【ナルト】ヤマトの強さや正体まとめ!意外な過去や大蛇丸との関係は?
ヤマトとは【ナルト】に登場するキャラクターの一人です。【ナルト】には第2部から登場し、カカシの代わりにカカシ班の隊長として就任しました。班長として慕われる一方、暗い過去の影も引きずっています。今回は【ナルト】の登場人物ヤマトについてご紹介します。
目次
【ナルト】ヤマトとは?
『ナルト』の登場人物ヤマトは第2部から登場します。第七班の班長カカシが任務で疲労し入院したため、カカシの代役として暗部から第7班の班長に選ばれました。ヤマトは木遁忍術を使うことができ、最強忍者の一人と考えられています。最後まで目を離すことのできないヤマトの過去の経歴や能力についてご紹介します。
ヤマトのプロフィール
- 忍者登録番号:010992
- 性別:男性
- 所属:木ノ葉隠れの里
- 階級:上忍
- 使用する技・術:水遁・土遁・木遁
- 身長:178.0cm
- 体重:58.4kg
- 誕生日:8月10日
ヤマトは第2部から登場しますが、当初は不明なことが多く謎の人物でした。しかし、物語が進行していくにつれて、意外な過去が少しずつ明らかになっていきます。
ヤマトの性格
ヤマトの性格を一言で言うと、優しい人ということができます。そのため、周りの雰囲気も和みやすく、同期や部下からの信頼も厚いです。しかし、元暗部出身ということも関係しているのか、怒ったときの顔がとてもこわいと恐れられている面もあります。そのせいもあってか、ナルトからはいつも「隊長」と呼ばれています。
ヤマトと第七班の関係
「ナルト」の登場人物ヤマトは、カカシとの出会いから暗部で活躍するようになります。カカシは、暗部から下忍を引率する担当上忍となり、うずまきナルト・うちはサスケ・春野サクラで第七班を結成しました。その後、サスケは里抜けをして班から抜け、「根」からサイが新たに班員として加わります。また、カカシは任務を遂行中、万華鏡写輪眼を使用し任務を遂行することができなくなったため、第七班の班長代理として、ヤマトが暗部から呼び出されることになりました。
ヤマトが第七班の隊長に選ばれたのには、理由があります。ナルトは体内に九尾を宿した人柱力ですが、まだ制御がうまくできず不安定な状態でした。その九尾の力を暴走させないためには、木遁が必要でした。その木遁をヤマトが使用できたため、カカシの代理に抜擢されました。また、「ヤマト」という名前もこのときに与えられています。
ナルト(NARUTO)の概要
『ナルト』は岸本斉史(きしもとまさし)が「週間少年ジャンプ」に連載した漫画作品です。連載期間は、1999年9月から2014年11月までの約15年に及び、全700話となっています。また、2002年からはアニメも放送されるなど、幅広くメディア展開されています。その人気は日本だけでなく、広く世界に及んでいます。海外においてもアニメの視聴率は高く、検索ランキングでも常に上位に付けるなど、日本の漫画・アニメの中で、最も知られた作品のひとつです。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
『ナルト』の主人公うずまきナルトは、体内に九尾の妖狐を封印された忍者です。ナルトは忍者を目指しアカデミーに通いますが、超がつくほどの問題児でした。しかし、仲間の大切さを知るうちに、下忍として認められていきます。そして、さまざまな任務を経るうちに、忍者としても人としても成長していきます。そして、最後にナルトは七代目火影となりました。
【ナルト】ヤマトの強さ
『ナルト』には、数多くの忍者が登場します。その中でもヤマトは強いと考えられています。それはどこから来るのでしょうか。ここでは、ヤマトの強さの源泉とも言える木遁を中心に考察します。
ヤマトの強さ
ヤマトの強さは木遁忍術にあると言えますが、忍者にとってなにより大切なのは身体能力ではないでしょうか。高い身体能力があってこその忍術です。ヤマトの身体能力がいかほどか、そこから見ていきます。
ヤマトの強さ①高い身体能力
ヤマトは担当上忍を務めています。また、ヤマトが忍者学校を卒業したのは6歳です。サスケは12歳で卒業していますが、だいたいこの年齢が標準と言われています。それから考えると驚異的な速さです。最もカカシは5歳で卒業していますが、いずれにしても、ヤマトの身体能力の高さがうかがえます。また、後述の大蛇丸の実験に耐えうることができたのも身体能力の高さが一因とも考えられています。
ヤマトの強さ②木遁が強い
木遁は、血継限界の一種です。血継限界とは、遺伝によって家計に伝えられる術です。その中で、木遁は水遁と土遁という2つの性質変化を組み合わせて木の性質変化を発生させていますが、陽遁の亜種でもあり、さらに「大筒木アシュラのチャクラ」も必要としています。そういった点からも、血継限界の上位である血継淘汰に近いとも言えます。
木遁忍術を使うと、分身体を作ったり、建造物を作ったりすることができます。それ以外にも攻守多彩で、さまざまな使用方法があります。また、木遁は水遁と土遁を組み合わせているので、水遁と土遁も使用できるということになります。ヤマトは、木遁忍術を制限なしに使うことができます。たしかに、初代火影の柱間に比べると劣りますが、それでも十二分に強いです。
木遁を使用できるキャラは少ない?
木遁は血継限界のひとつですが、初代火影千手柱間以前の先天的な使用者がいないため、柱間固有の術と考えられます。そして、柱間以外に先天的に使用できるのは、大筒木カグヤとその孫の大筒木アシュラの2名だけです。あとは、柱間細胞の移植実験に唯一成功したヤマトを除けば、うちはマダラ・うちはオビト・ゼツ・志村ダンゾウなど、数えるほどしかいません。しかも、柱間細胞に適合しているヤマトが木遁を完全に制御しているのに対し、残りの者たちは、限定的にしか使用できなかったり、木遁が暴走したりしています。
【ナルト】ヤマトの正体や過去・大蛇丸との関係
木遁忍術は血継限界であるのにもかかわらず、なぜヤマトは木遁忍術を使えるのでしょうか。それには、ヤマトの過去が大きく関わっています。また、最後はどうなるのでしょうか。ここでは、ヤマトの壮絶な過去や最後について見ていきます。
ヤマトは大蛇丸の実験台だった
大蛇丸は、初代火影の千手柱間の細胞を移植するという禁断の実験を行っていました。その実験のために大蛇丸は60人の子供を実験体に選びましたが、その中の一人がヤマトだったのです。残念なことに、ヤマト以外の59人は拒絶反応を起こして死亡しています。ただ一人ヤマトだけは柱間細胞と適合したため、生き残りました。しかし、大蛇丸は実験結果を見る前に里から逃亡したため、生存者がいるとは思っていませんでした。
ヤマトは志村ダンゾウに拾われた?
大蛇丸の実験で生き残ったヤマトは、志村ダンゾウに拾われます。ダンゾウは、ヤマトを「キリエ」と名付けました。志村ダンゾウは、暗部養成部門の「根」の創設者であり、リーダーでした。そこで、ヤマトも「根」に所属し、忍者としての任務をこなすようになります。
ヤマトとカカシは昔から顔見知りだった
ヤマト(当時はまだキリエと名乗っていましたが)は、任務を通じてカカシと出会います。そのころカカシは、四代目火影みなとの名で暗部(暗殺戦術特殊部隊)での任務に就いていました。この出会いをきっかけに、ヤマトも暗部へと移動しました。移動後は「テンゾウ」というコードネームが与えられ、カカシの部下として任務に就きました。
ヤマトは最後死亡した?
ヤマトの最後はどうなったのでしょうか。結論から先に言うと、最後までヤマトは死んでいません。ヤマトの能力は高いものがありますが、その能力のためにゼツに連れ去られ、木遁の能力をゼツの強化に使われてしまいます。そのため、第四次忍界大戦には参加することができませんでした。 大戦後は、7代目火影を継いだカカシにより大蛇丸のアジトの監視を命じられています。また、第8代火影となったナルトが大蛇丸のアジトを訪れた際には、「ヤマト隊長」と呼びかけているシーンもありました。
【ナルト】ヤマトの声優
『ナルト』のヤマト役の声優さんは、声優だけでなく、俳優・ラジオのパーソナリティーなど、幅広く活躍しています。ここでは、アニメ『ナルト』のヤマトを演じた声優さんをご紹介します。
ヤマトの声優は「小山力也」
『ナルト』のヤマトを演じた声優さんは小山力也さんです。立命館大学法学部に入学したときに 劇団立命芸術劇場の舞台に触れ、演劇の世界に入っていきます。大学卒業後、上京し、桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇専攻に入学。その後、劇団俳優座に所属し、『仮面ライダーBLACK RX』で俳優デビューしています。声優デビューは『ER』で、当初は吹き替えを中心にしていました。現在は、アニメ・ゲームを中心に、ラジオ番組でも活躍しています。
小山力也のプロフィール
- 出身地:京都府京都市
- 生年月日:1963年12月18日
- 身長:174cm
- 血液型:O型
- 事務所:劇団俳優座
- 趣味・特技:空手・水泳
小山力也さんは、ナイーブな青年からしぶい中年男性まで演技の幅は広いです。また、ラジオやイベントなどではトークが脱線することもあり、視聴者や観客を大いに沸かせています。そんなところも人気の一因なのかもしれません。
小山力也の主な出演作品
小山力也さんは人気と実力を兼ね備えているので、主なアニメ・ゲーム出演作品を数え上げても、『うたわれるもの』の主人公「ハクオロ」、『名探偵コナン』の「毛利小五郎」(2代目)、『FATE/ZERO』の「衛宮切嗣」、『文豪ストレイドッグズ』の「福沢諭吉」など、枚挙にいとまがありません。
また、吹き替えも、声優デビュー作の『ER』の「ダグラス・ロス」を演じたジョージ・クルーニーはほぼ専属で吹き替えを行っています。また、『24-TWENTY FOUR-』の主人公「ジャック・バウアー」役のキーファー・サザーランドも小山力也さんが吹き替えをしています。声優の仕事が増えてくると、俳優の仕事は減っていますが、2020年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で「酒井忠績(さかいただしげ)」役で出演しています。
【ナルト】ヤマトに対する世間での評判や人気
ここまでヤマトの実力や過去などを探ってきましたが、ヤマトは世間にどう受け入れられているでしょうか。いくつか見ていきましょう。
『ナルト』には数多くの忍者が登場します。その中で、一体誰が最強なのでしょうか。さまざまな視点から自分なりのランキングを作って楽しんでいるファンも多いですが、やはり一押しのキャラクターが最強です。
ヤマト隊長に対する胸がキュンキュンするコメントです。ヤマトは男気100%の男ではありません。可愛らしさも兼ね備えています。そんなところにファンも魅了されるのではないでしょうか。
誰でも自分の推しのキャラクターの場面は、ゆっくり時間をかけて味わいたいものです。ヤマト隊長の場合も例外ではありません。まして、辛い場面が後にあるとなればなおさらです。そんなヤマトへの愛が感じられるコメントです。
【ナルト】ヤマトは大蛇丸の実験台だった過去があった
今回は、『ナルト』に登場するヤマトについて、能力や過去、最後はどうなったのかなど、考察を進めてきました。『ナルト』は登場人物も多く、読む人それぞれに好きなキャラやエピソードがあります。その中でも、ヤマトは人気のあるキャラクターの一人です。ヤマトに注目して再読してみてはいかがでしょうか。新たなヤマトの魅力に気付くこともあるかもしれません。
この記事のライター
makkun402
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