【黒子のバスケ】洛山高校まとめ!監督や所属選手などを紹介!
『黒子のバスケ』には洛山高校というバスケの強豪校が登場します。洛山高校は「キセキの世代」の赤司征十郎の他に「無冠の五将」3人を獲得しており、インターハイでは優勝も果たしています。この記事では、洛山高校のスタメンや監督などを紹介します。
洛山高校とは
洛山高校は男子バスケットボール部の強豪校です。全国への出場数は最多で、実力主義の選手が集まっています。選手層も厚く、「キセキの世代」1人、「無冠の五将」3人を獲得しています。ここではそんなバスケの強豪校である洛山高校について詳しく紹介します。
漫画『黒子のバスケ』に登場する京都府内の高校
洛山高校は『黒子のバスケ』という、高校のバスケットボール部を舞台とした漫画に登場する京都の高校です。洛山高校バスケットボール部のユニフォームは白ベースに水色と黒の配色です。配色は帝光中のユニフォームにも似ています。
漫画『黒子のバスケ』とは
『黒子のバスケ』は、藤巻忠俊によって連載されていた漫画です。2009年から5年間連載され、2014年に完結しました。全276話で、単行本は全30巻あります。若い世代を中心に人気を博し、連載終了後も後日談が掲載されたり、最終回から1年後が描かれた続編が短期連載されました。また『黒子のバスケ』の小説も人気で、小説のコミカライズ版もあります。
洛山高校は誠凛高校がライバル視するバスケ強豪校
洛山高校とは、誠凛高校にとってライバル校の一つです。インターハイ予選で誠凛高校は桐皇学園高校との試合で敗退してしまいました。しかし、「キセキの世代」の青峰大輝を獲得して圧倒的な強さを見せつけた桐皇学園高校でも、インターハイ優勝を逃しました。そのインターハイで優勝したのが洛山高校だったのです。
ウインターカップ前は「本当に洛山高校に勝てるのか」という雰囲気もありました。しかし赤司征十郎が「キセキの世代」を呼び出した時に、火神大我と黒子テツヤはより一層「キセキの世代」を倒すことに気合が入ったようです。
そして勝ち進んでいくうちに、自信をつけた誠凛高校は洛山高校をライバル視するようになります。ウインターカップまでは一方的に誠凛高校がライバル視していましたが、ウインターカップで洛山高校が敗退してからは互いにライバル意識を抱くようになります。
連続タイトル獲得の「開闢(かいびゃく)の帝王」
洛山高校バスケ部はウインターカップ・インターハイの最多出場数を誇る強豪校です。ウインターカップ開催第1回目の試合でも優勝を果たしている古豪で、優勝回数も最多です。このことから、「開闢の帝王」と呼ばれています。「開闢(かいびゃく)」とは天と地が初めてできたことを表す言葉で、まさに優勝最多の洛山高校にふさわしい呼称です。
洛山高校のメンバー&監督一覧
『黒子のバスケ』に登場する洛山高校バスケ部には、強い選手が揃っています。ここでは、洛山高校バスケ部に所属するスタメンや監督、コーチ、マネージャーなどを紹介します。
洛山高校メンバー【黛千尋】
洛山高校バスケ部のパワーフォワードは黛千尋です。黛千尋は洛山高校バスケ部のスタメンの中で唯一の3年生です。
黛千尋のプロフィール
黛千尋は身長182cm、体重は69kgの高校3年生で、体力づくりのためにバスケを始めました。『黒子のバスケ』では物語の終盤に登場し、初登場時には名前も分からないミステリアスな人物でした。常に無表情なところは黒子テツヤによく似ています。ライトノベルが好きで、屋上でよく読んでいる姿が描かれています。
黛千尋のバスケ能力
黛千尋は「キセキの世代」や「無冠の五将」のような特出した身体能力を持っているわけではありません。実際に桃井さつきのデータにも、バスケの能力は並程度のグラフが書かれていました。しかし、黛千尋が強豪の洛山高校バスケ部でスタメンに選ばれるのには理由がありました。それは影が薄いことです。
黛千尋は黒子テツヤほどではないものの、後輩からは名前さえ知られていなかったり、頻繁に存在を忘れられることがありました。そんな噂を聞いた赤司征十郎が「幻の6人目」として黛千尋を導いたのです。実は赤司征十郎が勧誘した時、黛千尋は優秀な後輩が入ったことでもう一軍に入ることは出来ないと思い、すでにバスケ部を辞めていました。
赤司征十郎はもし「幻の6人目」になるのであれば、すぐに一軍に昇格すると好条件をつけましたが、黛千尋はパス回し以外のプレーができないならバスケ部には戻らないと言います。黛千尋は黒子テツヤよりもバスケのセンスがあるので、他のプレーも人並みにできます。
そこで赤司征十郎は、「ミスディレクション」を使ったパス回しだけでなく、他のプレーも出来る「新型の幻の6人目」として黛千尋を迎え入れました。こうして黛千尋は「ミスディレクション」と普通のプレーを使い分ける選手になり、試合では誠凛高校を翻弄しました。
しかし、「新型の幻の6人目」には決定的な弱点がありました。それは他のプレーで目立ってしまう点です。誠凛は黛千尋対策のために、「無冠の五将」を徹底的にマークして、黛千尋のマークについていた黒子テツヤはわざと抜かせてシュートを撃たせました。連続でシュートを決める黛千尋は必然的に目立ってしまいます。
黒子テツヤはこれを利用し、さらには視線誘導のタイミングをずらしたことで自分の存在が認識されにくい状態をつくりました。一方で黛千尋は目立ってしまったことで「ミスディレクション」が通用しなくなり、赤司征十郎にパスを回しやすくするだけの道具にされてしまいます。
洛山高校メンバー【実渕玲央】
実渕玲央は洛山高校バスケ部のシューティングガードです。実渕玲央は「無冠の五将」の1人で、「夜叉」と呼ばれています。
実渕玲央のプロフィール
実渕玲央は身長188cm、体重74kgの高校2年生で、NBAを観たことをきっかけにバスケを始めました。洛山高校バスケ部の副主将を務めています。「無冠の五将」の中では常識がある方で、暴走しがちな根武谷永吉や葉山小太郎のブレーキ役にもなっています。女性には紳士的な態度を取りますが、試合ではわざと挑発することもあります。
実渕玲央のバスケ能力
実渕玲央はシュートが高評価されている人物です。実渕玲央は三つのシュートを使い分けることができ、このシュートが「無冠の五将」の「夜叉」の名前の由来にもなっています。ちなみに日向順平は同年代で一番実力のある実渕玲央に憧れ、ずっとシュートフォームを真似して練習してきました。
桐皇学園高校の桜井良も、試合を見ながらその技術を高く評価しています。「無冠の五将」といわれているだけあり、他校の選手からも一目を置かれる存在です。実渕玲央が使うシュートは、ブロックを躱しながら撃つ「天」、相手のファウルを誘いながら決める「地」、ブロックの動きを止めながら撃つ「虚空」の三つがあります。
「天」は後ろに重心を置いた状態でボールを放ち、「地」は相手と接触しながらシュートを決めなければならないので、どれも体幹が良くなければ決めることはできません。このように実渕玲央は難しい技を成功させるテクニックを持っている実力があるのですが、試合中には格付けして自分よりも実力が劣る者には侮るような発言をするシーンがありました。
しかし誠凛高校との試合では、格下と決めつけた日向順平に技の仕組みを見破られ、攻略されてしまいます。それに加えて「地」のシュートを真似され、一度に4点も許してしまいました。
洛山高校メンバー【根武谷永吉】
根武谷永吉は洛山高校バスケ部のセンターです。「無冠の五将」の1人で、「剛力」と呼ばれています。中学時代はパワーフォワードとして活躍しましたが、洛山ではポジションがセンターに変わりました。
根武谷永吉のプロフィール
根武谷永吉は身長190cm、体重94kgの高校2年生で、バスケを始めたきっかけは「なんとなく」です。性格は基本的には実力主義ですが、あまりにも相手がかわいそうな状況だと同情することもあります。降旗光樹がコートに入って赤司征十郎に怯える姿を見た時には、マークについていた木吉鉄平にあんまりだと抗議していました。
根武谷永吉のバスケ能力
根武谷永吉は考えるタイプではなく全て筋肉が結果を出してくれると信じている人物です。火神大我並の大食漢でもあります。あまりにも筋肉に固執するため、中学の時には木吉鉄平から「筋肉をつけるよりも技術を磨いた方が良い」と助言されました。しかし木吉鉄平の言葉を聞いてなぜかもっと筋肉をつけようと思い立ち、さらに肉体を鍛え上げました。
結果的にそのパワープレーはセンターというポジションと相性が良く、洛山高校ではさらに実力を伸ばしました。センターとしての力の強さは、同じ「無冠の五将」の木吉鉄平と互角に戦える程です。当たってもびくともしないほどの屈強な体で、リバウンド争いの時には木吉鉄平が吹き飛ばされました。
実渕玲央のようにテクニックを磨いているわけではないので特別な技はありませんが、一応プレーをする時には「マッスルダンク」「マッスルリバウンド」など「マッスル〜」という技名を言います。また陽泉高校のセンターの岡本健一は、パワーがあるだけでなく体の使い方が一級品だと評価しています。
実際に試合を見ると、技術を伸ばさず筋肉を育てることに集中していたわりには、一つひとつの技のレベルが高いことが分かります。このように体の使い方に優れていることに加えてパワーがあるので、木吉鉄平と1on1対決になっても互角に戦えるのです。もしこれでさらに技術を身につけると、大きく成長するかもしれません。
洛山高校メンバー【葉山小太郎】
葉山小太郎は洛山高校バスケ部のスモールフォワードです。「無冠の五将」の1人で「雷獣」と呼ばれています。
葉山小太郎のプロフィール
葉山小太郎は身長180cm、体重68kgの高校2年生で、バスケを始めたきっかけは友達からミニバスに誘われたからです。外見は猫眼と八重歯が特徴的で、性格は子供っぽいところがあります。ただバスケに対する考え方はシビアで、試合で黛千尋の「ミスディレクション」が使えないと分かると、すぐに交代するよう求めるシーンもありました。
また、赤司征十郎から道具にされている黛千尋についてなにか思わないのかと伊月俊に聞かれた時も、「有効利用」と言うだけでした。劇中では強い選手に目を輝かせるシーンがあり、良くも悪くも子供っぽい性格なので、弱い選手や活躍できない選手には関心がないようです。
葉山小太郎のバスケ能力
葉山小太郎は身体能力が飛び抜けて良い人物です。とっさの瞬発力やバネの力は特に長けています。試合では、その身体能力を活かしたドリブル「雷轟の(ライトニング)ドリブル」という技を使います。この技が「無冠の五将」の「雷獣」の名の由来にもなっています。
「雷轟のドリブル」は指に力を集中させてボールを強く打ち付け、ドリブルしながらペネトレイトします。その力強いドリブルでボールを打ち付ける音は会場全体に響き渡ります。ドリブルのスピードと威力は、ボールに触れる指の本数で調整することができます。宮地清志は3本でそのスピードについていくことができませんでした。
伊月俊は「鷲の目」を持っていることと、試合中に自信を取り戻して急激に成長したことで4本までは難なく止めることができました。しかし5本でのドリブルは止めるのが困難になります。5本の時、葉山小太郎はドリブルに入る前から体を動かすことで、フライングしているような状態になります。つまりボールとドリブルの動きに誤差が生じるのです。
この状態で体の動きに合わせてもボールがまだ手元にあるので、葉山小太郎は相手の動き次第で瞬時に切り替えることができます。そのため葉山小太郎の動きを先読みしても意味がない技なのです。これは身体能力が高い葉山小太郎だから出来るプレーです。しかし5本で行う「雷轟のドリブル」には弱点がありました。
伊月俊はこの弱点を見破り、ドリブルを止めることに成功しました。その弱点とは、受け止める手にかかる衝撃が大きく、切り返す時に一瞬だけ硬直してしまうことです。伊月俊は「鷲の鉤爪」で葉山小太郎を火神大我の守備範囲まで導き、同じ野生的な身体能力を持つ火神大我にブロックさせました。
つまり伊月俊は葉山小太郎の一つの動きだけでなく、さらに先の動きまで読んで「雷轟のドリブル」を止めることに成功したのです。葉山小太郎は伊月俊の「お前がオレより賢くなくてよかったよ」という挑発に苛立ち、さらにミスをしてしまいます。高いドリブルテクニックを持つものの、気分によってムラのある選手でもあります。
洛山高校メンバー【赤司征十郎】
赤司征十郎は洛山高校バスケ部のポイントガードです。「キセキの世代」の1人でもあります。
赤司征十郎のプロフィール
赤司征十郎は身長173cm、体重64kgの高校1年生で、バスケを始めたきっかけは頭脳と技術の両方を必要とするところが魅力的だったからです。幼い頃から厳しい父によって帝王学を学んでいました。母が自由時間を与えるよう言ってくれたおかげで、その時間にバスケをするようになります。
しかし母が逝去したことでより父の指導は厳しくなり、これにより二重人格になってしまいました。普段の生活の中でも何度か人格が入れ替わることがありましたが、完全に入れ替わったのは紫原敦との1on1をした時でした。この1on1で追い詰められたことで人格が入れ替わり、勝利主義に拍車がかかり冷酷さが増しました。
赤司征十郎のバスケ能力
赤司征十郎は「天帝の眼(エンペラーアイ)」という能力を持っています。この「天帝の眼」は相手の動きを観察することで、行動の先読みができます。秀徳高校との試合では、緑間真太郎と高尾和成が新技「空中装填式3Pシュート」で対抗しようとしましたが、赤司征十郎が高尾和成のパスコースを先読みして阻止しました。
また「天帝の眼」にはさらなる能力があります。それは「コート視野(ビジョン)」です。「コート視野」を使えば仲間をゾーンに近い状態に導くことができます。さらにこの「天帝の眼」の能力で味方に指示を出し、「直結連動型ゾーン」の高速パスを止めました。どちらも他の選手に比べて特出した能力です。
しかしそれぞれの能力には使用が限られており、未来予知は交代人格、「コート視野」は主人格の時にだけ使える能力です。このような制限があったものの、赤司征十郎は『黒子のバスケ EXTRA GAME』で人格が統合し、両方の能力が使えるようになりました。
これにより「天帝の眼」は進化し、コート上にいる選手全員の行動が予測できるようになりました。また赤司征十郎はドリブルによってまれに起こる「アンクルブレイク」を自分の意思で行うことができます。さらに緑間真太郎とは「空中装填式3Pシュート」を成功させているので、ドリブルやパス技術も相当高いことが分かります。
洛山高校バスケ部の監督【白金永治】
白金永治は洛山高校バスケ部の監督です。実は「キセキの世代」が帝光中に居た頃のバスケ部の監督・白金耕造とは親戚同士です。洛山高校が獲得した「キセキの世代」の赤司征十郎については、中学時代の監督である白金耕造からある程度情報をもらっていたのかもしれません。
白金永治のプロフィール
白金永治は身長178cm、体重65kgの洛山高校の監督です。見た目は銀髪交じりの髪をオールバックにしており、キッチリとスーツを着こなしています。親戚で帝光中バスケ部監督の白金耕造は穏やかな表情をしていることが多いですが、白金永治は厳格なタイプです。既婚者で、家族には妻と娘が2人います。
白金永治は世界史担当教師で元日本代表
白金永治は洛山高校の教員で世界史を担当しています。教員である前に、実は元日本代表選手でした。現役時代の背番号はキャプテン、もしくはポイントガードを表すことが多い4番でした。
ちなみに元日本代表選手で、海常高校の監督・武内源太、秀徳高校の監督・中谷仁亮、桐皇学園高校の監督・原澤克徳、陽泉高校の監督・荒木雅子、スポーツトレーナーの相田景虎とは旧知の仲です。相田景虎からは「エイジ」と呼ばれています。小説『黒子のバスケ -ReplaceⅣ-』では、現役時代のカラー写真が描かれています。
洛山高校バスケ部アシスタントコーチ【佐藤拓生】
佐藤拓生は洛山高校バスケ部のアシスタントコーチを務めました。『黒子のバスケ』ではほとんど登場シーンがなかったので、どのような指導をしている人物なのか不明です。
佐藤拓生はマイナーキャラ?
佐藤拓生は『黒子のバスケ』の中ではマイナーキャラです。誕生日は8月17日です。SNSでは誕生日を祝う書き込みが数件ありましたが、読者でも佐藤拓生を認識している人は少ないようです。
洛山高校メンバー【樋口正太】
樋口正太は洛山高校バスケ部のマネージャーを務めています。『黒子のバスケ』の本編ではほとんど登場しなかった謎の多い人物です。続編の『黒子のバスケ EXTRA GAME』では笠松幸男や今吉翔一らが所属する「Strky」というチームに選手として所属していました。
「Strky」はプロや有名なストバス選手が参加したストバス大会で優勝しているので、樋口正太も相当バスケが強い選手である事が分かります。
樋口正太のプロフィール
樋口正太は身長169cm、体重61kgの高校3年生です。『黒子のバスケ』では選手紹介の時に登場しました。ファンブックで作者・藤巻忠俊は、「男子マネは選手を諦めてなるケースが多い」と語っているので、選手を諦めてマネージャーになった可能性が高いです。
実際に同じ3年生の黛千尋は「無冠の五将」と「キセキの世代」が入ってきたことで、多くの3年生が一軍入りを諦めて部活を辞めたと語っていました。樋口正太は辞めずにマネージャーをしていたようですが、卒業後は「Strky」に入り、選手として復帰したようです。
洛山では活躍できなかったようですが、「Strky」の活躍を見ると元々それなりに実力の高い選手だったのではないかといわれています。洛山では選手を諦めつつもマネージャーをやったり、卒業後選手に復帰しているところを見ると、とてもバスケが好きな性格だということが分かります。
樋口正太のマネージャーとしての活躍は?
樋口正太が選手を諦めてマネージャーとして専念している間、どのような気持ちだったのかは不明ですが、タイムアウトの時は率先して選手たちのケアをしていました。ウインターカップではマネージャーは1人しかベンチに入ることが出来ないので、優秀なマネージャーだったことが分かります。
洛山高校と洛南高校の関係
洛山高校は『黒子のバスケ』にしか登場しない空想上の高校ですが、洛山高校と名前が似ている洛南高校という学校が実際に京都にあります。ここでは、洛山高校と洛南高校の関係について紹介します。
洛南高校とは
洛南高校は昔からバスケ部の強豪校として知られている高校です。関西ではトップの強さを誇ります。インターハイでは1978年と1990年に優勝し、ウインターカップでは2002年、2006年、2007年、2008年に優勝しています。インターハイ予選優勝は44回と好成績で、全国常連の強豪校です。
洛南高校は洛山高校のモデル校?
洛南高校は洛山高校のモデルとなった高校だといわれています。洛南高校の戦績を見ても、洛山高校に劣らない強豪校であることが分かります。
プロバスケ選手を生んだスポーツ進学校
洛南高校はパス&ランでシュートチャンスを掴むバスケの強豪校です。B1に所属し、現在でもプロとして活躍している選手の中にも洛南高校OBがたくさんいます。B1所属の竹内公輔と竹内譲次は、洛南高校をウインターカップ初優勝に導きました。このようにプロでも活躍するような強い選手が揃っています。
洛山高校のバスケユニフォームや爽やかジャージ
洛山高校のユニフォーム・ジャージは白ベースに、文字やラインは水色と黒の爽やかな配色です。洛南高校は白ベースに、文字やラインは黄色と黒の配色なので、少し力強いイメージのあるユニフォームです。
洛山高校の世間での評判や人気
続編の『黒子のバスケ EXTRA GAME』では、「キセキの世代」が再会早々ににらみ合うシーンがありました。ちょうど2年生の夏のインターハイが終わったあとだったので、対戦したと思われる緑間真太郎と青峰大輝はにらみ合い、紫原敦はフレンドリーに話しかける黄瀬涼太の言葉を無視していました。
そしてインターハイは誠凛高校も出場したものの、悔しい結果に終わったというセリフがあることから1〜3回戦で敗退したと考えられています。このようなやり取りから、ファンの間ではインターハイ決勝は海常高校VS洛山高校だったのではないかといわれています。SNSでは海常高校VS洛山高校も見てみたいという声がたくさんありました。
洛山高校と桐皇学園高校は、どちらも全国から優秀な選手を集めたチームです。個人技を重視しているところも似ているチームだといわれています。インターハイではこの2校が試合をして洛山高校が勝利したようですが、どのような試合展開だったのか気になるという方が多いようです。
この2校は「キセキの世代」の中でも強い赤司征十郎と青峰大輝を獲得しているので、二人の対決がいつか描かれることを期待している方もいました。
『黒子のバスケ』の感想の中には、赤司征十郎の二重人格が怖くて洛山高校の試合は最後まで見られないという声がありました。「アンクルブレイク」や「天帝の眼」で徹底的に相手の心を折ってくるので、見ていて辛いと思う方がいるようです。
もしも洛山高校バスケチームが◯◯だったら
ここではもしも洛山高校バスケチームが〇〇だったらと仮定し、SWAT(特殊部隊)・医師団・アイドルの三つのシチュエーションに分けて紹介します。
洛山高校バスケチームSWAT(特殊部隊)篇
もしも洛山高校バスケチームがSWAT(特殊部隊)だったら、迅速に事件を解決できると考えられます。洛山高校は一人ひとりの個性が強く、暴走しがちな根武谷永吉や葉山小太郎がいますが、それを束ねる赤司征十郎とサポート役の実渕玲央がいるので問題ありません。
チームワークはそこまで重視していないチームですが、なんだかんだバランスがとれているメンバーです。そのため、ピンチの時ほどそれぞれの能力を活かして事件を収束させることができると考えられます。
洛山高校バスケチーム医師団篇
もしも洛山高校バスケチームが医師団だったら、優秀な医師が揃っていると有名になるかもしれません。洛山高校のバスケ部は実力主義で練習を怠りません。医師団でも同じようにストイックで、講習会や研修会などにも積極的に参加するはずです。
ただあまり相手を気遣うことができず、自分の思うことを素直に言ってしまう葉山小太郎や黛千尋、根武谷永吉の場合はカウンセリングが上手く行かず、コンプライアンスの問題が浮上する可能性があります。
洛山高校バスケチームアイドル篇
もしも洛山高校バスケチームがアイドルだったら、それぞれ個性が強いのでバラエティ番組でも活躍できるアイドルになると考えられます。特に根武谷永吉や葉山小太郎はバラエティ向きです。
赤司征十郎は公式でモテる設定なので、リアコ(リアルに恋してる)の女性ファンが急増するかもしれません。実渕玲央と黛千尋に関してはスタイルが良いので、モデルとして活躍の幅を広げると考えられます。
洛山高校は「開闢の帝王」と呼ばれるバスケ強豪校
洛山高校は「開闢の帝王」と呼ばれるほどの強さがありました。そんな選手達を指導していた監督は、帝光中バスケ部の監督・白金耕造の親戚の白金永治でした。選手だけでなく監督までトップクラスが揃っている高校です。ウインターカップでは誠凛高校に負けてしまいましたが、選手としてのレベルは圧倒的に洛山高校が高いといわれています。
ウインターカップではチームが崩壊しそうな場面がありましたが、それがなければ洛山高校が勝利していた可能性もあります。また洛山高校は誠凛高校との試合で確実にチーム力が成長しているはずなので、2年生のインターハイでは優勝した可能性が高いといわれています。
さらに続編では赤司征十郎の人格が統合したことで、新たな能力が使えるようになりました。そのため赤司征十郎がいる間、洛山高校は確実に全国常連の強豪校として活躍できると考えられています。洛山高校の活躍は『黒子のバスケ』のウインターカップ開始後に見られるので、ぜひ原作やアニメでチェックしてみてください。
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rg4yd
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