。そしてある部屋の前につくと、中から「珍しい奴がいるなァ…!」という声が聞こえてきました。その声の主こそ志波空鶴でした。志波空鶴は猫の姿の四楓院夜一を見るなり、「面倒事か」と何かを察したように言いました。

その問にうなずく四楓院夜一に、この名言を言いました。志波空鶴らしく男前でかっこいいセリフです。ちなみに志波岩鷲のように顕著ではないものの、志波空鶴も死神のことを良くは思っていませんでした。しかし私情を抑えて黒崎一護に協力することにします。

『BLEACH』の志波空鶴には「彼方 赤銅色の強欲が…」と言うシーンがあります。これは『BLEACH』の84話で描かれたシーンです。『BLEACH』の84話は、霊力のコントロールが下手な黒崎一護がようやく霊珠核にうまく霊力を込めることができるようになったところから始まります。いよいよ瀞霊廷に侵入するための準備をします。

瀞霊廷に侵入するのは黒崎一護達と「花鶴射法」で二つ目の詠唱を唱える志波岩鷲です。志波空鶴は手際よく準備を始めて詠唱を開始しました。詠唱が始まると同時に大砲の中にいる黒崎一護達も霊珠核に霊力を込めます。「彼方 赤銅色の強欲が…」は「花鶴射法」の詠唱です。志波空鶴はこれを唱えながら剣を地面に刺し、能力を発動させました。

そして地面に拳を叩きつけると大砲から砲弾となった黒崎一護一行が瀞霊廷へと放たれました。それを見届けた志波空鶴は「気をつけて行ってこいよ…岩鷲」と弟の安否を心配していました。この志波空鶴が詠唱するシーンはとてもかっこいいとファンからも人気の名シーンです。

『BLEACH』は2004年にアニメ化されました。もちろん志波空鶴も『BLEACH』のアニメの尸魂界篇で登場しています。ここでは志波空鶴のアニメの声優について紹介します。

『BLEACH』のアニメで志波空鶴役を演じているのは声優の平松晶子です。『BLEACH』の尸魂界篇が始まった2005年に志波空鶴役を演じています。

平松晶子とは1967年8月31日生まれの女性声優で、賢プロダクションに所属しています。元々はスポーツ少女だったのですが、『銀河鉄道999』などのアニメに影響されて声優を目指したそうです。東京アニメーション養成所を卒業し、1986年から活動しているベテラン声優です。

声優の平松晶子の主な出演作品には、『SLAM DUNK』の赤木晴子役、『逮捕しちゃうぞ』の小早川美幸役、『烈火の炎』の霧沢風子役、『ケロロ軍曹』の日向秋役、『藍より青し』の神楽崎雅役、『花右京メイド隊』の剣コノヱ役、『ツバサ・クロニクル』の嵐役、『ハヤテのごとく!!』の鷺ノ宮初穂役などがあります。

『BLEACH』のファンの間ではよく志波空鶴の強さに関する考察がされています。そこで比較されるのが四楓院夜一です。なぜ四楓院夜一と志波空鶴が比較されるのかここではその理由を紹介します。

『BLEACH』に登場する四楓院夜一は普段は黒猫の姿をしていますが、実は名門貴族の四楓院家の22代目当主です。人間の姿に戻ると褐色肌で紫色の長い髪の女性になります。元々護廷十三隊二番隊隊長を務めており、隠密機動総司令官をしていました。しかし現在では浦原喜助と共に現世で暮らしています。

なぜ現世で暮らすことになったのかというと、藍染惣右介に嵌められたからです。尸魂界から逃げる形で失踪したことで、現在は四楓院家の当主や隊長の資格は剥奪されています。『BLEACH』の尸魂界篇では朽木ルキア奪還を手伝い、黒崎一護の修行に付き合いました。

そもそも志波空鶴の兄・志波海燕は十三番隊副隊長をしていた人物でした。卍解を習得していたかは不明ですが、もし生存していたら浮竹十四郎死亡後に隊長になったのは志波海燕だったと考察されています。それほど実力のある人物です。

また、弟の志波岩鷲も戦闘訓練を受けていないにも関わらず、十一番隊五席の綾瀬川弓親を倒しました。綾瀬川弓親の場合は相手を侮っていたことが敗因ですが、それでも死神相手に戦い抜いていたので五席に匹敵するほどの霊圧は持っているのではないかといわれています。

このように志波空鶴には強い兄弟がおり、なおかつ元名門貴族の志波家の出身です。そして四楓院夜一もまた名門貴族の出身です。そのため志波空鶴は四楓院夜一と同等の強さを持っているのではないかと考察されているのです。考察では少なくとも三席以上の強さがあるといわれています。

ここではもしも『BLEACH』の志波空鶴が〇〇だったらと仮定して、上司・妹のシチュエーションでそれぞれ考察していきます。

『BLEACH』の志波空鶴が上司だったら、おそらく仕事でミスをすると容赦なく叱られます。しかしそれは気に入らないから叱るのではなく、相手のためを思ってのことです。実際に『BLEACH』の劇中でも志波空鶴が黒崎一護や志波岩鷲に叱るシーンがあります。しかし理不尽に怒っているわけではなく、叱る理由がちゃんとありました。

また困った時にはとても頼りになる上司になるはずです。志波空鶴はきちんと叱ることができ、皆から慕われる性格なので新人教育などが得意かもしれません。

『BLEACH』の志波空鶴が妹だったら、芯の強い自立した女性なのでしっかりものの妹になるはずです。『BLEACH』の劇中では亡くなった志波海燕のことを想いながらお酒を飲むシーンがあります。

志波空鶴は兄を信頼していただけでなく、一番の理解者だったようです。そのため志波空鶴が実際に妹になったら、理解者としてお互いに助け合う存在になるかもしれません。

『BLEACH』の志波空鶴は、姉御肌で頼りになる性格をしているので「空鶴姐さん」と皆から慕われています。気性が荒い黒崎一護や志波岩鷲も志波空鶴には逆らう事ができません。また志波空鶴は名門貴族の出身であることから戦闘能力も高く、四楓院夜一と同じくらいの強さを持っているといわれています。

『BLEACH』では志波空鶴が活躍する戦闘シーンもあります。志波空鶴は『BLEACH』の尸魂界篇で登場するので、ぜひ読んでみてください。