【オーバーロード】シャルティアの死亡シーンが残虐？死んだ理由も解説

オーバーロードにてアインズに従う階層守護者の1人として登場したシャルティアは、守護者の中で最強クラスの強さを持っているとされていますが作中で死亡してしまい話題を呼びました。シャルティアの死亡シーンについてまとめていく前に、まずはシャルティアのプロフィールとオーバーロードの作品概要とあらすじをまとめていきます。

シャルティアはナザリック地下大墳墓を守る吸血鬼です。長い銀髪と血のように赤い瞳、赤黒いヘッドドレスを身につけた容姿をしており、語尾には「～ありんす」と付ける特徴があります。死体愛好家かつ嗜虐思考を持つ残虐な人柄をしており、一方でアインズのことを強く愛するあまりアルベドと正妻の座をかけて衝突することがあります。

オーバーロードは丸山くがねによってKADOKAWAから出版されているライトノベル作品です。VRMMORPGのサービス終了後の世界に閉じ込められてしまった主人公がNPCたちと協力して真相を探る物語が描かれており、魅力的なキャラクターと緻密に練られたストーリーが評判を呼びました。2021年12月時点で累計発行部数1100万部を突破しており、漫画化やアニメ化といったメディアミックスも展開されています。

長らく続いた人気VRMMORPG・ユグドラシルがサービス終了を迎える当日に、ゲーム内トップのギルドに所属していたアインズは拠点となるナザリック大墳墓にて最後の時を待っていました。しかし、終了時刻になってもゲームからログアウトされず、それどころかNPCが自我を持って動き始めるという奇怪な現象が発生します。後にナザリック大墳墓がユグドラシルと似通った異世界に転移したことを知ると、ナザリック大墳墓の勢力を率いたアインズの活躍が描かれていきます。

シャルティアは初登場時からアインズの仲間として行動し、時には大陸有数の剣士・ブレインを圧倒する実力を披露していました。しかし、最強と思われていたシャルティアの身に異変が起こり残虐な死亡シーンが描かれることになってしまいます。ここではシャルティアの死亡理由と残虐な最後のシーンについて紹介し、その後の復活した展開についてもまとめていきます。

結論から言うとシャルティアが死亡した理由はアインズに殺害されたからです。この説明だけを聞くと主であるアインズが部下であるシャルティアを殺害する理由がないと思われますが、アインズがシャルティアを殺害したのには正当な理由があります。実際にシャルティアが死亡した理由と経緯について順を追って説明していきます。

ナザリック大墳墓がユグドラシルによく似た異世界に転移されたと知ったアインズは、迂闊に行動するよりも情報を集めることが優先だと考えます。そこでアインズは世界情勢や戦に詳しい犯罪者の捕獲を命じます。命令を受けたシャルティアは単独で異世界を探索することになり、途中で常勝無敗を誇る剣士・ブレインを相手に圧倒する活躍を見せましたが、その後悲劇に見舞われます。

犯罪者の捕獲を続けていたシャルティアは偶然『漆黒聖典』という組織と遭遇します。この時にシャルティアは精神操作を受けてしまい洗脳されてしまいました。そして後日、ナザリック内部にてシャルティアの反逆が報じられアインズの耳に届きました。

シャルティアが洗脳されたことを自分の責任と受け止めたアインズは、自らシャルティアの元へ向かい一騎打ちを持ちかけました。洗脳されていたシャルティアは範囲内に入るまで動く気配がなく、その様子を悟ったアインズは入念な準備をした上でシャルティアとの戦いに臨みました。課金アイテムをふんだんに使った激闘はアインズの失墜する天空（フォールダウン）が最後の決め手となり、シャルティアは強烈な光線を浴びて死亡しました。

シャルティアとの決着後、アインズはナザリック大墳墓に戻り金貨5億枚を用意してシャルティア復活の儀を執り行いました。ユグドラシルにおいて金貨5億枚は大金で、実際に儀式が始まると金貨が液状化されていき最終的にシャルティアの姿を模って彼女を復活させました。復活したシャルティアは洗脳が解除された状態になっており、アインズは危険に晒したことを彼女に詫びました。

シャルティアが死亡した理由は洗脳を受けてしまったためでしたが、シャルティアが洗脳された時に細かい描写は描かれておらず、誰がどうやって彼女を洗脳したのか不明でした。シャルティアとの戦いを終えた後にアインズは洗脳した人物の捜索を開始し様々な情報を集めることになります。ここではシャルティアを洗脳した人物や目の正体についてまとめていきます。

シャルティアを洗脳した人物はスレイン法国のパーティー・漆黒聖典です。シャルティアが情報を持つ犯罪者を探している時、漆黒聖典たちは災厄の竜王を支配下に置くために行動していました。二者の行動は偶然にも重なってしまったわけです。また、シャルティアに直接洗脳をした人物はカイルという老婆で、彼女は漆黒聖典の隊長から「様」を付けて呼ばれていました。

シャルティアは漆黒聖典が持っていたワールドアイテム『傾城傾国（ケイ・セケ・コゥク）』によって洗脳されてしまいます。これは600年前にスレイン法国にいた六大神によって生み出されたもので相手の精神を支配する能力が備わっています。シャルティアには精神支配を無効化するスキルがありましたがそれは通用せず、またアインズが洗脳解除を試そうと上位魔法を発動しましたがそれも無効化されました。

アインズとの戦いの中でシャルティアの後ろに突如謎の目が浮かび上がり、シャルティアの行動を制限したシーンが描かれていました。この目はアインズの仲間であるアウラの特殊能力・空の目（スカイ・アイ）であり、目を浮かべると共に敵意を出現させてシャルティアの気を引いたとされています。

シャルティアが使う「ちび」はアウラを呼ぶ時の呼称で、アインズとの戦いの最後に「ちび」と言い残していました。言葉の真意は明かされていませんが、恐らく洗脳を止めようとしてくれたアウラに対して最後に感謝しようとして漏れ出たセリフと思われます。また、復活した後にアウラはシャルティアに対して「ばーか」と返しており、2人の関係性が窺えます。

オーバーロードはアニメ作品としても人気が高く、特にナザリック大墳墓が転移された理由を探ろうとアインズとその部下たちがやり取りするシーンなどは原作ファンからも面白いと称賛されています。キャラクターの魅力について語る上で、声優の存在は欠かせないものになっていることでしょう。ここではシャルティアの声を担当した声優についてまとめていきます。

シャルティアを演じた声優は上坂すみれさんです。2011年に主演と共にデビューを果たしており、活気を感じられてキャラクターに合う演技力が瞬く間に人気を博していき数多くの作品に出演するようになりました。ラジオ番組などでは趣味を全開にして話すことが多く、ファンの間では様々な逸話が残されています。

これまでシャルティアが死亡した残虐な最後のシーンや復活した理由などについてまとめてきましたが、彼女が洗脳されたエピソードについてファンはどのような印象を受けているのでしょうか。ここではシャルティアの死亡に対する世間での評判や人気について、実際にSNSに投降されているコメントを参照しながらまとめていきます。

ファンの間ではシャルティアが死亡した事実よりも、アインズと繰り広げた戦いの内容が面白かったと評判になっていました。シャルティアとの戦いは主人公のアインズが初めて本気で戦った戦闘であり、次々と大技を繰り出す展開に白熱した人が多かったことでしょう。

シャルティアを洗脳した人物がスレイン法国のカイルであると紹介しましたが、スレイン法国とのエピソードはどのようになるのか期待が向けられていました。シャルティアとの戦闘以来アインズの本気が描かれておらず、スレイン法国編にて再びそれが見られるのではないかと言われています。

シャルティアが洗脳される展開は書籍版のみの展開であり、オーバーロードをweb版で楽しんでいた人にとっては驚きの展開だったそうです。アインズとの戦いや最後に死亡する展開など、書籍版とweb版では内容が大きく異なっているようです。

シャルティアが死亡したシーンはアインズの大技を受けて消滅するという残虐なものでした。優秀で強かったシャルティアがアインズの敵になった展開に衝撃を受けたという人は多かったことでしょう。今後のオーバーロードではシャルティアの活躍やスレイン法国との関係に注目しておきましょう。