【ワンピース】カタクリの名言や名シーンまとめ！かっこいいセリフも

カタクリはWIC（ホールケーキアイランド）編でルフィの強いライバルとして登場しました。冷静でかっこいいと評判のカタクリの名言や名シーンについてまとめていく前に、カタクリがどのような人物なのかご紹介していきます。カタクリが登場し、活躍する『ワンピース』についても、概要とあらすじをご紹介してきます。

カタクリは四皇ビッグ・マムの実の息子であり、ビッグ・マム海賊団ではスイート３将星を努めています。長男ペロスペロー、長女コンポートがいるため兄弟の中では三番目であり、三男ダイフク、四男オーブンとは似ていませんが三つ子です。3将星の中でも最強と支持されており、自身の能力「モチモチの実」を覚醒させ、3種類の覇気も使いこなします。5mもある長身さや鍛え抜かれた身体や戦闘能力からシャーロット家の最高傑作とも謳われる強い人物ですが、反面好物はドーナツというかわいい一面もあるキャラクターです。

『ワンピース』は週刊少年ジャンプに現在も連載中の人気漫画作品です。作者は若くして連載を始めた尾田栄一郎氏。数多くのキャラクターたちが、ある時には心躍る冒険を、ある時には心動かすような感動的なストーリーを、またある時には躍動的なバトルシーンを、と多彩な方面から楽しむことのできる『ワンピース』。世界的人気を誇り、全世界累計発行部数はギネス世界記録にも登録されています。

『海賊王』ゴールド・ロジャーが死に際に遺した『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を求め、人々はそれを求めて海賊となり海へ出た大海賊時代。幼い時出会った海賊シャンクスに憧れ海賊となる少年、モンキー・D・ルフィ。仲間を集め、『偉大なる航路（グランドライン）』を航海し、強敵たちと死線を繰り広げ、海賊王そしてワンピースを目指す物語です。

ここからはカタクリの魅力が分かる名セリフや名シーンについてまとめていきます。カタクリはWIC編の重要人物の一人でした。麦わらの一味のWIC脱出の前に大きな壁として立ちはだかったカタクリの戦闘力は凄まじく、主人公ルフィの強いライバルとして死闘を繰り広げました。死闘の最中でも堂々と言い放つ台詞は名言として多くのファンの心を鷲掴みにしています。

カタクリの初登場シーンです。お茶会会場の門番を担当していたベッジでしたが、ボディチェックを断る来客がやってきます。突然の発砲に驚くベッジですが、カタクリは鍛え過ぎた見聞色の覇気で未来を見ており、来客によりベッジの部下が撃たれる事態を未然に防ぐことができました。その際のベッジとの会話すら先読みし、ベッジの言うはずだった台詞も言ってしまったという台詞が名言となっています。

ルフィとの戦いで、カタクリに向けられた「ゴムゴムの銃乱打（ガトリング）」。ルフィは腕一本を駆使し高速でパンチを乱打するのに対し、カタクリは自身の能力で腕を増やしパンチを乱打。圧倒的能力の差を見せつけました。

おやつの時間になると好物のドーナツを歌いながら寝転んで頬張っているカタクリ。これまでの場面では常に冷静で、ブリュレ曰く背中を地につけたこともないとされていたかっこいいカタクリの意外な一面がバレてしまったインパクトあるシーンです。アニメ『ワンピース』でも声優杉田智和さんがドーナツの歌を好演し、かっこいいカタクリのキャラ崩壊を加速させていると話題になりました。

ルフィとの戦闘の中、焦りを見せ始めたカタクリの援護のつもりで痺れ矢を打ち込んでいた妹フランぺ。フランぺは単純にかっこいいお兄様に褒めてもらいたい一心だったのですが、気づいたカタクリは激怒しました。純粋に戦闘で勝ちたいと思うカタクリは土竜（槍）で自身を傷つけ、痺れ矢で動きが鈍りカタクリの攻撃を受けたルフィと同じ条件になりました。妹弟の前は冷静で優しかったカタクリが妹に対して見せた激情が印象的なシーンです。

ルフィとの戦闘終盤で、カタクリはルフィの実力を認めました。カタクリは懸賞金額も自分より下、自分より小柄で能力も戦闘力も自分の下位互換と思って戦っていました。真正面からぶつかり、戦闘の中でも成長したルフィに対し、土竜を置き素手での戦闘に切り替えたシーンでの名言です。

死闘を繰り広げ、撃ち合いとなった最後の一撃の後、カタクリとルフィは気力を振り絞り会話をしました。カタクリは「ビッグ・マムを倒しにくるのか？」とルフィに問いますが、ルフィは「おれは…海賊王になる男だ！」と返事をします。海賊王になるということは、母である四皇ビッグ・マムは通過点に過ぎないということ。その答えにカタクリはこの名言を残し、満足そうに笑い倒れました。

サニー号に乗った仲間を先行させ、追ってくるであろうカタクリを止めるため、ルフィとカタクリ戦が始まったばかりの時のカタクリのセリフです。カタクリは少し先の未来を見ながら、ルフィと戦闘し始めます。ルフィのゴムゴムの実の能力で繰り出す技は、モチモチの実の能力で再現可能であることを知らしめた名言です。

冷静に見聞色の覇気を使い、少し未来を見ながら戦闘するカタクリ。この時点では速さ、力もカタクリの方が上であり、ルフィが「ゴムゴムのエレファント・ガン」を繰り出してくるのも未来視済みでした。ルフィが技を繰り出すのと同時に、カタクリも同じように繰り出した「エレファント・ガン」でしたが、カタクリの方が大きく、より強いパンチになっています。

ここからはカタクリの能力や技についてご紹介していきます。

カタクリのモチモチの実の能力は「超人系（パラミシア）」です。体をモチに変ることができ、モチを生み出し、操ることが可能。WICに麦わらの一味が辿り着く前からWICにいたジンベエは「特殊な超人系」と説明していました。その理由はカタクリのモチの部分は「自然系（ロギア）」のように様々な形に変形できるためです。また、カタクリの戦闘を見たキャロットは「ルフィみたい！」と発言しました。ゴムのようにモチを膨らませたり伸ばしたりして戦います。

『ワンピース』作中で悪魔の実の能力の覚醒について明言したのはドフラミンゴでしたが、カタクリも勿論悪魔の実の能力を覚醒させていました。周囲の物体をモチに変化させ手足のように操作する、変化したモチからさらなるモチを生み出す、変化したモチと同化すると言うことができました。さらに作り出したモチに武装色の覇気を纏わせ、より強い攻撃力へと変えることもできます。

カタクリは武装色、見聞色、覇王色と3種類の覇気を使用することができます。中でも鍛えすぎた見聞色の覇気は「数秒先の未来が見える」ほどです。常に冷静なカタクリですが、感情を乱されたりすると見聞色の覇気は使えなくなると言う点では未来が見える能力も同じです。覇王色の覇気では使用できる並々ならぬ他キャラクターに引けを取ること長く、武装色でも自身の能力と複雑に組み合わせており、ワンピース作中屈指の強い実力者となっています。

これまでは『ワンピース』の冷静でかっこいいカタクリをご紹介してきました。アニメ『ワンピース』では一体誰がカタクリを演じていたのでしょうか？ここからはアニメ『ワンピース』でカタクリを演じた杉田智和さんについて詳しくご紹介していきます。

アニメ『ワンピース』でカタクリを演じたのは人気声優の杉田智和さんです。ジャンプ作品では多くキャラクターに命を吹き込んでおり、アニメ声優のみならず、外画吹き替え・ナレーションなどでも幅広く活動中の声優です。

杉田智和さんは重厚感のある低音ボイスが特徴の人気声優です。現在は声優業だけでなく、作家としても精力的に活動しています。アニメ『ワンピース』の収録時、杉田智和さん自身若手と言える年齢ではなかったが、麦わらの一味ほか、ビッグ・マム海賊団の面々の声優を務める声優陣がベテランすぎて、若手の気持ちになったと自身のラジオで発言し、話題になりました。

杉田智和さんは多くの人気作に出演しています。『涼宮ハルヒの憂鬱』ではキョン役で大いに知名度を上げました。ジャンプ作品にも多く出演しています。『ジョジョの奇妙な冒険』ジョセフ・ジョースター役、『銀魂』坂田銀時役、『鬼滅の刃』岩柱悲鳴嶼行冥役、『暗殺教室』烏間惟臣役など数々の作品に出演。『仮面ライダーキバ』ではキバットと言う魔族を演じるなど、幅広いキャラクターを演じることのできる人気のある声優です。

カタクリは戦闘の中で、その戦闘能力の高さとは別に、漢らしく力強い姿勢を見せてくれました。かっこいい！良いやつだった！との声も多く、敵キャラだけど好きになったという声も多くあります。

悪魔の実の能力性能差ではなく、能力者自身の差だったのでは？との考察もされています。修行をし、覇気を使えるようになったルフィでしたが、しかし、カタクリの練度は既にそれより確実に上。カタクリと戦っていたからこそ、戦いの中で成長出来たルフィに敗北してしまいましたが、その強さはファンの間で支持されています。

鍛えられ過ぎた見聞色の覇気で、次にくる攻撃を見通し、自身を変形させ攻撃を避けるカタクリ。ルフィの猛攻の全てを見極めるだけでも至難の業ですが、見極めた上で避けるカタクリの凄さが垣間見えるシーンです。そんなカタクリの見聞色の覇気の凄さに憧れるファンも多く見られます。

WIC編で登場したカタクリは、四皇ビックマム海賊団の多くの弟妹たちからも支持される次男です。10億ベリーと高額な賞金額に見合うその実力でルフィと戦闘、冷静さを欠き、持ち前の見聞色の覇気が乱される場面もありました。モチモチの実の能力に加え、覇気の力も駆使し、ルフィを圧倒する場面もありました。戦闘中の正々堂々とした名言や圧倒的な強さの反面、家族から支持される姿とは違う自分という矛盾も抱えていたりと大変魅力的な敵キャラクターでした。