【るろうに剣心】志々雄真実の藤原竜也の演技がすごい!代表作も紹介
長年愛され、実写映画も大ヒットした名作の『るろうに剣心』に登場する、志々雄真実を演じた藤原竜也さんの演技がすごいと評価されています。『るろうに剣心』に登場する敵キャラの中でも難しい役どころである志々雄真実を見事演じた藤原竜也さんの代表作とともに紹介します。
目次
志々雄真実とは?
志々雄真実は、『るろうに剣心』に登場する敵キャラの一人です。登場するのは京都編で、志々雄真実は京都編の大ボスとして主人公である緋村剣心の前に立ちはだかります。そんな志々雄真実と『るろうに剣心』について紹介します。
志々雄真実のプロフィール
志々雄真実は『るろうに剣心』京都編に登場する大ボス的存在の人物です。身長170cm、体重59kg、血液型はo型です。1848年8月生まれの獅子座で京都府出身です。幕末には長州派維新志士の剣客として活躍していた過去を持ちます。主人公である緋村剣心の後任として幕府要人の暗殺を請け負っていました。実力は剣心と同等またはそれ以上と言われていました。後に負った全身の大やけどのせいで全身を包帯で覆わなくてはいけなくなり、ミイラのような不気味な見た目になってしまいました。
るろうに剣心の概要
『るろうに剣心』は『週刊少年ジャンプ』にて1994年~1999年まで連載されていた大人気漫画作品です。明治時代初期の日本を舞台とした作品で、オリジナルストーリーに史実を混ぜたストーリー展開となっています。2020年時点で全世界累計発行部数7200万部を突破し、アニメ化、映画化、実写映画化など様々なメディアにて人気を集める作品です。2017年からは北海道編が連載スタートするなど長年注目され続ける作品となっています。
るろうに剣心のあらすじ
『るろうに剣心』の舞台は明治11年の東京です。主人公は、かつて最強の人斬りとして恐れられた「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心という男です。明治維新後は「不殺」の誓いを立て、流浪人として旅をしていました。しかし「人斬り抜刀斎」としての過去は剣心を様々な事件へと巻き込むこととなります。剣心は神谷薫や左之助などの仲間と共に新しい時代の生き方を模索していきます。
志々雄真実役の藤原竜也の演技がすごい
『るろうに剣心』に登場するキャラの中でも、最強と言われるのが志々雄真実です。実写化される際には原作ファンからも注目されたキャスティングですが、俳優の藤原竜也さんが見事志々雄真実を演じました。演技派としても評価される藤原竜也さんですが、志々雄真実の演技がすごいと話題になりました。藤原竜也さんのプロフィールと志々雄真実を演じた際のエピソードも紹介します。
藤原竜也のプロフィール
藤原竜也さんは1982年生まれ、埼玉県出身の俳優です。現在の所属はホリプロです。1997年に行われた蜷川幸雄さん演出の舞台である『身毒丸』の主演オーディションで見事グランプリを獲得し、華々しいデビューを飾ります。当時から藤原竜也さんの演技力は評価されていました。その後も映画やドラマ、舞台など続々と話題作にも出演し、幅広い分野で活躍する日本を代表する俳優となっています。
藤原竜也は結婚している?子どもはいる?
藤原竜也さんは2013年の5月31日に一般女性との結婚を報告しています。結婚した日付の詳細は発表されておらず、2013年年内に結婚するという報告でした。都内のホテルにて結婚会見が行われました。お相手は藤原竜也さんより4歳年上の方で、交際して10年目に入るタイミングでの結婚だったそうです。2016年の6月には藤原竜也さんの公式ファンクラブで第一子の誕生が報告されています。
藤原竜也が演じた志々雄真実の包帯衣装に関するエピソード
志々雄真実の包帯衣装の制作にはかなりの時間と苦労があったそうです。当初は包帯をグルグル巻きにしていたものの、それでは見栄えが悪く、包帯スーツを製作し、着用することになりました。包帯スーツは一度着用すると撮影が終了するまで脱げないため、「もう暑いし、耳は聞こえないし、物は食べられないし、トイレにも行けない。」状況だったというエピソードもあります。ただそのスーツのおかげで役づくりはしやすかったそうで「他の俳優さんより得した」というエピソードもあります。
藤原竜也が演じた志々雄真実の殺陣シーンがすごい
藤原竜也さん演じる志々雄真実は、作品のラストで佐藤健さん演じる主人公の剣心たちと4人対1で戦うこととなります。藤原竜也さんの殺陣は圧巻で、動きにくい衣装を着ているとは思えないほど藤原竜也さんの殺陣は素早さと迫力があります。藤原竜也さんはもともとアクションに定評があり、立ち回りを一瞬で覚えて自分の演技に変換できるというエピソードもあります。その姿から「まさしく志々雄真実だ」と評価されています。
志々雄真実役の藤原竜也の代表作
映画『るろうに剣心』で志々雄真実役を演じた藤原竜也さんは数々の作品で主演を務める実力派の俳優です。どの作品においても素晴らしい演技力が評価されている藤原竜也さんの代表作について紹介します。
藤原竜也の代表作①ドラマ
藤原竜也さんが出演したドラマの代表作の一つに『リバース』という連続ドラマがあります。『リバース』はイヤミスで有名な湊かなえ著の小説が原作のドラマです。藤原竜也さんは主人公の深瀬和久を演じています。平凡なサラリーマンですが、過去に大きな秘密を抱えるという難しい役どころです。かっこいいとは言えない役ですが、藤原竜也さんの演技力が光る作品です。
藤原竜也の代表作②映画
藤原竜也さんの出演した映画の代表作の一つが『DEATH NOTE』です。藤原竜也さんが演じるのは主人公の夜神月です。『DEATH NOTE』は2003年~2006年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた大人気漫画が原作の作品です。死神が落とした「名前を書かれた者は死ぬ」というノートを主人公が拾ったことから始まる物語です。真面目で正義感が強すぎるあまり歪んだ思想へと突き進む主人公を藤原竜也さんが演じています。
藤原竜也の代表作③舞台
藤原竜也さんは舞台でも活躍しています。藤原竜也さんの代表作と言える舞台は『ハムレット』です。『ハムレット』はシェイクスピア作の悲劇として有名な作品です。藤原竜也さんは2003年に蜷川幸雄演出の舞台『ハムレット』で日本演劇史上最年少21歳という若さで主演を務めました。周囲からは「成功しない」と言われており、あまりのプレッシャーで円形脱毛症になったというエピソードもあります。2015年にも同じく蜷川幸雄演出の『ハムレット』にて同じく主演を務めています。
志々雄真実の強さや目的
『るろうに剣心』の強敵となる志々雄真実ですが、志々雄真実に心から心酔する敵キャラもいるほど、悪としてのカリスマを持ち合わせています。剣心を苦しめる志々雄真実の強さやその目的について紹介します。
志々雄真実の強さ
志々雄真実の強さは、幕府の刺客をしていた時代から剣心と互角、もしくはそれ以上と評価されていました。しかし志々雄真実は強すぎる野心と支配欲があり、恐れられる存在となります。志々雄真実を危険視した維新派に火を放たれ全身に大火傷を負いますが生還します。火傷の後遺症で全力で動ける時間が15分という制限がつきますが、そんなハンデを背負ってもなお立ち上がり、復讐と新しい世界を創造するため戦う強さを持っています。
剣心や他のキャラ達の必殺技を難なく交わし、剣心たちを追い詰める強さは『るろうに剣心』の中でも最強と言えます。火を使った我流剣術も剣心を苦しめました。志々雄真実の最期は、過去の火傷の後遺症で高温になっていた身体がさらに高温に達し、自然発火し死亡します。志々雄真実は剣心が勝てなかった唯一の敵という点でも最強の敵だったことがわかります。
志々雄真実の目的
志々雄真実が目的としているのは明治政府の打倒、日本征服です。「弱肉強食」をモットーとしており、強い者が生き残る日本にし、自身がその頂点に立ち日本を強い国にすることを正義と信じていました。過去に同志に殺されかけたことについては「いい勉強になった」と語るシーンがありますが、明治政府への怒りや復讐心も持ち合わせていたと考えられます。
志々雄真実のモデル
志々雄真実のモデルになったとされている一人は、元新撰組の芹沢鴨です。芹沢鴨は出生など謎の多い人物ですが、新撰組初代局長の一人として活動していました。新撰組は芹沢派と近藤派に分かれていましたが、近藤勇の方が慕われていたというエピソードもあります。芹沢鴨は段々と問題行動が目立つようになり、最後には新撰組によって暗殺されます。志々雄真実は芹沢鴨の性格や人間性をモデルにしていると言われています。
包帯姿のモデルとなったのは『犬神家の一族』に登場する青沼静馬と言われています。青沼静馬は火傷を隠すためと佐清に成りすますため、白い覆面のようなマスクを被ります。火傷を隠す点では志々雄真実と共通しています。さらに志々雄真実が包帯姿になる前のモデルはゲーム『サムライスピリッツ』の牙神幻十郎だと言われています。表情や長い髪を後ろで束ねたスタイルがそっくりです。
志々雄真実役の声優キャスト
『るろうに剣心』に登場する敵キャラの志々雄真実ですが、ファンがたくさんいる人気キャラでもあります。作者の和月伸宏さんが一番気に入っているキャラとも言われています。『るろうに剣心』のアニメ版にて志々雄真実の声を担当した声優について紹介します。
志々雄真実役の声優キャストは「池田政典」
1996年~1998年に放送されたアニメ版『るろうに剣心』で志々雄真実の声優を務めたのは池田政典さんです。池田政典さんは声優だけでなく俳優、歌手としても活躍する役者です。主に俳優としての活動が主だったため、志々雄真実役は池田政典さんの数少ないアニメ出演となりましたが、志々雄真実の存在感とカリスマ性を見事に表現しています。
池田政典のプロフィール
池田政典さんは1966年生まれ、京都府出身です。現在の所属はケイエムシネマ企画です。アクション俳優として芸能界へ入り、1986年より俳優や歌手として活動しています。デビュー当時は雑誌のグラビアを飾るなどアイドル的人気を博しました。歌手としても評価されており、アニメのキャラクターソングがオリコンチャート100位以内にランキングされています。
池田政典の主な出演作品
池田政典さんの主な出演作品は『テニスの王子様』の大和祐大です。『テニスの王子様』は『週刊少年ジャンプ』にて1999年~2008年まで連載されていた大人気作品です。大和祐大は主人公の越前リョーマが所属する青学テニス部の元部長です。手塚国光たちが1年生の時の3年生で、過去の回想エピソードにて登場します。
志々雄真実役の藤原竜也に対する世間での評価や人気
志々雄真実はほぼ目しか見えていない状態なのに、藤原竜也さんであるという存在感を出せるところがすごいという声がたくさんあがっていました。藤原竜也さんでありながらきちんと志々雄真実を再現している点も評価されていました。
実写映画の『るろうに剣心The Beginning』では剣心の検分役である飯塚が殺害されるシーンはカットされていました。原作では包帯姿になる前の志々雄真実が飯塚を暗殺することになるので、藤原竜也さんが若き日の志々雄真実として登場することが期待されていましたが登場は無く、残念に思うファンがたくさんいました。
藤原竜也さん演じる志々雄真実が最強だったという声もたくさんありました。怪演とも言われる藤原竜也さんの演技は、見る者を魅了します。志々雄真実の復讐心や野望心を見事表現した藤原竜也さんの演技は原作ファンも納得の仕上がりだったようです。
志々雄真実役の実写キャストは藤原竜也だった
原作がある作品の実写というプレッシャーの中、見事志々雄真実役を実写キャストとして演じたのが藤原竜也さんです。全身包帯姿という見た目で、演じる際も苦労のあった役だったそうですが、藤原竜也さんにしか演じられなかったと演技力が評価されています。今後も藤原竜也さんの活躍に期待が高まります。
この記事のライター
yonekao
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