【ワンピース】リューマの強さや正体とは?ゾロとの関係やモデルを調査
ワンピーススリラーバーク編にて登場したリューマをご存知ですか?ゾンビの見た目をした剣士のリューマはゾロと対等に渡り合えるほどの強者でしたが、過去にはワノ国との関わりも持っています。本記事ではワンピースに出てくるリューマの強さや正体についてまとめていきます。
目次
【ワンピース】リューマとは?
まずはリューマという人物がワンピースにてどのように描かれていたのか、彼のプロフィールなどからまとめていきます。また、リューマが登場し活躍していた作品『ワンピース』について概要とあらすじを確認しおさらいしていきましょう。
リューマのプロフィール
- 本名:霜月リューマ
- 異名:伝説の侍、刀神様
- 年齢:享年47歳
- 身長:179cm
- 所属:元ワノ国の侍→スリラーバーク海賊団将軍ゾンビ
- 誕生日:11月6日
- 武器:大業物「秋水」
リューマの性格
本名霜月リューマはゲッコー・モリアが率いるゾンビ軍団の将軍です。ワンピース作中では遺体にモリアの能力とブルックの影が入ったことで蘇り、ゾロと一騎打ちをしました。性格は影の影響からブルックの陽気さがそのまま表れていますが、戦闘になると肉体の記憶からか雰囲気が一変し、好戦的で残忍な顔を露わにします。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。1997年より連載が開始され、ギャグとバトル、そしてストーリーの完成度の高さが評価され今や世界で最も売れている漫画作品として知られています。アニメ化やゲーム化といったメディアミックスも多数展開されており20年以上経った今でも連載が続けられています。
ワンピースのあらすじ
伝説の海賊王の名を手にした男ゴールド・ロジャー。この世のすべてと言われる『ワンピース』を手に入れた彼は、死に際にそれをどこかに解き放ったと言い遺し、世の海賊たちはそれを求めて海へ漕ぎだしました。そうして訪れた大航海時代、同じく海へ出ていた青年モンキー・D・ルフィもワンピースを狙う海賊の1人でした。彼は海賊王になることを夢見て果てしない冒険の旅に出ます。
【ワンピース】リューマの強さや技
ここからはワンピースにおけるリューマの強さや技についてまとめていきます。作中では麦わらの一味の戦闘員ゾロと戦っていましたが、その強さとおびただしい雰囲気に当時は読者の間で話題になっていました。
リューマの強さ
リューマの生前時代が描かれた作品『MONSTERS』では、一匹の竜を切り捨てるほどの腕前を持っていました。この話はワノ国において逸話として語り継がれている事実であり、ワノ国では伝説の侍と呼ばれていました。ただし、死後の姿のリューマはブルックの剣技が混ざっているようであり、本来の力を出し切れなかったことが窺えます。
リューマの愛刀
リューマの愛刀『秋水』は大業物21工の1つであり、鷹の目のミホークの持つ夜刀に並ぶ黒刀です。秋水は元々ワノ国の国宝として珍重されていた代物でしたが、何者かがワノ国英雄の墓荒らしをした時にリューマの遺体と共に外へ持ち出しました。リューマとゾロの対決以降、秋水はゾロの手に渡りましたが現在は錦えもんの手にあります。
リューマの技
リューマはゾロとの戦闘中に多種多様な必殺技を使用しましたが、そこで見せたものはブルックの持つ技であり生前のリューマ本人が使っていたものではありません。ただし、ブルックよりも筋力に長けていたリューマの技はブルックの技よりも威力がケタ違いに高かったです。
技①鼻唄三丁矢筈斬り
刀をゆっくり抜いて相手に接近し、すれ違いざまに一瞬で剣を振り抜く技です。一瞬の振り抜きは相手に悟られないほど素早く、リューマが剣を納刀するまで切られたことにすら気づけません。
技②夜明曲(オーバード)・クー・ドロア
フェンシングのような構えから高速な突きを繰り出す技です。素早さに長けた必殺技にリューマの筋力が加わっており、ブルックの技よりも威力が倍以上あります。実際にリューマは遠く離れた壁に風穴を開けるほどの強さを見せつけました。
技③前奏曲(プレリュード)オフエル
相手の武器に対して剣を叩きつける技です。直接相手を狙わずに武器の破壊に専念する技であり、相手の戦闘力を削ぎ落します。作中では破損こそしなかったものの、技自体が強烈で本人も意識しなければ重症を負いかねない威力でした。
技④革命舞曲(ガボット)ボンナバン
地面を強く蹴りだし、相手の目の前まで急接近して突きを繰り出す技です。ゾロの羅生門とぶつかった時はそれに押し負けないどころか、押し返そうとする余力が残っていました。
技⑤酒樽舞曲(ポルカ)・ルミーズ
夜明曲(オーバード)・クー・ドロアを連続で繰り出す技です。元々壁に風穴を開けるほどの威力を持つ必殺技。それを連続で繰り出すことで、どんな相手でも圧倒することができるリューマの大技です。
【ワンピース】リューマの正体は?ゾロとの関係・モデルを考察
ここからはワンピースにおけるリューマの正体やゾロとの関係、モデルについてまとめていきます。スリラーバーク編にて登場していたリューマでしたが、麦わらの一味がワノ国に訪れると再びその名が現れ、リューマに関して新たな謎が生まれました。
リューマの正体はワノ国の伝説の剣豪
ワノ国において彼の存在は伝説の剣豪として扱われています。生前、空飛ぶ竜を切り落としたことが後世に伝説となって言い遺されており、数百年経った今でも市民から神様として崇められています。なお、蘇ったリューマにその頃の記憶は憶えておらず、巨大な何かと戦っていた高揚感だけが残っていました。
リューマの本名は霜月リューマ
リューマの本名は霜月リューマであり、彼と同じ姓を持つ霜月家の『霜月コウシロウ』がワノ国にて登場しています。リューマの本名はワノ国編にて初めて明かされたものでした。ただし本名の霜月と霜月コウシロウの関係性は作中で描かれていません。恐らく霜月リューマの子孫が霜月コウシロウだと推察されます。
リューマとゾロの関係は?祖先だった?
ネット上ではリューマはゾロの祖先だという考察がされています。『MONSTERS』に描かれた生前のリューマの顔はゾロの顔と共通点が多く、髪型や生え際、目つきに表情の動き方などがよく似ています。また、リューマの異名が伝説の剣豪で、ゾロの目指しているものが世界一の剣豪という部分にも関連性があり、可能性は十分にあるかと思われます。
リューマのモデル
リューマのモデルは尾田栄一郎がワンピースの前に描いた作品『MONSTERS』の主人公です。MONSTERSの主人公はリューマという同じ名前を持っており、職業も同じ侍。物語の内容も悪役の竜を切るというもので、ワンピースのリューマの伝説と重なっています。
リューマは「Dの一族」?
リューマに関する考察の中にDの一族なのではというものがあります。この根拠はワンピースではなくMONSTERSに描かれている内容にあり、そこに登場しているリューマは『リューマ・ド・キング』という異名をつけられています。ミドルネームにドがついていることからDの一族と関連性があると見られているわけですが、あくまでMONSTERSでの話でありワンピースのリューマが本当にDの一族なのかは定かではありません。
【ワンピース】リューマの遺体はどうなった?
ここからはワンピースにおけるリューマの遺体の謎についてまとめていきます。リューマが初めて登場したのはスリラーバークでしたが、そこはリューマが生きて暮らしていたはずのワノ国からは遠く離れた場所であり、なぜリューマがスリラーバークで登場したのかについてネット上では考察が行き交っています。
リューマの遺体は掘り起こされた?
リューマがスリラーバークに登場した理由は何者かがワノ国に赴き彼の遺体を掘り出したからです。錦えもんがゾロの腰に秋水があることに気付くと、その名刀が23年前に起きたワノ国英雄の墓荒らし事件によって消失したものだと明かされ、リューマの遺体が何者かによって持ち出されたことが明かされました。
リューマの遺体を持ち出した犯人は誰?
墓荒らし事件の犯人については作中では詳しく明かされていません。犯人が明かされないということは、今後のストーリー展開に関わってくることだろうということで、ネット上では様々な考察がされて盛り上がっています。ここでは代表的な考察を2つ紹介していきます。
犯人説①ヒルルク
ヒルルクはドラム王国にいた医者でありチョッパーの恩師である存在ですが、彼は過去に満開の桜を見たことがあると語っています。それを見た場所は厳密には明かされていませんが、恐らくワノ国のことを示していると予想されており、その上Dr.くれはの言葉ではかつてヒルルクは大泥棒だったとされています。この2つの共通点からヒルルクがワノ国で墓荒らしをしたと推察することができます。
犯人説②ゲッコー・モリア
一番シンプルな考えとしてゲッコー・モリアが犯人だという考察もあります。そもそもリューマはゲッコー・モリアが生み出したゾンビ軍団の1人としてワンピースに登場しています。その上、ゲッコー・モリアはカイドウとの因縁が隠されており、敗北した腹いせに墓荒らしをしたのではと推察されています。
【ワンピース】リューマの声優
ここからはアニメ版ワンピースにてリューマの声を担当した声優についてまとめていきます。伝説の剣豪という経歴を持ちながらブルックの影によって陽気な性格になったリューマ。そんな彼を演じた声優はどんな人だったのでしょう?
リューマの声優は「粗忽屋雑司ヶ谷店(チョー)」
リューマの声を演じた声優はチョーさんです。チョーさんは麦わらの一味のブルックを演じている声優さんでもあります。粗忽屋雑司ヶ谷店という名義はアニメ版のエンドクレジットの表記であり、麦わらの一味を担当している声優が同作品の他のキャラを演じると表記が粗忽屋新宿店名義になっています。
チョーのプロフィール
本名は長島茂。1957年12月15日の埼玉県生まれ。血液型はB型で身長は167cm、現在の所属事務所は俳協こと東京俳優生活協同組合です。元々は俳優として活動していた人であり、教育番組の着ぐるみの中身を演じたりしていました。本格的に声優活動を始めたのは1989年で、現在ではアニメ声優の他に吹き替えやナレーターとして活躍することも増えています。
チョーの主な出演作品
- 大槻班長(賭博破戒録カイジ)
- 邪見(犬夜叉)
- メケケ(ケロロ軍曹)
- ギルボア・サント(機動戦士ガンダムUC)
- ワンワン(いないいないばあっ!)
【ワンピース】リューマに対する世間での評判や人気
これまでリューマの強さや秋水、本名の謎などについて情報をまとめてきました。作中ではゾロと対等に渡り合う活躍を見せていましたが、そんなリューマに対してファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここではリューマに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
リューマに関する意見で最も多かったものはゾロとの対決が熱くて好きだったというものでした。リューマ対ゾロの対決はお互いの力と力のぶつかり合いで、正々堂々とした内容であったためワンピースファンの間でも名バトルだと語られています。
ワノ国編にて浮上したゾロとリューマの関係性については多くのファンが疑問を抱いていました。カイドウが実質倒された今でも、ゾロとリューマの関係性は特別語られておらず未だ謎に包まれており、本当にいつか明かされるのかとそわそわしている人も少なくありません。
ゾロとリューマの関係についての考察は様々なものが出ていますが、最近ではトキトキの実を使って過去に跳んだゾロ本人説というものが話題になっていました。リューマがゾロ本人であればリューマ対ゾロでのやり取りに辻褄が合わない部分も出ていますが、可能性としてはなくはないところが興味深いところです。
【ワンピース】リューマはワノ国の伝説の剣豪で強いキャラだった
スリラーバークに登場しゾロに秋水を託したリューマ。そこで彼の登場はないと思われていましたが、ワノ国にて再び名前が登場したことで彼が再登場するのではとネット上では盛り上がっています。リューマが遺した伝説がこれからの物語にどう関与するのか、今後の行く末から目が離せません。
この記事のライター
zeile
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。