【ナルト】三尾・磯撫(いそぶ)の強さや能力まとめ!人柱力のやぐらの人物像も紹介
『NARUTO -ナルト-』の三尾・磯撫は作中では早めに登場した尾獣ですが、強さや能力が詳しく描かれたのはアニメなどの原作漫画以外の作品でした。そんな『ナルト』の三尾について描かれた強さや能力、人柱力であるやぐらの人物像をまとめていきます。
目次
【ナルト】三尾・磯撫とは?
『NARUTO -ナルト-』に登場した尾獣の1体である三尾は磯撫という名前であり、初登場時はそれほど活躍を見せませんでしたが、後にその強さや能力が判明しました。そんな三尾の詳細を見ていく前にまずは基本的な部分を紹介します。
三尾の名前は磯撫(いそぶ)
『NARUTO -ナルト-』の三尾・磯撫は、亀のような見た目と全身がゴツゴツとした装甲に覆われた尾獣です。初登場は飛段・角都篇で、新たに暁へ加入したトビとコンビを組んだデイダラが尾獣回収のために対峙し、そのまま捕獲されてしまうというものでした。性格は大柄な見た目と違って子供っぽさがあり、一人称はボクです。
ナルト(NARUTO)の概要
『NARUTO -ナルト-』は『週刊少年ジャンプ』に連載されていた岸本斉史の少年漫画です。大国が忍を持っている世界で落ちこぼれだった主人公が仲間や敵との出会いから成長していく姿を描いていきます。原作漫画以外にもアニメや映画など様々なメディアミックスがあり、忍者をモチーフにした作品であることから日本のみならず海外でも絶大な人気を誇っています。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
火の国に住むうずまきナルトは赤ん坊の頃に強大な力を持った九尾の妖狐を体内に封印され、そのことから里全体から疎まれる存在になっていました。そんなナルトは忍者学校でも落ちこぼれでしたが、里の者を見返すため、長である火影を目指していました。そして、とある事件をきっかけにナルトは下忍となり、同年代の忍者や理解ある大人と出会いながら成長し始めます。
【ナルト】三尾・磯撫の強さや能力
『NARUTO -ナルト-』の三尾・磯撫は飛段・角都篇ではデイダラとトビにあっさりと捕獲されてしまいましたが、アニメの『三尾出現の章』や『イタチ真伝』を始めとしたメディアミックスで強さや能力が判明しています。そんな三尾・磯撫の強さや能力について見ていきましょう。
強さや能力①機動力
『ナルト』で三尾・磯撫が初登場した際は水上に出現しており、素早い動きで相手を追跡していました。また、陸上ではタイヤのように自身を回転させることで移動していることから、全体的な機動力は高いと言えます。
強さや能力②尾獣玉
『ナルト』の三尾・磯撫は他の尾獣達と同様に尾獣玉を使用しており、その尾獣玉には水分やその性質を含んだものになっていました。他の尾獣と比べると水生生物らしい見た目の能力が付与されています。
強さや能力③珊瑚の生成や時空間移動
『ナルト』の三尾・磯撫は珊瑚を生成する能力もあり、この珊瑚は生命力を有したものになっています。また、普段は別の次元にいる描写があり、そこから時空間移動ができる能力も有しています。ただし、この設定はアニメから出たものであるため、正確な能力であるかは判明していません。
強さや能力④体内で無数の小型の分身を飼っている
『ナルト』の三尾・磯撫は体内に小型の分身を飼っており、侵入してきた者に対して攻撃を仕掛けます。無数に湧く分身は三尾の固有能力なのかはわかりませんが、影分身の術のようにチャクラ量があることが窺えます。
【ナルト】三尾・磯撫の人柱力のやぐらの人物像
『NARUTO -ナルト-』の作中で三尾・磯撫は初登場に野生の尾獣であるかのように出現していましたが、その直前までは宿主となる人柱力が存在していました。そんな三尾の人柱力であるやぐらについて見ていきましょう。
やぐらの人物像
『ナルト』で三尾の人柱力だったのは四代目水影のやぐらです。見た目は子供のようですが、実際の年齢は作中で明かされていません。水影になるだけのしっかりとした人物ですが、原作漫画に登場した際は幻術により洗脳されており、感情の読めない人物になっていました。
やぐらの強さ
『ナルト』のやぐらは原作漫画だと戦闘シーンが描かれていませんが、アニメでは尾獣化した戦闘を見せています。人柱力としては三尾の力を制御できていることや水影として認められていることから忍としてはかなり上位の実力であることが窺えます。ただ、うちはイタチには天照によって撃退されたり、長い間幻術にかけられたりと不利な相手も多くいました。
やぐらは死亡した?
『ナルト』のやぐらは三尾がデイダラとトビに捕獲された時点では死亡していることが明らかになっています。暁による洗脳は一度解除されていますが、その後は里を出て放浪しており、その最中にデイダラとトビと遭遇して、三尾を体内から引き剝がされてしまいます。その反動でやぐらはそのまま死亡してしまったのです。
【ナルト】三尾・磯撫と人柱力のやぐらの声優
アニメ『NARUTO -ナルト-』でも三尾・磯撫とその人柱力であるやぐらが登場しており、それぞれ声優によるボイスが付いています。そんな三尾とやぐらの声優についても見ていきましょう。
磯撫の声優
アニメ『NARUTO -ナルト-』で三尾・磯撫を演じたのは宗矢樹頼さんです。見た目と比べて幼い言葉遣いの三尾の声を高めに演じています。また、宗矢樹頼さんはアニメ内で他にも四尾・孫悟空の人柱力である老紫や一尾・守鶴のかつての人柱力だった分福の声も演じています。
宗矢樹頼のプロフィール
宗矢樹頼さんは長野県出身で1960年生まれの声優です。元々は落語家を目指しており、三遊亭窓矢として活動していましたが廃業しています。その後は声優としての活動を1996年から開始しており、作品のバイプレーヤーとして活躍しています。
宗矢樹頼の主な出演作品
宗矢樹頼さんの主な出演作品としては『ONE PIECE』のモージ、バジル・ホーキンス、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のロジェ・アズナブル、『カーズ2』のフランチェスコ・ベルヌーイ、『きかんしゃトーマス』のスペンサーなどがあります。
やぐらの声優
アニメ『NARUTO -ナルト-』でやぐらを演じたのは入野自由さんです。見た目は子供のようであるため、ボイスについても少年らしさが残るものになっています。また、入野自由さんはアニメ内で他にも波風ミナトの幼少期や六尾・犀犬の声も演じています。
入野自由のプロフィール
入野自由さんは東京都出身で1988年生まれの声優・俳優・歌手です。幼少期から劇団に入団して俳優としての活動しており、声優としては1995年にデビューを果たしています。その後は話題作への登場をきっかけに出演作品を増やしていき、現在も様々な役で活躍しています。
入野自由の主な出演作品
入野自由さんの主な出演作品としては『千と千尋の神隠し』のハク、『パラッパラッパー』のパラッパ、『キングダム ハーツ』のソラ、『アイシールド21』の小早川瀬那、『ツバサ・クロニクル』の小狼、『機動戦士ガンダム00』の沙慈・クロスロード、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の宿海仁太(じんたん)、『おそ松さん』の松野トド松、『終わりのセラフ』の百夜優一郎などがあります。
【ナルト】三尾以外の尾獣
ここでは『NARUTO -ナルト-』に登場する三尾・磯撫以外の尾獣の名前と人柱力を紹介していきます。また、身体的な特徴や能力についても見ていきます。
一尾
一尾の名前は守鶴(しゅかく)で、人柱力は砂隠れの里の我愛羅です。見た目は巨体の狸であり、その体は砂で形成されています。能力としては風遁を使用する他、砂の体は我愛羅の術と同じく物理防御に優れています。
二尾
二尾の名前は又旅(またたび)で、人柱力は雲隠れの里の二位ユギトです。見た目は化け猫であり、その体は蒼い炎で覆われています。能力としては尾獣玉のような火球を吐いたり、猫科のような俊敏さを持っています。
四尾
四尾の名前は孫悟空(そんごくう)で、人柱力は岩隠れの里の老紫です。見た目は巨体のゴリラであり、筋肉質な肉体になっています。能力としてはその筋肉を活かした物理的な戦闘力の他、老紫が使う血継限界の熔遁忍術を使用しており、これの元となる火と土の性質を持っていることが窺えます。
五尾
五尾の名前は穆王(こくおう)で、人柱力は岩隠れの里のハンです。見た目は頭がイルカ、体は馬や鹿のようになっており、尾獣の中でも明確なモチーフが明かされていない複合的な生き物になっています。能力としては蒸遁と呼ばれる固有の術を持ち、蒸気の爆発によるパワーで突進力を高めています。
六尾
六尾の名前は犀犬(さいけん)で、元雲隠れの里出身のウタカタです。見た目は白いナメクジですが、四肢が付いており、直立もできます。能力としては酸性・腐食性のあるガスや粘液を持っています。
七尾
七尾の名前は重明(ちょうめい)で、人柱力は滝隠れの里のフウです。見た目は小さい頃は緑色の芋虫ですが、成長後は甲冑のような装甲を持つカブトムシになっています。能力としては6枚の羽根による飛行ができます。
八尾
八尾の名前は牛鬼(ぎゅうき)で、人柱力は雲隠れの里のキラービーです。見た目は頭が牛、尻尾が蛸の脚のようになっています。能力としては尻尾を振り回すことで起こす暴風や尾獣玉に雷遁を込める、封印効果のあるチャクラが蛸墨などがあります。体の丈夫さや柔らかい尻尾による受け流しなど、防御力も持っています。
九尾
九尾の名前は喇嘛(くらま)で、人柱力は木ノ葉隠れの里のうずまきナルトです。見た目は狐ですが、体全体は人間に近い造りになっています。能力としては固有の能力は明らかになっていませんが、他の尾獣以上の威力を持つ尾獣玉を作り出せるなど、全体的なスペックの高さが窺えます。
十尾
十尾は強大なチャクラを持った自然エネルギーそのもので、世界を創造した存在と言われています。他の尾獣達は元々1体の十尾として存在していましたが、人柱力となった六道仙人が9つの存在に分けたことから生まれました。その正体は「神樹」と呼ばれる大きな樹であり、第四次忍界大戦に出てきた白く巨大な化物は神樹が大筒木カグヤと融合した姿でした。
【ナルト】三尾・磯撫に対する世間での評判や人気
ここでは『NARUTO -ナルト-』の三尾・磯撫について世間での評判や人気を紹介していきます。原作漫画では九尾や一尾に続いて登場した尾獣ですが、アニメ等で掘り下げがあるまではファンの間でも難しい存在だったようです。
『ナルト』の三尾・磯撫について、可愛いという感想を抱く人が多々見られました。これは尾獣達の小さい頃が描かれたところもありますが、三尾・磯撫の場合はゴツイ見た目に対して子供のような口調であることから、そのギャップに可愛さを感じる人がいたようです。
『ナルト』の三尾・磯撫や人柱力のやぐらについて、戦闘シーンが描かれたことに驚く声が見られました。原作漫画だと2人とも大きな活躍はありませんでしたが、アニメでの活躍やゲーム作品でのプレイアブルキャラとしての登場などで、技や動きが明らかになっています。そこから初めてキャラ立ちしたと思う人は少なからずいるようです。
『ナルト』の三尾・磯撫がやぐらから引き剝がされた時系列など細かい部分については把握が難しいと思っている人が複数見られました。三尾・磯撫とやぐら周りのエピソードは原作漫画以外で補完されている部分も多いため、全貌を把握するためには派生作品を含めて読む必要があります。
【ナルト】三尾は強い尾獣だった
『NARUTO -ナルト-』の三尾・磯撫は尾獣の中だと早めの登場でしたが、すぐに暁に捕獲されてしまったため、強さや能力はあまり明かされていませんでした。しかし、アニメを始めとした派生作品で機動力以外の特殊な能力が描かれ、本来はかなりの強さがある尾獣だったことが窺えます。そんな三尾・磯撫や人柱力のやぐらの活躍は原作漫画以外で出てくるのでアニメなどを含めて視聴してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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