【ワンパンマン】スイリューは格闘技界のレジェンド!強さや登場キャラとの関係も
ワンパンマンに登場するスイリューはA級ヒーロートップを軽く捻りつぶすほどの強さを持つ武術家で、アニメ2期でも最も注目を集めたキャラでした。本記事ではワンパンマンのスイリューの強さや格闘技センス、リメイク版での違いや登場キャラの関係などについて解説していきます。
目次
【ワンパンマン】スイリューは格闘技界のレジェンド
サイタマが武術について興味を持ち格闘技を極めた格闘家たちが集まるスーパーファイトに出場すると、そこで格闘技界のレジェンドと称され登場したのがスイリューでした。そこで披露された彼の強さやサイタマとの戦闘シーンが話題を呼んでいます。まずはスイリューのプロフィールとワンパンマン作品概要を紹介し、原作とリメイク版の違いについても解説していきます。
スイリューのプロフィール
スイリューは格闘技大会・スーパーファイトで4連覇を達成した若きレジェンドです。褐色の肌と長い黒髪が特徴的で、楽しく生きることをモットーに女の子に気安く声をかけたりとポジティブな生き方をしています。類稀なる才能を持っていますが戦うことを遊びと認識しており、時折他人を見下すような態度が垣間見えます。
スイリューの原作とリメイク版の違い
元々スイリューはリメイク版から登場した人物であり、原作では遅れて124話にて初登場しました。リメイク版ではスーパーファイトに出場する格闘家として描かれ、サイタマとの戦いやゴウケツ率いる怪人たちと戦いが描かれました。原作ではネオヒーローズの一員として登場しガロウと対戦しました。
ワンパンマンの概要
ワンパンマンはONE原作、村田雄介によるリメイク版がとなりのヤングジャンプにて連載されている漫画作品です。主人公があらゆる敵をワンパンで倒せる最強の存在という設定が反響を呼び、2022年11月時点で累計発行部数2800万部を突破しています。2020年にはハリウッドで実写映画化されることが発表され、アニメ化やゲーム化といった別媒体でも人気を博しています。
ワンパンマンのあらすじ
就職活動に行き詰まっていた青年・サイタマは、ある日街で怪人に襲われていた少年を助けます。その時幼い頃にヒーローに憧れていたことを思い出すと、就活を辞めてトレーニングを始めました。そうして3年後、頭髪を失った代わりにあらゆる敵をワンパンで倒せる力を手に入れたサイタマでしたが、戦いに生まれる緊張感などを失ってしまい無気力な日々を送っていました。そんな時にサイボーグのジェノスと出会うと、本格的なヒーロー活動のやり方を教わり日常が変化するのでした。
【ワンパンマン】スイリューの強さや技
ワンパンマンの魅力は最強の強さを持ったヒーローと怪人がド派手なバトルを繰り広げるところにあり、スイリューはヒーローでも怪人でもない一般人でありながら凄まじい実力を持っていました。彼の得意とする格闘技やスーパーファイトでの戦績は必見でしょう。ここではワンパンマンにおけるスイリューの強さや技についてまとめていきます。
スイリューは冥躰拳の使い手
スイリューは冥躰拳(めいていけん)の使い手です。冥躰拳が実際にどのような武術であるかは説明されておらず、サイタマからは「なんか動きがかっこいいもの」と大雑把な解釈をされていますが、スイリューは冥躰拳の練度の高さを才能だと語っており、実際に数年の間訓練を何1つしていないと話していました。
スイリューの強さ
スイリューはどこにも属していない一般人ですが、スーパーファイトの舞台上ではA級19位の稲津マックスと37位のスネックを一撃で撃破しており、ジェノスからもかなりのやり手として一目置かれています。また、鬼以上の怪人を相手に互角以上に渡り敢えていたため、S級ヒーローに並ぶ強さを有していると言えます。
スイリューが強さを求めた理由
スイリューはスーパーファイトで4連覇を果たした後に3年間遊び歩いており、強い奴と遊ぶためと賞金目当てで再びスーパーファイトに戻ってきました。スイリューは『テキトーに楽して生きていく』ことを信条にしており、天才的な強さもその生き方を体現するために利用しています。そこに崇高な思想や立派な志といったものは含まれていません。
スイリューの技
スイリューの技は冥躰拳から派生させて編み出したものが揃っています。リメイク版ワンパンマンではサイタマとの決勝戦で3つの技を披露していました。サイタマからは動きがかっこいいもの、と浅すぎる感想を言われていましたが、いずれの技も破壊力抜群のものばかりです。
技①冥躰空龍拳
冥躰空龍拳(めいていくうりゅうけん)は宙に舞って相手に打撃を与え、その勢いで更に回転し連撃を浴びさせる技です。絵面は人間ベーゴマのように描かれており、凄まじい回転力によって空中浮遊することができます。
技②冥躰震虎拳
冥躰震虎拳(めいていしんこけん)は極端な踏み込みによって震脚させ、重みが増した拳で相手にアッパーをお見舞いさせる技です。リンリン曰く踏み込む力が強いほど威力が増すとされており、リメイク版ワンパンマンでは闘技場の土台が割れるほどの力が込められていました。
技③冥躰鳳昇拳
冥躰鳳昇拳(めいていほうしょうけん)は拳に螺旋回転を加えて威力を底上げした正拳突きです。格闘技にあるコークスクリューブローを極めたような技で、サイタマには通じなかったものの怪人化チョゼにこの技でトドメを刺しました。
スイリューが出場していたスーパーファイト
スーパーファイトは格闘技界のチャンピオンを決めるための大会です。リメイク版ワンパンマンにのみ描かれたエピソードであり、スイリューはその大会で4連覇を達成した若きレジェンドとして名が知られています。サイタマは武術を体験するためにカツラを被って変装し出場していました。
スイリューの戦績
リメイク版ワンパンマンにおけるスイリューの活躍シーンはスーパーファイト編のみですが、短い登場にもかかわらずスーパーファイトで4回、その後の怪人との戦いで合計6回の戦闘シーンが描かれています。アニメ2期でも描かれたスイリューの戦績や戦いの詳細について解説していきます。
戦績①イナズマックス戦
イナズマックスはA級19位を誇るトップヒーローの1人で、深海王に惨敗したことから力を求めてスーパーファイトに出場していました。そこで新技を披露しましたが、スイリューに見切られてしまい一撃で決着が尽きました。
戦績②スネック戦
スネックは深海王への惨敗やサイタマに呆気なく敗北したことから、自分のようなプロヒーローがいなくても誰かが怪人を倒してしまうのではないかと考えるようになりました。それを否定するかのようにスーパーファイトに出場していましたが、スイリューはそんな彼に才能の違いを見せつけ一撃で倒しました。
戦績③ボルテーン戦
ボルテーン戦は試合内容が描かれることなくスイリューの勝利となりました。ボルテーンは電撃と連撃を組み合わせた格闘家であることだけが明かされています。なお、ボルテーンは後に怪人化細胞を食べる格闘家の1人でもあります。
戦績④サイタマ戦
決勝戦にてサイタマと対峙すると、スイリューはサイタマの実力を自分とどっこいどっこいであると評価し序盤は足技のみで戦っていました。次第に本来の強さを発揮していきますが、サイタマのカツラが発覚し不正と見なされ不戦勝になりました。それに納得できなかったスイリューは勝手に試合を続行し本気を出します。そこで闘技場が真っ二つに割れるほどの力を見せつけていきましたが、結局はサイタマのヒップアタックで場外に飛ばされ敗北しました。
戦績⑤怪人化した格闘家との戦い
表彰式の時に怪人ゴウケツが襲来すると、怪人細胞を喰らった格闘家たちとの戦闘になりました。スイリューは憂さ晴らしのために彼らを倒し、ゴウケツから怪人化を勧められるも「ブサイクになるのはゴメン」と言ってそれを断りました。
戦績⑥ゴウケツ配下の三羽ガラスとの戦い
ゴウケツに痛めつけられ三羽ガラスに餌にされそうになったスイリューでしたが、イナズマックスとスネックが三羽ガラスを撃破するとスイリューが逃げるための時間稼ぎをしてくれました。逃げようとしたスイリューでしたが、そこに怪人化したバクザンが現れ一方的に痛めつけられてしまいます。手も足も出せず必死に助けを求めるしかなかったスイリューでしたが、サイタマが駆け付けてくれたことにより命を救われました。
【ワンパンマン】スイリューと登場キャラの関係や今後
リメイク版では決勝で戦ったサイタマと怪人化したバクザンと関係性が描かれています。また、サイタマに助けられたその後のスイリューの動向について様々な考察がされており、多くのファンがヒーローになるのではないかと期待しています。ここからはワンパンマンにおけるスイリューと登場キャラの関係や今後についてまとめていきます。
スイリューはヒーロー嫌い?
決勝戦の時にサイタマがヒーローをしていることを知ると、スイリューはヒーローなんて大したことない存在で、自分にとっては退屈の不純物になるとまで言い切りました。そのセリフでサイタマの怒りを買ってしまうわけですが、恐らくスイリューは自分より弱い人物が世間でちやほやされていることが気に入らなかったと推察されます。
スイリューとバクザンの関係
バクザンはリメイク版ワンパンマンに登場した格闘家で、スイリューが遊び歩いていた3年の間スーパーファイトに出場して2連覇を果たした実力者です。作中でバクザンはスイリューと戦うために出場していましたが、1回戦でサイタマに敗れスイリューからも相手にされていませんでした。直接的な関係はなかったものの、ゴウケツが襲来し怪人細胞を食べた時は災害レベル竜に相当する強さを手に入れスイリューを執拗に痛めつけました。
スイリューが怪人化を断った理由
ゴウケツは怪人化した格闘家を撃破したスイリューの実力を見込んで、彼に怪人化細胞を食べるよう促しました。しかし、スイリューは怪人化したゴウケツを見ながら「あんたみたいなブサイクになるのはゴメン」と言ってそれを断りました。なお、ゴウケツは初代スーパーファイトの王者でスイリューとチャンピオン同士という関係があります。
スイリューの今後はどうなる?
リメイク版ではサイタマの姿に感銘を受けて「俺もヒーローになれるかな?」と口にしていました。その後病院にて再登場すると、怪我をしながら戦場に向かおうとするヒーローを見て自分に心の強さが足りないことを知り、身体も心もヒーローになりたいという新しい目標を掲げました。原作版ではガロウに見逃されて命拾いした後で、ヒーローに対する考え方を改めました。
【ワンパンマン】スイリューの名言
リメイク版やアニメ2期で発したスイリューの名言は彼の人柄を端的に表しており、スイリューを好んでいるファンを中心に高い人気を誇っています。リメイク版及びアニメ2期の内容を忘れたという人でも、名言を聞くことによってその場面の情景がすぐに思い浮かぶことでしょう。ここではワンパンマンにおけるスイリューの名言についてまとめていきます。
スイリューの名言①「テキトーに楽して…」
テキトーに楽して生きていくためだけど、俺の方が強くてごめんな
アニメ2期第6話にてイナズマックスとの戦いでスイリューは強くなる理由について上記のように語りました。ヒーローたちは市民を守るためという強い正義感を持っているのが基本ですが、スイリューにとっては無関係な人のために戦うという考えは全く理解できないことだったでしょう。
スイリューの名言②「"ヒーロー"なんて名前だけさ…」
"ヒーロー"なんて名前だけさ。現実にはそんなもの存在しない
アニメ2期第7話にてサイタマとの決勝戦で彼がヒーローになるのもいいかなと言うと、それに対してスイリューはアドバイスと称して上記のように返しました。実際にA級と戦った上でのセリフでありヒーローを見下した発言でしたが、この一言がサイタマの怒りを買ったある種の名言です。
スイリューの名言③「今頃になってやっとわかった…」
今頃になってやっとわかった。人は暗闇に叩き落とされた時に光を求めるものなんだ。その光はどんなに細くても小さくてもいい。ただそこにあるだけで
アニメ2期第8話にてバクザンに追い詰められたスイリューは、絶望の淵に立たされたことで初めてヒーローに助けを求めました。スイリューでさえも怪人に殺されかける瞬間には恐怖を感じる人間らしさが見えた名言で、直前まで戦っていたイナズマックスとスネックに対して「もう1度立ち上がってくれ」と懇願していました。
スイリューの名言④「俺がアイツら追っ払って
俺がアイツら追っ払ってあげたらさ、デートしてくれる?
出典: bibi-star.jp
アニメ2期第8話にてゴウケツが襲来し格闘家たちが次々と怪人化細胞を食べていく中、スイリューは怯えている女の子に近づき上記のように話してナンパしました。女の子は怪人を恐れるあまりすぐに頷いてみせ、スイリューは憂さ晴らしもかねて怪人を撃退していきました。女好きなスイリューらしい名言と言えるでしょう。
【ワンパンマン】スイリューのアニメ2期に出演する声優
ワンパンマンはアニメ作品としても高い人気を博しており、2期に描かれたスーパーファイト編も好評を呼びました。当時声優ブームであったこともあり、アニメ2期を気に入ったファンの中には原作漫画の他に声優に興味を持った人も多くいました。ここではワンパンマンのアニメ2期にてスイリューを演じた声優についてまとめていきます。
スイリューの声優は「松風雅也」
スイリューを演じた声優は松風雅也(まつかぜまさや)さんです。クール系キャラに定評のある男性声優であり、過去には『おはスタ』の曜日レギュラーを務めるなどテレビ関係の仕事も多くこなしていました。
松風雅也のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:福島県
- 生年月日:1976年9月9日
- 血液型:O型
- 身長:177cm
- 事務所:青二プロダクション
- デビュー時期:1999年
松風雅也の主な出演作品
- 一目連(地獄少女)
- ブルース(ロックマンエグゼ)
- 鳳鏡夜(桜蘭高校ホスト部)
- 榛名元希(おおきく振りかぶって)
- キャスパー・ヘクマティアル(ヨルムンガンド)
【ワンパンマン】スイリューに対する世間での評判や人気
スイリューの強さや登場キャラとの関係、名言などについてまとめていきましたが、ワンパンマンファンは彼の存在や活躍シーンについてどのような印象を抱いているのでしょうか。実際にスイリューに対するコメントを参照し、世間からの評判や人気についてまとめていきます。
スイリューはファンの間でかっこいいと評され人気がありました。ヒーローを否定するような思想は受け入れられていませんが、複数の怪人を相手に最後まで戦い抜こうとした根性が評価されています。また、筋肉フェチな人にとってはたまらないものを持っているそうです。
最初はヒーローを否定していたものの、サイタマに助けられたことでヒーローに尊敬の念を抱くようになったことに好感を抱いた人がいました。病院に運ばれたスイリューは怪我を負っていながら戦場に向かおうとするヒーローに敬服しており、完全にヒーローの見方が変わっており精神的に成長したと言えるでしょう。
今後のスイリューはヒーローを目指すのではないかと考察されています。サイタマからの影響がスイリューの心境を大きく変えており、本編の流れからしてもスイリューがヒーローになる可能性は高いでしょう。大勢のファンがそうなることを望んでいます。
【ワンパンマン】スイリューは格闘技界のレジェンドだった
スイリューは格闘技界のレジェンドであり、S級ヒーローに匹敵するほどの強さを持った最強の格闘家でした。サイタマとのやり取りや格闘技を活かした迫力あるバトル描写に興奮した読者は多かったことでしょう。今後も再登場しサイタマとの関係が深まりそうなキャラクターなので、彼の動向をしっかりチェックしておきましょう。
この記事のライター
zeile
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