【ワンピース】フォクシー海賊団のメンバーまとめ！強さやモデルを調査

『ワンピース』のフォクシー海賊団はロングリングロングランド編で登場しており、濃いキャラが集まった海賊団です。まずはそんなフォクシー海賊団や作品概要については見ていきましょう。

『ワンピース』のフォクシー海賊団は銀狐のフォクシーが率いる海賊団です。海賊同士でゲームを行い、勝った方が負けた方の船員を引き抜いて最終的に海賊旗も奪うデービーバックファイトによって勢力を拡大しており、麦わらの一味も戦いに巻き込まれます。船長のフォクシー以外の船員は帽子と一体化したマスクを付けています。

『ONE PIECE（ワンピース）』は尾田栄一郎がジャンプ・コミックスとして発行している少年漫画であり、東映アニメーションの制作でアニメ化された作品です。海賊が蔓延る世界で海賊王を目指す主人公の冒険やバトルを描いていきます。『週刊少年ジャンプ』への連載やアニメ放送は20年以上続く長寿作品です。

モンキー・D・ルフィは幼少期に後の四皇と言われる赤髪のシャンクスと出会い、海賊に憧れを持ちます。そして、ルフィが17歳の時に旅立ち、シャンクスから託された麦わら帽子をトレードマークとした麦わら海賊団及び麦わらのルフィとして、徐々に力を付けてきます。そんな中、空島の一件を終え、地上に帰ってきたルフィ達はロングリングロングランドで奇妙な海賊団と遭遇し……？

『ワンピース』のフォクシー海賊団の船員はデービーバックファイトによって様々な海賊から引き抜かれており、そのことから個性豊かなメンバーが集まっています。そんな『ワンピース』のフォクシー海賊団のメンバーについて、強さやアニメで演じた声優などを紹介していきます。

『ワンピース』のフォクシーはフォクシー海賊団の船長であり、銀ギツネのフォクシーの異名で呼ばれています。人間や物の動作を遅くさせるノロマ光子を指先から出せるノロノロの実の能力者であり、元ボクサーとしての格闘能力と合わせた戦闘スタイルを見せました。卑怯な手も辞さない人物ですが、様々な種族を束ねるカリスマ性を持っています。アニメではワポルの声優も務めている島田敏さんが演じました。

『ワンピース』のポルチェはスタイルが良い美人の女性で、フォクシー海賊団のアイドル的存在のメンバーです。口癖は「いやん」で、デービーバックファイトでは「ドーナツレース」に出場しました。フォクシーの側近でもあり、色々な理由で凹むフォクシーを慰めています。アニメでは中山さらさんが演じています。

『ワンピース』のカポーティはカジキの魚人であるフォクシー海賊団のメンバーです。魚人空手の使い手であり、デービーバックファイトではホシザメのモンダと共にドーナツレースに参加しました。その際、モンダがカポーティを咥えることで、カポーティの筋肉とモンダの尾びれで泳ぐ速度を上げる「魚々人泳法（ツーフィッシュエンジン）」を披露しました。アニメでは土田大さんが声を演じています。

『ワンピース』のハンバーグは巨漢の男性で「ぷぷぷ」と特徴的な笑い方のフォクシー海賊団のメンバーです。フォクシーの側近ですが、フォクシーの落ち込む姿を見て笑っています。デービーバックファイトはグロッキーリングに出場しており、腕を使った四足歩行で走ります。アニメではジュラキュール・ミホーク（2代目）などの声も担当している掛川裕彦さんが演じました。

『ワンピース』のピクルスは「イヒヒヒヒ」という笑い方をするフォクシーの海賊団のメンバーです。「タックルマシーン」の異名があり、デービーバックファイトで参加したグロッキーリングでも得意のタックル攻撃を披露しました。アニメではゲンボウや犬ホーリーなど様々なキャラを演じている龍谷修武さんが声をあてています。

『ワンピース』のビッグパンは「ぶしししし」という笑い方をするフォクシー海賊団のメンバーです。ドジョウの魚人と巨人族のハーフであり、種族としては作中唯一の「魚巨人（ウォータン）」になっています。巨人族の血である巨体とドジョウの魚人としての体表の粘液を使いこなします。アニメでは作品内のナレーションやスモーカー（2代目）を担当している大場真人さんが演じました。

『ワンピース』のイトミミズはフォクシー海賊団の宴会隊長で、デービーバックファイトでは司会を務めるメンバーです。司会時には超スズメのチュチューンに乗って上空から実況解説しています。アニメでは難波圭一さんが声を演じています。

『ワンピース』のソニエはフォクシー海賊団の船大工であり、他50人の船大工をまとめるボスでもあるメンバーです。他にも戦う船大工のドノバンやお色気船大工のジーナが所属しています。

『ワンピース』のチキチータはチーターに変身する能力があるフォクシー海賊団のメンバーです。アニメオリジナルのデービーバックファイトの種目ラン・ローラー・アラウンドに参加していました。アニメではカポーティも演じた土田大さんの兼ね役になっています。

『ワンピース』のギラーリンは魚人であるフォクシー海賊団のメンバーです。腕に刀を装着しており、チキチータと共にラン・ローラー・アラウンドへ参加しました。アニメでは作品内で様々なサブキャラを演じている高塚正也さんが声をあてました。

『ワンピース』のジュウベエはイカの魚人であるフォクシー海賊団のメンバーです。複数あるイカの触手のような腕で相手を捕らえます。

『ワンピース』のマシカクは巨体の男性でキャタピラのような靴を履いたフォクシー海賊団のメンバーです。なお、海軍にも同名のキャラが存在しますが、全くの別キャラになります。

『ワンピース』のフォクシー海賊団については作者が言及しているわけではありませんが、元ネタがあると言われています。また、女性キャラについて美人揃いであるとも言われているので、それら詳細について紹介していきます。

『ワンピース』のフォクシー海賊団は船長のフォクシーと側近のポルチェとハンバーグの出で立ちから『ヤッターマン』のドロンボー一味が元ネタではないかと言われています。

『ヤッターマン』はタツノコプロが制作を手掛ける『タイムボカンシリーズ』の第2作目にあたるアニメです。正義のヒーローである男女2組とヤッターマンと悪事を働く3人組のドロンボー一味の戦いをコメディチックに描いています。後にリメイク作品や実写化などもされており、『タイムボカンシリーズ』の中でも有名な作品になっています。

『ワンピース』のフォクシー海賊団がヤッターマンをモデルとしていると言われるのは、フォクシーの鼻や顔付きのデザインがドロンボー一味のボヤッキーと非常に酷似しているからです。また、側近の2人もポルチェが美人の女ボスであるドロンジョ、ハンバーグが巨漢のトンズラーとデザインを当てはめられます。元ネタと違ってフォクシーがボスになっていますが、共通点が多数あることから可能性は高いと言えます。

『ワンピース』のフォクシー海賊団のメンバーにはポルチェやジーナを始めとした美人の女性キャラが集まっていると言われています。作中ではデービーバックファイト勝利時にサンジがジーナの美人さからスカウトしようと言っており、ポルチェも美人キャラとして船員からもてはやされていました。アニメではフォクシー側が勝利時にロビンを取っていることから意図的に美人を集めている可能性はあります。

『ワンピース』のフォクシー海賊団は原作漫画ではロングリンロングランド編のみの出番ですが、アニメでは少しだけ出番が増えています。そんなフォクシー海賊団のその後や彼らに関わる考察について紹介していきます。

『ワンピース』のフォクシー海賊団は原作漫画だとデービーバックファイト敗北を最後に出番が無くなっていますが、アニメではその直後に再登場したり、シャボンディ諸島編前にも追加シーンが描かれています。また、アニメの劇場版『ONEPIECE STAMPEDE』でも多数の海賊が出演する中、再登場しました。ただ、いずれの出番も賑やかし要員になっています。

『ワンピース』の本編においてフォクシー海賊団の登場は唐突に感じられることから、フォクシー海賊団の登場には何か伏線があると考察する人もいます。その中で、直後に当時の海軍の大将であった青雉が登場したことから、海軍と関わりがある可能性が考えられます。数百人規模の組織であることからその中に海軍の密偵が紛れ込んでいてもおかしくはありません。

フォクシー海賊団の考察では実力者の手先である可能性も考えられています。フォクシー海賊団が行うデービーバックファイトはゲームではありますが、勝利して航海士などの主要な人物を引き抜けば、海賊団ごと取り込んで飛躍的に勢力を拡大できる可能性があります。そんなゲームを長期的に行っているのは海賊団としての力を付けるためで、その裏に何か大きな陰謀がある可能性が考えられるのです。

ここでは『ワンピース』のフォクシー海賊団について世間での評判や人気を紹介していきます。フォクシーやポルチェのキャラについては面白いと思う人もいますが、ストーリーに必要かどうかについて賛否両論の意見が出ています。

『ワンピース』のフォクシー海賊団との戦いについて、物語へ特に影響がないことからどうして挟まれたのだろうかという声が出ていました。そこからフォクシー海賊団の存在やデービーバックファイトが伏線になると考察する人もいますが、一方でそれほど面白くないという感想を抱く人もいます。

『ワンピース』のフォクシー海賊団のメンバーについては、仲が良いところは評価されています。『ワンピース』の世界では魚人などの別種族を差別してしまうこともありますが、フォクシー海賊団では船長のフォクシーを中心に和気あいあいとしており、そのような雰囲気になるのはフォクシーの人徳であるという意見も出ています。

『ワンピース』のフォクシー海賊団のモデルについては、『ヤッターマン』のドロンボー一味に見えるという声が多数出ていました。特にフォクシーとボヤッキーが似ているという感想が多く、『ヤッターマン』を知っている人からすると共通認識のようです。

『ワンピース』のフォクシー海賊団はデービーバックファイトで他の海賊団から船員を奪いながら勢力を拡大しており、それによって集まったメンバーは個性的な面々です。ただ、中心となるフォクシーの統率力によって海賊団としての結束力は非常に高くなっています。そんなフォクシー海賊団は原作漫画では長らく出番がありませんが、伏線を張っている可能性もあるので今後も注目して原作漫画を見ていきましょう。