【ナルト】大蛇丸の人物像や目的を紹介!過去やその後についても徹底考察
『ナルト』に登場する「大蛇丸」について解説します。大蛇丸の人物像や目的、大蛇丸の過去やみたらしアンコとの関係、大蛇丸の能力や強さについて徹底調査しました。また、アニメ『ナルト』で大蛇丸の声を担当した声優について紹介します。
目次
【ナルト】大蛇丸とは?
『ナルト』に登場する「大蛇丸」は、元木の葉隠れの里の忍です。『ナルト』を語る上では欠かすことのできない重要な敵キャラクターです。里にいた頃はみたらしアンコの師匠であり、犯罪者集団「暁」に所属していたこともあります。大蛇丸は強大な敵でありながら最後まで倒されることなく、続編である『ボルト』にも登場しています。ここでは大蛇丸のプロフィールを紹介していきましょう。
大蛇丸のプロフィール
- 誕生日:大蛇丸
- 誕生日:10月27日
- 血液型:B型
- 身長:172cm
- 体重:57.3kg
- 弟子:みたらしアンコ、うちはサスケ
大蛇丸は白い肌に目の周りの紫の隈取りが蛇をイメージさせる容貌をしています。幼い頃から抜きん出た忍の才を持っており、将来を期待されていました。目的を達成するためには手段を選ばない冷酷さを持た悪役ですが、そのカリスマ性によって手下から支持されています。みたらしアンコとは元師弟の関係にあります。
ナルトの概要
『NARUTO-ナルト-』は、岸本斉史先生作の漫画作品です。忍が忍術や体術などさまざまな技を使い、戦いを繰り広げるバトルアクション漫画です。『週刊少年ジャンプ』で1999年43号から2014年50号まで連載していました。2002年にアニメ化もされており、その後も10年以上続く長寿アニメとなりました。続編の『ボルト』も『週刊少年ジャンプ』で連載しています。
ナルトのあらすじ
『ナルト』は、落ちこぼれの主人公「うずまきナルト」が、火影を目指して仲間と共に試練を乗り越え、成長していく物語となっています。赤子の頃に身体に九尾を封印されたナルトは、孤独な日々を送りながらも忍者になることを目指してアカデミーに通っていました。無事に下忍になったナルトは「うちはサスケ」や「春野サクラ」ら仲間と共に、多くの試練を経験しながらその才能を開花させていきます。
【ナルト】大蛇丸の人物像や目的
『ナルト』の大蛇丸は、情け容赦なく残酷な行為を行い、禁忌を犯すことも厭わない悪党です。しかしかつては忍術の天才と言われており、「みたらしアンコ」の師匠でもありました。ここでは大蛇丸の人物像や、目的などを紹介していきましょう。
大蛇丸の性格
大蛇丸は目的を達成するためにはどんな残酷な行為でも行う冷徹な性格をしています。プライドも高いですが、その反面ストイックな面があり、卑怯な手段は選びませんでした。また、過去には冷酷非道な行為を平気で行っていた大蛇丸ですが、『ナルト』のその後の物語を描いた『ボルト』に登場した際には丸くなっています。
大蛇丸の性別
大蛇丸は女性のような口調で喋りますが、性別は男性です。しかし、大蛇丸は転生体として男女構わず他人の身体を利用して転生していました。そのため、大蛇丸の性別については疑問の声が上がることがありますが、もともとの性別は男性であることから男性だとされています。
大蛇丸の目的
『ナルト』の大蛇丸が残酷な人体実験を続けている目的として、「全ての術を手に入れたい」という目的が挙げられます。過去に木の葉隠れの里にいた時から、大蛇丸は禁術の開発を目的とした人体実験を行なっていました。不老不死の研究を行っている目的も、全ての術を手にするという野望を叶えるためには時間がかかると考えたためです。
大蛇丸が作った音の五人衆とは?
暁を去った後、大蛇丸は音隠れの里を創設しています。音の五人衆とは、大蛇丸が呪印を授けた5人組です。呪印とは強制的に力を引き出す呪いのことで、大蛇丸は音隠れの里の忍に呪印を授けて自身の護衛にしていました。
大蛇丸とヒルゼンの関係
『ナルト』に登場する三代目火影の猿飛ヒルゼンは、大蛇丸の師です。かつては自来也、綱手と共に師事していました。本編でナルト達の中忍選抜試験の最中に「木の葉崩し」を決行した大蛇丸は、ヒルゼンと対峙し、穢土転生によって初代火影と二代目火影を蘇らせてヒルゼンを追い詰めます。ヒルゼンは自身の魂を生贄にする代わりに初代火影と二代目火影を封印し、大蛇丸は両腕を封印しました。
大蛇丸とサスケの関係
大蛇丸は暁にいた頃にイタチの身体を奪えなかったため、同じ「うちは一族」のサスケのことをつけ狙っていました。サスケに呪印を授けて、自分の元へ来るように仕向けています。しかしその後はサスケのことを事実上の弟子にしており、最終的には自身とは違う道を歩くことになったサスケを見守ることにしました。
大蛇丸とみたらしアンコの関係
「みたらしアンコ」は、ナルト達の中忍試験の際に第二試験試験官を務めていた特別上忍です。大蛇丸とみたらしアンコは師弟関係にあったため、大蛇丸の元弟子ということになります。みたらしアンコは大蛇丸に師事していたため、蛇に由来する術を多数扱います。みたらしアンコは現在でも大蛇丸を師として慕っているようですが、大蛇丸とみたらしアンコの師弟関係は現在解消されています。なお、アニメオリジナルエピソードではみたらしアンコと大蛇丸の過去が描かれています。
【ナルト】大蛇丸の過去やその後
『ナルト』の大蛇丸は、自身の目的を達成するために非道な人体実験を繰り返す狂気の敵キャラクターです。しかし過去には木の葉隠れの里で暮らしており、その忍としての抜きん出た才能から、将来を嘱望されていました。ここでは、大蛇丸の過去やその後について紹介していきます。
大蛇丸の過去や活躍
大蛇丸は、かつて木の葉隠れの里における数十年来の逸材として将来を期待されていました。しかしだんだんと忍術の研究に没頭するようになり、道を外れていくことになります。ここでは、まずは大蛇丸の過去やその活躍について解説しましょう。
大蛇丸は伝説の三忍の一人だった
『ナルト』に登場する大蛇丸は、自来也、綱手と共に伝説の三忍に数えられていました。大蛇丸、自来也、綱手は三代目火影であるヒルゼンの弟子であり、第三次忍界大戦で活躍したことから伝説の三忍と呼ばれるようになりました。しかし大蛇丸は禁忌を犯したことで里を追放され、三人の関係も因縁めいたものになっています。
大蛇丸は暁のメンバーになる
「暁」とは、抜け忍で結成された犯罪者集団です。大蛇丸は、音隠れの里を創設する前に暁に所属していたという過去があります。当時はサスケの兄であるイタチも暁に所属していたため、イタチの身体を転生体として利用するという目的で大蛇丸も暁に入っていました。しかしイタチの身体を手に入れることに失敗したため、大蛇丸は暁を脱退し、その後はサスケの身体を狙うことになります。
大蛇丸の第一部での活躍
『ナルト』の第一部では、大蛇丸は中忍試験の最中にナルト達の前に姿を現します。サスケの身体を付け狙う大蛇丸は、ナルトとサスケから返り討ちに合うものの、サスケには「天の呪印」、ナルトには「五行封印」を仕掛けることに成功しました。その後、木の葉を壊滅させるためにヒルゼンに挑むも、ヒルゼンに両腕を封印されてしまいます。大蛇丸は綱手に両腕の治療を依頼しますが、交渉は決裂し、自来也も巻き込んだ壮絶な戦いを繰り広げることになります。
大蛇丸の第四次忍界大戦での活躍
第四次忍界大戦の際には、大蛇丸はサスケに復活させられます。当初は戦争に関心がなかった大蛇丸ですが、サスケの行く末に興味を持ち、サスケに協力して歴代の火影を蘇らせます。火影から話を聞きいて真実を知ったサスケは、マダラと戦うことを決意します。大蛇丸も忍連合軍として戦い、結果として勝利を収めることになるのでした。
大蛇丸のその後は?息子がボルトで登場?
大蛇丸は第四次忍界大戦が終結した後も、最後まで倒されることなく物語は終わります。『ナルト』の読者の中には、大蛇丸がその後どうなったのか気になっているという人も多いです。大蛇丸は『ボルト』にも登場しています。ここでは大蛇丸のその後や、続編である『ボルト』での大蛇丸について紹介していきましょう。
大蛇丸はボルトで再登場する
大蛇丸は『ナルト』の続編である『ボルト』にも登場しています。『ボルト』の大蛇丸は第四次忍界大戦から15年が経過しているにも拘らず、以前よりもその姿は若返っていました。このことから、『ボルト』の世界でも大蛇丸は不老不死の研究を続けていると考えられています。
大蛇丸の息子はミツキ?
『ボルト』は『ナルト』の15年後の物語となっているため、ナルト達の子供が登場します。『ボルト』に登場する「ミツキ」は、当時から「大蛇丸の子供ではないか」と囁かれていました。実際にミツキは大蛇丸の子供ということが判明しましたが、女性との間に子供をもうけたのではなく、大蛇丸が自身の細胞を使って作り上げた人造人間です。しかし大蛇丸は親としての愛情を持ってミツキに接しているようです。
【ナルト】大蛇丸の能力や強さ
『ナルト』の大蛇丸は忍術の研究に傾倒しており、才能のすべてを禁術の開発に費やしていました。全ての術を手にするという目的を達成するためには時間が足りないと考えたため、人の身体を使って転生を続けています。ここではさまざまな術を使う大蛇丸の能力やその強さについて紹介していきましょう。
能力や強さ①風遁・大突破
「風遁大突破(ふうとんだいとっぱ)」とは、吹く空気をチャクラによって増大させる術です。チャクラの強さによって威力も変わるため、大蛇丸が発動した際には木をなぎ倒すまでの突風が発生しました。風遁大突破を受けたものは身動きできない状態になります。
能力や強さ②消写顔の術
「消写顔の術(しょうしゃがんのじゅつ)」とは、他人の顔をコピーする術です。相手の顔に手を当てることで相手の顔をコピーし、大蛇丸は自分の顔を自由自在に変化させていました。また、大蛇丸の場合は自身の容貌を保つために、自分の顔に消写顔の術を利用していたと言われています。
能力や強さ③軟の改造
「軟の改造(なんのかいぞう)」とは、特殊な改造によって身体を軟らかくし、身体の中に通るチャクラによって身動きを取る術です。ぐにゃぐにゃと軟体化した身体で攻撃を行う事になるため、相手を戸惑わせることができます。また、全身ではなく身体の一部だけに使用することも可能です。
能力や強さ④五行封印
「五行封印」とは、相手のチャクラのコントロールを阻害する術です。五指に五行のチャクラを込めて相手に打ち付け、術式を刻み込みます。大蛇丸はナルトの身体から九尾の妖狐のチャクラが出ていることに気付き、五行封印によってその力を封じ込めました。
能力や強さ⑤不屍転生の術
「不屍転生の術」とは、大蛇丸が自身の不老不死を可能にするために使用している術です。この世の全ての術を手中に収めるという目的のために大蛇丸が生み出した忍術で、対象者の精神を覚めることのない眠りに落とし、身体を乗っ取ります。暁にいた頃の大蛇丸は、この術を使ってイタチの肉体を乗っ取るつもりでした。
能力や強さ⑥口寄せ・穢土転生
「口寄せ・穢土転生(えどてんせい)」とは、生贄を使って死人を復活させる術です。死者を蘇らせる術であるため、さまざまな忍術のなかでももっとも禁忌の術とされています。穢土転生によって復活した忍は生前に使用していた術を使うことができ、チャクラが枯渇することもありません。また、術者の意のままに操ることができるため、最強の兵器として利用することが可能です。
【ナルト】大蛇丸の声優
テレビアニメの『ナルト』の大蛇丸は、その特徴的なオネエ口調としゃがれた声から、どのような声優が演じているのか気になったという人も多いです。また、アニメの大蛇丸は女性声優が演じていたため、大蛇丸の性別がわからなくなったという人もいます。ここでは、アニメ『ナルト』で大蛇丸を演じている声優を紹介していきましょう。
大蛇丸の声優は「くじら」
アニメ『ナルト』の大蛇丸の声を担当しているのは、声優の「くじら」さんです。独特のしゃがれた声が特徴のベテラン女性声優で、これまでさまざまなキャラクターを演じています。中年の女性キャラだけでなく、おかまキャラを演じることも多いです。くじらさんの代表作としては、『銀魂』の「お登勢」や『おそ松さん』の「松野松代」などがあります。
くじらのプロフィール
- 名前:くじら
- 職業:声優
- 生年月日:1961年4月1日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:81プロデュース
くじらの主な出演作品
くじらさんの主な出演作品としては、『CHAOS;CHILD(百瀬克子)』、『おそ松さん(松代)』、『うどんの国の金色毛鞠(喜岡ふみ)』、『銀魂(お登勢)』、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation(大神さくら)』などがあります。
【ナルト】大蛇丸に対する世間での評判や人気
『ナルト』の大蛇丸は主人公ナルトに対峙する敵キャラクターですが、冷徹でありながらストイックさも併せ持っているため、ファンからの人気も高いです。ここでは最後に、大蛇丸に対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。
『ナルト』のファンの中には、暁時代の大蛇丸が好きという人もいます。暁に所属していた頃の大蛇丸は今よりも若く、服装も格好いいため、女性ファンからの人気も高いです。
「大蛇丸などの敵キャラクターを含めて、『ナルト』のキャラクターには嫌いな人がいない」という声もあります。大蛇丸も目的を達成するために残虐なことを行っていましたが、過去や人物像を知ることで憎み切れなくなっていくようです。
「大蛇丸の性別を女性だと思っていた」という声もありました。アニメの大蛇丸は女性声優が演じているということもあり、アニメでの大蛇丸のことを女性だと勘違いしていた人もいるようです。
【ナルト】大蛇丸は元々「伝説の三忍」の一人だった
『ナルト』に登場する大蛇丸は、伝説の三忍に数えられている忍術の天才です。若い頃からその才能を認められ、将来を嘱望されていましたが、禁術の研究にのめり込み、里を追われることになりました。悪党ではありますが、信念があり、卑怯な手段は取らないことから、憎み切れないキャラクターです。大蛇丸はその後も倒されていないため、今後も外伝や番外編などで登場する可能性があります。これからの大蛇丸の登場にも注目です。
この記事のライター
azu
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