【ワンピース】ドフラミンゴの声優は田中秀幸さん!代表作や有名キャラは?
アニメ版『ワンピース』のドフラミンゴの声は、声優の田中秀幸さんが担当しています。本記事では、田中秀幸さんのプロフィールや、ドフラミンゴの声の評価について紹介します。『サザエさん』のマスオなど、田中秀幸さんが演じている他のキャラについても紹介します。
ドフラミンゴとは?
『ワンピース』の登場人物であるドフラミンゴは、ルフィたちの前に立ちはだかる敵の1人です。ドレスローザ編のボスキャラとして登場しますが、最終的にはルフィに敗北しています。本記事では、ドフラミンゴ役の声優さんに焦点を当てて、プロフィールや出演作、ドフラミンゴの声の評価などをまとめていきます。まずはドフラミンゴのプロフィールや、ワンピースの基本情報をおさらいしておきましょう。
ドフラミンゴのプロフィール
ドフラミンゴは10月23日生まれで、現在の年齢は41歳です。元王下七武海のメンバーで、ドンキホーテ海賊団の船長です。元天竜人で元ドレスローザ国王という肩書も持っている、影響力の強いキャラです。イトイトの実の能力者で、体から糸を出して攻撃することができます。覇王色、武装色、見聞色の、3つの覇気を仕える戦闘力の強い人物です。外見は非常に派手で、ピンクの羽毛のコートと赤いサングラスが特徴です。
ワンピースの概要
『ワンピース』は漫画だけでなく、アニメや劇場版など幅広く展開されている作品です。週刊少年ジャンプに連載中の漫画で、海賊たちの冒険をメインに描いた作品です。夢や友情などをテーマにした少年漫画の王道ともいえる作品ですが、差別問題や紛争問題など、社会問題を風刺した描写が多いところも評価されています。
ワンピースのあらすじ
幼い頃から海賊に憧れていたモンキー・D・ルフィは、海賊王になるという夢を抱いて大海原に1人漕ぎ出します。悪魔の実であるゴムゴムの実の能力を使いながら、次々に現れる敵を倒しながら先へ進みます。ルフィが目指すのは、伝説の海賊王が残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」です。「麦わらの一味」と呼ばれる仲間たちとともに、ルフィは夢に向かって突き進むのでした。
ドフラミンゴのアニメの声優は「田中秀幸」
アニメ版『ワンピース』のドフラミンゴは、『サザエさん』のマスオの声でも有名な、声優の田中秀幸さんが担当しています。マスオ以外にも数々の人気キャラを担当しているため、その声に聞き覚えがある人もいるでしょう。ドフラミンゴの声は、ファンの間でも評価が分かれることがあります。ここでは、声優の田中秀幸さんのプロフィールや、評価が分かれる理由について紹介します。
田中秀幸のプロフィール
田中秀幸さんは、1950年11月12日生まれの声優さんです。出身地は東京都で、青二プロダクションに所属しています。もとは劇団で俳優として活動していましたが、『科学忍者隊ガッチャマン』で声優デビューしました。
田中秀幸の経歴
田中秀幸さんは、5歳の頃に連続ラジオドラマ『アッちゃん』の一般公募オーディションに合格しました。それ以来6年間アッちゃん役として収録に参加し、声変わりした後は劇団葦へ入団します。学校へ通いながら演技の仕事を続け、短大では本格的に演劇の勉強に取り組みました。
卒業後は1963年に『南海のテリー』で吹き替えデビューを、1974年には『科学忍者隊ガッチャマン』のヘムラー役でアニメの声優デビューを果たします。その後、『ドカベン』の山田太郎役で声優の醍醐味に目覚め、本格的に声優としての活動を始めます。それからは次々と声優として人気アニメに出演し、今では週刊少年ジャンプアニメの常連声優ともいわれています。
田中秀幸の声はドフラミンゴに合ってない?
ベテラン声優の田中秀幸さんですが、ドフラミンゴの声に合っていないと評価されることもあります。そう評価される理由は、これまでに演じてきた人気キャラのイメージが強すぎるためです。田中秀幸さんは『SLUM DUNK』の木暮公延や『CITY HUNTER』の槇村秀幸など、どちらかというと真面目で落ち着いた男性の声を演じる印象が強い声優さんです。
そのため、ドフラミンゴのキャラと合っていないと評価する人もいるようでした。しかし、田中秀幸さんはクール系から熱血系、オカマキャラまで、今まで多種多様なキャラを演じてきています。ドフラミンゴも演技は上手いと評判で、違和感があった人も徐々に田中秀幸さんの声に馴染んできているようです。
ドフラミンゴの声優・田中秀幸の主な出演作品やキャラ
前述した通り、田中秀幸さんはさまざまなキャラを演じてきました。ドフラミンゴとはイメージが違うキャラも多く、声を比べてみるのも楽しいでしょう。これまで、田中秀幸さんはどのような作品に出演してきたのか、主な出演作や演じたキャラについて紹介します。
出演作品やキャラ①サザエさん(フグ田マスオ〈3代目〉)
『サザエさん』といえば、日本国民であれば誰もが知っている有名アニメです。長年放送されているだけあって、メインキャラの声優さんたちも何度か代替わりしています。『サザエさん』のマスオは2019年に田中秀幸さんに交代しましたが、初代は近石真介さん、2代目は増岡弘さんが担当していました。
2代目の増岡弘さんは41年に渡ってマスオを演じてきたため、声の変更はどうしても違和感を伴うものでした。しかし、マスオの穏やかなところや気の弱そうなところを、田中秀幸さんが上手に引き継いで演じています。
出演作品やキャラ②キン肉マン(テリーマン)
『キン肉マン』のテリーマンは、アメリカのテキサス州からやってきた正義超人の1人です。登場したばかりの頃は傲慢で嫌味な性格でしたが、キン肉マンと交流を深める中で正義感の強い好人物へと変化していきました。田中秀幸さん演じるテリーマンは非常に人気が高く、はまり役だともいわれています。
出演作品やキャラ③カードキャプターさくら(木之本藤隆)
『カードキャプターさくら』は、少女漫画雑誌のなかよしで連載されていた作品です。田中秀幸さんはこの作品で、主人公の父である木之本藤隆を演じました。いつも笑顔の穏やかなキャラで、優しい声に癒やされた視聴者も多かったでしょう。
出演作品やキャラ④SLUM DUNK(木暮)
『SLUM DUNK』は、世間にバスケットブームを巻き起こしたバスケの人気漫画です。『SLUM DUNK』に出てくる人物は個性が強く気性が荒いキャラが多いですが、木暮公延は温和で穏やかな性格をしています。しかし、優しいながらも芯は強く、言うべきときにはしっかりと自分の意見を言うことができます。木暮の優しい声や力強い声を、田中秀幸さんが上手に演じ分けています。
出演作品やキャラ⑤タッチ(柏葉監督)
『タッチ』は、週刊少年サンデーで連載していた野球漫画です。すでに1986年に連載が終わっている古い漫画ですが、今でも多くの人がその名前を知っている人気作品です。柏葉監督は、主人公の上杉達也を苦しめる鬼監督として知られているキャラです。
ただの嫌なキャラではなく、その背景には複雑な生い立ちがあり、タッチには欠かすことのできないキャラでもあります。穏やかな役を演じているときには聞くことができない、田中秀幸さんの冷徹な声を聞くことができます。
出演作品やキャラ⑥聖闘士星矢(アイオリア)
『聖闘士星矢』のアイオリアは獅子座(レオ)の黄金聖闘士で、非常に人気の高かったキャラです。爽やかなルックスですが実は熱血漢で、バトルシーンにおいても迫力のある戦いをします。技を繰り出すときの力強い声などを、田中秀幸さんが見事に演じています。
出演作品⑦名探偵コナン(工藤優作)
『名探偵コナン』の工藤優作は現在でもアニメに出てくることがあるため、その声を覚えている人も多いでしょう。主人公の江戸川コナン(工藤新一)の父親で、コナン以上に頭の回転が早いキャラです。田中秀幸さんは工藤優作を、落ち着いた知性的な声で演じています。他のキャラに比べるとやや明るめな声で、コミカルなシーンでも違和感なく楽しめます。
ドフラミンゴの名言
『ワンピース』では悪役のドフラミンゴですが、名言といわれる台詞がいくつかあります。ここでは、ドフラミンゴの迫力ある名言を、5つピックアップして紹介します。
ドフラミンゴの名言①「この国を救いに来た...」
この国を救いに来た!!!
おれの名はドンキホーテ・ドフラミンゴ!!!
こちらの名言は、ドレスローザ編でドフラミンゴが登場したシーンでの台詞です。この台詞通り、ドフラミンゴはドレスローザを救い、国の王となります。この台詞だけ聞くとヒーローのように聞こえますが、実はこれはドフラミンゴの自作自演でした。
ドフラミンゴの名言②「海賊の歴史上...」
海賊の歴史上最大の!!!
”覇権争い”が!!!!!
ドフラミンゴはドレスローザ編でルフィに敗れ、インペルダウンに収監されます。鎖につながれた状態で、ドフラミンゴはこれから起きる勢力争いを予言します。ドフラミンゴがこの先の展開にどう絡んでくるのかはわかりませんが、何かしらの伏線になっている可能性もあるでしょう。
ドフラミンゴの名言③「正義は勝つって...」
正義は勝つって!? そりゃあそうだろ
勝者だけが正義だ!!!!
「勝てば官軍負ければ賊軍」ということわざがありますが、ドフラミンゴのこの台詞はまさにこのことわざと一緒です。戦いの最中でいきなり正義を語り出したドフラミンゴは、天を仰ぎながらこう言います。勝ったほうが正義となる出来事は歴史上でも幾度となく繰り返されており、現代を生きる人たちにとっても考えさせられるところが多い名言です。
ドフラミンゴの名言④「家族を笑う者は...」
家族を笑う者はおれが許さん...!!!
ここでいうドフラミンゴの「家族」とは、ドンキホーテファミリーの幹部たちのことです。非情なところが多いドフラミンゴですが、幹部たちのことを家族として大切にしています。この名言からも、ドフラミンゴにとって幹部たちの存在がいかに重要であるかがわかります。
ドフラミンゴの名言⑤「おれの配下に...」
おれの配下に... チンピラは要らねェんだ小僧共...!!
ドフラミンゴのファミリーの一員であったベラミーですが、ルフィに敗北したことでドフラミンゴに叱責を受けます。この名言は、そのときにドフラミンゴがベラミーに言った台詞です。自分の「家族」以外には容赦しない、ドフラミンゴの冷酷さがよくわかるシーンです。
ドフラミンゴの声優は田中秀幸だった
『ワンピース』のドフラミンゴの声は、声優の田中秀幸さんが演じていました。初登場時はイメージと合わないという評価もあった田中秀幸さんの声ですが、今ではすっかりドフラミンゴの声として定着しました。『サザエさん』のマスオと同じ声優さんだと知って、びっくりしてしまう人も多いようです。次にドフラミンゴの声を聞くときは、他のキャラの声を思い浮かべて違いを楽しんでみても良いでしょう。
この記事のライター
NR4712
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