【ワンピース】アーロンの強さや人物像まとめ!人間を憎む理由や再登場について考察
『ONE PIECE(ワンピース)』アーロンパーク編の「ノコギリのアーロン」。タイヨウの海賊団ジンベイと関係があると言われる「ノコギリのアーロン」の過去や懸賞金、アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』の声優や技など「ノコギリのアーロン」について解説します!
目次
ワンピースのアーロンとは?
『ONE PIECE(ワンピース)』の「アーロンパーク編」に登場したヴィランの「ノコギリのアーロン」を皆さんご存知ですか?「アーロンパーク編」では巨悪の権化のような「ノコギリのアーロン」がタイヨウの海賊団ジンベイと関係があると言われています。タイヨウの海賊団ジンベイと関係に迫る「ノコギリのアーロン」の過去解説、「ノコギリのアーロン」の懸賞金、アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』の声優や技など今回は「ノコギリのアーロン」について紹介します!
アーロンのプロフィール
「ノコギリのアーロン」はイーストブルーの「アーロンパーク編」においてココヤシ村を占拠していた「魚人族」の荒くれ者です。263cmという巨躯に狡猾さと魚人ならではの身体能力を持ち合わせ、ナミに泥棒紛いな行為とイーストブルーの海図作成を強要しココヤシ村の人々を抑圧し続けるなど『ONE PIECE(ワンピース)』初期においてもトップクラスの悪行を見せつけました。アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』では「小杉十郎太」さんが声優を担当しました。
ワンピースの概要
そんな「ノコギリのアーロン」が登場する『ONE PIECE(ワンピース)』は1997年の7月から2022年現在に至るまで集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載をしている大人気漫画のひとつです。海賊王を目指す「モンキー・D・ルフィ」とその仲間たちが「ノコギリのアーロン」のような悪行を働くものたちと闘いつつ美しく壮大な世界を冒険していく物語になっています。『ONE PIECE(ワンピース)』は1999年10月からアニメ化もされその後海を超えて海外でも愛されるようになりました。
ワンピースのあらすじ
イーストブルーの「フウシャ村」から海賊王になるべく旅に出た「モンキー・D・ルフィ」は航海士を目指す「ナミ」をはじめとする仲間たちの苦悩に寄り添い、そして行く先々で人々を苦しめる海賊や海軍などに争い共に闘いながら旅をしていました。そんなある日「ナミ」が蓄えた資金を持って失踪し後を追っていった「麦わらの一味」は「アーローンパーク」が建設され「魚人」に踏み躙られるナミとナミの生まれ故郷を目にするのでした…!
ワンピースのアーロンの強さや技
この章では早速『ONE PIECE(ワンピース)』の「アーロンパーク編」のヴィラン「ノコギリのアーロン」の能力や強さ、『ONE PIECE(ワンピース)』に初めて登場した魚人族の使う技とその威力をご説明していきましょう!
アーロンの武器はキリバチ
「ノコギリのアーロン」の異名のもとになっているのはノコギリザメ型の魚人であることもそうですが、「ノコギリのアーロン」の持っている武器や好んで使う技にも由来があると考えられています。「ノコギリのアーロン」の持っている武器は「キリバチ」と呼ばれる刀で、メソアメリカに伝わる「マカナ」のようにスパイク状の刃がついた武器になっています。複数の刃では威力それぞれは殺されてしまいますがそれを魚人族である「ノコギリのアーロン」が振るえばたちまち壁をも砕く威力になります。
アーロンの技一覧
「ノコギリのアーロン」は並の人間には到達できない身体能力を持ち合わせた魚人族です。そんな「ノコギリのアーロン」の技と強さがどこから来ているのかを「アーロンパーク編」での描写を元に確認していきましょう!
技①打水(うちみず)
「ノコギリのアーロン」がジャブのように「アーロンパーク編」で放ったのは「打水(うちみず)」と呼ばれる水かきの上に滴らせた水を腕のスイングを利用して相手に投げかける…ただそれだけの技です。しかしながら魚人の怪力から遠心力付きで放たれる水滴は鉄砲玉のような強さを再現します。
技②歯(トゥース)ガム
「ノコギリのアーロン」が「鮫・ON・DARTS(シャーク・オン・ダーツ)」と並んで使用していた技は「歯(トゥース)ガム」と呼ばれる魚人族特有の技です。「歯(トゥース)ガム」は生え変わる自分の牙を水かきで引っ掛けて掌に構え相手に掌底を喰らわせる技です。「キリバチ」の刃もそうですが「ノコギリのアーロン」の技の特徴はシンプルな力の強さに刃による切断力を加えたものになっていることが伺えます。
技③鮫・ON・DARTS(シャーク・オン・ダーツ)
「鮫・ON・DARTS(シャーク・オン・ダーツ)」は魚類のダツのように鋭敏な感知能力と跳躍力をもって突進し相手に突き刺さるという豪快な技です。ダーツの矢とダツを掛けた名のついている「ノコギリのアーロン」の「鮫・ON・DARTS(シャーク・オン・ダーツ)」は砲弾並の強さがある技で、「鮫・ON・DARTS(シャーク・オン・ダーツ)」は衝突した壁は簡単にぶち破られています。
技④鮫・ON・歯車(シャーク・オン・トゥース)
『ONE PIECE(ワンピース)』の「鮫・ON・DARTS(シャーク・オン・ダーツ)」がノコギリザメの吻にあたる鼻先で貫いて攻撃していたのに対して「鮫・ON・歯車(シャーク・オン・トゥース)」はノコギリザメ型としての強靭な顎と牙で噛み砕く技になっています。
アーロンの強さ
『ONE PIECE(ワンピース)』の「ノコギリのアーロン」の強さは魚人族特有の膂力と狂気ともとれる人間への深い憎悪に支えられたものです。元々の身体能力に加えて「ノコギリのアーロン」は女子供や老人など非戦闘員を殺すことに対しても躊躇がありません。それゆえに近寄ってくる人間を全て敵と見做して信用しないため人間に対しての隙はかなり少なくなっています。ただし魚人族としての誇りと見下しにより交戦的で逃げを知らないという弱点もあります。
アーロンの懸賞金
そんな『ONE PIECE(ワンピース)』の「ノコギリのアーロン」の懸賞金は「2000万ベリー」で直前に対峙した「ドン・クリーク」の懸賞金「1700万ベリー」に対してもさらに上役となっています。『ONE PIECE(ワンピース)』の世界では懸賞金は「世界政府」からの注目度とある程度の強さの指標になるため「ノコギリのアーロン」は少なくともイーストブルー最強と謳われた「ドン・クリーク」と同格かあるいはそれ以上であることが考察出来ます。
ワンピースのアーロンの人物像や人間を憎む理由
この章では『ONE PIECE(ワンピース)』の「ノコギリのアーロン」の強さの根幹でもある「人間への憎悪」がどのようにその心を猜疑心と怒りの塊に変えてしまったのかを過去と『ONE PIECE(ワンピース)』劇中の行動に注目して紹介しましょう。
アーロンはイーストブルー編で登場
「アーロンパーク編」の冒頭で語られる「ノコギリのアーロン」の評価は「ジンベエ」と並べられるほどの実力者であるということでした。これは後ほど過去の紹介で掘り下げますがグランドライン編以降に登場する「タイヨウ海賊団」への伏線としての情報となっているのです。
イーストブルー編①ナミとの約束を破る
そんな実力者として描かれていた「ノコギリのアーロン」の実情はナミたちココヤシ村の住人たちを恐喝し恐怖で押さえつけ続けた暴君としての姿でした。
イーストブルー編②ルフィとの戦い
そうしてナミの本音とココヤシ村の惨状を目の当たりにしたルフィと「麦わらの一味」は魚人族を束ねる「ノコギリのアーロン」との死闘を決意し居城の「アーロンパーク」へと攻め入ります。「ノコギリのアーロン」はそこでも人間への憎悪を口にしつつルフィを圧倒しましたがルフィだけでなくココヤシ村の人々の協力もあり最後にはアーロンパークごと壊滅させられます。
アーロンのタイヨウの海賊団の一員だった過去
そんな「ノコギリのアーロン」の過去は魚人族のなかでも最も覇権を握っていた「タイヨウ海賊団」のなかにありました。「ノコギリのアーロン」がまだ若かった頃の「タイヨウ海賊団」は人間に対しても寛容な「フィッシャー・タイガー」船長でした。元々サメ型だった「ノコギリのアーロン」は攻撃性を持ち合わせていましたがそれでも尊敬する「フィッシャー・タイガー」船長に従い人間とも関係をもって協力していました。
アーロンが人間を憎む理由はフィッシャー・タイガーの死
しかしながら「ノコギリのアーロン」の過去に分岐点が現れます。それは「ノコギリのアーロン」が尊敬し背中を追い続けていた「フィッシャー・タイガー」船長の死です。それも自然死ではなく海軍に裏切られる形で死を迎えた「フィッシャー・タイガー」船長をすぐ間近で見ていた「ノコギリのアーロン」は敗北の屈辱感と信じていた人間の裏切りによって猜疑心と憎悪の権化になってしまったのです。
アーロンとジンベエの関係
そんな「ノコギリのアーロン」の過去に描かれている人間関係として挙げられるのは同じく「タイヨウ海賊団」に所属していた「ジンベエ」です。「ノコギリのアーロン」の過去描写のなかで兄貴分のようにして描かれていた「ジンベエ」はナミの過去を知り、ナミに認められることで「フィッシャー・タイガー」船長の死や「ノコギリのアーロン」の過去との訣別をすることになるのでした。
ワンピースのアーロンの再登場
この章では「ノコギリのアーロン」に『ONE PIECE(ワンピース)』再登場があり得るのかあるとしたら誰といっしょに登場しそうなのかについて考察していきましょう!
アーロンの再登場はあった?
漫画『ONE PIECE(ワンピース)』において「ノコギリのアーロン」が再登場したのは「魚人島編」のなかの時間軸上は過去にあたる「タイヨウ海賊団」関係の回想シーンになります。若かりしき頃の「ノコギリのアーロン」の人となりは「アーロンパーク編」とは異なるものでした。
アーロンが今後再登場する可能性
しかしながら「ノコギリのアーロン」はそれ以降2020年現在『ONE PIECE(ワンピース)』の劇中で足跡が辿れずにいます。どこに行ったのか生きているのか死んでいるのかについても描写がされておらず、漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する兆しは見られていません。
アーロンと共にイーストブルー編で登場したキャラの再登場
漫画『ONE PIECE(ワンピース)』では過去に登場したキャラクターたちが重要な伏線として再登場したりルフィたちとの死闘や繋がってしまったさまざまな関係性を通してより強くなることを決意して再登場を果たす例があります。
モーガンの再登場の可能性
例えば再登場した「コビー」や「ヘルメッポ」の未来を良い意味でも悪い意味でも決めることになった「斧手のモーガン」は「ワノ国編」にカメオ出演のような形で幟旗に名前の刻まれるキャラクターになっており「もしかしてワノ国にいるのでは?」と思わせる展開がありました。
ドン・クリークの再登場の可能性
「インペルダウン編」で「道化のバギー」などが登場したなかで名前が上がらずじまいとなっていた「ドン・クリーク」も「ノコギリのアーロン」同様に所在が不明のキャラクターのひとりであり、所在不明だからこそ再登場する可能性も十分にあるといえます。
ギンの再登場の可能性
「バラティエ編」に登場した「ドン・クリーク」の部下である「鬼人のギン」もまた所在が掴めていないキャラクターです。しかしながら「鬼人のギン」の場合は『ONE PIECE(ワンピース)』公式の情報で年齢が加算されていたため何か動きがある可能性はあります。その際に「インペルダウン編」のように一斉に出てくる可能性もないとは言えません。
ワンピースのアーロンの声優
この章ではアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』において圧倒的悪行をみせつけファンから間違いない悪役として恐れられた「ノコギリのアーロン」担当声優である「小杉十郎太」さんについて声優代表作やプロフィールをご紹介していきましょう!
アーロンの声優は「小杉十郎太」
残虐にして横暴な『ONE PIECE(ワンピース)』の「ノコギリのアーロン」担当したのは「小杉十郎太」さんで特徴的な笑い声や敵意を剥き出しにした唸るような演技はファンを震え上がらせました。
小杉十郎太のプロフィール
そんな「小杉十郎太」さんは声優事務所「大沢事務所」所属のベテラン声優さんで1985年の『機動戦士Ζガンダム』の「ヘンケン・ベッケナー艦長」で声優デビューして以来30年以上にわたり日本の声優界を支えてきた方でもあります。
小杉十郎太の主な出演作品
「小杉十郎太」さんの代表作は『機甲戦記ドラグナー』(1987〜1988)の好敵手役「マイヨ・プラート」や『剣勇伝説YAIBA』(1993〜1994)の「佐々木小次郎」役、『金田一少年の事件簿』(1997〜2016)の「剣持勇」や「恩田純一」役、アニメ『ドンキーコング』(1999〜2000)の悪役「キングクルール」、『NARUTO -ナルト-』(2003〜)シリーズの「猿飛アスマ」、『戦国無双』(2004〜)シリーズの「織田信長」などがあります。
ワンピースのアーロンに対する世間での評判や人気
最後に『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する「ノコギリのアーロン」がTwitterでどんな評価を受けているかいくつか覗いてみましょう!
こちらの方は「アーロンパーク編」のアーロンvsルフィのやりとりが『ONE PIECE(ワンピース)』のなかでもトップクラスに好きだと仰っています。「ノコギリのアーロン」が突き抜けた悪だったからこそルフィのかっこよさやドラマチックな展開が活きてきたと考察できます。
こちらの方は「タイヨウ海賊団」と「ノコギリのアーロン」の関係性を知ったことで「ノコギリのアーロン」や「アーロンパーク編」の魅力を再確認されています。過去を掘り下げることで伏線が回収されるのも『ONE PIECE』の魅力です。
こちらの方は「ノコギリのアーロン」は大嫌いな悪役だとした上で「ノコギリのアーロン」の過去を知ったことで歪んだ世界の構造や悲しい噛み合わせを感じています。
ワンピースのアーロンは人間を憎む強いキャラだった
『ONE PIECE(ワンピース)』の序盤「アーロンパーク編」の悪役「ノコギリのアーロン」の紹介はいかがでしたか?面白く壮絶な過去を持つ悪役もたくさん登場する『ONE PIECE(ワンピース)』で誰がまた再登場しどんな伏線回収が行われるか今後も目が離せません!
この記事のライター
卯龍
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