【ワンピース】ゼファーの強さは四皇以上?NEO海軍やウィーブルとの関係を調査
ワンピース映画の第12作品目として製作された『FILM Z』。そこでZことゼファーの圧倒的な強さと男前な生き様が描かれていると多くのファンが感動しました。本記事ではワンピースにおけるゼファーの強さや能力、NEO海軍や右腕の秘密などについてまとめていきます。
ゼファーとは?
ゼファーの強さに迫っていく前に、まずはゼファーというキャラクターがそもそもどういった存在なのかについてまとめていきます。ワンピース映画『FILM Z』にて主役とも言い換えられるほど存在感を発揮していたゼファーはどんな人物だったのでしょう。また、ゼファーの概要をまとめるのに併せて『FILM Z』の概要も解説していきます。
ゼファーのプロフィール
- 本名:ゼファー
- 肩書き:NEO海軍総帥
- 所属:元海軍本部大将
- 覇気:武装色、見聞色
- 異名:黒腕のゼファー
- 好物:シェリー酒
- 年齢:享年74歳
- CV:大塚芳忠、鈴木真仁(子ども時代)
ゼファーはワンピースに登場する映画オリジナルのキャラクターです。年老いていながらも筋骨隆々な体つきと、右腕につけた武器バトルスマッシャーが特徴です。かつては元海軍本部大将として活躍し誰よりも正義を信じる男、全ての海兵を育てた男、黒腕のゼファーなど、様々な異名をつけられるほどの海兵でしたが、海軍引退後、ある出来事をきっかけに海軍の正義に疑問を抱き『NEO海軍』を率いて自身の正義のために海賊と海兵、両方に敵対するようになります。
ワンピースの映画「ONE PIECE FILM Z」の概要
『ONE PIECE FILM Z』は週刊少年ジャンプに連載されているワンピースを題材にして作られたアニメ映画です。劇場版ワンピース作品の第12作品目として製作され、2012年12月15日に公開されました。新世界編の初の映画作品でもある本作は『海賊滅亡』というキャッチコピーの元、元海軍大将ゼットを相手にルフィたちが挑んでいく物語となっていて、話題性が広がっていくと最終興行収入はシリーズ最高となる68億7000万円を記録しました。
ワンピースの映画「ONE PIECE FILM Z」のあらすじ
新世界のファウス島にある海軍基地にて、突如NEO海軍を名乗る組織が襲撃。強力なパワーを秘めているダイナ岩が奪われると、その悪用を阻止するために海軍大将黄猿がNEO海軍を止めようとしましたが、その組織を率いていたのは元海軍大将のゼファーでした。ゼファーは海ごと海賊を抹殺することを画策していると、その野望を阻止すべく海兵やルフィたちと激闘を繰り広げていきます。
ゼファーの強さは四皇以上?能力を考察
ここからはゼファーの強さや能力について考察を含めて情報をまとめていきます。元海軍大将であるゼファーは、作中で黄猿と対等に渡り合ったり海兵を次々なぎ倒したりするほどの実力を作中で見せつけており、あまりの強さに実は四皇以上なのではと噂されています。
ゼファーは悪魔の実の能力者ではない?
海軍中将であるスモーカーや元元帥であるセンゴクのように、高い階級にいる海兵は大抵悪魔の実の能力者であることが多いです。新世界編以前の三大将の赤犬、青雉、黄猿に至っては3人揃って能力者です。しかし、ゼファーの場合は悪魔の実の能力を宿しておらず、むしろ能力者に対して毛嫌いするような様子が描かれています。
ゼファーの右腕の強さ
ゼファーの右腕にはバトルスマッシャーという武器が備え付けられています。バトルスマッシャーは巨大な海楼石で出来ており、能力者相手に有効的な武器をしていると言えます。右腕で直接殴るのも強烈ですが、マシンガンやビーム、爆発に防御と、どんな状況でも万能に対応できる強さを持っています。なお、映画入場者限定で配布された『ワンピース千巻』にはゼファーが右腕を失った経緯が描かれています。また、右腕の武器を作ったのはベガパンクという説が有力です。
ゼファーの年齢による衰え
作中のゼファーは74歳と高齢であり、その体も歳相応に弱っています。特に目立っているのは心肺機能の低下で、戦闘中でも吸入器を使った薬物投与を行わないと戦いが継続できないほど呼吸障害を患っています。
ゼファーの全盛期での強さは四皇以上?
ゼファーの強さについてですが、彼は心肺機能が低下しているにも関わらず現役の海軍大将である黄猿と対等に渡り合えるほどの実力を持っています。海軍大将の実力はワンピース世界において三大勢力の1つとして数えられていますが、その勢力には四皇も含まれているため、実質ゼファーは四皇とも渡り合えるほどの強さを持っていることが推察できます。
ゼファーとルフィの戦いから強さを考察
作中でゼファーと最後に戦った人物はルフィでした。物語序盤ではゼファーの右腕の武器に苦戦し手も足も出なかったルフィでしたが、最後のタイマン勝負では渾身の一撃を右腕に食らわせバトルスマッシャーを破壊しました。その後も素手での戦闘が続くとゼファーが疲労によってダウンしますが、その時のセリフに「老いたものだ」と語っていたことから若い頃はもっと強かったことが推測できます。
ゼファーのNEO海軍やウィーブルとの関係
ここからはゼファーのNEO海軍やウィーブルとの関係についてまとめていきます。ゼファーについて知っていく上でNEO海軍との関係性は切り離せない存在でしょう。また、ネット上で囁かれているウィーブルとの関係についても詳しく解説していきます。
ゼファーのNEO海軍とは?
NEO海軍はゼファーによって構成された組織であり、その実態は海賊抹殺を掲げる義賊であり、海軍本部に反抗するテロリストでもあります。NEO海軍の目的はワンピースを根絶させることで、大破局噴火『グランリブート』を引き起こし、新世界の海そのものを消滅させようと画策しています。
ゼファーとエドワード・ウィーブルの関係
ゼファーの右腕は彼が海軍大将だった頃、ある海賊に家族がいることを知ってその人を見逃しましたが、その数年後、その海賊が演習艦を襲い多くの海兵の命とゼファーの右腕を奪い、挙句の果てには海軍の指示によって王下七武海へ加入しました。その海賊の名前は公式で明かされていませんが、ネット上ではエドワード・ウィーブルではないかと言われています。
エドワード・ウィーブルのプロフィール
エドワード・ウィーブルはワンピースに出てくる海賊であり、元々王下七武海に所属していました。伝説の海賊白ひげの息子であることを自称しており、常に鼻水を垂らしていたりハ行の発音ができなかったりと冴えない部分が多いです。身長が680cmと白ひげに匹敵するほどの巨漢であり、かなり短気な性格のため言い争いになるとすぐに手を出してしまう危なっかしさがあります。
ウィーブルがゼファーの右腕を奪った?
エドワード・ウィーブルはその間抜けな見た目にそぐわず、強さだけは白ひげに匹敵するほどのものを持っていると黄猿が話しています。ゼファーが情けをかけたきっかけである『家族』の存在も、ウィーブルの船に乗っている母親のミス・パッキンがいることで理由付けが可能で、白ひげと同等の強さであれば現役のゼファーの右腕も切り落とせるほどの力があってもおかしくありません。
ゼファーの過去
ここからはゼファーの過去についてまとめていきます。『FILM Z』ではゼファーの生き様が描かれた作品と呼べますが、そこには彼の海軍大将だった頃や幼い子どもだった頃などが描かれています。ここでは彼が持っていた正義や海賊に抱くこだわりなどを解説していきます。
ゼファーが幼い頃に見た夢
ゼファーの根底には自分自身がZとなり、正義そのものになるという思想があります。子どもが最も簡単に思い描く悪いやつを倒す正義の味方のように、すべてが丸く収まるような綺麗な正義は中々実在しないものでしょう。そんな悪を打ち破るための正義をゼファーは幼い頃にZと名乗り、それを体現しようと夢見ていました。
ゼファーが海賊狩りにこだわる理由
42歳の頃、ゼファーは海賊によって妻子を殺害されていました。更に65歳の時、海兵の教官係に就任したゼファーはある演習艦にて海兵たちを育てていましたが、能力者の海賊に襲われてしまい演習兵の多くが殺害されてしまい、自身も右腕を奪われるほどの深手を負いました。そうして73歳の時、演習艦を襲った海賊が世界政府によって王下七武海に迎えられると、とうとう海軍の正義にも疑念を抱くようになります。
ゼファーの海兵時代の同期
現役の海兵だった頃、彼の同期にはセンゴクとモンキー・D・ガープ、つるの3人がいました。元帥になったセンゴクと中将に昇りつめたガープやつると並び、当時のゼファーも下士官時代に六式を習得、34歳で武装色、見聞色の覇気を極め、38歳にして海軍本部大将になるという驚異の成長スピードを見せています。作中でゼファーの強さについて明かされる時も、主に同期の3人で語るられることが多かったです。
ゼファーは現在活躍する海兵たちを育てた?
42歳の頃に海軍を退役しようとしたゼファーは上官の説得によって教官に就きましたが、そこで様々な海兵を育てることになりました。海軍大将の赤犬や青雉、黄猿を始め、中将スモーカーや少佐のヒナ、Tボーンなど、現役で活躍している海兵のほとんどをゼファーが育てました。その名教官っぷりから『全ての海兵を育てた男』という異名がつけられています。
ゼファーに対する世間での評判や人気
これまでゼファーの強さや能力、NEO海軍を構成するに至ったきっかけなどをまとめてきました。彼の生き様が描かれた『FILM Z』でしたが、その作品を通してファンたちはゼファーにどのような印象を抱いたのでしょうか?ここではゼファーに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
ゼファーのことが好きだと語るファンはとても多くいました。新世界の海を消滅させようとしていたゼファーでしたが、最後には1人の男として生き様を見せつけるとそれに多くのファンが感動したそうです。たとえ海兵ではない読者であっても、ゼファーのことを先生と呼んで慕う人がかなり多かったです。
FILM Zという作品についての意見も多く寄せられており、一部のファンからはシリーズ最高傑作だと語る人もいました。ジャンプ漫画ファンとしてはゼファーのような男前な生き様は痺れるようで、最後のルフィとの殴り合いはワンピースの中でも屈指の名シーンとして語られていました。
ゼファーの全盛期の強さは凄かった
劇場版シリーズにおいて最凶の敵とも言われたゼファーはワンピース世界において最上位に君臨する強者でした。もしもゼファーが全盛期の頃に海賊滅亡を望んでいたら、その理念を現実のものにしていたかもしれません。もしもゼファーのことについて興味が湧いた方は、ぜひ劇場映画『FILM Z』を確認してみてください。
この記事のライター
zeile
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