【ワンピース】カタクリの身長がデカすぎる？性格や能力も紹介

『ワンピース』のキャラクター「カタクリ」は、数多く登場する敵キャラの中でも人気の高い人物です。そんなカタクリについてのプロフィールを『ワンピース』の概要やあらすじと共に紹介します。

カタクリこと「シャーロット・カタクリ」はビッグ・マムの次男であり、ビッグ・マム海賊団最高幹部「スイート3将星」の1人です。ダイフクとオーブンとは3つ子ですが容姿は全く似ていません。48歳とは思えぬ程の体格にいかついパンクファッションで身を包んでいます。

カタクリが『ワンピース』コミックスで初登場したのは第86巻の860話「10:00開演」です。麦わらの一味「サンジ」とビッグ・マムの35女「プリン」の結婚式のお茶会に世界経済界のトップ達が招待され次々と姿を現しました。そんな中、臓器提供会社を経営する「ジグラ」がセキュリティチェックを無視して会場に入ろうとしたところ、突然銃声のような音が響きジグラは倒れてしまいます。

そのジグラをジェリービーンズで撃ったのがカタクリです。カタクリは見聞色の覇気を鍛え過ぎたために、少し先の未来を予知する事ができます。それによってジグラの言動からビッグ・マムに復讐しに来た事を予知したのです。このシーンはアニメ『ワンピース』第825話「嘘つき ルフィとサンジ」で観る事ができます。

『ワンピース』は集英社「週刊少年ジャンプ」で連載されている少年漫画です。漫画家・尾田栄一郎先生による海洋冒険ファンタジーは1997年の連載以降、世界中で人気となり今もその勢いは留まる事を知りません。

時は大海賊時代、17歳になった主人公のルフィは海賊王を目指し未知なる海へ旅立ちます。その先で出会った仲間達と共に、ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を巡り沢山の強敵と戦います。ワノ国で四皇・カイドウを倒したルフィ。物語はいよいよ最終章へと向かいます。

『ワンピース』初登場から凄まじい気迫と強さを見せつけたカタクリ。そんなカタクリの身長が驚く程デカすぎると話題になりました。カタクリの身長はどれだけ大きいのでしょうか？デカすぎると話題になったカタクリの身長について調査しました。

『ワンピース』公式サイトを確認すると、カタクリの身長は「509cm」と明記されていました。ルフィの身長は174cmですから比較すると規格外の大きさです。509cmがどれだけ高いか例を挙げると、日本の一般的な車両用信号機が約5mですから、カタクリは信号機とほぼ同じ大きさになります。カタクリは『ワンピース』に登場するキャラの中でも身長は大きい事がわかります。

『ワンピース』に登場する「カイドウ」も身長が大きく威圧感を放っています。そんなカイドウの身長は公式で明らかにされていませんでしたが、ファンの間では様々な考察がされていました。その中で「約8ｍ～10ｍ」の予想が多く、710ｍと考察している声もあります。以上の事から、カタクリとカイドウの身長を比較すると身長がデカいと話題になっているカタクリよりカイドウの方が大きいと考えられます。

身長が509cmもあるカタクリの性格は、常に冷静で感情を表に出す事は殆どありません。戦闘状況においてきちんと判断し、自身が取るべき行動を考え実行します。しかし、カタクリは家族や部下に対して優しく、心が広い性格も持ち合わせています。身内が失敗しても軽く叱る程度に済ませ、弟や妹が危機に陥ると助けに入るなどから、ビッグ・マムや部下達からの信頼も厚い人格者です。

強さと寛容さを兼ね備えているカタクリは覇王色の覇気を覚醒しており、武装色・見聞色の覇気も使える強者です。そんなカタクリはどんな能力を持っているのでしょうか？ここからは、ビッグ・マム海賊団最高幹部・スイート3将星カタクリの能力に迫っていきます。

カタクリは悪魔の実である超人系（パラミシア）「モチモチの実」の能力者です。モチモチの実の能力は自身の体を餅に変えたり、餅を生み出し操る事ができます。モチモチの実の能力は原型を留めない性質を持っている事から、自然系（ロギア）の悪魔の実と似た能力となっています。

カタクリのモチモチの実の能力は覚醒しています。覚醒したモチモチの実の能力は周囲の物体を餅に変化させたり、変化させた餅から新たな餅を作り出し同化させる事が可能です。それに加え、切断されてもカタクリの体に影響はなく分断しても元に戻る事ができる上に、作り出した餅に武装色の覇気を纏わせ攻撃します。カタクリは見聞色の覇気によって予知もできるため戦うには非常に厄介な相手です。

カタクリのモチモチの実の能力は、ルフィのゴムゴムの実の上位互換だと言われています。その理由はカタクリとルフィの戦闘方法が似ている事にあります。ゴムゴムの実の能力と同じように、モチモチの実の能力は弾力性を活かし自在に伸縮や膨張させる事が可能です。そして、カタクリは鍛え上げた見聞色の覇気でルフィの攻撃技をコピーして餅の形を変えたり、回避していました。最終的にカタクリはルフィに負けてしまいましたが、戦闘能力ではカタクリの方が上だと考えられているのです。

カタクリの技はモチモチの実の能力が覚醒した事によって、元々持っていた武装色・見聞色の覇気を使い戦闘能力が非常に高くなりました。ルフィの技をコピーしオリジナルの技に変え、三叉槍「土竜」を巧みに操り攻撃します。

『ワンピース』初登場時から大きいファーで口元を覆い隠していたカタクリ。ここからは、そんなカタクリの口に隠されたエピソードや謎について考察します。

カタクリが口を隠している理由は、裂けた口を縫合した痕があるためです。カタクリの口が裂けてしまったのは、幼い頃にドーナッツを口の中に沢山入れ過ぎた事が原因です。この頃のカタクリは悪魔の実を口にしていない非能力者だったために頬を伸縮させる事は不可能でした。

幼い頃のカタクリはいじめられっ子でしたが、いじめる相手に仕返しするなど強さは人一倍ありました。しかし、そんなカタクリに報復しようといじめっ子達はカタクリ本人にではなく、妹のブリュレに襲い掛かり顔に大きな傷を負わせます。ブリュレはカタクリに「お兄ちゃんはそのままでいい」と責める事はしませんでしたが、自身の考えの甘さを悔い改め口元を隠し家族を守る完璧な男として生きていく事を誓ったのです。

ルフィとの激闘の最中、カタクリが妹のフランぺに激怒しました。その理由はフランぺが2人の戦いに水を差す行為をした事にあります。カタクリを心から慕うフランぺはカタクリの役に立って褒めてもらおうと援護しました。しかし、己のプライドを掛けた戦いに傷を付けられたと感じたカタクリは、自身の脇腹を土竜で突き刺すと、ボロボロになったルフィを嘲笑するフランぺに近付き「薄っぺらい援護はするな」と口元を見せ怒鳴ったのです。

ルフィと激闘の末、敗北を喫したカタクリは今後ルフィの仲間になるのではないかと考察されています。まず1つにカタクリとルフィが互いの強さを認めた事です。いがみ合う海賊同士が力を認め合う事はほぼ不可能だと考えられます。そして、ビッグ・マムは家族でさえも気に入らない事があれば殺してしまう暴挙に出る事から、家族を大事に思うカタクリにとって耐え難い苦痛になると推察されています。

もう1つは、ワノ国に向かうビッグ・マム海賊団の船にカタクリが乗っていなかった事が挙げられています。しかし、ワノ国へ行くメンバーに入っていなかったのは、ビッグ・マムがホールケーキアイランドを留守にする間、敵の海賊達から所有するポーネグリフを守るために残ったのではないかと考えられています。

『ワンピース』の作中で、その漢気や潔さで人気を博したカタクリ。そのカタクリをアニメ『ワンピース』で演じたのは、あの人気アニメ『銀魂』の主人公を務めた有名声優です。それでは、アニメ『ワンピース』でカタクリを演じた声優を紹介します。

アニメ『ワンピース』のカタクリ役を演じたのは、声優「杉田智和（すぎたともかず）」さんです。男らしく誇り高いカタクリを見事に演じ、ファンの胸を熱くさせました。

杉田智和（すぎたともかず）さんは現在、声優事務所「株式会社AGRS（アジルス）」の代表取締役を務める声優・作家です。YouTuberとしても活躍している杉田さんは、高校時代に制作した舞台脚本で自分の声を録音し効果音やBGMをつけたものを兄に聴いてもらい、声を活かした仕事を勧められた事がきっかけで声優を志しました。独特な重低音の声質に定評がある杉田さんですが、他の声優のモノマネも上手く評判も高い事で有名です。

声優・杉田智和さんの主な出演作品は『銀魂』坂田銀時、『涼宮ハルヒの憂鬱』キョン、『ジョジョの奇妙な冒険』ジョセフ・ジョースター、『鬼滅の刃』悲鳴嶼行冥、『うらみちお兄さん』兎原跳吉など数多くの人気作品に出演する演技派声優です。

『ワンピース』に登場するカタクリは、その身長の大きさだけではなく性格の優しさでも人気を集め世間での評判はとても好印象となっています。

カタクリの身長の大きさに驚愕する人も多くいますが、48歳とは思えない肉体やドーナッツを大きい口で美味しそうに食べる姿に癒され、たちまち大ファンになったと言った声も上がっていました。

カタクリの身長が5m以上あるという公式サイトの発表に驚かされたファンも沢山いたようです。ルフィとの戦闘シーンで見た圧倒的身長差に「これでルフィが勝てるのか？」と不安になった声も上がっていました。

デカすぎると話題になったカタクリの身長は509cmだと公式サイトで明らかにされました。大きいのは身長だけではなく、大好物のドーナッツを大きな口で食べる姿に驚きと可愛らしさを感じた人もいたのではないでしょうか。ビッグ・マムの息子とはいえ、その性格はとても優しく家族思いの人格者です。そんなカタクリの今後の活躍に期待です。