【ワンピース】キュロスの強さや過去とは?名言や声優情報も紹介
『ワンピース』のドレスローザ編に登場する片足の兵隊キュロス。『ワンピース』の中でも高い戦闘能力を持つキュロスはドレスローザ編のもう一人の主人公ともいえる存在です。そんなキュロスの強さや過去を名言や声優情報とともに紹介します。
目次
ワンピースのキュロスとは?
『ワンピース』のドレスローザ編に登場する片足の人物、キュロスとは一体どんな人物なのかを紹介します。
キュロスのプロフィール
キュロスは「偉大なる航路(グランドライン)」のドレスローザ王国の元王軍隊長。コロシアムの決闘で3000戦全勝した驚異の記録を持っている剣闘士です。身長298cm、年齢は44歳。誕生日は9月22日のおとめ座。血液型はS型です。好物は貝料理で、ドレスローザ王国の出身。妻はスカーレット、娘はレベッカです。おもちゃ時代には「怒りの雷兵」という異名を持っていました。過去の闘いで左足を失っています。
キュロスの性格
少年時代をスラム街で育ったこともあり、攻撃的な性格でした。剣闘士となった後、リク王軍隊長になってからは本来の優しい性格となります。おもちゃの兵隊に変えられてからも、父の記憶を失くした娘に剣術を一生懸命教え、傍で支え続けます。厳しい面もありますが、娘を思う優しい父親です。
キュロスはドレスローザ編で活躍
キュロスは『ワンピース』のドレスローザ編に登場。自分をおもちゃの兵隊に変えたドフラミンゴの仲間であるシュガーを倒す為、トンタッタ族と強力し王宮へ向かいます。シュガーを気絶させ、人間に戻れたキュロスは、妻を殺した宿敵ディアマンテを倒します。
ワンピースの概要
『ワンピース』は『週刊少年ジャンプ』にて大人気連載中の尾田栄一郎著による少年漫画です。1997年に連載が開始すると1999年にはアニメ放送が開始します。『ワンピース』のアニメ劇場版や実写化の制作など、常に話題になる大人気作品です。2021年9月には単行本の100巻が発売されたロングラン作品です。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の舞台は大航海時代。海賊王ゴール・D・ロジャーが遺したとされる「ひとつなぎの秘宝(ワンピース)」を求め、海賊たちは冒険へ出ます。主人公のルフィも海賊に憧れる少年。ある日「ゴムゴムの実」を食べゴム人間になってしまいます。一生泳げない体になったルフィは、自分の夢である海賊王になるため旅立ちます。
ワンピースのキュロスの強さ
『ワンピース』に登場する、片足の兵隊キュロスの強さについて紹介します。
キュロスの戦闘スタイル
人間の時の戦闘スタイルは、盾を持たず両刀剣のみで戦うスタイルです。おもちゃになっていた時は、背中の鉄砲を使って戦っていました。戦士としての才能を生まれながらに持ち、さらに鍛錬に励んだ結果、高い戦闘力を持つ兵隊となりました。
キュロスの技「雷の破壊剣」
代表的な技は「雷の破壊剣(トゥルエノバスタード)」です。勢いよく飛び込む単純な技ですが、鍛え上げられた肉体とドレスローザの怒りを込めた渾身の一撃。相手の武器を破壊するほどの威力を持ちます。
キュロスの強さをディアマンテと比較
ドフラミンゴ海賊団の幹部であり、妻の仇であるディアマンテ。「ヒラヒラの実」の能力者で、触れたものをなんでもヒラヒラとはためかせてしまいます。そんなディアマンテはキュロスの足元を狙ったり、レベッカを狙ったりと姑息な攻撃を仕掛けてきます。ディアマンテの姑息な攻撃に追い込まれながらも、渾身の一撃で正々堂々と剣を振り下ろします。見事にディアマンテを倒し、妻の仇を打つのです。
ワンピースのキュロスの過去や娘
片足の人形として登場したキュロスの過去や、娘のレベッカを紹介します。
キュロスの過去
剣闘士として高い戦闘力を持つが、片足を失っているキュロス。彼の過去とはどんなものだったのか紹介します。
キュロスの過去①少年時代
ドレスローザのスラム街で少年時代を過ごしたこともあり、攻撃的な性格で不良少年として有名でした。ある日、親友を殺害したチンピラを殺し、逮捕されそうになります。そんなキュロスにリク王からコリーダコロシアムで100勝できれば過去の罪を帳消しにするという提案が出され、見事達成します。
見事100勝を達成しますが、観客から人殺しと呼ばれ、自分は外に出るべき人間ではないと判断し自らコロシアムに残ることを決意。そして3000戦全勝という偉業を成し遂げました。そのころにはキュロスの功績は称えられ、銅像が設置されました。
キュロスの過去②片足の兵隊の姿に変えられる
剣闘士をやめてリク王軍隊長となり、スカーレットとヴィオラの護衛担当を任されます。平穏なドレスローザでしたが、海賊のドフラミンゴが仕掛けたクーデターによって大混乱となります。ドフラミンゴは王族を皆殺しにすることを宣言し、キュロスも捕まってしまい、左足に海楼石の足枷をつけられてしまいます。
リク王や王女を助ける為、足枷をされている左足を切断し、ドフラミンゴに斬りかかります。しかしドフラミンゴの仲間であるシュガーの「悪魔の実」の能力で片足のおもちゃの兵隊へと変えられてしまいます。
キュロスの家族
キュロスの愛する家族を紹介します。
キュロスの妻はスカーレット
スカーレットはドレスローザの王女です。始めはキュロスに対して良い印象を持っていませんでした。しかしスカーレットが海賊に攫われた際にキュロスに助けられたことがきっかけで好意を抱きます。元罪人と王族との結婚は難しく、スカーレットは自身は病死したと偽装を行い、王族を抜けて一般人となりキュロスと結婚します。後にレベッカという娘が誕生します。家族3人幸せな暮らしでした。
ドレスローザでクーデターが巻き起こった際にキュロスと別れ、赤い花畑で再会する約束をします。しかしキュロスはシュガーの「悪魔の実」の能力でおもちゃの兵隊にされ、他の人の記憶から消えてしまいます。2人は再会できませんでした。スカーレットが一人で食料を調達しに行った際にドフラミンゴの仲間であるディアマンテに襲われます。おもちゃのキュロスが助けに入りますが、スカーレットはキュロスの腕の中で亡くなります。
キュロスの娘はレベッカ
キュロスの娘レベッカは、6歳までキュロスとスカーレットと穏やかに生活していました。しかしドフラミンゴが仕掛けたクーデターによって隠れて暮らすこととなります。そして母を亡くします。父の記憶も失いますが、おもちゃの兵隊の姿でレベッカを傍で支え、レベッカも「兵隊さん」と呼んで慕っていました。
王族の血を引くレベッカを守る為に、おもちゃの兵隊となったキュロスは剣術を教えます。しかし、ドフラミンゴの仲間に捕まってしまい囚人剣闘士となり、晒しものにされてしまいます。女戦士として勝ち続けましたが、国民からは「人殺し」などの罵声を浴びる日々。おもちゃの兵隊が愛する家族だと知らないまま、自らの手でドフラミンゴを倒す為に戦い続けます。
ワンピースのキュロスの名言
『ワンピース』のキュロスの名言を紹介します。
キュロスの名言①「家族を2人も奪われて…」
「家族を2人も奪われてたまるかァ!!!!」
出典: comic-kingdom.jp
この名言は、かつて妻を殺したディアマンテとの戦いのシーンで登場。妻の仇であるディアマンテが今度は娘を襲っており、娘まで殺させまいとディアマンテに渾身の一撃を放った際のセリフです。
キュロスの名言②「まも…守れ…」
「まも…守れなかった…!!!」
出典: comic-kingdom.jp
この名言は、妻がディアマンテに殺され、悔やむシーンで登場します。この時すでにおもちゃの兵隊にされており、人形の姿では涙を流すことすらできません。妻を守れなかった悔しさと悲しさが溢れるシーンです。
キュロスの名言③「私が…父親で…」
「私が…父親でいいのか…?」
出典: comic-kingdom.jp
この名言は、ドフラミンゴとの戦いが終わった後、人間の姿でレベッカと再開するシーンで登場。人を殺めたことがあるという事実から、娘から離れて暮らすことを決意していましたが、レベッカはそばにいてと言ってくれます。その時に登場したセリフです。
ワンピースのキュロスの声優
『ワンピース』のキュロスを担当する声優について紹介します。
キュロスの声優は「小山力也」
キュロスの声を務めるのは声優の小山力也さん。数々のアニメや洋画の吹き替えに出演している有名な声優です。男性らしい声で、幅広い年代の役柄をこなす人気のベテラン声優です。
小山力也のプロフィール
キュロスを担当する小山力也さんは1963年12月18日生まれのO型です。出身は京都で劇団俳優座に所属。声優、俳優、ナレーターとして活躍中で、リッキーの愛称で親しまれています。アニメ作品の他にも、数々の洋画の吹き替えを担当している男女問わず人気のある声優です。
小山力也の主な出演作品
小山力也さんの主な出演作品を紹介します。
小山力也さんの主な出演作品1つ目は、『名探偵コナン』の毛利小五郎です。小山力也さんは毛利小五郎の二代目声優を担当しています。『名探偵コナン』は長年愛されている作品であり、小山力也さんの担当する毛利小五郎は作品の主要人物です。
小山力也さんの主な出演作品の2つ目は、『うしおととら』のとらです。『うしおととら』は1990年~1996年まで『週刊少年サンデー』にて連載されていた作品です。小山力也さんが担当するとらは、妖怪であり主人公の相棒的な役柄。
小山力也さんの主な出演作品の3つ目は『HUNTER×HUNTER』のジン=フリークスです。小山力也さんの担当するジン=フリークスは、主人公ゴンの父親。主人公のゴンが旅立つ理由となる、重要な人物です。
ワンピースのキュロスに対する世間での評判や人気
おもちゃになっても娘であるレベッカを見守り、剣術を教えていたキュロス。そんなキュロスをいい父親だと絶賛する声がたくさん上がっていました。レベッカと幸せに暮らすことを皆願っています。
キュロスのエピソードは『ワンピース』のエピソードの中でも辛いエピソードです。おもちゃに変えられ、愛する家族を奪われたシーンは涙が止まりません。
キュロスのように強くてカッコいい、そして優しい人物像はどんな人からも好かれ、憧れる存在です。男女ともに人気のキャラクターと言えるでしょう。
男が憧れる男のキュロス。キュロスのような男になりたいという声がたくさん上がっていました。剣闘士としても父親としても夫としても最高のカッコよさを持っています。
ワンピースのキュロスは強いリク王の元軍団長だった
『ワンピース』のキュロスは、戦闘力の高いリク王の元軍団長でした。ドフラミンゴの仲間によって人形に変えられ、妻も殺されてしまいます。しかし、娘を守るため人形の姿になっても剣術を教え、傍で支える強くて家族思いの人物です。『ワンピース』の今後の物語に登場するかはわかりませんが、きっと娘と幸せに暮らしていることでしょう。
この記事のライター
yonekao
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