【ワンピース】疫災のクイーンの強さや能力まとめ！懸賞金や声優情報も紹介

カイドウの強力な部下である大看板の一人のクイーンは、"疫災のクイーン"という呼び名も存在しています。クイーンは『ワンピース』の中でも一見陽気な人物で、武器等を使わない場合のクイーン自身の戦闘力は弱いのではないか等と思う読者も存在しています。ここでは実力に関して様々な意見の登場している、クイーンのプロフィールについて紹介していきます。

クイーンは百獣海賊団のムードメーカとも言える存在で、クイーンの登場シーンではノリの良さを見せるシーンが多々登場しています。キッド達との海賊同盟を裏切ったアプーとも仲が良く、百獣海賊団での宴の際には二人で盛り上げ役をする等といった一面を持っているキャラクターとなっています。

疫災のクイーンが登場する『ワンピース』は、1997年から2022年現在まで長期的な連載をしている少年漫画となっています。『ワンピース』はアニメ化もされて海外で人気を博している他、性別年齢関係なく様々な人が楽しめるような内容の作品となっています。『ワンピース』には少年漫画らしさのある熱いバトルシーンの他に、キャラクター達の言動が印象的な感動するシーン等も魅力の一つとなっている作品です。

東の海に存在しているフーシャ村に立ち寄っていた海賊である"赤髪のシャンクス"は、フーシャ村で育った『ワンピース』の主人公である"モンキー・D・ルフィ"と出会いました。フーシャ村で山賊との間に発生した一件から海に落とされたルフィを救出したシャンクスは、ルフィの憧れの存在となりました。シャンクスに憧れたルフィは海賊王になる事を目標にして、海賊として旅に出る事を決意しました。

作中のキャラクターから弱いと評価されているクイーンは、武器を始めとした様々な能力を扱う人物となっています。ここではクイーンは本当に弱いキャラなのかどうかについて、またクイーンに設定されている懸賞金等について紹介していきます。

クイーンは他の百獣海賊団の幹部達と同じく、悪魔の実の能力者となっている人物です。クイーンの所持する悪魔の実の能力は"リュウリュウの実古代種モデルブラキオサウルス"という名前の悪魔の実となっていて、ゾオン系の能力に分類されています。百獣海賊団の幹部の殆どはゾオン系古代種の能力者となっていて、古代種という珍しい能力者の集まりである事から非常に強力な組織となっています。

百獣海賊団大看板という肩書きを持っている事から、相当な実力を持っていると考えられるクイーンですが、『ワンピース』内で登場する描写からクイーンは弱いキャラクターなのではないかと考察されています。大看板は3人で構成される船長に次いでの役職となっていて、クイーンはキングに続く強さと言われている事から百獣海賊団全体の3番目に強い人物とされています。

しかしビッグ・マム海賊団の上陸を防いだキングに対して、クイーンはビッグ・マムの攻撃2回で倒されている事や、大看板の次に強いとされる飛び六胞のメンバー全員には、大看板で一番弱いとされるジャックよりも弱い人物であると思われ、格下に見られています。この事からクイーンの実力は弱いのではないかという考察が登場していました。

百獣海賊団内で弱いと噂されるクイーンですが、懸賞金の設定額は船長でないにも関わらず10億ベリーを超えていて、"13億2000万ベリー"という高額の設定となっています。この懸賞金の額は大看板のキングよりは低いものの、ジャックよりは上である事からクイーンが弱いと言われているのは実力を見せていないだけかと思われますが、この懸賞金の事実がありながらも飛び六胞からは下に見られる発言が登場しています。

実際には弱い人物なのではないかと思われているクイーンですが、疫災のクイーンという呼び名に相応しいウイルスに関係する武器を始めとした、様々な武器を開発して使用している人物となっています。クイーンは"疫災弾(エキサイトだん)"のようなクイーン自身だけでなく百獣海賊団の部下達にも普及している武器の制作もしている事から、百獣海賊団全体の戦闘力上昇に貢献している人物である事が分かります。

高い懸賞金を設定されている事実を持ちながら百獣海賊団の仲間から実力を疑われているクイーンには、その実力が強いのか弱いのかについて様々な考察が行われています。ここではクイーンの実力に関する考察の一つである、クイーンと他のキャラクターとの強さの比較について紹介していきます。

ホールケーキアイランド編でルフィと戦ったビッグ・マム海賊団の幹部である"シャーロット・カタクリ"は、クイーンと比較すると懸賞金はクイーンの方が高くなっています。懸賞金ではクイーンに軍配が上がりますが、カタクリは未来を読める程に高練度の見聞色の覇気やクイーンの使用できない覇王色の覇気を習得している事から、カタクリとクイーンの直接対決ではカタクリが勝利するのではないかと考えられています。

白ひげ海賊団に所属していたルフィの兄であるエースは、懸賞金ではクイーンに圧倒されています。エースはロギア系の能力であるメラメラの実の能力者であり、能力の強さだけならエースの方が上と考えられますが、覇気を使用できるクイーン相手ではロギア系の防御方面の強さは殆ど無意味となっています。クイーンは攻撃防御共に強力である事から、総合するとエースよりクイーンの方が強いと考察がされています。

懸賞金ではルフィに負けているクイーンですが、決着が付くまで全力で勝負した訳ではないものの、『ワンピース』の作中でルフィとクイーンは勝負をしています。その際にルフィの攻撃をクイーンは片手で対処するといった余裕を見せていた事から、ルフィと互角クラスの戦いが出来る事が想像できます。

クイーンとビッグ・マムの強さの比較は、懸賞金や作中での描写から圧倒的にビッグ・マムが上と考察できます。クイーンが弱いと言われる理由の一つでもあったビッグ・マムと戦った際の負け方からも分かるように戦闘力では完全にクイーンが負けています。緊急事態での対処の為とはいえ勝てないと分かりつつも、四皇の一人に挑んだクイーンは部下の上に立つ人物として有能だという評価もされています。

『ワンピース』はアニメ化された事で、キャラクター達の声も魅力の一つとなっている作品です。アニメの『ワンピース』では声を理由にそのキャラクターを好きなる視聴者がいる程に、声優の演技は影響力を持っています。ここではクイーンの声優の正体について紹介していきます。

『ワンピース』に登場するクイーンの声優を担当するのは"高橋広樹"です。高橋広樹は1994年から声優の活動をしているベテランの声優となっています。高橋広樹は声優以外にも俳優、歌手といった一面を持っている人物で、様々な場面で活躍をしている人物となっています。ここでは高橋広樹のプロフィールについて紹介します。

事務所は"マック・ミック"に所属している高橋広樹は、子供の頃から声優を目指したいた訳ではなく当初はプロレスラーを夢としていました。しかし運動を続ける過程で起きた怪我等からプロレスラーを諦める決意をした後で、進路に困っていた際に声優に興味を持ち、養成所や専門学校を経て声優として活動を開始しました。

『ワンピース』のクイーン役を演じている高橋広樹は、『ワンピース』以外にも『HUNTER×HUNTER』のヒソカ役、『遊戯王』の城之内克也役、『テニスの王子様』の菊丸英二役等を始めとして、『名探偵コナン』、『BLEACH』、『ポケットモンスター』等といった様々な有名作品で活躍している声優となっています。

古代種の悪魔の実の能力や、自分で開発した強力な武器といったような様々な能力を扱うクイーンですが、その能力を利用した強力な技を作中で披露しています。ここからはクイーンが『ワンピース』で実際に使用している技について紹介していきます。

"無頼男爆弾(ブラキオボムバ)"はクイーンの管理する場所である兎丼にビッグ・マムが登場した時に、クイーンがビッグ・マムに対して使用した技です。ブラキオボムバは悪魔の実の能力によって獣型に変身したクイーンが、人型の時よりも大幅に上昇したパワーを利用した頭突きを放つ技となっています。

"ブラック光火(コーヒー)"はリュウリュウの実の能力で人獣型か獣型に変化している時に使用できる技で、海軍の大将である黄猿が発動する能力のようなレーザー攻撃を発生させる技です。ブラック光火は麦わらの一味に所属しているサンジとチョッパーに対してクイーンが使用した技となっています。

"ブライダル熱拳(グラッパー)"は、温度を上昇させた腕で攻撃する技となっていて、悪魔の実の能力により人獣型へと変化したクイーンが使用していた技です。登場シーンでは麦わらの一味のゾロに対して奇襲する為に使用されましたが、サンジの妨害によって阻止された技となっています。

"風来拳(ブライパン)"は人獣型時のクイーンがサンジとの戦闘中に使用した技です。ブライパンはクイーンが行う連続パンチによる攻撃となっていて、実際の使用シーンではブライパンによる攻撃と武器を使用した攻撃の合わせ技によってサンジを攻撃しました。

"ブラキオ蛇(ジャ)ウルス"は獣型となったクイーンが自らの首を飛ばして攻撃する技です。ブラキオジャウルスは首を飛ばすという相手から想像の出来ない攻撃により意表を突く事が出来る技となっていて、サンジとの戦いで用いられました。

"ブラキオとぐロス"とは上記のブラキオジャウスルで相手に接近した後に、首の長さを利用して巻き付く技となっています。ブラキオとぐロスによる巻き付いた際の力はとてつもなく、脱出は非常に困難で破壊力のある技となっています。登場シーンではサンジに対して使用されていて、決定打とはならなかったものの多大なダメージを与えた技となりました。

"ブラキオランチャー"は、獣型に変化したクイーンの身体から発射されるミサイルで攻撃する技です。ブラキオランチャーの発動にはクイーンが技名を言う必要があり、技の説明として技名を言ってしまい自爆する事となった技となっています。サンジをブラキオとぐロスで拘束した際に自爆してしまい、自身のミスで拘束を解いてしまう事となりました。

クイーンは表面上の性格は明るくノリの良い人物のような印象を受けますが、実力の無い部下の事は使い捨ての駒のように扱うシーンもある事から、『ワンピース』の中でも特に酷い一面を持っているキャラクターとなっています。そのシーンを見た視聴者からはクイーンの評価が下がっていて、嫌いなキャラクターとして名前を挙げる人もいる程の悪い印象を与えています。

クイーンは敵味方関係無しに制作したウイルスで攻撃するシーンがあり、視聴者だけでなく『ワンピース』内のクイーンの部下からも嫌われる事となりました。そのウイルスの対策をチョッパーがした事により、攻撃されたクイーンの部下はチョッパー側に加担する者が出る程にクイーンに対して嫌悪感を示しました。この一連の流れから読者の中でもクイーンの人気は下がり、チョッパの評価が上がるといった現象が発生しました。

クイーンは仲間の扱いが酷い等といった悪い印象が強いですが、それと同時に物語の中で笑いの要素も持った人物となっています。緊迫した状況以外でのクイーンはノリも良くリアクションも派手な事から、非常に面白いキャラクターという評価を読者の間でされている事から、人気のキャラクターとなっています。

今回は『ワンピース』で百獣海賊団の大看板になっている強力な人物のクイーンの正体ついて紹介しました。クイーンの正体はゾオン系古代種の能力者でありながら、部下からは弱いと思われているものの強力な戦闘力を持った人物である事が分かりました。またクイーンは冷酷な一面もありながら、アプーと共に場を盛り上げたりと陽気な一面も持った人物である事が分かりました。