【オーバーロード】ルベドは最強キャラの一人？チームに入れた理由や正体も

オーバーロードの主人公であるアインズにはナザリック大墳墓の階層を守護する仲間が存在しており、彼らはそれぞれアインズやギルド内のプレイヤーによって作成されたNPCでした。ルベドもナザリック大墳墓に所属する仲間キャラで、作中での登場が少なくミステリアスな印象を読者に与えています。まずはルベドのプロフィールを紹介し、オーバーロードの作品概要とあらすじについてまとめていきます。

ルベドはナザリック地下大墳墓の第5階層領域を担当する階層守護者です。タブラ・スマラグディナによって生み出されたNPCとされていますが、外見や特徴などは未だ明かされておらず正体が謎に包まれています。普段はアルベドが率いる至高の41人の探索ギルドチームとして活動しており、『起動実験に成功した』と描写されたことからゴーレム系の生物であることが推察されます。

オーバーロードは丸山くがねによってKADOKAWAから刊行されているライトノベル作品です。異世界転生とアンチヒーロー系主人公を組み合わせた独特のシナリオやダークな世界観などが話題を呼び、2021年12月時点で累計発行部数1100万部を突破しています。このライトノベルがすごい！ではノベルズ部門で何度も上位にノミネートしており、アニメ化やゲーム化などメディアミックスも展開されています。

長い間リリースされていたVRMMORPGゲーム・ユグドラシルがサービス終了を発表すると、アインズはギルドの本拠地・ナザリック大墳墓にて最後の時を待っていました。しかし、サービス終了時刻を過ぎても強制ログアウトされず、アインズの操作でもゲームから退出することができなくなってしまいます。その後、本拠地ごとユグドラシルによく似た異世界に転移されたことを知ったアインズは、不用意に口にした世界征服への行動を開始しました。

ルベドはオーバーロード本編への露出が少なく正体について多くの謎を残していますが、唯一明かされている情報を元に彼の人物像を模っていくと実は最強キャラの1人ではないかと噂されるようになりました。ここではオーバーロードにてルベドが最強キャラと噂される理由と書籍化した際の弱体化についてまとめていきます。

アインズがユグドラシルをプレイしていた当時に『たっち・みー』という最強プレイヤーが同じギルドチームに所属していました。たっち・みーは戦士系最強の職業・ワールド・チャンピオンのプレイヤーでその実力はギルド内最強と言われていました。それに対してルベドはたっち・みーに勝ったことがあるとされています。また、姉妹からはルベドがナザリックに災害をもたらすと危険視されており、その実力が最強であることを裏付けているように考えられます。

あれらはルベドと同様に姿や正体が明かされていないナザリック大墳墓の階層守護者です。ユグドラシル時代に総勢1500人のプレイヤーがナザリック大墳墓を攻略しようとしましたが、第8階層にてプレイヤーは全滅してしまい運営にチート報告までする事態が発生しました。あれらはアインズたちの課金を全てつぎ込んでいるそうで、恐らくナザリック大墳墓で最強の存在であることが予想されます。

web版と書籍版の両方に登場しているルベドですが、書籍版にてたっち・みーが弱体化を受けてしまったため相対的にルベドの戦闘力も弱くなったと考えられます。弱体化の内容は明確に明かされていませんが、オーバーロード作中における最強キャラからは遠ざかった可能性があります。

オーバーロード作中で初めてルベドの名前が上がった時から、多くのオーバーロード読者がルベドの正体や強さに興味を持つようになりネット上で様々な考察や意見も投稿されています。現状オーバーロード作中で描かれたルベドの情報はわずかですが、その情報を抑えておけば今後の伏線などに気付けることでしょう。ここからはオーバーロードにおけるルベドがチームに入れた理由や正体についてまとめていきます。

ルベドの正体はアインズの秘書を務めるアルベドの妹です。創造主はタブラ・スマラグディナとされていますが、ルベドとアルベドはそれぞれ別の方法で創造されたことが明らかにされています。ルベドは過去に起動実験に成功したとされているため、人に近い姿をしているアルベドとは違って機械的な存在であることが推察されます。

ルベドはアルベドが集めた至高の41人を捜索するチームに加入しています。至高の41人とはアインズと同じギルドメンバーだったプレイヤーのことで、アインズの指示を受けてアルベドは捜索チームを作りました。アインズがルベドを入れた理由を尋ねるとアルベドは最強のチームを作りたいからとだけ返答しています。

ルベドの役職はまだ判明していません。最強の存在であることから希少度が高い役職についていることが予想できます。また、『起動実験が成功した』という文章を『役職を撤廃した存在が生まれた』と考察している意見もネット上で出ており注目を集めています。

至高の41人の1人・るし☆ふぁーが作ったゴーレムが存在していますが、ギルドの所属外NPCの存在であることから彼らはナザリック大墳墓のNPCから嫌われていました。もしもルベドがギルドの所属外NPCであれば、ある出来事をきっかけにナザリックを裏切る可能性はあるでしょう。姉妹からナザリックに災害をもたらすと言われているところも伏線になりそうです。

ルベドの人物像や情報を全て把握するためには、ルベドと共に作られた姉妹の存在を理解しておく必要があるでしょう。ルベドには2人の姉が存在しており、それぞれ長女のニグレド、次女のアルベドとなっています。ここではオーバーロードにおけるニグレドとアルベドのプロフィールや強さについてまとめていきます。

ニグレドは第5階層の領域守護者です。創造主の趣味と遊び心によって非常にグロテスクな見た目をしており、長い黒髪とスタイルは美女の雰囲気を纏っていますが顔の皮膚が剥がれ筋肉組織がむき出しになっています。見た目がホラーである一方で人格はまともな常識人であり、時にはユーモアセンスを見せることもある優しいお姉さんです。

ニグレドが得意とする分野は偵察や監視といった諜報活動で、情報戦においてはオーバーロード作中でも有数の強さを誇っています。アニメ版ではカットされましたが、洗脳されてしまったシャルティアを最初に発見したのもニグレドでした。基本レベルもナザリックにおける最高位とされており、彼女の網にかかった者は常に監視されてしまうことになります。

アルベドはナザリック大墳墓の守護者を統括する最高位の悪魔です。金色の瞳と抜群のプロポーションが魅力的で、頭からはヤギのような角が生え背中からは黒い翼が生えています。設定分を改変されたことでアインズに好意を抱くようになり、時にヤンデレ気質な一面を見せてはアインズを困らせたりする残念な美人です。

戦闘力はシャルティアとマーレに続いて序列3位に組み込んでおり、特に守備力においては最強クラスのステータスを誇ります。本気を出すと全身鎧・ヘルメス・トリスメギストスを身に纏うようになり、スキルを組み合わせることによって超位魔法を3度も耐えられるようになります。打たれ強いだけでなく飛び道具や攻撃を跳ね返すカウンタースキルも備えているため隙がありません。

これまでオーバーロードに登場するルベドのプロフィールや強さなどについてまとめてきましたが、謎だらけのルベドに対してオーバーロードファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではオーバーロードファンが思うルベドへの印象について、実際にSNSに投稿されているコメントを参照しながら内容をまとめていきます。

ルベドの存在には多くのファンが反応を見せており、たっち・みーよりも強いという情報が本当かどうかと疑われていました。最強プレイヤーのたっち・みーでも勝てないという存在がいる言われれば、その人物がどんな存在なのか気になってしまうのは当然でしょう。

ルベドにはアインズと戦ってほしいという要望が寄せられていました。オーバーロード作中では主人公のアインズが本気を出して戦う展開があまり多く描かれていないため、ルベドとの戦いで本気でぶつかり合う展開を望んでいるのかもしれません。

アルベドが至高の41人捜索チームの中にルベドを編成した理由が怪しいと語る意見もありました。アルベドには裏切り者疑惑の話題が読者の間で横行しており、ルベドはそれに利用されている可能性が高いと噂されています。これらの真相は今後のオーバーロード本編にて明かされることでしょう。

オーバーロードに登場するルベドはたっち・みーよりも強いと言われる最強キャラの1人でした。姉妹とは違う作られ方や書籍化で弱体化など、ルベドについて気になる部分はあまりに多いため、今後のオーバーロード本編に登場・活躍が描かれることに期待しておきましょう。