【ワンピース】リューマはゾロの先祖?本名や強さまで徹底解説!
漫画ワンピースに登場する伝説の侍リューマはゾロの祖先という考察があります。この記事ではそう言われる理由や生前のリューマについてまとめました。またゾロとの闘いはワンピースの中でも名勝負と言われており、リューマの強さについても解説していきます。
目次
リューマとゾロとは?
リューマはスリラーバーク編で登場し、ゾロと対峙したことのあるキャラクターです。遺体に影を入れてゾンビ化することのできるゲッコー・モリアの能力で蘇ったリューマですが、リューマという人物自体はどういった人物なのか、また考察されているゾロとの繋がりについてまとめました。
リューマのプロフィール
- 誕生日:11月6日
- 年齢:亭年47歳
- 異名:伝説の侍、刀神様
- 所属:元ワノ国侍→スリラーバーク海賊団の将軍ゾンビ
- 好きな食べ物:カレー
- 身長:179cm
スリラーバーク編で登場したリューマですがこの時既に死んでおり、ドクトル・ホグバックとゲッコー・モリアの力によって魂を宿し動いていました。リューマの遺体に影を入れたことによってリューマ自身の強さが引き継がれ、入っていた影はブルックのものだったので話し方や立ち振る舞い、使用する技はブルックそのものでした。
ゾロのプロフィール
- 本名:ロロノア・ゾロ
- 誕生日:11月11日
- 年齢:19歳→21歳
- 異名:海賊狩りのゾロ
- 所属:麦わらの一味戦闘員、麦わら大船団
- 好きな食べ物:白米、海獣の肉、酒に合うもの
- 身長:178cm→181cm
ゾロは剣士で刀を3本使用する3刀流スタイルで戦います。夢は世界一の剣豪になることで日々トレーニングを怠りません。どこでも寝てしまうことや重度の方向音痴が弱点で、今までも上陸した島で幾度となく迷子になってきました。あまりふざけたり口数が多いキャラクターではありませんが、ルフィのことを信頼しており船長として顔を立てたりフォローしていることもありいざという時には頼れる存在です。戦闘でダメージを受けても何度も立ち上がり、傷が癒えてなくとも修行に励むタフで男気のある性格です。
ワンピースの概要
1997年から週刊少年ジャンプで連載をスタートした漫画ワンピースは現在も連載が続いており、今年で25周年を迎えました。コミックスは100巻を超え2015年には最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズとしてギネス記録に認定されています。アニメ放送も1999年からスタートし、劇場版の制作も度々されるなど長年に亘り人気の作品となっています。日本国内のみならず外国でも熱狂的なファンが存在することから世界ワイドでの人気の漫画と言えます。
ワンピースのあらすじ
ワンピースの主人公は海賊王を目指すルフィという少年で、仲間を集め海賊船で大海原を冒険します。悪魔の実の能力でゴム人間となったルフィですが、他にもワンピースの世界には様々な能力が存在します。能力を持った強い敵に仲間達と共に立ち向かい、様々な困難を乗り越えていく中で、絆や友情が深まっていくことに感動の名シーンが多数生み出された作品です。今年で25周年となったワンピースですがついに最終章を迎え、ワンピースの世界の秘密が明かされます。
リューマはゾロの先祖?本名や強さは?
かつて伝説の侍であったというリューマですが、スリラーバークでブルックの影が入ったのにも関わらずブルック自身も勝てないほどの強さでした。これは影が入れられた元々の遺体が強かったということになります。そしてワンピースで剣士と言えばロロノア・ゾロで、この二人には何か関係性があるのではないかという考察があります。ここではリューマとゾロの囁かれている関係性についてまとめました。
リューマの子孫がゾロだといわれる理由
いくつもの理由があり、リューマはゾロの先祖という考察がなされています。ワンピース本編とは別の読み切り作品でもリューマについて扱われていてそこにもヒントが隠されています。ここでは顔が似ていることや、リューマとその子孫や本名から考察します。
顔がどことなく似ている
スリラーバークで登場したリューマは遺体に影を入れられ無理やり動かされている状態で、見た目はほぼゾンビです。その為、この時点ではゾロに似ていると断定はできません。ですがワンピースの読み切り作品のMONSTERSでリューマの生前が描かれており、この物語に登場するリューマはあのスリラーバークのリューマであると尾田先生も明言しています。生前のリューマがゾロに似ていると言われています。
ワノ国とシモツキ村の関係
シモツキ村はゾロの生まれ故郷です。ゾロの幼少期に通っていた道場の師範・コウシロウが住む村で、ワノ国編で登場する刀鍛冶・霜月コウ三郎が作った村でもあります。霜月コウはコウシロウの父親です。この村は建物がワノ国の雰囲気に似ていて、シモツキ村はワノ国から移住してきた人達によって作られた村であると言われ、コウシロウもワノ国出身者なのではないかと考察されています。
霜月牛丸とリューマが似ている
霜月牛丸はワノ国・鈴後を治めていた大名で既に戦死しているキャラクターです。牛丸の若い頃の顔や所作がゾロとそっくりであったと作中で語られていましたが、尾田先生はこのことについて牛丸はゾロの父親ではないと明言しています。となると、牛丸とリューマが何かしらの関係性を持っているということは明白です。ゾロと同様、牛丸とリューマも見た目が似ていて無関係ということはほぼありません。
リューマの本名
リューマの本名は霜月リューマです。ゾロが幼少期に通っていたコウシロウの道場の子はコウシロウの孫の霜月くいなです。ここから霜月家の大まかな家系図が考察されることとなりました。そしてゾロの先祖がリューマであり、ゾロの本名は霜月ゾロなのではないかと言われています。そしてくいなとゾロは霜月家の末柄という考察もあります。霜月家の人達とゾロの顔が似ていることや刀に関係することについて、尾田先生は何かしらあるということを匂わせるような発言もしています。
リューマの強さ
生前のリューマの強さは巨大な竜の首を切り落とす、生涯無敗だったなど後世では伝説の侍と呼ばれています。スリラーバークでブルックの影を入れられ復活した際は影の持ち主であるブルック本人と対峙しましたが、ブルックは歯が立ちませんでした。影は持ち主が死亡してしまうと消滅してしまうという特性があり、そもそもとどめを刺せないという条件付きでの勝負でした。
影を入れられた本体が元々強ければ影との相乗効果でさらに強くなるという特性もあり、ブルックでは敵わなかったと思われます。その後ゾロとリューマが対峙した際にはブルックはその戦いを見て「私には全く本気じゃなかったんだ」とリューマの本気をやっと見たという発言もありました。リューマの強さはゾロと渡り合えるほどの強さということになります。
リューマの遺体
スリラーバークで登場したリューマは遺体の姿で、影を入れられたことによって動いていました。影を入れる本体が強いほど影を入れた時にさらに強くなるので、ゲッコー・モリアは強い遺体をたくさん所有していました。そもそもなぜここにそんな遺体があったのか、そういった経緯だったのかまとめました。
リューマの遺体はスリラーバークにあった
ゲッコー・モリアによって影を入れられ、リューマの遺体はスリラーバークにありました。しかしリューマが死んだのは数百年前でスリラーバークが存在するより前に埋葬されたはずです。何者かの手によってここに運ばれてきたということになります。
リューマの遺体を持ち出した人物は誰?
既に埋葬されているリューマの遺体を掘り出して持ち出すというのは随分バチ当たりなことですが、誰が何のためにそんなことをしたのか考察します。主に持ち出したと言われている人物は二人います。
ヒルルク
ヒルルクの過去は大怪盗でした。チョッパーに不治の病が治った桜の話をしていましたが桜が咲いている描写があるのは今のところワノ国のみで、ヒルルクはワノ国に訪れたことがあるのではないかと言われています。そしてワノ国の宝であった秋水を盗み、死者蘇生の研究をしていたDrホグバックに依頼されリューマの遺体も盗んだのではないかという考察もあります。
ゲッコー・モリア
過去にカイドウとゲッコー・モリアとの間で戦争が起こりました。この時、墓荒らし事件というモリアがリューマの遺体を掘り起こし盗むという事件が起こりました。リューマが埋葬されたワノ国鈴後は常に雪が降り積もるほど寒冷な気候で遺体の状態が良く、数百年の間ほぼ原形のまま保存されていたような形でした。
そしてそこでは自分の刀も一緒に埋葬するという文化があり、リューマの遺体とリューマの愛刀を同時に持ち出したとされています。モリアは影を入れるための強い人物の遺体を常に欲しており、伝説の侍と言われるリューマに目をつけたのです。
リューマの愛刀は秋水!ゾロに託した思いは?
竜の首を切り落とし伝説の侍と言われたリューマの愛刀は秋水です。リューマはゾロと戦いますが、戦いの最後にゾロへその刀を託します。そしてこの秋水は威力がとてもあり、初めてこの刀を振るったゾロは切るつもりのない物まで切ってしまい扱いづらそうでした。
リューマの愛刀は秋水
秋水は大業物21工の一つで名刀です。そして秋水はとても強固と言われる黒刀でもあります。鈴後では生まれたときから刀を託されて生涯使用し続け、死んだ時には自分の墓に一緒に埋葬されるという文化があるためリューマは秋水を生涯使い続けていたのではないかと言われています。
秋水はなぜ黒刀になった?
世界一の剣豪であるミホーク曰くすべての刀は黒刀のなり得るとのことです。秋水は元々黒刀ではありませんでした。黒刀が黒いのは使用されている素材が黒いのではありません。長く戦い使用することで”成る”とのことです。リューマが生まれた時から使い続けていたために黒刀に進化したのではないかと言われています。ゾロの手に渡った時には既に黒刀でした。
秋水をゾロに託したリューマの思い
インペルダウンで3本あったうちの1本の刀を、サビサビの能力で海兵に使い物にならなくされてしまったゾロはリューマの秋水に目をつけます。秋水を奪おうとリューマとの戦いが始まり、お互い一歩も引かない戦いが繰り広げられました。しかしゾロの一刀流奥義で決着が着くと敗北したリューマはゾロに秋水を託します。ゾロは秋水を持つ人物に相応しいと、ゾロのことを認めました。
ゾロはリューマの子孫という考察がある通り、この戦いでもお互いが随所にお互いの何かを感じているようなセリフや描写がありました。リューマはゾロのことを子孫だと直感し、大切な秋水を託したのではないかと言われています。なお、この勝負はワンピースの中でも名勝負だったと言われています。
秋水は牛鬼丸に盗まれた?
秋水は元はと言わばリューマの物で、それをリューマごとモリアが盗みその後ゾロに託されたという経緯があります。それを知らない牛鬼丸はゾロを疑い、秋水はワノ国の宝だと言い張って盗みます。牛鬼丸は墓荒らしから刀を守るために人々から武器を奪っていたそうです。ゾロから奪った秋水もリューマの墓標のような場所に戻していました。しかし牛鬼丸もゾロのことをリューマの子孫であると感じたような発言をいくつかしています。
リューマとゾロに対する世間での評判や人気
ワンピース作中の随所にゾロがリューマの子孫であると考えられる描写が存在します。血の繋がりを感じられるようなシーンもあります。細かい所に気づく読者もいてこの話題は盛り上がりを見せています。
ゾロもリューマも凄腕の剣士ですが、先祖であるリューマの方が腕が立つのではないかという意見です。生前のリューマは生涯負けたことのない侍だったので相当強いです。しかしゾロはまだ生きていて成長途中です。今後のゾロの最終的な強さがリューマなのではないかとも言われています。
ワンピースの中で名勝負と言われている二人の戦いはやはりかっこいいです。最後ゾロに秋水を託すシーンはリューマがかっこいい侍であることも感じられます。先祖と子孫という関係を感じられる熱い戦いでした。ブルックには本気でなかったリューマがゾロには本気で挑み、その強さに読者はドキドキさせられました。
リューマはゾロの先祖の可能性が高い
数百年も前に伝説の侍と言われたリューマは、現在世界一の剣豪を目指すゾロの先祖であると考えられます。顔や所作が似ており辻褄が合う点も多いです。またリューマがゾロの先祖である考え方に対して意味深な発言も尾田先生からあります。ワノ国で様々なゾロに関しての情報がありましたが、最終章に突入したワンピースではゾロの生い立ちや素性が明らかになるはずです。またゾロ周辺の人物についても偉大な人物の子孫であることも考えられ、今後ワンピースから目が離せません。
この記事のライター
野口下
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